私は前前世はゲームオタクの干物女として生きてきて、仕事が休みの日にはジャージを着て主にRPGのゲームに熱中してた。
ある日不慮の事故で亡くなったわけだが、次の人生はRPG好きの私としては『当たり』な人生だった。
その次の人生にあたる前世で
は聖なる力も兼ね備え沢山の魔法を扱える光の大賢者としての人生だった。
そこでは英雄の右腕として生きてきたわけだが、最後の決戦で仲間達を庇い、一身に仲間達の呪いを受け、最早チートと呼べるこの人生の幕は閉じた。
だが思いきりRPGの世界を堪能した私は心残りも無く、次の人生にもし生まれ変わるなら前回の人生の様に注目される人生ではなく穏やかに静かに暮らしたいと思いながら生まれたその先も魔法の存在する世界だが、RPGの様な世界ではなくなんと乙女ゲームの様な世界。
しかし前世の様なチート級の力は一切無くなっていて…
乙女ゲーム守備範囲外な私は本来の干物女な地味な令嬢として、魔力も一切持たないので出来損ないな令嬢として目立たずひっそりと生きていくことに心に決めたが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 00:00:00
176416文字
会話率:33%
何も残らなかった。いや。見つけたのだ。雪男は炎女を。炎女は雪男を。
『文芸webサーチ』『幻想検索』にも登録しているHP『tori』のブログと、『カクヨム』で掲載中。
2022/11/17.「出会い」「出遭い」「心残り」「心待ち」「焦
れる」「山茶花」「永久に」「朽ちず」「後書き」。完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 16:21:16
3965文字
会話率:40%
記憶は無くて生活の知識だけは残る。魂が輪廻をめぐる時、魔法を使う異世界へと送られた。
勇者になるわけでもなく、巫女になるわけでもなく。彼女が転生する時に望んだのは製薬道具だった。(面倒な事は嫌だもの)
だけれど、訪れたのは平和とは言えない
結末だった。
大きく世界を変えた者達へ復讐の想いを胸に温め、神に成長の時を止めてもらい、理由は違えど仲間と呼ぶ者達を集め――20年後から始まるお話。
※本作品はファンタジーとなりますが、ゲーム系よりも神話の魔獣をイメージしたものが多く出てきます。物語の世界は完全なオリジナルです。現実に伝わる事実とは異なります。処女作であり、書き物に対しては全くの素人が書いていきます。「薬師はあくまでも副職」の続編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-25 01:03:18
29315文字
会話率:44%
恵まれている事に胡坐はかかぬ
ある日、友達の家でFPS系PCゲームに興味を持った片岡美優希(10)、父親に促されて自由研究の題材に選ぶ。
その片岡美優希は父親を困らせながらもすくすくと成長、中学生になったある日、父親に、親友と一緒にバーチャ
ル配信者をやってみたいと言い出す。父親の全力フォローで、即日収益化を達成、ある一つの目標を達成したのだった。
親友と三人で行う配信は、海外のプロゲーマーの目に止まり、実績がないまま『リトルクイーンズ』と言う通り名を付けられてしまう。
海外プロの目は節穴ではなかった。
その証明ができた美優希と親友たち、いよいよ、『リトルクイーンズ』が『クイーンズ』となり、躓きはありつつ着実に実績を残す。
大学入学後、四人それぞれに彼氏ができた。順調、そう思えるが美優希には心残りがあった。
過去の清算を終え、美優希は同大学に通う親友と共に、卒論の代わりにe-sportsに対する大学の在り方を提案、その実績を持って無事卒業した。
社会人となって帰って来た四人、会社と連携して後身の育成に力を入れるようになるが、そんな美優希の活躍を良く思わない者はいるわけで・・・。
※話が追加されるたびにあらすじを追加していきます。
※この小説はフィクションであり、登場する人物・団体・企業等は架空の物です。
※小説家になろう・Novelism・カクヨム・アルファポリスに同時掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 06:00:00
359873文字
会話率:55%
新社会人になる年は、これまでの学生生活から環境ががらりと変わり、社会の波にもまれるためか、人生の中で最も変化や戸惑いが多く、誰もが多忙で疲弊する一年である。そんなめまぐるしいこの一年に、運命のいたずらで、人生で最も過酷な試練が与えられた
ら、どうなるか。運命は、ある青年にあらゆる病気を治す魔法の果実を与えたのであった。
この魔法の果実の存在は、浅水貴之(あさみず たかゆき)という青年の人生の輪を大きく動かす。彼が小学生の時、同級生の女子である遥(はるか)を病気から救うべく魔法の果実を探すが、果実を探している間に遥が息を引き取った暗い過去があった。彼女の死が、貴之の心の傷であった。
一二年後、貴之は何事もなかったかのように、大学生活を満喫していた。貴之は意中の存在である、大学の同級生である有希子(ゆきこ)と付き合いたいと友人たちに相談するも、大学付き合うことは叶わなかったことが、唯一の心残りであった。
社会人となった貴之であったが、社会の闇が彼に襲い掛かる。会社はパワハラ体質が蔓延しており、徐々に貴之の精神をむしばんでいった。
人生に絶望する中、有希子も社会の闇の餌食になっていたことを知り、二人は傷をなめ合いながら、やがて交際を始める。心の支えが出来た貴之は、人生の支えを見つけたことで、わずかな希望を見出す。
だが、運命は貴之にさらなる追い打ちをかける。
有希子の病気の事実を知った貴之は、今度は恋人の有希子を病気から救うべく、魔法の果実を探す旅に出る。だが、一二年前の自分と重なる自分がいた。遥の時のように、またしても恋した人を失うのではないかと恐れていた。
果たして貴之は魔法の果実を見つけることが出来るのか?
