骸骨娘と揶揄され、家で酷い扱いを受けていたマリーヌは、国王の正妃として嫁いだ。だが結婚後、国王に愛されることなく、ここでも幽閉に近い扱いを受ける。側妃はマリーヌの義姉で、公式行事も側妃が請け負っている。マリーヌに与えられた最後の役割は、海の
神への生贄だった。
本作は、柴野いずみ様主催の『ざまぁ企画』参加作品です。
※企画の決まりに則り、本作は異世界恋愛のジャンルに投稿いたしますが、恋愛成分は薄めです。
※ざまあシーンがメインです。おそらく筆者の他の作品よりも、残酷な描写が多目です。苦手な方はそっとバックしていただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 23:00:00
9973文字
会話率:18%
この世界には、神の祝福と呼ばれる魔法が存在していた
炎、水、地、雷、風、光、闇 この7属性が存在している
魔法は一人につき1属性しか扱えない
何故なら魔法は魂に刻まれて扱えるものだからだ
だがその不可能を可能にした人が一
人
そのものを皆みなこう呼ぶ
全知全能の魔女 ミネルウァ
そんな全知全能の魔女 ミネルウァが働く場所は、なんと王宮
もう人には関わりたく無かったのに、どうして...どうして私に関わろうとするんですかぁーーーーー!!!!
これは、人を愛し、愛されることを知らない孤独の魔女が人を愛し、愛されることを知るまでのお話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 13:49:57
253文字
会話率:0%
この世は地獄である。
そこには混沌と無秩序と不条理ばかりが軒を並べ、そこにポンっと放り込まされた我々には一銭の価値も心の準備も持たされてはいない。
我々はただ生まれ、捕食し、捕食され、運が良ければ年を取り、更に運が良ければ病に掛か
り死ぬ。
なので本来、我々のような生命が生き残り生き延びるためには、これらを悲しんだり嘆いたりしてしまうような感情は、百害あって一利すらなかった。
が、しかし、それでも我々は意識を持ち、喜び、怒り、哀しみ、楽しむことを選んだ。
他を知り、愛し、愛されること、他の喪失に心を痛め、抉られること、を我々は選んだ。
――地獄であった。
なので我々は、“祈り”を覚えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 07:00:00
2323文字
会話率:0%
茶色の髪、茶色の目が普通の世界で、リンファスは白い髪の毛、紫の瞳で生まれた所為で悪魔の子と呼ばれ、村で虐げられていた。
そこへ王都からの遣いが来る。曰く、リンファスは女神に寄進するための愛の花を咲かせる『花乙女』で、国が保護するのだと。
育
ててもらった父親に恩返しができていなかったリンファスは、手切れ金の代わりに王都へ行くことを決意する。
召し上げられた王都で様々な人と関わり合いながら、自身の感情を育てるリンファス。
リンファスに花は咲き、愛されることが出来るのかーーーー!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 22:00:00
166954文字
会話率:29%
前世は名前すらもわからない少年333番はとある日に過労死によって人生を終える。
「次の人生くらいは楽に生きたい」
と思っていたら、俺はまた人間として生まれていた。
初めはまた人間であることに絶望するが、母さんに愛されることで人の素晴らし
さを知る。
しかし、3歳の頃に母親をとある事件により亡くしてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 07:00:00
59084文字
会話率:45%
「好きなの。…でも、付き合えない。」
誰も愛せなかった少女、愛されることを恐れる教師。
ふたりは出会い、絵を描くことを通して繋がっていく。そして知る、"真の美しさ"。
季節を超えて、ふたりの出会いはある結末を迎える。
こ
れは、そんな愛と執着の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 19:33:34
22411文字
会話率:38%
自主企画「片想い男子企画」参加作です。
〝何度生まれ変わっても、俺の恋は実らない〟
加瀬湊斗は、モテる大学二回生。きれいな顔に洗練された服装、何より人あしらいがうまいため、男女問わずモテるのだ。
だが、はなから恋は諦めている。
それは、呪われているから。
前々々々々々々々々々々世くらいに火遊びをした相手が魔女で、その魔女に「何度生まれ変わっても、お前が最愛の相手に愛されることはない」という呪いをかけられたのだ。
その言葉の通り、湊斗は何度生まれ変わっても、いつだって恋は成就しない。
それはおそらく今世でも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 17:31:48
