俺は、天才、とある機械メーカーの御曹司、名をリリムと言う。6歳で飛び級してマサチューセッツ工科大学に入学、ある日UFOを見てUFOの飛行原理や、ワープ航法、果ては時間旅行を発明してしまう。開発した恒星間飛行可能な宇宙船を付近の恒星系に送り
込み、調査した。すると高文明星らしき電波を発する1万光年先の惑星を発見、秘書のリリーと途中の恒星系で見出したポヨヨン星の大統領ポヨヨンとともにその高文明らしき星系を訪れた。そこに銀河帝国首都星であり高文明を有する惑星トリニオンを見出した。留学可能なので留学することにする。やがてそこで、原子分解と原子・分子再構築やそれが可能な自身をねずみ算式に製造可能な試作ロボット『ピー』等の発明を完成させ、大儲けする。その功により俺は、男爵となり、銀河辺境部の未開のエリアの領有を認められた。
銀河帝国トリニオンの不倶戴天の敵、液体生物ギラーミンが大攻勢をかけて来るも、リリムの発明した新兵器により撃退。極小スパイロボットをギラーミンに送り、調査、その侵攻目的が食料確保だと知る。リリムは『自動調理装置ラスト』を完成させ、ギラーミンの捕虜と面談、その捕虜に自動調理装置ラストで調理した食事を出すと、めちゃくちゃ気に入ってもらえ、その捕虜とともにギラーミン皇国の本拠地に乗り込み、『自動調理装置ラスト』を売る契約をするとともにギラーミンが侵攻目的の食料問題を解決したので、銀河帝国トリニオンとギラーミン皇国の和平を結ぶことに成功する。俺はその功により帝国皇帝、皇国からは名誉伯爵に叙せられた。そして地球はリリーによって平定された。
この天の川銀河に登場した皇帝リリムとトリニオン帝国は、銀河系内の各勢力との対応や、他の銀河との対抗、反物質銀河との対応、我々の所属する大きさ1000億光年からなる第一宇宙球の表面の巨大平面世界の悪魔族との対応、第1宇宙球以外の宇宙との対応をなして行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 12:00:00
61691文字
会話率:46%
大日本帝国海軍の頃より伝わる、海上自衛隊の海軍カレーのお話。
舞台は海上自衛隊横須賀基地所属護衛艦うみゆき(6775トン)の艦内。山島田正宗一等海曹38才は、横須賀基地の様々な艦艇の厨房に入った。防衛大学を出ていない、所謂ノンキャリアの
山島田一等海曹は、横須賀基地の中でも、屈指のプロ炊事隊員であった。
今はよほど良くなったと思うが、炊事隊員は土日も関係なく昭和風に言うと、月月火水木金金という部署で、まともな休みはなかったかもしれない。
ストーリーの展開としては、艦長の森滝一等海佐や、航海長の角杉誠といった防衛大学を出たエリートや、大田真治先任海曹長や部下の若杉仁三等海曹が主なメインキャストである。
後に登場するのが、寺倉美奈子海士長20才で、色気のなかった山島田に恋の風が舞う。後に山島田の猛アタックで、恋人になり年の差など気にせず、結婚を決意する。
肝心の仕事の方は最先任炊事隊員となり、早10年。オリジナルレシピもバッチリ固まり、各隊員にも、山島田のカレーは好評だった。
防衛大臣を筆頭に、統合幕僚監部、海上幕僚監部などがあり、自衛艦隊の元に護衛艦隊、航空集団、潜水艦隊、その他(掃海・情報・新兵器開発)という指揮命令権になっている。尚、横須賀、呉、佐世保、舞鶴、大湊の五大地方隊とその他、分屯基地など少人数の運営は、防衛大臣の直轄部隊であり、自衛艦隊とは別のものとなっている。
腹が減っては戦は出来ぬ。各艦艇にいる炊事隊員は陸海空各自衛隊にいて、それぞれが特色のあるご飯を提供している。
その中で最も食費をかけられている部隊が、ある。潜水艦部隊だ。海上自衛隊の中で最も重要な潜水艦には、毎日ステーキが出るなんて噂もあるくらい、食費がかけられている。
せめて三度の食事くらいはという配慮がある。実際丘の上の舞台の食事と、潜水艦の食費を比べると、年額ベースで数千円異なる(潜水艦乗りの方が高い)というデータもある。
そんな潜水艦乗りも、カレーライスは重要な食事だ。海中をひた行く潜水艦の中では、カレーライスによって、狂いかけた体内時計をリセットする役割がある。
陸海空三自衛隊の中で最も飯が旨いのは海自である。陸上自衛隊も大日本帝国陸軍の時代よりは、飯が旨くなったが、それでも帝国海軍の時代から、飯がおいしいのは海軍だった。