病気の有希子を救い出すことが出来るのか?
新社会人は、人生の中で最も多感な一年である中、貴之は宿命に睨まれた餌食として、さらに過酷な一年を送ることになる。
二〇二×年の一月一日から一二月三一日までの時系列で彼らを追った、恋愛・友情・冒険・哲学・社会問題・コメディ・ミステリー・ファンタジー・オカルト・野球? など、あらゆるジャンルが詰まった、まったく新しい総合小説が、ついに誕生!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 19:19:16
153532文字
会話率:37%
徳川幕府も体制が整い、目立った騒乱の無く安定期に入っていた。
東北の葉山藩の御蔵役平侍の鷹橋一成は平凡な日常を送っていた。
その鷹橋家の墓付近で幽霊が出るという噂が聞こえてきた。それが、決まって毎月十二日に見られるらしい。十二日は
一成の父惣兵衛の月命日である。墓には父が眠っていた。父は心残りがあり、何かを訴えているのか。
確かに、父は剣の道を目指したものの、ある時謀反者の討手となった際に負傷して右手が不自由となりその道を絶たれていた。
折しも、葉山藩ではその実権を握っている主席家老が急死していた。藩の新しい主席家老が誰になるかを巡って藩内に色々な動きがあり、さらに、新田開発にかかる賄賂疑惑も持ち上がっていた。一成も平侍ではあるもののその騒動に次第に巻き込まれていく。
新しい主席家老は誰になるのか、賄賂疑惑は解決されるのか。そして、父の幽霊は本当にいるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 16:31:08
32723文字
会話率:35%
僕は金崎大和(かなざきやまと)。少し寂しがり屋なだけの平凡な高校一年生。
先日、一つ隣の県に引っ越した可愛くて、優しい幼馴染の真山秋紗(まやまあきさ)に今日、誕生日プレゼントを郵送したところ。
電車で一時間の彼女とは気軽に会えないから
、今年は直接会って渡せなかったのが心残り。
そして、僕は離れて気づいた秋紗への思いを電話で伝えた。秋紗からの返事は
「それならさ。半月後の大和の誕生日に返事でいい?」
そんな少しドキりとするものだった。さらにそこから約半月。
僕の家を訪れた秋紗。
少し緊張して返事を待った僕への彼女からの返答はといえば、
OKの返事とお返しの誕生日プレゼント。そして
「実は……もう一つ、誕生日プレゼント、用意してきた、の」
予想外の二つ目の誕生日プレゼント。しかも、それは口にするのは憚られるもので……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 17:51:12
5204文字
会話率:53%
寺坂真夏は学校一の美男子・霧島祷祈と付き合っていたというだけで、妬まれて殺された。死んだはずなのに、意識が戻るとそこは・・・異世界!今世では前世のような過激な人には会いたくないのに、隣国の公爵令嬢には絡まれて!?それを見て、押し込めたはずの
前世の心残りがよみがえる。
セレスティアは無事に今世を生きたい!彼女が押し込めた心残りとは――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 16:32:38
3407文字
会話率:44%
ジェイド・ホークハウゼ侯爵令嬢は16歳。
日本で生きた鷹栖翠(47歳で死去)の記憶を持ってレスラリー王国に転生した。
ジェイドは婚約者のボリス・ウルスラウス辺境伯を追ってウラスラウス領を訪れる。翠の心残りを満たすモノが、ウルスラウス領
にはあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 06:38:57
120498文字
会話率:46%
【完結確約】異世界トリップの結果、これから始まる世界の原住民に認定されたヒカリ。そのまま異世界に根を張って家族を持ってしっかり生きてきた。ところがある日「このまま死んでしまいたくない」という思いに襲われて、目が覚めたら逆トリップして現代日本
に帰ってきてしまっていた。
そのまま死にたくなかっただけで、本当は異世界にいたかったのに。異世界の家族のもとに帰りたい。でもせっかく戻って来られたなら心残りをなくしておこう。あと、帰れなかったときのために、とりあえずバイト頑張っとこ。
