君に、伝えたいことがある。
最終更新:2022-02-14 23:13:52
352文字
会話率:0%
老人は世界広しといえど、もうじき死を迎える人間のなかで、自分が一番幸せだと確信していた。彼の隣には、長年連れ添った妻が同じようにベッドの上で静かに横たわっている。何か伝えたいことがあるらしく、看護師の手を借りて電話を掛けてきた。
最終更新:2022-01-23 20:23:56
1060文字
会話率:82%
ある夏の夜。
夕立のように激しく降り始めた雨の中、助けてくれた騎士は私と同じ年頃の少年だった。
赤みの強い赤銅色の髪に、同じく赤銅色の深く澄んだ瞳。思わず「綺麗」と伝えると、その騎士は照れながら私の瞳を「夜空の色」だと言った。
日々の逢瀬で
次第に距離は縮まり、重ねた手のひらから恥ずかしさが消えない。
伝えたいことはたくさんあるのにままならず、もどかしく夏が過ぎていく。
しかし、ある日の出来事から、騎士は私と距離を置いてしまった。
「近づきすぎた」と言った騎士の真意。
開戦を目前とした隣国との戦争。
薬指にはめられた指輪だけが、唯一の祈りだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 17:32:10
11256文字
会話率:35%
「パーティーが始まる前に皆に伝えたいことがある!
レティシア!俺はお前と婚約破棄し、新たにここにいるダリアと婚約する!
お前はダリアに嫉妬して、彼女の身分が低いことを理由に、さんざんいじめたそうじゃないか!」
ルーカス王子にそう言われ、レ
ティシアは冤罪なのに国外追放される。
前世の記憶を持つレティシアはここが乙女ゲームの世界であるとわかっていた。
そのため驚きはしなかった。
前世からスローライフに憧れていた彼女は隣国の辺境で食事処を営むことに
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 18:00:00
3881文字
会話率:21%
高校生、屋良島睦理(やらしまむつり)は、美少女と名高い清宮さんと二人きりで、理科準備室に閉じ込められた。清宮さんは、なにやら屋良島に伝えたいことがあるようだ。ひょっとしてコクられるのか!? はたして屋良島に幸せは訪れるのだろうか?
※なろ
うラジオ大賞応募作品です。
※以前投稿した作品を、コンテスト用に修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 18:13:04
1000文字
会話率:20%
未来の私から、昔のあなたへ。
今、伝えたいこと。
最終更新:2021-12-08 21:10:58
1658文字
会話率:3%
今日も、三途の川の渡し守エフのもとに、生者とも死者ともつかぬ悲しきワンダラーがやって来た。浅井道隆(あさいみちたか)。50歳。末期の肝臓癌にて死亡。かれには20歳年下の美しい妻がいた。「妻にどうしても伝えたいことがある。妻の夢枕に立ちたい」
と、彼は『夢枕承認願い』の申請をエフに申し出る。彼が三途の川から舞い戻ってまで、最愛の妻に伝えたかったこと、それは? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-08 15:05:48
4567文字
会話率:49%
「あと、二週間しか……ないの」
「そう。二週間しか……ないよ」
真面目系クズ・ゾゾエと、重度の中二病患者・いっちゃん。
平凡なJKとして平和な毎日をのんべんだらりと暮らしていた二人。
嫌な現実からは目を背けて、辛いことからは逃げ回る。
で
もふんわり生きていけたら、それでいい。
そんな二人に、現実の闇は突如として舞い降りる。
世界を蝕む、有機物を死滅させる謎の放射線・KA線。
これを防ぐには巨大な〝砲台〟と――弾丸となる特別な〝人間〟が必要だった。
その弾丸に選ばれたことを告げる召集令状が、いっちゃんの元に届いてしまったのだ。
毎日を先送りし続けて、現実逃避を極めた二人に残された猶予は、あと二週間。
変わらない明日なんて来ない。もうそれほど時間はない。
伝えるべきこと。伝えたいこと。立ち向かわないといけないこと。もう立ち向かえないこと。
これはそんな二人が迷走を続ける最後の二週間が紡ぐ、青春ディストピア。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 20:19:08
112704文字
会話率:33%
僕の伝えたいことはこれだけ
最終更新:2021-11-23 14:29:35
225文字
会話率:0%
秋の思い出の一コマです
最終更新:2021-10-04 09:00:00
380文字
会話率:0%
21歳の麻木(あさぎ)真樹(まき)は、まだデビューして2年目の駆け出しライトノベル作家。本屋さんで働きながら、一人暮らしをしているマンションの部屋でパソコンで執筆する毎日。
そんな彼女には、ずっと彼氏がいない。でも、モテないわけではなく、彼
女自身がすべて断っているのだ。
その理由は、「初恋の相手が忘れられないから」。彼女は中学時代、卒業まで丸二年、ずっと一人の同級生に片想いを続けていたのである。
