その国では炭鉱や金山、
鉱石を主な財源としていた。
国の成長は、止まらないかの様に思えた。
その国は公害に侵されたのだ
長年掘り続ける炭鉱や金山から流れ出た毒素。
積もり積もったそれは足りない世代を作り出した。
足りない世代
それ
は腕や足が欠損して生まれた子供達をさす。
そしてその世代よりも後は、
皆足りない子供が生まれ続けた。
しかしそれでも炭鉱を掘り進めなければ、
国が無くなってしまう。
人々は働く為に義手や義足を作った。
そしてそれが兵器として使われるようになるまで、
時間はかからなかった。
国の鉱石で作られた頑丈で軽い手足、
戦の主流であった銃や刀は通さず、
鎧は簡単に貫かれた。
国は力で他国を蹂躙し始めた。
そんな国で俺は五体満足で産まれてしまった。
義手や義足を扱えず国の力になれないと、
俺は僅か3歳で大罪人の烙印を押され、
国を追放された。
今や国はナクシの国と恐れられ、
近隣の国は独裁にも近い政治体制を強いられていた。
そんな中捨てられた俺を育ててくれた村は、
ナクシに滅ぼされた。
税を払えないので待って欲しいと、
使者を出した翌日だった。
ナクシは俺を捨てるだけではなく、
全てを奪ったのだ。
其処から4年
俺はレジスタンスに一員となっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-13 18:26:07
1919文字
会話率:39%
コンビニ店員である俺は激怒した。税金の相談に行ったは良いが職員がマニュアル的であり、個々に対応できる応対には思えなかったからだ。そして俺はどうするべきかを考えた。
最終更新:2016-06-30 17:00:00
3002文字
会話率:7%
マヒルは、ソープ嬢でありながら、不快指数を計測する線量計を身に着けている為、生理
的拒絶を瞬時に避けられる抽象精神保持者である。
印度人プログラマーであるドーシャは、その日目を覚まさなかった。
生命(霊性)が停止していたのだ。
なぜならば、
前日寄った精神科で処方された三環形の抗うつ薬、抗不安薬そして睡眠薬に
よって、腐敗開始前肉体保持死者となっていたからだった。
マヒルは、その人間離れした風貌と濃厚なサービスで吉原でも超人気のソープ嬢である。
線量計は、防衛省から貸与されている。そのかわり税金をはらわなくてはならない。
マヒルは、その後、結婚して具象人間となった。
地下にある百貨店の一角―知性相対主義的病院で、マヒルがDNAコンピュータを
プログラミングしていると、生神がマヒルのお供えしたパンチカードを手に、
存在製造メソッドAを唱えた。
するとドーシャが蘇生したのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-27 05:00:00
11386文字
会話率:6%
魔王が倒されて5年。
勇者に束ねられた転生者達の力の矛先は、人々へと向かっていた。
そのチート能力と別世界から持ち込んだ知識。圧倒的な力の前に、帝国はただ蹂躙されるだけだった。
勇者共はその力に驕り、帝国は戦争のためなりふり構わず税
を徴収している。
屈辱か、苦痛か。
人々にはその二つしか道は残されていなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-26 00:55:38
26933文字
会話率:49%
十二月、大学生にとって将来を決める、もっとも大切な就職活動が始まった。
三年生の沼田(ぬまた)大地(だいち)は合同説明会、就職ガイダンス、学内外で開かれるセミナーやイベントに参加して、真面目に就活に取り組んでいた。
けれど、そんな大地
を嘲笑(あざわら)う面接では当たり前のように嘘を吐く就活生で溢れていた。そんな就活生に驚き、辟易(へきえき)としながらも、大地は嘘を吐かずに選考を進んでいった。
そのかいもあって、最終面接に二社、辿り着けた。
どちらか一方からはもらえるだろうと、どこか楽観的に考えていた大地を待っていたのは、両社からの不採用通知だった。
途方に暮れ、目の前が真っ暗になった大地だったが、母の助言で、就活から一度離れることにした。
息抜きで活力が戻ると、また新たな気持ちで就活に臨み始めた。
内定が出始める四月では、同じく辛い思いをしている学生がいた。けれど、大地が所属しているゼミ生、豊崎(とよさき)薄荷(みんと)は少し毛色が違っていた。
豊嶋はキラキラネームのせいでエントリーシートが通過しないと喚き、通過した数少ない企業の面接で、自己紹介をしただけで他の就活生に笑われ、それがトラウマになって、面接に対して恐怖を抱くようになってしまっていた。
自暴自棄になっていた豊嶋を救ったのは、すでに内定をもらっていた織戸(おりと)一郎(いちろう)だった。
織戸がアドバイスをすることで、豊嶋は立ち直った。
その頃、大地の親友の倉(くら)木(き)遼(りょう)が、人を殺したというニュースが夕方のテレビから流れた。
