2050年。日本は安定していた………………同時に、停滞していた。
歴史に名を残すような発見や発明や偉業はピタリと無くなり、人々は平均化され、方言すら消えかけている。
現代の教育プログラムは突出した生徒の特長は均し、他より凹んだ部分はそのま
まにする、長所を潰して短所を無視するという人を育てないシステムへと様変わりしていた。意図してそうなったわけではない。いつの間にかこうなっていたのだ。
学徒は教科書をめくり、あまたの革新、革命、改革を行った偉人達を遠くの人のように感じるのみだ。
彼らと同じ人間であるということにも気付かず、感慨なく頭に叩き込むのみであった。
退廃する彼らを見て何かを思う者たちがいた。天国か、地獄か、煉獄か。それともまったく未知の世界か。この世ではないどこかから彼らを眺め、その性格の善悪を問わず一様にこう思い立った。
「このままではダメだ」
その者たちはかつて国を、世界を、常識をあらゆる方法で変えた『偉人』。あるいは人々から忌み嫌われ、死せどなお民衆の記憶にその存在を刻みこんだ『悪人』。
彼らは探求の意思を失くした日本人に憑依し、その行動力と探求心と共に、自身の心の成り立ちから芽生えた『エピソード』と呼ばれる能力を授けた。
彼らに憑かれた者たちは自身に宿った存在を『コヨミ』と呼ぶ。
そして彼らは互いを『コヨミ憑き』と呼び合い、自らに力を与えた存在が共通して与える啓示……「世を変えろ」の声に素直に従う。
大きな暴力を伴って…………
………………注意な………………
なんか一ページごとに区切るタイプの小説投稿サイトでのあれの癖で全部書ききってないのに更新されることが多々起こり得ます。なんか閲覧数稼ぎが目的と思われるのは遺憾ですが、頻繁にチェックをしてくれると嬉しいのだなあ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-21 03:05:21
54358文字
会話率:56%
ルナ・オルト・ファナティアは、前世が勇者と天才女子高生だった!?
セレーネ・サン・ファナティアは、魔王を封印し、世界を救った勇者で、セレーネほどの剣術を持つ者はもう現れないと言われるほどであった。
藤川美月は、頭がよく、周りからは天才だ
と言われるほどであり、将来歴史に名を残すと言われるほどだった。
―――この2人の前世をもつルナ・オルト・ファナティアは、魔術が天才と言われており、まだ12歳でありながらも王宮の魔術師に並ぶほどであった。
この3人には1つの共通点がある。それは―――友達がいないことだった―――
私は必ず友達をつくってみせます!
チート並みの能力を隠して冒険者になって、ついでに世界を救う!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-05 00:00:00
3706文字
会話率:39%
―限界を超えて尚も成長を続ける。それが、限界に達し成長出来なくなったものから見ればまるで“不正行為(チート)”をしているように見えることは想像に固くない。―
魔術師の終端、それは魔術師の多くが経験する成長の限界。初めて魔法を発現した日
から一定の魔力上昇の末至るそれを超えて尚も成長し続ける魔術師は一定の割合で存在する。
しかし、それが常人の終端の魔力量の二倍を超えるほど成長する存在は極めて稀である。そして、常人の終端の三倍の魔力量に至り全魔法分野の知識を修めアークウィザードと呼ばれたものは史上ただ二人。
王国は、これを欲した。欲したが故に設立されたアークウィザードに成りうる可能性を持つ人間を集め魔術の最終教育過程として中央魔術院アークウィザード科が設立され主人公であるディー・クラークもそこに入学することとなった。
しかし、そこで起こった魔蝕と呼ばれる事件は魔術師の正体を顕にし魔術師たちに大きな衝撃を与えた。魔術師とは、神話に描かれる主神の邪悪な弟の欠片を取り込んだ人間たちだったのだ。
幾星霜の時を経てその邪神は復活を遂げた。それは、邪神そのものではなくその欠片の一つから培養され水増しされたような存在だった。それは、自らを破壊の遺子と名乗る。
破壊の遺子は全世界に散らばる自分のかけらを、魔術師の魔力の源を奪ってしまう。
それでも、ディーは見つけることができた。破壊の遺子の欠片に頼らない魔法の使い方を、慈悲深い主神が遺した人類のための力を。
―さぁ、魔法の全てを今解き明かそう―
