竜が頭部からまっぷたつに裂ける。
あなたは中立自由都市ドラクゥテロが人気施設、「白亜の闘技場」の奴隷闘士ラプエラです。
見目麗しき少女でありながら巨大なつるぎを操り、つぎつぎと屈強な戦士や巨大な魔物を屠ります。
あなたは観客を喜ば
せるためにただ倒し、ただ殺し続けます。
多くのいのちを奪う所業をおこないつつも、夕食についてだけ考えているのでした。
そんな日々を送っていたある日、あなたを打ち負かす者が現れました。
彼女との出逢いはあなたに変化をもたらします。
あなたの世界は彩られ、あなたのこころは揺れ、あなたはおろかなことに自由を求め始めるのです……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 06:10:00
84959文字
会話率:26%
勇者・聖女・魔術師・拳闘士・第3王子――彼らは勇者一行として、魔王討伐の為魔王城最上階へと辿り着いた。最上階の扉を開けると、そこに居たのは3人の人物。
勇者たちは、魔王と戦う事はありませんでした。
めでたし!
最終更新:2024-04-03 22:01:00
3445文字
会話率:58%
この世界は魔法が全てだ。
但し、詠唱をしなければ魔法は使うことが出来ない。
この世界では魔法を詠唱するのには条件があり、自分が使いたいと思った魔法を想像し、それを連想させる言葉選びによって魔法を使うことが出来る。
例えば、自分の姿
を消す場合はこう詠唱するだろう。
「透過し、見るもの全てを幻惑せよ。幻影。完全消失」
あくまでもこれは一例であって、使用者によっては違う言い回し、つまり詠唱が異なってくる。
この言葉選びこそが、この世界の詠唱と言う概念だ。
だけど、使いたい魔法とそれを連想させる言葉を選ばないと、魔法は発動しない。
故に、この世界の人々は「言葉選び」という「詠唱」を日々考えながら生きている。
だが、この「詠唱」を更に追求している者たちがいる。
魔闘士、魔法警備隊、医療魔法士だ。
やがて時は経ち、ある一組の夫婦の間に、新たな命が誕生した。
この子供は、一体どの道を辿るのだろうか?
父親と同じ、魔闘士か?
母と同じ、魔法警備隊か?
叔父と同じ、医療魔法士か?
はたまた、それ以外の道か?
子供が歩もうとしている道のりを、家族は静かに見守っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 12:17:24
10161文字
会話率:43%
剣と魔法の異世界の少年武闘士ハルトの冒険物語です。
軽めのアクション・ファタジーを目指します。
最終更新:2024-02-04 16:28:02
161590文字
会話率:48%
脳筋魔導士。魔法による攻撃より武器や武術での攻撃の方が得意な魔導士をそのように呼ぶ。
魔導学校に通うユリィは学園始まって以来最も優秀な武術の成績を修めた。しかし魔法は初級しか習得できずブッチギリの最下位。入学当初は羨望の眼差しで見られていた
が肝心の魔法がサッパリだと判明するや否や落ちこぼれ扱い。
回復やサポート魔法を育成する術士養成学校で属性補助の成績において短期間で高位術を習得したアヤン。大きく期待されたがそれ以外の回復や補助魔法は初級しか習得できなかった。
卒業後魔導士としての進路が絶望的なユリィは魔闘家の存在を知り、卒業後弟子入りする事を決意する。一方術士としての仕事にあぶれたアヤンは冒険者になろうとするが肝心な回復や補助魔法が役に立たないため相手にしてもらえない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 20:41:04
92464文字
会話率:53%
『サクラ』 それは私が初めてもらった名前。
名門貴族であるセクスティリウス家の娘として生まれた女は、親の決めた相手に嫁ぎ、跡継ぎを成して家の繁栄のために我が身を捧げる。 それこそが女の私に与えられた唯一の価値であり存在意義なのだと、父
に教えられた。
だから私、セクスティリアは、おしとやかに、慎ましく。なるべく名門貴族や大富豪の目に留まるよう、価値ある娘、淑女であれ、と。 この国では名すら与えられない女という存在は、家の所有物でしかないのだということすら、私は自覚できずにいた。 のに――。
これは社会の頂点にいた従順な貴族令嬢が、とある男性2人との出会いをきっかけに、最も卑しい職とされる剣闘士となる道を自ら選ぶまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 21:03:51
101774文字
会話率:30%
『サクラ』
それが私のもう一つの名前。
貴族の娘として生まれた女は、親の決めた相手に嫁ぎ、跡継ぎを成して家の繁栄のために我が身を捧げる。
それこそが親のためであり、家のためでもあるのだと、父に教えられた。
だから私セクスティリアは、おしと
やかに、慎ましく。なるべく名門貴族や大富豪の目に留まるよう、淑女であれ、と。
だけど私に親友は言ったの。
「お前の身分には、お前が家の所有物たる意味しかない」
って。しかも女らしさの価値観は父の独りよがりで、振り回されるのは馬鹿だって、言い切った。
だけど私はこの生き方しか知らないわ!