7893文字
会話率:25%
ある夜、暗殺者に殺されて一年前に死に戻ったミーシェレータ。二度の死に戻りを経て分かったのは、その暗殺者を自分に惚れさせないと抜け出せないということ!?どこの誰とも知れない、自分を殺しに来た暗殺者を惚れさせるなんて、そんなの無理ですっ!!何度
も失敗し、殺されるミーシェレータだったが、繰り返す内に相手のことを知り、少しずつ仲良くなっていく。一年の間に、感情のない闇の住人に愛を教えられるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 21:00:00
36281文字
会話率:41%
精神科の個人病院、初田ハートクリニック。
うさぎのかぶりものをした医師、初田は変わり者だが腕は確か。
本日クリニックに来たのは、聖詩という女性。
詩の悩みに初田はどう答えるーー
こちらは
初田ハートクリニックの法度 作者:ちはやれいめい
https://ncode.syosetu.com/n6070ic/と、
(偽)新連載!! 幸せになりたい30↑OLのところへオリキャラが突然やってきた!?~夢魔くんとウタたんの幸せ向上生活 作者:唄詠い様
https://ncode.syosetu.com/n2894hj/
のコラボスピンオフです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 21:45:51
2411文字
会話率:47%
ある日、私は思い出作りを言い訳に、ずっと好きだった人に告白した。
けれど、告白をした相手は、今までほとんど登校していなかったはずの、好きな人の双子の兄だった。
そのことを切っ掛けに、なぜか私は、双子の兄にヤンデレ気味に溺愛されることになる。
勘違い告白がもたらす、ハッピーエンド(ただしヤンデレが許せる人に限る)ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 17:47:03
6612文字
会話率:41%
高校二年生の花松瑠都は、ある日深い眠りに誘われて、異世界の国ジーベルグへとトリップしてしまう。
そこで自身が、リメルテーゼと呼ばれる特殊な魔力を持った、リメルという存在だと知らされて――
色付いた「確かな想い」は果たして、望んだ形で花開くの
だろうか。
愛して、愛されること。一人きりで抱いていた夢は、やがて誰かの心にも、そっと――。
天が定めた六人の男性と結婚することになり、戸惑いながらもゆっくり心を繋いでいく、異世界トリップ物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 23:07:06
420302文字
会話率:40%
政略結婚により、伯爵家令息ジェームズと子爵家令嬢レイチェルの婚約が結ばれることになった。
正式な書類を交わす前に、二人の顔合わせの席が設けられる。
顔合わせの席でジェームズがレイチェルに放った言葉が「私はあなたに愛されることはない
」であった。
「愛することはない」ではなく
「愛されることはない」である。
混乱するレイチェルと、真面目な顔のジェームズ。
ジェームズの「愛されることはない」と言った心根とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 19:00:00
1874文字
会話率:59%
アルティナ・アイスフィールドは国を守護する聖女であり、そして、第二王子カイムの婚約者だ。しかし、幼い頃から聖女の修行に励み、休みなく礼儀作法を叩き込まれてきたせいで感情表現が極端に苦手になっていた。笑うことなく、泣くこともない。いつも無表
情。そのせいで『鉄仮面』と揶揄されるように。そんなある日、アルティナは婚約破棄をされてしまう。婚約のカイム曰く、『可愛げがない』とのこと。家に恥をかかせたとアルティナは両親から追放されてしまう。途方に暮れるアルティナを救ったのは、魔族の王……魔王ジークだった。彼はアルティナが不器用なだけで優しい心を持つことを見抜いていた。ジークに溺愛されることで魔界で暮らすようになり、一方、アルティナがいなくなった国は衰退の一途を辿り……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 19:00:00
58246文字
会話率:41%
フィリーネ18歳は、次期侯爵で王宮魔導士のフォルクハルト25歳の元へ嫁ぐが、お飾りの妻であることにストレスを感じ、ある日倒れてしまったことで前世の記憶が戻る。
前世の彼女はフォルクハルトを推すオタク女子だった。
ここがスマホアプリの
世界だと知ったフィリーネは、妻として愛されることは諦めて彼を全力で推そうと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 12:11:04
139707文字
会話率:32%