ショックを受けている暇さえもなく、報道があった翌日も大地は説明会に参加していた。
そんな大地に、ようやく待ち望んだ報せが届いた。
しかし、就職先の企業の脱税が内部告発によって発覚し、そのせいで内定が取り消されてしまう。
心が壊れそうになった大地はまた就活から離れることにしたが、今回は心に受けたダメージが大きすぎた。
そんな時に、藤崎(ふじさき)優(ゆう)から電話を受け、大地の言葉で自分は救われた、と感謝の言葉を告げられる。
就活が始まってから、誰からも感謝されたことがなく、傷ついていた心が、その一言で満たされていった。
そして、大地はまた嘘が渦巻く就活へと戻っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-08 14:23:49
121298文字
会話率:44%
人口1億人を誇る島国で、1億総活躍社会の理想郷:ジパングが誕生する。
少子高齢化が完全に解決し、たくさん子供を生むために常に出産や育児をしている人を出産師(バーサー)と呼ぶようになる。従って国民は、仕事、出産、両立を自由に選べるようになる。
更に経済成長は順調で、国民からの税収完全0円を実現した。
しかし、人口は常に1億人で、引きこもりなどの「脱線者(アウトレーラー)」や寝たきりの老人などの「満了者(ターミナス)」は無差別に神隠しに遭うという。
洗脳に近いナマハゲ説話集が浸透するこの国では、神隠しが起こっても誰も気にしないという。
飛鳥は国語が苦手で、説話集に疑問を感じる始める。親友の姉の百合子によって様々な情報を手に入れるも、脱線者(アウトレーラー)認定を食らい、奴隷という物として閉じ込められることになる。
安倍内閣は全く関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-06 23:48:42
204170文字
会話率:41%
大変なことになった。日本の借金がとうとう一桁越えてしまったのだ。
これ以上税率を増やすわけにも、借金をするわけにもいかない。
しかたない。とりあえず富士山を売ることにするか。
最終更新:2016-06-05 14:53:43
7881文字
会話率:23%
100年後の未来には
健康な人間に”健康税”が課せられる。
”健康だけが取り柄”の凡人が
成り上がるためにみつけた唯一の方法は。
彼が幸せになるまでの、
スラップスティック・コメディ短編ストーリーです。
最終更新:2016-05-27 00:53:45
10106文字
会話率:17%
全部が全部無駄遣い…。重複投稿作品です。
最終更新:2016-05-16 21:43:15
328文字
会話率:100%
確定申告のすすめです。
がんばって税金をとりもどしましょう~
キーワード:
最終更新:2016-05-16 15:18:09
1095文字
会話率:0%
とある時の夏休みに徹夜でゲームをプレイしている残念系男子朝国 陸《あさくに りく》はゲームクリア後に突如見知らぬ項目が出てきたので誰も知らないゲームの隠し要素だろ?と特に何も考えずに『はい』を選択してしまい謎の光に包まれて異世界に飛ばされ
てしまう。
異世界に飛ばされてすぐに悪党に絡まれていた女の子を助けるとその子は異世界テンプレと言うべき獣耳少女フィリナだった。
フィリナが助けてもらったお礼をしたいと言っていたでついていくとスラム街に到着。
話を聞くとこの異世界はお金が稼げないものには人権すら与えられない超資本主義社会な世界と知る。
少女はスラム街で安く食べられるというコンセプトで飲食店を始めたが失敗に終わり赤字続きで次の税金が納められなければ奴隷落ちが宣告され諦めかけたフィリナに陸は手を差し伸べる。
「たとえ貧民だろうが奴隷だろうがやる気さえあれば俺がプロデュースして成り上がらせてやるよ」
陸が持っている『人の才能を見ることができる』特殊な右目【才覚眼|《センス》】と呼んでいる能力を使用して貧民層の人々に職を与え、スラム街をこの国で一番の経済街まで成り上がらせるそんな一風変わった異世界でプロデューサーを務める物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-14 17:59:33
20613文字
会話率:44%
後漢末期の時代。
官宦が悪政を行い、世は乱れ、戦乱の世となり、重税に民たちは疲弊していた。
そこに立ち上がる三人の英雄たち。
そしてその中にもう一人、黒き英雄が緑の英雄と共に民の安寧のために黒槍を振るう。
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この作品は『真・恋姫†無双』の二次創作です。
オリキャラが出ます。
ルートはハーレムになります。
ちなみに蜀伝です、一刀も蜀にいます。
一刀に対抗……原作主人公に勝てるわけねえだろお!