そんな風に、淑女たるよう教育され、生きてきた私が、奴隷や娼婦と同等に忌避される剣闘士をめざすことになる。これはそんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 20:44:57
78677文字
会話率:25%
無数の闘技場が立ち並ぶ、とある帝国。その帝都で闘技場の支配人を務めるミレウスは、自らの闘技場を帝国一の闘技場にするため、日々運営に励んでいた。
だが、そんな彼には一つ秘密がある。それは、ランキング一位の剣闘士という別の顔だ。彼はその立場を利
用して闘技場の運営に貢献するが、その強さは偽物であり、正体を明かすこともできない。
こっそり二役を演じるミレウスだったが、やがて大きな転機が訪れる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 14:00:00
1468566文字
会話率:55%
下水道マンホールに落下したアラサー女子である橘美夕は、気が付けば10歳の貴族令嬢ミュウ・ランフォードとして異世界転生していた。
そこは、中世ヨーロッパに似た世界だったが、一つ違っていたのは、自分の剣闘士を闘技場で戦わせることが淑女の嗜み
とされていることだった。
そんな世界の剣闘士奴隷商人の店で、ミュウは、悪魔憑きとして忌み嫌われる、アルビノのように肌の白い青年シャザーク・ロックウッドと出会う。
ミュウの身体としては年上の剣闘士の男性、中身の美夕として年下の剣闘士の男の子。
複雑な気持ちのミュウと、誰も信じられないシャザーク、二人の波乱の日々がここに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 19:27:58
165608文字
会話率:30%
中世のファンタジーを舞台とした剣闘士や武芸者の円形闘技場(コロシアム)叙事詩。
英雄や勇者が生まれては消えていく世界の物語。
観衆が狂喜乱舞する名も無き闘士(アートレーター)達の戦い!
異世界転生とも異なる魔法・武技が炸裂し、亜人・魔獣が躍
動する幻想(ファンタジー)。
イスカンダル西大陸の東端にあるアルゴニア王国のミタポリス円形闘技場に、テムジン東大陸から渡って来た1人の男が立ち寄る。
隊商の用心棒だった男は“コチ”と名乗った。
コチは、ただの用心棒では無く、仙術を使う方士であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 08:50:19
1083文字
会話率:0%
トーラス帝国の貴族、ルッケル・ファウターシュ男爵が借金返済の方法に選んだのは、剣闘士として戦う事だった。
でも途中でうっかり死んでしまうと借金の返済も出来ないから、そこは少しばかりズルをして……。
少し汗と血生臭いお話です。
応募
用に十万字をクリアする為、借金貴族の剣闘士生活、奴隷貴族の剣闘士生活、家出貴族の剣闘士生活を合わせ、そこに4章目を足した物になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 00:00:00
109394文字
会話率:8%
『帝国貴族の剣闘士生活』のオマケである『剣闘貴族のあとしまつ』の続きです
今作から読んでもあまり意味はわからないと思います
