国境にある小さな村に住むアデリタ・メディシナは知っている。この世界が『君が王にする~奇跡はその手から花開く~』、通称『キミガオ』と呼ばれるゲームの世界であるということを。けれど、対して世界に興味はなかった。何故なら、一目惚れした攻略対象を目
当てにさわりをちょっとプレイした程度のゲームであり、ストーリーもイベントもそれほど頭に残っていなかったからだ。そもそも、そんな一目惚れの攻略対象に会うこともできなかったので、プレイ自体放り投げたのが正解だが。
そも、生まれ変わったのならしょうがない、どうせモブでしょうと自由に生き始める。そして、かつて一目惚れした攻略対象であるイグナシオ第三王子にひょんなことから出逢い、共に暮らし、必ず戻ってくるからという彼の言葉に苦笑いを零し、別れた。数年の時を経て、アデリタはとある条件に合う者として王城へと呼ばれ、彼と再会する。数年間、人助けに、自宅改装、病の流行と慌ただしく生きてきたアデリタは知らなかった。イグナシオが抱く愛は深く重く熟成されていることに。
そして、そんな彼と共にアデリタは王太子を決める王位継承戦に参加することとなる。アデリタをやたら敵視する聖女様に、イグナシオへ呪いをかけた犯人と、様々な事柄に巻き込まれながらもアデリタは今日もイグナシオの愛に包まれ、薬師としての仕事をのんびりとする。
※アルファポリスにも掲載しています。
※5/25〜6/1までは毎日更新。以降は最低でも週一更新。
※ご都合主義もりもりです。
※基本アデリタ視点。★イグナシオ視点、◆その他の視点となってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 20:19:04
138516文字
会話率:59%
好きな人に傷つけられて忘れられない恋愛。
悲しい想い、悔しい想い、苦しい想い、を忘れたくて頼る場所。
それが【モリノみかんセイノ心】というお店。
そのお店は雑貨屋さん。
一人は大学生の女の子でもう一人はベビーフェイスのイケメンの
彼の最強コンビが働いています。
二人の最強コンビを必要とする人には、彼の言葉の意味が理解できます。
「あなたの恋愛、成仏させます」
「あなたの恋愛を成仏させるために、あなたはいくら払いますか?」
彼の言葉の意味を知りたい方は、物語をお読みください。
二人の最強コンビのお陰で制裁(ざまぁ)は大成功です。
◆前編(本日朝更新)と後編(本日夜更新)の2話で完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 19:52:35
11604文字
会話率:56%
「嘘」嘘をついてる 彼の言葉は通り過ぎる 「知ってること」結末のわかってる物語 知りすぎた言葉
と知らない言葉 いつまでも知らないまま
キーワード:
最終更新:2023-01-02 20:00:00
258文字
会話率:100%
かつて兄弟であった人類と樹木。しかし樹木たちの必死なサインも空しく人類は森林を減らし、異常気象を招き共滅に向かっている。事態を食い止めるために、樹木たちは眠れる偉大な南方熊楠の脳「KUMAGUSU」に白羽の矢を立てて願いを託す。宇宙脳と繋が
り目覚めた「KUMAGUSU」は、彼の言葉を伝えるために人間の娘で、かつて樹々と共にあった一族「名草」の子孫の娘みわを見出し同調する。「KUMAGUSU」は粘菌たちを向かわせて森林開発現場や企業などを覆い機能不可能とさせてしまう。それでもまだその意味がわからない人類。粘菌たちは遂に国会も官庁も覆いつくす。世界中が注目する中、みわと、みわの理解者であり協力者となった植物生態学者の脇坂とは、「KUMAGUSU]のメッセージを通訳するのだが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 23:01:03
7063文字
会話率:9%
「――公爵令嬢、お前との婚約を破棄する!」
夜会で叫び出す王太子、彼の言葉に目を剥く公爵令嬢。
王太子の傍で彼らの様子を見つめるピンクブロンドの少女は、内心でほくそ笑んでいた。
(今回もうまくいったわ)
魅了の魔法でターゲットを虜にし、婚
約破棄させる。それがピンクブロンド泥棒猫たる彼女の役目だ。かき乱すだけかき乱しておいて煙のように消えるまさに嵐。
そんな彼女は今日も、新たなターゲットを魅了すべく聖王国という国のとある学園へ潜り込む。そしていつものように順調にホイホイ男たちを魅了していたのだが、とある男だけが思い通りにならず……。
そこから始まるピンクブロンド泥棒猫と男の戦い。それはいつの間にか恋へと変わっていくのだった。
※ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 12:01:37
21100文字
会話率:35%
戦争によって四肢を欠損させた人間種最強の魔術師は、消え入りそうな声で、魔物と称される青年アルマに告げた。
「灼熱の炎を、膨大な水を、鋭利な風を、轟く雷を、響く地面を。人間が思うがままに操作し、魔力と言う目の見えない事象によって、片手のみで
その力を操る。おかしいとは思わないか?」
まるで世界が狂っていると告げた彼の言葉を、まともに受け止めないながらも、世界への疑いを持ってしまったアルマは、自らの出生の秘密を含め、世界の真実を暴くべく、行動を始める。
なぜ人は言葉一つで魔術と称される超常現象を扱えるのか。
なぜ魔物は人間を襲い、魔人を襲うことはないのか。
なぜダンジョンと称される戦いの場が設けられているのか。