破壊の全能たる破壊の遺子との抗争の末にディーは終端の魔術師へ、彼の後にこの世界で魔法の理を発展させることのできない。歴史に名を残す最後の魔術師となる。
続きを読みたいと思われる方は是非お声をかけてください。その際はできる限りの更新をお約束します。
また、別作品も同様とし、声をかけて下さる限り全力で更新に向けて努力を行います。
それまでの間、更新を一旦取りやめとします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-16 00:02:46
15241文字
会話率:45%
ここ中ッ谷高等学校はこの日本において初めて異種交流を目的として作られた歴史に名を残す高校。
この高校を舞台に様々なモー娘達の恋愛が幕を開けます。
あるところにいた九尾は一人銛に森閉じ籠っていたが、日本の改正により初めての高校生活を送り過去
のしがらみを克服する。
あるところにいた人魚は一生を海のなかで過ごすのであろうと思っていたなか、一人の少年によって生き方を変え。
この世界に生まれたハーフのラミアはクラスメイトの男の子の心を掴むために奮闘します。
あなたはどの物語から世界に入りますか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-20 23:03:04
1352文字
会話率:34%
俺の名前は国崎 慎吾 歴史に名を残す大犯罪者……ではない!!?
冤罪からの死刑を華麗に決めた俺は気づいたら悪霊になっていた!?
しかも陰陽師やら魔術師やらがやってきて……!?
誰か俺を成仏させてくれぇー!?
最終更新:2017-02-09 07:50:24
1677文字
会話率:14%
「俺、やっぱ日本好きだわ」
「私も!ねえ、私たちのことを神様に伝えてくれてる人たちの話聞いたことある?」
「なんだよ、妖怪か何かの話か?」
「ちがうよ!その人たちはちゃんと見た目も中身も人間なの!でも不老不死なんだって。」
「不老不死?あほ
くさ。」
「もう!でね、その人たちが私たちのことをちゃんと見てくれてるから、神様は応えてくれたり、くれなかったりするんだって。」
「ようはそいつらにバレないようにしてればいいんだな?」
「そういうことじゃないってば!でも各地を転々としててどこにいるかわかんないんだってさ。」
「この町にも来たことあるのかもしれないな。」
我が国日本を愛する不老不死たち。彼らは愛してやまない我が国の歴史に名を残すことは決してできない。人間味あふれる不老不死たちの気まぐれに巻き込まれた人間たちの軽快かつ諧謔的な物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 16:50:55
7122文字
会話率:39%
この世界を獲るッ!
この世界 ー パープルブラン ー
では歴史に名を残す英雄がいた。
中でも今世紀の英雄は過去最強である。
そして、世の中の冒険者は皆嘆く。「俺(私)にもあんな才能があれば…!」
才能で左右される時代。これからも変わらないで
あろう風習を変えるものはいないのか。
誰もがそう思っていた。
そして、そこに希望の光となりうる存在が…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-16 20:50:28
457文字
会話率:0%
魔法が使えない特異体質。無いものは仕方が無い、無いなら別な物で補えばいいじゃないか。これは、様々なアイテムを創造する錬金術と先史文明時代に作られた魔導銃を駆使し、歴史に名を残す男の物語である。 ※自分の妄想をファンタジーにしたらどうなるかを
ベースに物語を作っています。初めて文章を書いていますが、モノを書くって難しいですね。拙い文章ですがよろしくお願いします。感想や誤字脱字などのご指摘があればどんどんご連絡下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-30 23:12:12
109007文字
会話率:39%
クリストフ・ロス・ヴェールは転生者である。前世の記憶を持って産まれた彼には不思議な力があった。『自分の思い通りに世界を改変する力』。強すぎる能力を持って産まれた彼は何を思い、何を選ぶのか……
これは歴史に名を残すことになる、引きこもり高校
生だった少年の物語。
これはそんな少年と彼を取り巻く彼女たちとの『ヒヨクレンリ』の物語。
さあ、幕を上げよう。
その脳裏に刻め、大罪の物語──メテオラ!