ではお気が向かれましたら、どうぞ
最終更新:2020-03-22 20:38:59
35556文字
会話率:6%
拙作、帝国貴族の剣闘士生活のオマケっぽい何かです
でも闘技場での剣闘は一切ありません
雰囲気も大分違うと思います
それでもよろしければ、どうぞ
最終更新:2020-03-08 10:37:04
23474文字
会話率:4%
紀元前60年。
共和制ローマは内乱の時代の真っ只中であった。
領地拡大で至福を肥やした元老院を中心とする閥族派とそれに不満を持つ市民階級の平民派。
同盟市戦争、ミトリダテス戦争、スパルタクスの反乱。
奴隷階級の反乱に対外戦争。その混
乱に乗じた各領地の台頭。
共和制ローマは混沌の時代を迎え、国を統治することができるさらなる強いリーダーを求めていた。
そんな乱世を平定すべく三人のカリスマ的英雄が現れた。
富を築き経済的優位にいたクラッスス、騎士階級として若年期から積んだ知見で軍事権力を握ったポンペイウス、そして弁舌とその戦績で市民から莫大な人気を得たカエサル。
三者が結託しつつ牽制し合い元老院に対抗する勢力を保ったこの政治形態は三頭政治と呼ばれ長き混乱の世に終止符を打つ希望として人々に期待を抱かした。
ーー話変わってローマの街に一人の青年がいた。
彼の名はセリスィン。身寄りのない孤児としてその日暮らしを迫られる彼は明日の生活の保障もされず生きていた。
そんな時彼は一人の男と出会った。男の名はジムージー。
彼は暴れ者の少年の話を聞きつけセリスィンを剣闘士にスカウトしようとした裏商人(バイヤー)であった。
「貴様にチャンスを与えてやる。このまま道端で狼藉を働いて生きるか、死と隣り合わせの一攫千金の夢を買うか」
今の生活に希望がないことを悟っていたセリスィンはジムージーの話に乗ることにした。
そして彼は剣闘士としての道を歩んでいくのであったが……。
パクス=ロマーナ(Pax Romana)に至るまでの共和制ローマの内乱の一世紀を描いた壮大な『歴史物語」の第一章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 19:30:06
46916文字
会話率:34%
ない。なんなんだこれは?詩、なの?
最終更新:2023-11-24 07:15:44
211文字
会話率:0%
『普通』に『そこそこ』な『平和』に生きていた高校2年生の有浦一樹。そんな彼はいつものように受験勉強のため、深夜ながら勉学に勤しんでいた。
不意に眠気に襲われてしまい仮眠を取ったある日……眼の前の光景は現実のソレとは異なっていた。剣、魔法
、弓術、そしてスキルが満ち溢れる嘘みたいな世界に来ていしまっていた! 熱気あふれるスタジアムと、闘士らを実況する者……これは有浦が聞いたことのある、いや活字として知っている世界だった。
昔に呼んだことのあるライトノベル『勇者ルルルクの軌跡は語りきれず』という世界だった。主人公ルルルクデもない主要キャラクターでもない、ただのエキストラとして転生していた。チート能力もない、ステータスは初期化された借金だけは残っている無能モブに。
持っている力は謎のタブレットただひとつ。そして〈全知〉というそっけない機械音声。彼は果たして、一般人が簡単に死ぬ世界で生き残れるのか?!