ちなみにこの物語はフィクションである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 09:29:21
100502文字
会話率:37%
リーン山脈の間、クロヴァ盆地。ここにある帝国軍132中継基地からの連絡が途絶えた。現地は現在帝国国内で開発の進んでいる新兵器の実験基地ともなっており、国内でも重要拠点として捉えられている。
本来新兵には任せることができない任務であるが、
現在は三日月湾での58度戦維持作戦に多くの人員が割かれている。そのため、異例ではあるが貴部隊らに出撃要請が下った。繰り返すが、これは訓練ではない。各人、そのことを肝に銘じて作戦に望め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 23:35:28
9969文字
会話率:20%
天界からのエージェント<ヒデキの恨みはらします> でご紹介しましたが、主人公の沖田ツヨシ
は死神の勘違いで天界に連れて行かれたのだが、生きた人間の天界での特別待遇に誘惑されて
あの世で生きる決心をしたのであった。
そして天界からのエージェン
トⅡでは安土桃山時代の滝川一益と柴田勝家を不合理で理不尽な
悪魔から救出するというストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 11:47:10
45019文字
会話率:18%
移民世紀0079
突如起こった異音侯国による宣戦布告
連邦は急ピッチで新兵器を開発し異音侯国との決算に挑む!
ことはない酔っ払いと警備員のドタバタコメディーになるといいな?
最終更新:2020-04-04 23:40:20
2039文字
会話率:25%
おいおいおいおい…
屋敷の奥深く秘蔵された「何か(it)」が表に出された時に悲劇が…(実家解体時の三代に渡る遺贈品を整理した時には「こりゃ悲劇より喜劇だわ」とおもいましたが…) 怨霊憑いた衣装 念の籠められた面 血塗られた過去のある刀剣 幕
末以来の遺恨ある文書 大戦末期に開発途中で放棄された「新兵器」 米軍横流し資料から産まれた「it」… が一堂に介する時 …「大掃除」が始まる…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-05 13:57:18
5779文字
会話率:39%
主人公に横領の罪を被せるため上司の手下の同僚二人に殺され、
また上司と組んだ恋人にも裏切られた主人公の秋乃島孝充、
異世界に転生し甦った元40手前の36歳のオジサン、
若返らせて貰った体と力で日々を楽しむ痛快無双物語、
スローライフしなが
ら金儲け、ブランド戦略、商売繫盛、奴隷解放、
返り討ち、元日本帝国軍人達の活躍、元自衛官や婦人自衛官達の活躍、
パワーアップした自衛隊の数々の武器や新兵器、悪質な領主や国を叩きのめす、
未開発地域を創造魔法で突然の開発、人跡未踏の地で資源開発、
勘違い悪質勇者達を叩きのめす、地球の生れ変りのジェノサイダーを駆逐、
折角生まれ変った異世界で謙虚にやりたい様にやり生きたい様に生きる、
決して正しいとは云えないが弱き者達が住み易い世の中を模索し国創りに励む、
特撮系やアニメ系にアイドル系等も遂次登場させて行く予定です、
戦いはオーバーテクノロジーと魔導科学で無双します、
お話が早く進む様多少端折る所も出て来るとは思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-21 07:02:28
164806文字
会話率:64%
主人公が目を覚ますと、そこは自分の知らない世界で、自分は知らない人間になっていた。
その世界では科学技術の進歩により、電気エネルギーを直接打ち込んだり、金属に纏わせる技術や、それらを応用した新兵器が存在していた。その新兵器を使った戦い方を学
ぶ学校で、まるでラノベの主人公のような少年に成り代わってしまった主人公は、まるでラノベの中盤のような地盤固め済みの環境で、主人公らしく(?)生きていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 23:02:48
3610文字
会話率:52%
太陽系から11光年離れた植民惑星に人の降り立って半世紀、植民者たちは二つに割れて争っていた。限られた生産能力と開発能力のなか、本格開戦に向けて新兵器の開発と量産の努力が続けられる。
腐敗する中央政府を見限った植民者たちの手元には、高性能