なぜ彼には肉親がおらず、十一歳より前の記憶がないのか。
異世界ファンタジーの謎の全てに答えを見出す、重厚ファンタジー戦記開幕。
※縦組み推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 18:00:00
48969文字
会話率:38%
『人は極限状態になると、自らの命を繋ぐ行動を起こすことがあると言う
それは、生きる者が持つ本能なのかもしれない』
パトリシアは戦時下、野戦病院で看護婦として怪我を負った兵士の看護をしていた。
終わりの見えない中、突然オールテア王国第
三兵団が野戦病院に現れた。
一人奮闘し続けていたパトリシアの苦しみを、団長であるブラッドリーは癒してくれた。
戦いで散りゆく命を前に、ふたりは命を紡ぎあい求めあった。身分差故に結ばれないと知りながら、それでも彼の言葉を信じ待ち続けるパトリシア。
長い月日を耐えながら、ふたりは求めあい続け結ばれていく。
※R15は保険です。
※他サイトにも掲載しております。
架空とは言え、戦時の内容が出てきます。気分を害する可能性もありますので、読み進めるかは自己判断でお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 04:32:10
44852文字
会話率:28%
裕福な人々が暮らす「街」。それは富と幸福の象徴であり、ゆとりあるファミリーが暮らす「城」であった。彼はそんな「街」で、ひとり孤独に生きていた。決して不満はない。例え配偶者の姿も見えない怪しい中年の男と奇異の目を向けられたとしても、彼にとって
はそれが彼の人生なのだ。彼を認める人々がいて、彼の青春を凝縮したバイクであって、彼の言葉の代わりに歌うギターがある。それ以上の幸せなど、どうして望むというのだろう。
だがそんな彼の日々は、一人の幼子との出会いから変わってゆく。もし本当に彼女が恋心を抱いていたとして、彼女が青春を迎える頃には老いていく彼はなにをすればよいのだろうか――
※ 本作品は同一題材を扱った複数の中長編からなる作品集です
※ 本作品は途中までカクヨムにて連載していたものです
※ 完結後、「はるかのおはなしのおはなし」にも掲載します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 18:00:00
28287文字
会話率:33%
不幸な男 田中 潤
彼は借金総額1000万を抱える多重債務者である。
ある日、そんな彼の元へ借金取りである斎藤ゴンザレスが現れる。
田中さん、良い話がアルヨ。
その言葉を受け、立ち上がる田中。
彼の言葉を信じて、辿り
着いたのは異世界
全てから解放され、多重債務者が異世界を生き抜く物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 19:00:00
7705文字
会話率:15%
白雪の村と呼ばれる白雪たちが住む村がある。
白雪の村から出ることを許されないミシャル。そんな彼女が恋したのは同じ村で生まれ育ったドレアム。彼もまた彼女を愛していた。しかし、彼は魔術師になるという夢を諦めれず、村を出ていくことを決意。いつか
戻ると、ミシェルに言葉の鎖繋げ、縛り付けて出ていった。彼を心から愛していたミシェルは彼を応援し、彼の言葉を信じ待つことにした。
それから二年経ったがドレアムからの連絡は一切無かった。しかし村で行商人をしている人から彼が魔術大国と言われるアーセリアン公国の王宮魔術師になり、公国の王女との婚約が決まっていると聞き、絶望に打ちひしがれる。
※衝動で書いてるんでなんでも許せる人だけお願いします。※一応世界観分かるように最初、説明(?)みたいなこの世界のおとぎ話から入ります。※魔法あり、なんでもありです。※誤字脱字多いかもしれないです。※数話で終わる予定です。※更新未定。※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 01:21:22
5197文字
会話率:56%
花屋を営む平民のローズは、事故により子供を産むことが出来なくなってしまった。そんな時、眉目秀麗な騎士学生が客として店に来る。彼は金貨1枚という破格の花束を買い、毎回違う女性にプレゼントをしていた。
羽振りの良さから貴族と分かるも、女性関係が
派手で印象が良くない彼。しかし、とある事がきっかけで口説かれるようになってしまう。
毎日のように口説きに店に来る彼が鬱陶しく、遂にデートを了承する。
俺様で女性関係が派手な彼の言葉を、ローズは信じることが出来なかったが、だんだん惹かれていってしまい……。
平民と貴族の切ない恋物語。
※不妊の女性が色々言われてしまうので、苦手な方は注意して下さい。
※はR15ですので注意して下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 17:00:00
232164文字
会話率:60%
「自分の寂しさを紛らわせるために誰かと寝て、そうやってごまかしながら。これからも、一人で生きていくんだと思ってた」
そんな私を変えてくれたのは、酒場で出会った一人の男だった。
図々しいくせに優しくて、あっという間に私を懐に招き入れた大きな男
。
そのくせ手が早くて、出会ったその日に家に連れ込まれた。
私達は、その一晩で恋に落ちた。
「これからは俺が一緒にいてやるよ」
翌朝、彼の家に押し込んできた数人の男たち。