な、方はお戻りください。
あれ? と思うところがあるのは作者がいろいろ路線変更を強制してるからです。
オリキャラハーレムが苦手な方もお戻りください。
上記が許せる方のみ、どうぞ手にお取りください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-23 11:44:05
406397文字
会話率:44%
何よりも理論と理性を愛するブリキの王子は、心を持たず、人の気持ちが分からなかった。二回の結婚もモラハラで破たんさせた王子は、三番目の花嫁を迎えることになる。
ただこの嫁は可憐に見えて、王子を上回るリアリストだった。
「あなたが私のATMです
か。今日から国の税金でお世話になります」
平穏な王子の毎日はどんどん崩れていく。ないはずの彼の心を乱させながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-16 22:14:25
8042文字
会話率:31%
今はなんだかんだで第三王女をしているけどこれからどうしよう。取り巻く環境は今のところ可もなく不可もないが数年すれば不可になってしまう。やはり王城を出て独り立ちしてしまおうか。血税で育った分は社会貢献するから許して欲しい。一つだが致命的な死亡
フラグ背負っている私にこれ以上どうしろと言うのか…。
とある国。賢王とうたわれる老王には二男三女の王子と王女がいた。
末を除いて成人したが、最後の王女が問題だった。
剣っていうか弓と槍斧のファンタジー。たまに悪しき精霊有り。恋愛要素含む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-05 09:22:23
56822文字
会話率:31%
家族を守るために死ぬことになった男は、気がついたら異世界に転生していた。
そこは、亜人や平民が重税や奴隷として迫害され、聖職者や貴族が贅を尽くす典型的な異世界だったが、よりによって亜人に生まれ変わってしまっていた男は祖父とともに辺境にて
暮らすことに。
その地で出会った、人の良い神官や迫害を逃れた魔王、邪神と蔑まれて迫害されていた女神達。
彼女達に魔法や政治などの才能を見込まれた男は彼女の弟子としてその知識や技能を授けられ、やがて頭角を現していく。
そして、魔王や邪神の力を授けられた男は、平民や亜人、奴隷が虐げられ、貴族や神官達が跋扈する国家や世界を変革するべく立ち上がることを決意し、やがては新たな国家を成立さ競るべく奮闘していく。
※作者の理想を詰め込んだ国作りと成り上がりモノを書いていく予定です。
※戦争なども当然ありますので、少々過激な描写もあるとは思いますが、そういう時には注意書きをしますのでご安心ください。
※完結は必ず致しますので、最後まで安心してお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-01 22:26:09
118692文字
会話率:44%
君は夢見ているだろう。
面倒な人間関係のないファンタジーな異世界にいけば、チート能力が手に入り、英雄としてチヤホヤされ、美少女のハーレムに囲まれた自由気ままな働かなくていい生活がまっていることを。
始めにいっておくがそんなことはない。
もう一度、言おうそんなことは一切ない!
王政に虐げられた民間人には、重すぎる税金がかかるし、中世クラスの文明ではあまりにも日常生活が不便すぎる!
魔法が使える奴らはいいけど、そんなものもっていないやつらには、日々の暮らしを送るのも一苦労だ。現実世界では高校生だった俺はこの世界では、学校にもいけない。毎日食べるための金を稼ぐので精一杯だ。
でも、そんな俺が働くのには訳がある。上に挙げた夢の中で一つだけ叶ったものがある。それは、美少女!の妻!!
俺は彼女のためにこの世界で今日も日雇い労働に励む!
これは冴えない高校生が、異世界に転生し、世界を救うでもなく、戦うのでもなく、ただ家族のために働く異世界転生ハードフルワークストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-12 22:58:13
1175文字
会話率:23%
剣と魔法と魔物が闊歩するファンタジー世界でも、やっぱり税金は収めなくてはなりません。
年中魔物を倒し、装備の更新にこれ務めている勇者様は、どうやって税金を収めているのでしょうか?
ベテランアルバイターが見た、勇者様の事業所得決算書とは
如何に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-29 00:00:00
53780文字
会話率:40%
「役立たずの天才共」そう称される、人材と血税の墓場があった。彼らは、ロズデルン帝国陸軍ルエイエ基地憲兵団警邏部特殊事案対応課――長ったらしいので、もっぱら蛇苺と呼ばれている。
いつもは災厄を周囲に振り撒き、混乱を大きくする彼らだったが、今回
に限っては、災厄が向こうからやってきたそうです。その黒い災厄は近年、絶滅の危機に曝されているらしく……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-27 18:07:31
40435文字
会話率:55%
とある社会制度の国の話。
最終更新:2016-01-22 14:40:00
505文字
会話率:7%
もし、大金を拾ったらどうなるだろう。
ひなびた商店街で酒屋を営む齋藤は、配達の途中で腹具合が悪くなってしまった。
人目を避けて藪の中で用を足した彼は、そこで大金を拾ってしまう。
律儀に届け出ようと良心が拳を振り上げて叫んでも、さま
ざまな彼が耳元で入れ知恵をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-16 11:06:38
20823文字
会話率:48%