※この話はルート分岐しています。第一幕から第五幕が共通、新章、真章、神章が個別の展開となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-29 13:56:45
568716文字
会話率:37%
バルディス・レイ・ソートは、代々ドレイファス王国を守護する騎士団を率いてきたレイ・ソート家の長男だ。やがてキール王国の黒騎士として名を馳せることになる彼はまだ18歳。2年前に王宮騎士となったばかりだ。騎士団を率い、ある事件現場に向かっていた
。
物語は1年半前の春の丘から始まる。
バルディスの妹、カロリーナが今回の物語の主人公だ。
剣を握るのが当然の家系にあって、カロリーナは、薬草学に関心を抱き薬師(くすし)を目指していた。この春、ナシエラに出来たばかりの王立研究所の天才医薬師ジョバンニの助手に選ばれていた。ジョバンニは、リジェナチュール(再生術)を得意とする医師で、臨床の場だけでなく研究の場においても、画期的な成果を次々と生み出していた。
ナシエラには同年代の若い研究員が集い、活気にあふれ、カロリーナも充実した日々を送ることになる。
しかし、そのナシエラが、この後、ドレイファス王国の歴史に名を残す事件の舞台となることを、春の丘で言葉をかわす兄妹には想像もできなかった。
(登録ジャンルをSFからファンタジーに変更しました)
(この作品は、SF同人誌「Pfoject;D」に2010年〜連載した作品の転載です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-12 23:23:26
15090文字
会話率:39%
あの慶さんにそんな資格があったとは…
うっかり歴史に名を残すと後の世界で色々言われる典型例。
(前田慶次についてはハッキリした証拠みたいなものは少ない模様)
ブルセラ健全化の後日談というか、怪文書その2
最終更新:2016-04-06 23:33:08
517文字
会話率:10%
転生者だが冒険しない、魔王も倒さない、神殺しなんて以ての外。自分の趣味に一路邁進。
ハーレムもなし、だって女性不信だから。
まったりライフを楽しむ。
ただ最後には歴史に名を残す。本人はそんなつもりは無いけど。
最終更新:2016-02-13 18:28:23
38195文字
会話率:31%
※以下、ネタバレを含みます
国王の病を癒すため、年老いた妖術師の助言を受け、王子たちは竜の鱗を求めて旅立つ。
末の王子が竜を仕留め、鱗を食べた国王の病は癒えるが、竜の呪いが末代に降りかかるのを防ぐため、その子竜たちを育てることとなった
。
うち一匹は王女の飼い竜となるよう定められ、翼の筋を切られて飛べなくなる。竜の面倒を見ていた奴隷の少女は、自らの境遇を竜と重ね合わせて可愛がる。やがて王女の手に渡った竜は、玩具として弄ばれるが、ひょんなことから奴隷がその世話係となり、一人と一匹は互いを慰め合う。
国王の崩御と末の王子への禅譲をきっかけに、他の王子たちが反乱を起こし、平和な日々は終わる。制御されていた兄弟の竜たちが暴走して国は荒廃した。
竜と奴隷は生き別れになり、竜は秘密の地下室に閉じ込められる。竜の飼育費を賄うための増税により蓄積した国民の不安も爆発し、王族は殺され、国は完全に崩壊する。
誰にも見つけられず飢えていた竜は、迷い込んでくる人間を食らって生き延びた。長い年月の後、成長した竜を迎えに来たのは、魔力を身につけ魔女となったあの奴隷だった。一人と一匹は各地を襲う。一匹はその飢えを満たすため、一人は復讐のため。やがて二人は国境を越え、殺戮を続ける。
隣国の国王は竜を倒すことのできる者を探し求めた。
ある純朴な若者は夢のお告げを受け、国を救う英雄としての宿命を帯び旅に出る。途中、謎の老婆から授けられた聖なる剣を手に英雄は竜に立ち向かい、殺すことに成功する。
英雄は魔女を殺そうとするが、情けを掛けて立ち去った。国王は彼に位を譲り、英雄は竜を殺した者として歴史に名を残す。
一方、折れてしまった聖なる剣を拾った魔女は密かに王家に呪いをかけ、復讐のときを待つ。
数百年後、人々が歴史を忘れ去ったとき、英雄の末裔である国王が呪いによって奇病に倒れた。魔女は妖術師として、国王の前に姿を現わす。(冒頭に戻る)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-03 23:11:31
12773文字
会話率:0%
俺の名前はガイ。ナイスガイのガイさ。職業は、トレジャーハンターをしてる。あちこち冒険して、色んなお宝見つけたり、色んな人と出会いがあったりして、ロマン満載さ。絶対歴史に名を残すようなお宝見つけて、モテまくりになってやるぜ!!