な地球製機器はほとんど無かった。地球製機器のコピーを作るのは今はまだ難しく、マイクロプロセッサすらようやくという段階、実質地球の20世紀半ば程度の技術水準で、地球製機器を多く保有し人口も多い敵に勝てるのか。だが開発主任は言う。量産で勝つ、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-24 21:22:07
61937文字
会話率:17%
何かしら高度な文明を誇っていたであろう旧文明が滅んだ後の世界。
その世界でも屈指の技術を誇る大国「帝国」。
帝国軍は旧文明の兵器を発掘したり分解したり、「自分勝手に解釈」してりしてどんどんと新兵器を開発していく。
なまじっか旧文明の理論を吸
収しているのと豊かなため、そして隣国たちに対抗するために新兵器は途轍もないスピードで出来上がっていく。
そんな兵器にも実験は勿論、必要。
そして実験を行うための部隊がいた。
ひょんな縁からその部隊に配属された主人公。
主人公がそこで見た、そんな、とんでも実験部隊の日々をここに描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-24 03:02:04
487文字
会話率:0%
ある日寝ていたら突然昭和天皇になっていた
過去にアメリカ人にいじめられた過去がありアメリカを憎んでいる
ここにアメリカを憎む天皇が生まれた!
最終更新:2019-07-28 05:18:52
1770文字
会話率:92%
八島重工の兵器製造コロニー、通称『戦艦島』は日本国憲法も法律も適用外の宇宙空間にあって、日夜、最新兵器の研究開発がおこなわれている。非人道的ともいえる人体の改造や、命を使い潰すような実験も日常茶飯事。
一方で防衛機密を探り出そうという勢
力も活発に活動していた。
戦艦島の将来を担う人材を育成する八島高校の生徒会により新入生・佐藤玉は飼育委員に任命される。実質的にアルバイトの防諜工作員だ。
委員長はファーストと通称されている女の子。彼女こそ、遺伝子強化体として人間の限界の能力を引き出すことが出来る最初の個体にして、唯一の個体とされていた。
さらには失敗作で廃棄処分と決まった実験動物たちも飼育委員会を影で支える。
最初の任務は秘密裏に潜入した機械化改造体の捕縛もしくは殺害。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-14 06:06:42
154800文字
会話率:35%
正式なタイトルは「日陰の戦士 ―さらば魔法王国―」です。
エイプル王国の王女によって、剣と魔法の世界に突如召喚された地球人、栗須譲二(ジョージ)。
彼は中世レベルの異世界で地球の知識を活かし、様々な改革を成し遂げていく。
その発明は多岐に
及び、電気を作り、機関銃を作り、文化芸術をも大きく推し進めた。
中世末期から近世レベルの世界を、二十世紀初頭レベルにまで押し上げたのである。
ジョージはその功績を認められ、王女と結ばれ王になった。
しかし、二十六年後。
ジョージは暗殺され、それをきっかけに全世界を巻き込んだ大戦争へと発展していく。
機関銃、戦車、毒ガス。
科学を応用した新兵器が投入され、塹壕で繰り広げられる総力戦は、四年にわたって続く事になる。
それは、兵士の命を薪のごとくくべる凄惨なものだった。
戦車によって壊滅した部隊から転属されられた平民の兵士、ビンセント一等兵は、ある日不可解な任務に投入される。
そこで出会ったのはクーデターで城を追われた、譲二の娘にして当代の王女だった。
彼女を守る女騎士見習いとともに、王女を助けるための旅が始まる。
HJ大賞2018応募作品。
カクヨム、ヒロプラ等他サイトにも連載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-08 21:24:56
711447文字
会話率:37%
エイリアンの手に落ちた超軍事大国アメリカ。その世界侵略に対抗すべく各国は対米人類同盟を締結し、ここに第2次世界大戦が勃発した。全く意図していない事態に困惑した「神さま」は事態の収拾に当たろうとするが、神力の影響を受けないエイリアンに対し成す
すべがなかった。なんとか時間を戻すことに成功した神さまはシミュレーションゲーム好きな女子高生に世界の命運を託すのだった(ちょっと投げやり)。