それでも告白すらできず、卒業とともに音信不通となった彼への想いは、5年経った今もなお真樹の中で〝終わらない初恋〟として燻っていた。
そんな4月のある日、真樹のもとに中学校の同窓会の案内状が届く。それと同時に、真樹の片想いの相手だった岡原(おかはら)将吾(しょうご)から電話がかかってくる。
「俺も出るから、お前も絶対に同窓会に出ろよ。お前に伝えたいことがあるから」と。
彼が自分に伝えたいことって――? 真樹はバイト先の店長に有給休暇をもらい、同窓会に出席することに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 15:04:18
37828文字
会話率:46%
夏ですね。暑くて話すのも少し面倒・・・
最終更新:2021-08-10 20:22:34
639文字
会話率:19%
6年前、13歳の朱都まといは魔法少女として地球侵略集団ガベィジ・サーカスと戦い、勝利を収めていた。そんなまといの心に深く残るのは、ガベィジ・サーカス大幹部・ジョーカーこと塩川流のことである。塩川は怪人組織の中で唯一の人間だった。まといとの戦
いを経て改心した塩川は、異能を使う犯罪者たちを収容する刑務所へと連行されていく。
「戻ってきたら伝えたいことがある」
その一言を残して。
時は流れて現在。19歳になったまといは、時折届く塩川からの手紙を楽しみに、日々を明るく生きていた。
ある日、ふと塩川との思い出の公園に立ち寄ったまといは、服役を終えて戻ってきた塩川と再会する。喜ぶまといだったが、塩川には何やら「大切なパートナー」がいるらしい。自分との約束は忘れてしまったのだろうかと不安になりながらも塩川邸に向かうまとい達。道中、銀行強盗に遭遇する。そこで、塩川の大切なパートナー、坂月士と出会う。まといは坂月と共に塩川邸でお茶をすることになった。大切なパートナーとは恋人ではないと聞き、まといは安堵する。坂月は塩川の刑務所時代の友人で、命を懸けて同じ任務にあたったとのことだった。三人で話すうちに、いつの間にか夕方に。結局伝えたかったことは何か聞けなかったが、また今度聞けばいいとまといは塩川に送ってもらいながら思っていた。そんな時、男友達から話しかけられ、少し話す。まといはそれを見る塩川の瞳が悲しみに満ちていくことには気づかなかった。帰り道、塩川は思い出の公園に行こうと提案する。そこでまといは思い切って伝えたかったことは何かと聞くことにしたのだが……。
元敵×元魔法少女の再会ラブ!
この小説はノベルアッププラスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 18:48:59
12443文字
会話率:54%
喫茶店を営む店長である【彼】と、雨の日だけやって来るお客さんである【彼女】。
なぜか喫茶店には不釣り合いな物――【枕】を持ってきた変な客である彼女。
彼女の出す謎掛けを、彼はあっさりと解いていく。
それでも静寂を愛する彼に彼女は朗らかに語り
かける。
彼女の言葉の中に隠れた嘘に気付き、彼は彼女がこの店に来た目的に思いを巡らせる。
彼女は彼に何か伝えたいことがあるようなのだが――。
ーーーー
雨の日が多いので少しでも気持ちを軽くできるような作品をと思って書いた話です。
ミステリーとは名ばかり、他に選べるジャンルが無かったので『強いて言えば』程度にお考えください。
最終話まで作成済、隔日更新の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 07:00:00
29444文字
会話率:38%
これは主人公が弟を目の前で亡くし、人を救いながらも、自分を救ってくれる人を探す物語。
完全に自己満足小説です。読んでも中身支離滅裂で面白くないかもですがこれは作者自身が世間に伝えたいことを書い物語です。
最終更新:2021-07-01 20:50:22
2171文字
会話率:33%
小説と僕、過去と現在
キーワード:
最終更新:2021-07-01 03:20:21
839文字
会話率:0%
あなたに伝えたいことがあるから、聞いてほしい。
流れる星に3回唱えるほどあなたの事が
(この昨品はカクヨムにも掲載しています。)
最終更新:2021-06-22 19:53:26
284文字
会話率:0%
風邪を引いた皇女様。
普段は口調が厳しい者であったのだが、この日は何故か柔らかい口調となり、本当に伝えたいことを側仕えのディランに伝えようと試みます。
「好きだと伝えたいだけなのに全てが嫌味っぽくなってしまう可愛い皇女様」の続編です。
最終更新:2021-06-20 07:33:39
4423文字
会話率:42%
すべての若い人に伝えたいことと、とある若い人に伝えたいことと、混沌とした気持ちのまま、一日を過ごした。会いたいよというのは、その人会いたいもあるし、若い時代の自分に会いたいもある。
最終更新:2021-06-13 22:29:14
331文字
会話率:0%
俺の部屋に入っていたチラシ。
それは、俺が読めない字? 記号? 模様?
で書かれた、意味不明のものだった。
その伝えたいことは……。
最終更新:2021-06-12 23:54:52
2414文字
会話率:0%