世界中
の秘宝、奇跡、新生物の発見などを行い生計を立てるトレジャーハンター。その誇り高い職業とは正反対のキャラであるガイ。果たしてガイの邪な欲望は果たされるのか!?そんな事で本当に大発見など出来るのか!?
ファンタジックな世界で、欲にまみれた少年の冒険活劇が、今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-05 23:46:50
96697文字
会話率:41%
此処はとある一つの魔法世界。
この世界は千年前に一度、終焉を迎えそうになった。
世界の地核に存在する「ヘカテ」という名の魔力。
それを使い、繰り広げた歴史上最大の魔法戦争、通称「虹戦」。
長年に渡って大量に、そして急激に消費されたヘカテは
、終に異変を起こした。
森を枯らせ、海を荒らし、大気を変動させ、着実に生命を死に追いやっていった。
しかし、それは七人の魔法使いによって阻止された。
七人は己の命を代価に、ヘカテの暴走を止め、世界を再生へと導いた。
後に彼らは賢者と呼ばれ、歴史に名を残す英雄となった。
あれから千年後。
魔法の暴走や動植物の変異、幼魔女の奮闘など、世界は再び揺るがされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-17 19:33:52
4418文字
会話率:24%
高坂川高校の生徒達が、人間の守護女神アウグナシオンの手によって、この世界『ハイグラシア』に召喚された。召喚された七百二十人は女神の期待通り、『ハイグラシア』における人間の勢力向上に寄与する。将来の皇帝、大魔導師、大富豪など歴史に名を残す人
物が、何人も含まれていたのだから。だが、その影で名を残すことなく死んでいった人間も数多い。この記録は召喚された生徒の一人である名村隼人改めミロシュ=ハルヴァートに関するものである。 カミル=ダニェク=ブラーハ著『ハイグラシア新歴全書』より抜粋。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-08 20:02:00
398372文字
会話率:24%
ルキウスは、本来ならば歴史に名を残すことない侯爵家の三男に過ぎなかった。しかし、国王ルートヴィッヒによって父と兄を殺されたことによって彼の運命は大きく変化する。ルキウスは、隣国の王女や商人の力を借りて王への反逆を開始する。復讐の果てに逆臣
と呼ばれる彼の戦いを綴る魔法もチートも転生もない、ないないづくしの戦記物。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-24 13:23:55
118866文字
会話率:50%
歴史に名を残す、稀代の悪女ファウステリア。
彼女が死の直前に欲したものは何だったのか。
※残酷要素、および主人公の売春要素あり
※サイコパス系ヒロイン。則天武后を意識しています。
最終更新:2014-11-01 18:00:00
110300文字
会話率:22%
地球で一度死んでハイスペックな身体能力と一見地味だが便利な超能力を持って異世界に転生した主人公が、歴史に名を残す英雄……ではなく、その英雄を影からサポートする『脇役』の道を歩む物語です。この小説はE☆エブリスタでも投稿しています。
E☆エ
ブリスタでは「ばるばどす」という作者名で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-29 14:01:17
23318文字
会話率:40%
父さん母さん、叔父さんにその知り合いの人は皆が皆英雄と呼ばれ歴史に名を残すような人達ばかり。僕らは多分、そんな人達に祝福されて生まれてきた。祝福された英雄の子供は、出来損ないだったけれど。
魔王と勇者の間に生まれ、出来損ないと呼ばれ続けて1
8年。双子のバージルとモニカは自分自身を見つけるために道具屋に弟子入りした。これはそんなかれらの日常。5話更新しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-31 01:59:42
17345文字
会話率:51%