彼らが言うには「この御方はオリウレラ公爵の嫡男!貴様のような下賤の女とは住む世界が違うのだ!」だそうで。
つまり、大貴族の嫡男様が親に逆らって家出していたところを、配下の皆々様に保護された。私はその場面にちょうど居合わせてしまったらしい。
「俺が愛してるのはお前だけだ。これからも、ずっと……!」
去り際の彼の言葉を、……私は信じた。
「ソロでA級まで上がってきた冒険者様を、舐めるんじゃないよ!」
絶対に、ワンナイトなんかで終わらせない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 18:06:03
6737文字
会話率:60%
水島友紀、28歳。家事は人並み、仕事も人並み。いつも通りの日常が好き。だったはずが、突然の辞令をきっかけに彼女の生活は一変する。田舎のF町へと引っ越してきた彼女を襲ったのは、「終業後に開いている店がない」という緊急事態だった。手料理を求め
てやまなかった彼女の前に現れるのは、一人暮らしの同僚だった。「……ウチ、来る? 狭いけど」料理も人並みという彼の言葉に、友紀は二つ返事で同居を決意。美味しいご飯にありつける期待でいっぱいの彼女の頭には、同僚が異性だという意識はなかったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 12:41:32
1168文字
会話率:41%
好きだと言われても信じることができない少女が、それでも好きだと言う彼の言葉に心を開こうとする話。
キーワード:
最終更新:2022-05-03 23:17:28
2120文字
会話率:49%
冒険者御用達の食堂『猫のしっぽ亭』では今日も、元気なおっさんの声が響く。
「だーかーら! ゴブリン討伐に行くなら野菜炒め定食にしとけって!」
客の注文を聞くよりも先に、受けたクエストの内容を聞き出す変わり者。ようやく注文、と口を開いても、遮
って勝手にメニューを選び出す迷惑店員。
しかし不思議と、彼の言う通りの食事をした後は、クエストの成功率が上がる。どうしてか普段よりも調子がいい。なぜかクエストに有利な力が湧く。
験担ぎ、という彼の言葉は次第に、嘘のようなホントの話として冒険者たちの間で密かに真実味を帯びていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 14:00:00
10509文字
会話率:39%
とある農村に住むひとりの少女。彼女は隣の家に住む青年に連れられて不思議な液体を見つける。
「飲むと体が軽くなって空を飛べるらしい」
彼の言葉を信じ、彼女はどこへ行くのか。
最終更新:2022-02-28 20:23:04
2234文字
会話率:60%
幸せな日の話ーまたは事故に遭った話。
ある日の彼の言葉。
忘れてしまっていたけれど。
ーそんなことはないと、これから証明していこう。
最終更新:2022-02-17 15:39:12
1313文字
会話率:23%
【三人の親友の友情と愛情の行方は?愛憎が交錯する恋愛サスペンスドラマ】
■あらすじ
親友三人組の町田真紀と王子みなみと私は、一生独身を貫くと誓い合った。その半年後、私とみなみは真紀の結婚披露宴に出席していた。その会場で爆発があり、新郎が爆殺
された。新郎はプレイボーイで、多くの女性と関係を持っており、会場にはそんな若い女性が何人もいた。みなみと私もそうだった。警察の捜査により、犯人は真紀本人であることが判明した。真紀が連行されそうになるとき、みなみは真紀の前に躍り出るが……。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:25枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろう、ステキブンゲイの各小説サイトにも掲載予定です。
■所感
ラブラブなウェディングでハッピーエンドなストーリーを目指していたハズなのに、血と火薬のにおいがする、嫉妬と愛憎が渦巻く話になってしまいました(T-T)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 00:00:00
7925文字
会話率:16%
自称、霊感がある高校生、宇ノ 廻。
霊を見た、化け物がいる、彼の言葉を信じる者は一人もいなかった。
邪険にされ、周囲からは変人扱いされ、近づこうとする者も一人もいなかった。
人と違うものを見ても感じても、自分が孤立しないために、秘密
にしよう。
そう決意したのは、自分を知る人間が一人もいない高校に入学したときであった。
見事高校デビューに成功した廻だったが、ある日、半透明な少女が現れ、彼の運命は大きく動き出す。
『あんた、私が見えるのね!』
これは、死者と生者が紡ぐ、少年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 16:31:14
61530文字
会話率:31%
魂を失い、変わり果ててしまってもなお、僕の目に映る彼の姿は綺麗だった。
「もう、二度とくるな!」彼の言葉に傷ついた僕は、その意味をわかっていなかった。
病から逃れられず引き離されてしまう二人の、切ない物語。
『俺の消えた世界で生きる・
・・・・大切な君へ。』の対の話です。
アルファポリス、カクヨム、ノベルバに同時掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 08:44:14
4714文字
会話率:23%