私は今どうしてこうなっているのか、全く理解が出来ていなかった。
「なぜ?」
そう誰かに問えば、答えてもらえるのだろうか? 私の中ではっきりと答えが出ていた。『否』と。
「カナリア・ディーコン。今、この場で正式な婚約破棄を宣言する。こうなっ
た経緯に思い当たることはないか?」
私には一切そのような覚えがない。覚えはないが、同時に多大な混乱を極めているのは事実だった。
何故なら、今、そうまさに今だ。多くの記憶が頭の中に駆け巡っているからだ。
見たことも聞いたこともない、全く未知の記憶が駆け巡っているから。その未知のものであるはずの記憶を、私自身のものであると感じる状況があるからだった。
卒業パーティの会場で、婚約者から婚約破棄を言い渡されたカナリアは、衆人環視の中精霊王に助けられ、その場を去ることになる。
精霊信仰の強い国で、精霊王が人の前に現れることの意味は大きい。
精霊王に愛されるカナリアは、望まれて精霊の国へ。
そして精霊王から優しく深く愛されることに。
※ 猫の日(2月22日)にちなんで投稿してみました ※
猫の肉球も文字化しておけばよかったな、と少しだけ後悔しつつ甘噛みする猫の前歯が可愛いな、と思う猫バカがお送りします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 11:53:01
11782文字
会話率:34%
例えば、記憶があるころから児童虐待をされている人間の人生はどうなるのだろうか。
明るく元気な生活を過ごすのだうか、暗い人生を送るのだろうか、はたまた、別の結果になるのだろうか。
しかしながら、普通以上の人生を送ることは決し
て簡単なことではないだろう。
例えばと切り出したが、これは例え話ではなく、昔話だ。
そしてこの話は愛されず、愛されることを諦めた姉の話ではなく、諦められず愛を求め続けた妹の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 20:31:36
4134文字
会話率:16%
オルコット辺境伯の後妻として嫁いできたルシャーナが告げられたのは、「君を愛するつもりはない」という言葉。――愛するつもりはない? なぜ自分ばかりが被害者だと思うのかしら?
「つまり、あなたはわたくしを『傷付けてもいい人間』だと判断したとい
うことですわね」
愛されることは望まない。
むしろ本望だと、ルシャーナは早々に気分を切り替えた。
『相容れない者たちと無理に付き合う必要はない』とばかりに、マイペースに自分の道を進んでいくルシャーナ。
そこで出会ったのは、愛らしすぎる天使だった。
(あら、まあ! ここは天国かしら?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 19:12:31
58539文字
会話率:45%
完璧と謳われる姉イザベルから「そんなことも分からないの?」と言われながら育った公爵令嬢イネス。
王太子妃となったイザベルの汚点とならないため完璧な結婚が求められていた彼女は、18歳になったある日、リオネル・オシャロア侯爵との結婚が決定
した。
あくまでも姉の体面を保つための結婚だ。愛されることはないだろう
――――そう思っていたイネスだったが、リオネルはとても情熱的に彼女を愛した。
「俺はイネスを愛している!」
「自慢の妻だ!」
「君は誰よりも可愛い!」
これまで否定され続けていたイネスに訪れた、温かく幸せな結婚生活。
けれど、そんなある日。王太子から呼び出しを受けたリオネルとともにイネスは王宮を訪れる。そこで運悪く遭遇した姉のイザベルから
「まぁ! イネスったらそんなことも分からないの?」
と言われてしまうのだが――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 10:10:35
12703文字
会話率:39%
世界はきまぐれに人の子を愛する。愛された人の子は、人に愛されることはない。
それは祝福か、それとも呪いなのか。あるいは――。
心優しい少年ルークは、ある日人拐いに拐われる。
そこで出会ったのは、あやしの術を使う、世界に愛されたカヤ
ルだった。
世界とはなにか。愛とは何か。ルークが全てを知るまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 22:11:48
44531文字
会話率:47%
俺の名前はハッピーだ。ネコだ。トラネコだ。じつは苦労をしている。強い者には媚びへつらい、弱い者にはいい格好をしようとするからだ。このまんまじゃあ、きっと誰も愛することなく、誰にも愛されることなく、死んでしまうのだろうと思う。
だけど正直、
そんなの、嫌だなぁ……。
※ネタ提供:某日向るきあ様
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 00:03:30
3972文字
会話率:25%