行き当たりばったり上等な呑気者の主人公が、異世界への未練を引きずりながら現代日本で右往左往するお話です。「世界を始めます。」の続編であり、前作を読まないと話が繋がりません。ご注意ください。
※全話予約投稿済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 08:00:00
60747文字
会話率:53%
『でんでん虫虫 かたつむり
おまえの頭は どこにある
ツノ出せ ヤリ出せ 頭出せ』
6月に現れ、9月には突如、村から消えてしまった彼女――「エスカルゴ」。
11歳だったその時から、8年後。19歳になった僕。
中学に上がる時、村から離れ
た僕は、「卒業のときにクラスの皆で埋めたタイムカプセルを開ける」との報せを受けて、6年と少しぶりに村へ訪れた。
かつて、彼女がいた跡の残る地へ。
※カクヨムにも掲載しています
前作:太陽の所為
前々作:悪戯なアポトーシス
前々々作:心残りラスク折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 00:00:00
1219文字
会話率:31%
七夕とその翌日に起こった、どうしようもない世界の終わり。そして、僕と彼女のお話。
※高校のとき、文芸フリマにだしたモノを修正したものです。
※カクヨムにも掲載しています
前々々作:夕立ち放送フィルム
前々作:心残りラスク
前作:悪戯なアポ
トーシス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 00:00:00
8357文字
会話率:4%
ラスク。語源はねじれ。
恋のスパイスは、別れ。
最終更新:2022-07-28 12:00:00
843文字
会話率:31%
レスティ・シャルマンは五歳の頃から十五歳までアリーシャ皇国の大聖女を務めた。
どうして十五までかと言うと、その歳に殺されてしまったからだ。
病気でも事故でもなく、"殺されてしまった"。
だからと言ってレスティは自分を殺し
た人も、それに同意した数多の人も恨んでなどいなかった。
こうなるにはややこしい事情があり、神が絡んでいる以上自分の無実の証明は難しく、何より自分の死がこの国の為に…人の為になるなら、仕方がないと受け入れて死んだ。
それが誰かの手によって仕組まれた"罠"によるものとは知らずに。
レスティは悲しみと心残りはあれど、僅かほども怒りも恨みもなく、そうして死んだはずなのに、再び意識が湧き上がり目を開けたら、何故か見慣れた景色と人々の会話が飛び交っていた。
走馬灯のようなものだろうかと、呑気にその状況を受け入れていたレスティだったが………あれ?この走馬灯、いつまで経っても終わらない?と気づく頃には再び死が迫っていた。
少しばかり経験した流れとは違うものの、再びやってきた死にレスティは『皆様が願うならば、どうぞ殺してください』自らそう言って再び殺された。
なのにまた戻った時間、疑問が解決する前に迫る死を回避しようとせず甘んじて受け入れるレスティ。
分からないことばかりで繰り返す死に戻りのループ…その終わりはレスティの死の確定か、死の回避か、それとも別のルートなのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 22:00:00
5215文字
会話率:16%
稀代の大魔術師であるディアナは、ある日理由ありの依頼を受けてボロボロで囚われていた少年・ラスターを助ける。
「この天才大魔術師ディアナ・フィオリアルが、あなたの師匠となってあげましょう!」
そう言ってラスターを弟子にし、日々こき使いな
がらもラスターと平和に暮らしていたディアナは、ある日刺客に襲われラスターを守って亡くなった。
「――私は、天才じゃなかったみたい」
自分を看取ったラスターにそう告げて。
……筈なのだけれど、私はどうやら転生していたらしい。
今度は治癒の力を持つ、精霊士リディアとして。
かつての弟子は今や二十七歳の立派な大人となっていて、英雄として名を馳せているようだ。
立派に弟子が育った今前世の心残りもないし、今世はちょっと優秀な精霊士として平凡に暮らしましょう!