この小説は拙作「世界侵略大戦 アメリカvs人類連合軍」を別の角度から見たものになります。アッチはその世界の中の人目線、コッチは神様(プレイヤー)目線です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 01:00:00
3112文字
会話率:21%
ヤツラは永い年月をかけジックリとこの星を精査し、ヒッソリと侵入し、ユックリと浸透していった…。そして合衆国アメリカは全世界を相手に侵略戦争を開始した。
世界の軍事費そのおよそ半分を自国の軍事予算とする軍事超大国は、すでに謎の異星体の手に
落ちていたのである。
北米大陸を失陥した頃、ようやく事の真相に気づいた人類はここに対米同盟を締結。それによってアメリカvs統一人類連合軍という構図の第2次世界大戦の幕が切って落とされたのだった。
あの兵器とこの兵器が戦場で出会ったら…そんな兵器プロレスなお話です。政治的なアレコレはできるだけ抜きに話は進みます。
兵器その他をはじめ殆どの場合フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を参考にさせていただいてます。物語登場時に“正史”と違っている場合それは意味があってそうしていると思ってください。よろ。
※もちろん純粋に作者が間違っている場合もあります(汁)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-31 01:00:00
2842文字
会話率:12%
星歴1864年。
東の小国、大和帝国は、大陸を牛耳る列強諸国からの侵略に晒され、戦火の中にあった。
圧倒的な兵力差を前に劣勢を強いられる中、帝国は画期的な新兵器を開発する。
人心鎧騎兵。通称ヴァルキュリオスと呼ばれるそれは、絶望的だった戦況
を覆し、既に奪われていた領土さえも奪還せしめ、暗雲を貫く希望の光となる。
しかし、その複雑な操縦システムは、生きた人間の脳を直接搭乗させるという非人道的なもので、世論は賛成派と反対派の真二つに割れることとなる。
帝国政府は、勝利の為に反対派を弾圧し、ついに民間へのヴァルキュリオスへの徴兵を義務化。黒い封筒に包まれた通達書で、一世帯に必ず一名、生贄を求めた。
生まれつき目元から鼻先にかけて爛れた皮膚を持ち、醜女と家族からも、世間からも疎まれて過ごす少女、アトウ・ヒミカ。
世間に絶望し、鬱屈した日々を送る中、盲目の資産家の青年、キリュウ・トウジと出逢い、外見にとらわれることの無い彼の温もりに触れ、淡い恋心を抱くようになる。
紆余曲折を経て彼と結ばれることになった矢先、家元に届いた一通の黒い封筒。
親兄弟に売られる形で兵に出されたヒミカは、人の体を失い、ヴァルキュリオスへと搭乗する。
愛する男と、憎きそれ以外全ての人々の命を背に、戦場へと赴く。その機能が、停止するその日まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 03:00:13
1739文字
会話率:0%
全宇宙を守備範囲にもつ腕利き秘密調査官のアヤメとモミジは、ある日、宇宙の脅威に気付いて、テレジア軍に報告しました。テレジア軍から、対応するように指示された陽御あ渚に連絡をとり、一個連隊率いて地球に向かいました。今まで遭遇した事のないタイプの
敵だった為に、愛子とフジコが中心になり、敵と戦っていました。そんな中、アヤメより敵の星発見などの報告がテレジア軍にあり、フジコ達はその情報をもとに、敵の基地を捜しました。その後、敵の基地を発見して、壊滅させました。敵本隊との決戦もテレジア星も協力して戦っていると、フジコ達はアヤメが生きている事に気付いて、一緒に戦っていました。そんな中、敵は新兵器を開発した事が判明し、フジコと愛子は、その調査に敵本部に向かいました。フジコとアヤメの絶妙なチームワークで敵新兵器の事を解明しました。その後も敵は各種方法で攻撃していました。やがてアヤメ達だけでは対応が困難になってきて、テレジア軍に応援を依頼して対応していました。やがてテレジア軍から意外な人物が応援にきました。やがて、この戦いが終結した時に、愛子がアヤメの技量を暴露して、全員驚いていました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-07 09:03:41
48858文字
会話率:0%
15年前、関東の丹沢山中に異星人の宇宙船が墜落。その中より1人の地球人の生存者を救出するとともに、侵略性の異星人の存在を知る。