知っているストーリーと異なる展開は、詳細不明の『勇者ルルルクの軌跡は語りきれず』のリメイク版と判明する。次々と襲いかかる未知の敵、大ピンチに陥る味方陣営。『無能モブ』と称される有浦はどうやって現実世界に帰れるのか。
クズとでも、最低でも言われても帰ってみせる。好きなキャラクターから嫌われてでも、魔族を消滅させる男の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 01:20:38
3791文字
会話率:44%
祖聖寺 朱火(そせいじ しゅか)はロボットのプラモ大好きで将来の夢は自身の手で元祖クォンタム作り上げるという夢を持っていた。
ある日、彼は友人と一緒に行った機械闘士クォンタムのイベントで限定プラモを買った帰り道でイベント会場に建てら
れた1/1スケールクォンタムが倒れてきて押しつぶされてしまう。彼の意識は一旦そこで途絶えた。
次に目を覚ますと朱火は魂だけの存在になっており、そして彼の前によくわからないシルエットだけの少年が現れて彼の魂をどこかへ連れ去ってしまった。
再び目を覚ますと彼は1/10スケール初代クォンタムのプラモと一体化していたのだ。
だが、まだ組み立てられる前のパッケージ状態で見知らぬ洞窟に放置されていたのであった。
少し時が流れて洞窟近くの村のある少女によって組み立てられるまでずっとその状態で眠っていた。
そして組み上げられた少女に敵国軍に襲われている村を救ってほしいと頼まれる。
組み上げてもらった恩を返すためその軍隊を撃退する朱火。
その姿を見た村人たちから昔話に出てくる守り神だと勘違いされて祭り上げられてしまう。
その名声は国の王の耳にも入り彼はこの世界を救うために戦いに身を投じることとなる。
それが彼の前途多難なプラモ生の始まりであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 18:22:07
867609文字
会話率:53%
魔法が存在する世界「イドラ」。そこでは巨大魔道国家ロマーナ帝国が栄華を極めていた。
魔神歴337年、病に侵された現皇帝は迫りくる死の恐怖に錯乱し、後継者候補たちに向けて宣言する。
「宿命の指輪を持ってきた者に、帝位を譲ることとする」
かくし
てS級ダンジョンに眠る「あらゆる願いを叶える」指輪をめぐり、壮絶な内乱が繰り広げられることとなる。
後継者候補の一人で妾の子であるマリアンナは立場が弱く、内乱を生き抜くための武力を求め、コロセウムを訪れる。そこには最強の剣闘士「ナイン」がいた。しかし彼の過去には世界を巻き込む重大な秘密があって……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 12:35:43
8963文字
会話率:63%
最強といわれている勇者パーティーは、とある重大クエストに参加し、見事に成功させた。その祝勝会の夜、勇者(男)はもう1人パーティーに勧誘すると出かける。残された彼女たち6人は……。
拳闘士(豪快な美女)、剣士(ストイックな美女)、魔術師(知的
美人)、聖女(癒し系)、召喚士(妹キャラ)、弓使い(幼馴染)が送る、勇者への6通の手紙。
――――――――そして誰も、いなくなった?
*手紙の後、それぞれの後日談があります。(後日談はインタビュー形式)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 00:00:00
16269文字
会話率:0%
貴族の僕――ゴーシュ・ジーン・サマーがメイドのメイ・ドリータに惹かれ、魔物からメイを守って告白し、恋人になる。
しかし、ゴーシュの許嫁――ドロワット・シストロン・ウィンターが現れ、ドロワットとの関係が複雑になる。
さらに、兄の謀反
で王国を追放され、ゴーシュとメイは冒険者としてギルドに登録し、女神ソフィアと出会う。
ソフィアはゴーシュが未来の勇者であり、魔王と戦うことになると言う。
ゴーシュは剣闘士大会で優勝し、帝国の皇女バーシア・ゲン・オータムの護衛をすることになる。
その後、魔王軍の四天王――ウエスターを倒すが、ゴーシュも傷ついてしまう。
最終的に、ゴーシュはメイたちと旅立ち、ゴーシュはメイを守る勇者になることを決意するのだった。
※カクヨム、ノベルアップ+、noteにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 12:00:00
133353文字
会話率:41%
アトランス界にある優秀なウィルターを育てる学校―『聖光学園(セントフェラストアカデミー)』では、新学期が始まった。神崎のぞみは神祇代言者の一族、神崎家の嫡伝巫女として、地球(アース界)から遥か遠いアトランス界に留学している。新学期から二