……と思ったのに、何故か記憶を取り戻した瞬間に現れたラスターに「俺を欺いた罪を償え」と嫌がらせに求婚されてしまった。
ずっと好きだった師匠が目の前で亡くなってヤンデレと化したヒーローと、復讐心を捨てて幸せになってもらいたいなあと地雷を踏み続けるヒロインの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 00:29:33
89277文字
会話率:36%
これは、生前に心残りをされた方を、案内人と館長を務めます、私、佐藤が、安心して天国へと逝っていただけるようにサポートさせていただく物語となっております
アルファポリス様
カクヨム様
ノベルアッププラス様、にて掲載しております^_^
最終更新:2022-07-16 20:21:08
25394文字
会話率:42%
桐山健司は今日で定年退職を迎えるタクシー運転手。
仕事も順調、家庭にも恵まれた彼だが、一つだけ心残りがあった。
彼にはタクシー運転手として「一度でいいから言われたい台詞」があったのだ……。
最終更新:2022-06-24 16:44:09
3442文字
会話率:34%
佐藤健太郎28歳。場末の風俗店の店長をしている。そんな俺の前に16年前の小学校6年生の時の担任だった満島先生が訪ねてやってきた。
俺はその前の5年生の暮れから学校に行っていなかった。不登校っていう括りだ。
先生は、今年で定年になる。
教
師人生、唯一の心残りだという俺の不登校の1年を今の俺が登校することで、後悔が無くなるらしい。そして、もう一度、やり直そうと誘ってくれた。
当時の俺は、毎日、家に宿題を届けてくれていた先生の気持ちなど、考えてもいなかったのだと思う。
でも、あれから16年、俺は手を差し伸べてくれる人がいることが、どれほど、ありがたいかを知っている。
16年たった大人の俺は、そうしてやり直しの小学校6年生をすることになった。
こうして動き出した俺の人生は、新しい世界に飛び込んだことで、別の分かれ道を自ら作り出し、歩き出したのだと思う。
今にして思えば……
さあ、良かったら、俺の動き出した人生の話に付き合ってもらえないだろうか?
長編、1年間連載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 09:07:00
207398文字
会話率:32%
【独自解釈、独自発想及び湾曲された宗教観があります】
岡野常子、享年62歳。
幸せに暮らし、人々に囲まれながらの死去。
心残りは階段から落ちて先に死んでしまった、最愛の夫のことのみ。
「貞宗さんに会いたい」
そう、先に天国に
いるであろう夫を思い浮かべて言ったのに、飛ばされたのは……異世界?
夫は誰なのか、誰が夫なのか。
そして常子は異世界人生を謳歌できるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 09:53:03
11781文字
会話率:45%
聖女・リヴィアは、国を守るために結界に全ての力を使って、死んだ。心残りは、婚約者の第一王子、ルーカスだった。
リヴィアにより平和になったクローダー王国の十年後、リリアは『リヴィア』だったことを思い出す。国を救ったことによる女神様からの生まれ
変わりのギフトだったようでーー。
前世の相棒、トロワと静かに暮らそうと思った矢先、リリアに聖女の力が目覚める。
聖女の力を聞きつけたルーカスは、リヴィアが知る彼とは別人のようになっていた。
リヴィアが死んでから抜け殻のようになったルーカスは自身も死にたがっていた。
「ルーカス様は死なせません!」
「お前は生意気だ」
再会は最悪、相容れない二人は次第に惹かれ合う。
これは、生まれ変わっても国を救いたい聖女がもう一度人生をやり直す、歳の差ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 21:04:15
109446文字
会話率:44%
「ワリャぁバケモンざんす!」
失礼なっ!自他ともに認める美少女ですわっ!
彼女の名はエルサーシア。
世界の理(ことわり)を調律する存在によって転生させられた。
相棒の精霊ルルナと共に勝手気ままな異世界人生。
「面倒臭いですわぁ~」「無難
が一番!」
それが彼女の口癖。
でも世界は彼女を放って置いては呉れない。
***
この作品はカクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16816700426791320063折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 08:00:19
162989文字
会話率:29%
【純喫茶 リバー オブ ヘヴン】名古屋にある昔からある喫茶店。僕が大学生の頃、彼女と行った思い出の喫茶店。その喫茶店には【ギャラクシーノート】という常連が寄せ書きをするノートが存在する。20年の時を経て、僕は彼女と再会する。『7月7日 午後
7時 この喫茶店でお待ちしております』七夕の約束のため、僕は喫茶店に向かう。40過ぎての恋に僕は、すっかり舞い上がっていた。一方、妻は密かに気付いていた。5回目の七夕の約束を前に―――名古屋の街を地震が襲う大惨事となった。その場所にリバー オブ ヘヴンが再建されることはなかった。―――時は過ぎ、僕は家族のありがたさを感じていた。子供が成長すると妻の心は…既に僕から離れていたようだ。そして―――僕はひとりになった。定年後、30年住んだ家を売って、僕は【新天地】に向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 00:00:00
16040文字
会話率:65%