そして現在、異星人侵略に備えて新設された組織、GDSに保護観察される記憶喪失の青年がいた。
異星人の船より救出さ
れた、涼介。
GDS監視の元、彼を狙ってパウォルと呼称される異星人が攻撃を開始。GDSも新兵器をもって防衛戦に出る。
パウォルは寄生性の宇宙人と判明し、侵略してきているのは寄生された地球人だとも判明。
涼介も寄生されていた。しかし、地球人の前に滅ぼされたウォルフ星人の魂により、洗脳されることなく、そして対パウォル最大の奥の手と成り得ていた。
地球全土に侵攻したパウォル。
機能しなくなった世界防衛機関を諦め、パウォル本体のある月へ起死回生の攻撃に出ることに。
涼介の犠牲により、パウォルを全滅。
地球は侵略を免れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 09:24:20
112036文字
会話率:47%
世界規模の戦争が終結してから100年の時が経った。
戦争の傷も癒え、先の戦いで教訓を得た各国は軍備拡張を掲げて兵器開発に力を入れた。
戦勝国の1つであるルカルド連邦は全く新しい装甲 鋼鎧装甲《アダマンタイト》の開発・量産に成功。
この
鋼鎧装甲は従来の装甲と違い、電力が供給されることで遥かに高い防御力を得ることができ、従来の火器では太刀打ちできなかった。
これに対し、敗戦国であったサンラクト共和国は戦時当初より高い水準にあった技術力を用いて、電磁投射砲《レールガン》の開発・量産に成功し、その性能は鋼鎧装甲に対して低くはない貫徹力を示した。
これにより軍事力の拮抗した両国は対立を強め、一時は一触即発の状態となった。
しかし、両国と国交があった東国イザナギが仲介を努め、和解・協力を約束した。
この時技術までも交換され、新兵器 鋼鎧甲冑《アーマタイト》が完成した。
鋼鎧装甲の甲冑に身を包み、電磁投射砲を携えたこの兵器で各国の軍部は鋼鎧甲冑科を編成し、軍事力を増大させた。
この兵科に歩兵科は合併され主戦力として重視されるようになった。
各国は鋼鎧甲冑科の兵士の養成を競い、軍学校の配備に力を入れた。
これはサンラクト共和国の英雄の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-20 17:12:07
17447文字
会話率:38%
10年間続く異星人「ファウスト」と人類の戦い
この戦いに終止符を打つために人類は新兵器「クロスアームズ」を作り出した。
主人公 黒岩 翔太郎はクロスアームズの一つ「アージェント」を使い人類を救うため戦い続ける。
最終更新:2019-04-14 20:52:40
560文字
会話率:6%
この世界には、単純かつ明快なルールがある。
――強い者が勝つ。
それは一重に、「力」の強大さがすべてに直結していると言っているわけではない。
例えば、劣った体格から生まれた圧倒的な知性。
例えば、臆病さゆえの進化。
そう、ここでいう「
強い者」とは。
――ほかの誰もが持ちえなかった力を持つ者のことだ。
そう、考えるものは誰もいなかった。当然だ。彼らは「何か」を第一に考えるようにプログラミングされていたのだから。
あくまでも、「いた」だけだ。
彼らは「進化」する兵器。
その速度や方向に多少の違いがあれど、彼らは彼ら自身の力で弱点を克服し、自身の力を高める。
その兵器の名は、《パンドラ》と《ギア》。
ナノマシンを用いた長時間の作戦行動が可能である新兵器である。
さて、この物語には四人の主人公がいる。
一人目の主人公の名は、《アヴァランチ》。
彼の力は、「進化」。
ただ進化するのではなく、圧倒的な速度で生み出すことができる。
二人目の名は、《マスター》。
彼女の力は、「統制」。
彼女の武装は変わることがない。しかし彼女は、ナノマシンを用いた兵器すべてを強制的に破壊できる。
三人目の名は、《ハデス》。
彼の力は、「死と復活」。
ナノマシンを用いた兵器を自身の体に取り込み、自身の兵装として使用することができる力だ。
四人目の名は、《オリジン》。
彼女の力は、「原点」。
そう、すべての《ギア》の力を使うことができる。
さて、彼らの物語を始めよう。
他でもない、「彼ら」の。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-06 08:00:00
40994文字
会話率:17%