この世界では、処刑具や拷問具がヒトガタを取り、毎夜殺し合う。理由なんて知らない。もしかしたら無いのかもしれない。わかるのは、その現実だけ。目覚めた私には、記憶がなかった。かろうじて覚えているものもどこか朧げ。訳も分からないうちに彼女らの殺
し合いに巻き込まれてしまう。
「まあ、なんでもいいよねぇー。殺すね」
無慈悲に襲い来る彼女たち。戦う術を待たぬ私は、殺し殺されながらも、命と存在意義を賭けた戦いに身を投じていく。
まあ、一番危ないのは別にいたけどね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 19:00:00
115793文字
会話率:31%
主人公・輝奈は誕生日に屋敷の地下で怪しげな部屋を見つける。パーティからの帰り、事件に巻き込まれた彼女は奇妙な青年達に助けられた。彼等は罪人と呼ばれる人外を狩りにきた武器の精霊で、それを唯一操れる存在の輝奈に協力を持ちかけた。
最終更新:2016-08-31 17:12:18
6508文字
会話率:51%
人口1億人を誇る島国で、1億総活躍社会の理想郷:ジパングが誕生する。
少子高齢化が完全に解決し、たくさん子供を生むために常に出産や育児をしている人を出産師(バーサー)と呼ぶようになる。従って国民は、仕事、出産、両立を自由に選べるようになる。
更に経済成長は順調で、国民からの税収完全0円を実現した。
しかし、人口は常に1億人で、引きこもりなどの「脱線者(アウトレーラー)」や寝たきりの老人などの「満了者(ターミナス)」は無差別に神隠しに遭うという。
洗脳に近いナマハゲ説話集が浸透するこの国では、神隠しが起こっても誰も気にしないという。
飛鳥は国語が苦手で、説話集に疑問を感じる始める。親友の姉の百合子によって様々な情報を手に入れるも、脱線者(アウトレーラー)認定を食らい、奴隷という物として閉じ込められることになる。
安倍内閣は全く関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-06 23:48:42
204170文字
会話率:41%
その日、私は数々の報告書を前にして、予想通りであったことに確信を深めた。
報告書と言っても、大したものではない。
せいぜい、直接本人を知っている人々の言葉を集めただけだ。
だが、これで予想はほぼ、あっていることになる。
公爵令嬢メアリ・レ
ッドブラッドは、その日、婚約破棄をいいわたされることはわかっていた。しかし彼女はそのパーティに出席する。
それは公爵家の娘としての義務。そして、偽りを白日の下にさらすために・・・
というシリアスに見せかけることもないくらいのコメディです。
婚約破棄・ざまあ、は、おなかいっぱいですよね、でも書いてみた!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-12 02:26:22
4121文字
会話率:21%