年生になるのぞみは自らの意志で、自分のルーラーの性質とは真逆の、闘士(ウォーリア)の学院への転校を決めた。許嫁の相手をはじめ、闘士のことを理解したい。加えて、まだ知らぬ自分の可能性を開発するための決意だった。が、そんな決意を軽く揺るがすほど、新しい学院での生活はトラブルの連続となる。闘士としての苛酷な鍛錬だけでなく、始業式の日から同級生との関係も悪くなり、優等生だったはずなのに、転入先では成績も悪化の一路をたどり、同級生の心苗(コディセミット)たちからも軽視される……。これは、泣き虫で弱い一人の少女が、日々の努力を積み重ね成長し、多くの困難を乗り越えながら英雄の座を取るまでを明記した、王道バトル×サイエンスフィクションの、ヒーロー養成物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 21:15:47
943428文字
会話率:50%
魔王軍の支配を受ける、どこにでもあるような国。しかしその国には──勇者がいなかった。
勇者不在によりまとまらないパーティ。そんな先の見えない状況を、魔術師のフィリネ達はどう打開していくのか。
勇者不在のファンタジー、ここに開幕。
最終更新:2023-09-11 19:00:00
116688文字
会話率:53%
ルーンゴースト大陸西の遺跡地帯で、理律使(シェイナー)ユニスは、倒れていた護衛戦闘士(ガードファイター)の晶斗を拾った。晶斗が遺跡で遭難したのは十年前のこと。彼は奇跡にも等しい確率で生きて戻った『帰還者』だった! ユニスは一文無しの晶斗か
ら雇用するよう脅迫される。ユニスは遺跡でのテスト実施後、お互いの特技に利害の一致をみ、コンビを組むことにした。だが、シャールーン帝国の美貌の宰相閣下によって、この惑星ルーンゴーストの2大文明、惑星と同じ名を持つ大陸ルーンゴーストともう一つの大陸文明サイメスによる大陸間条約締結会議の陰謀に巻き込まれていく。相反する2つの文明の狭間で、謎に満ちた遺跡に隠された希少なお宝『光球(ラディウス)』の争奪戦が始まった! 遠い未来のはるかな惑星を舞台にしたSF冒険ファンタジー。***2008年第15回電撃文庫大賞一次通過作品でした。2018年になろうへ掲載したものを全面改稿している2019年版です。物語の大筋はそのままですが、文章は書き下ろしです。エピソードは細部が改変されていますので、旧作をお読みになった方でも楽しめる作品となっています。※2021年現在メンテ中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 20:00:00
249135文字
会話率:28%
守護聖都フェルゴモールの中央駅で大勢の刺客に襲われた理律使(シェイナー)ユニスは、東邦郡の護衛戦闘士(ガードファイター)の晶斗に助けられた。だが、偶然の再会ではなかった。プリンスこと美貌の帝国宰相閣下が二人を呼び出したのだ。今回の仕事の依
頼、それはユニス本人と『コルセニーの紋章』を強盗団の手から護ること。禁忌の力とされる古代理紋を手に入れた強盗団は、紋章の力をさらに悪用するために、類似性のある古代理紋の力を持つユニスの誘拐を企んでいたのだ。ユニスを護るためと女神コルセニーの紋章について手掛かりを探るため、一行は一年前に謎の行方不明事件のあった理律の研究所を訪れた。その調査の最中、ユニスは奇妙な時間の歪みに巻き込まれる。行き着いた刻の果てにあったもの、それは、惑星ルーンゴーストの失われた古代世界の歴史と、ユニスがシェイナーとなるきっかけとなった過去の記憶の、痛ましい真相だった――――。*ルーンゴーストの第二段です。時系列は第一話からの後日談となります。第一話を読んでいなくてもストーリーがわかるように書いたつもりですが、もともとは作者自身が楽しむために書いた作品です。これが初公表です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-12 20:00:00
174032文字
会話率:33%
ルーンゴースト大陸西の遺跡地帯で、ユニスは倒れていた晶斗を拾った。『理(シェイン)』を操る理律使(シェイナー)のユニスにとっては、空間を移動して晶斗を保安局に届けるのはたやすいこと。だが、晶斗は東の果て東邦郡の護衛戦闘士で、しかも彼が遺跡で
遭難したのは十年前。奇跡にも等しい確率で『帰還者』となったのだ! お互いの特技に利害の一致を見た二人はコンビを組むが、シャールーン帝国の大公によって、二つの巨大な大陸文明、ルーンゴーストとサイメスの大陸間条約締結の陰謀に巻き込まれていく。謎の遺跡と二つの巨大文明の狭間で、遺跡で発見される稀少なお宝『光珠(ラディウス)』をかけた冒険が始まった。遠い未来のはるかな惑星を舞台にしたSF冒険ファンタジー。*2008年第15回電撃文庫大賞一次通過作品です。小説家になろう掲載のため、応募時より改稿しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-14 20:00:00
179626文字
会話率:41%