これは、かつて泥棒猫と呼ばれた彼女の、幸せという償いの日々の記録と記憶。
最終更新:2025-06-07 07:10:00
205709文字
会話率:48%
クチネイケル国は酒造の国。極上の酒をお求めならば是非この国へ。酒の力で宴会も夜会も大盛り上がりの国の片隅で、侯爵令嬢ステファニーは「この泥棒猫!」と罵られていた。ステファニーは侯爵令嬢でありながら令息たちの間を渡り歩く蝶のようなご令嬢。今夜
もそんな彼女の被害が出たのかと注目を集めていたが…。
「いいえ私はつまみ食いはしても盗み食いはしない女。誰の男も盗んでおりません。事実無根です!」
「主張する点がおかしい!」
この令嬢。蝶じゃなくて女豹だった。
性欲を隠し切れない転生令嬢は自分を受け止める技量のある男を求めて三千里。自由な姉に頭を抱える弟と、婚約者に立候補する公爵令息との異世界ラブファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 12:00:00
19887文字
会話率:30%
私、クラリスは泥棒猫の罠にはめられ、婚約者にも婚約破棄され、いつの間にか『悪役令嬢』と呼ばれるようになっていた。
長い地下牢生活の後、死刑にされて……次に目を開けた時には、十歳の時に死に戻っていたのだ。
しかも今日はどうやらかつての婚約者─
─フェリクスと出会うことになる、あの運命のお茶会前日らしい。
元婚約者に会ったら、また断罪エンドに行き着くかもしれない!
今度の人生は平穏無事に暮らしたいです。愛? そんなものは必要ございません!
今度こそ断罪エンドを回避するため、私は行動を改めることにする。すると周囲の私を見る目も変わってきて……。
あっ、泥棒猫。あなたは許しませんから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 09:06:23
193883文字
会話率:37%
この街には多くの悪党が潜んでいる……
そんな悪党達を一日でも早くこの街から追い出そうと、日夜悪党を成敗する為に活動すのは、パラディンの中でも限られた者にしか与えられない称号である【シャイン・ナイト】の称号を持つ騎士事、エレノア。
彼女は優
れた騎士であると同時に、その優秀さから独自の部隊まで率いる優秀な騎士だ。
しかしそんな彼女にも悩みの種が……
まず自分たちが悪党を成敗している内に、悪党から金品を掠め取っていくコソ泥こと【シーヴィング・コラット】
そして自分たちの活動と実力を嘲笑うかのように、先にエレン達パラディン・ナイツが目を付けた悪党を先に倒し、パラディンナイツの面子を潰してくれる【ダークナイト・スカル】
この二人に毎度のごとく活躍の場を引っ掻き回されてしまうエレノアは、今日も幼馴染であるウィルのバーにて愚痴りながら酒を煽れば、バーで働く少女マリリンから、言われたくもない一言を言われるので、マリリンを追いかけ回す。
そんな日常を送る三人の心には、ある事件におって負わされた大きな心の傷がそれぞれあり、心に追った傷に決着を付ける為に何かと必死に戦っている三人。
果たしてこの三人の心の傷は、いつか癒える時がくるのだろうか?
今回初めて一人称多視点の作品に挑戦してみましたので、分かりくい部分があった際は、遠慮なくご指摘ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 22:44:27
191226文字
会話率:27%
追い出された。三年間働いた屋敷を。
好色な旦那様に一方的に迫られた挙句、その奥方に「この泥棒猫!」とビンタされる始末。庇ってくれる同僚も居ない。恥ずかしい程陳腐な幕引きだった。
「いやそんなことよりも」
怒るより、悲しむより、明
日のごはんの方が大事な私は身の安全と新たな職場を求めて適当に選んだ遠くの小さな田舎町へと移住することに。
就職活動の末、紹介されたのは「先生」と呼ばれる魔法使いの家。
出会ったのは無口で偏屈な白髪のオジサマ!自己紹介もさせてもらえないまま、家政婦業がスタート。大丈夫?私の名前知ってる?
「余計なこと」を嫌う気難しい先生に要らぬ干渉をしたら即解雇間違いなし。好条件の職場を何としても死守したい私は先生の観察を始めた。取扱い厳重注意な先生だったのだが…。
「あ!食べた食べた!」
物陰からこっそり観察していると、気難しい先生が可愛く見えてこないこともないかもしれない。
緊迫した生活は、いつの間にかホンワカ先生観察生活へと展開していく。
そんな中、元雇用主が異常な執着を見せ私を連れ戻す計画を進めていたり、よその面倒くさい魔法使いが絡んできたり。
頼むから、平穏に暮らさせて!先生が嫌がるでしょうが!!
☆クーデレイケオジ魔法使いと前向きお気楽家政婦が、生活にカットインしてくる色んなことを魔法を使ったり使わなかったりして乗り越えつつ、お互いへの気持ちを育む恋愛ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 07:00:00
209823文字
会話率:40%
容姿端麗で異性からよく好かれる聖良(セイラ)は、子どもの頃から、女友だちの彼氏や好きな人を、無自覚に奪ってきた。
学生時代は苦労したものの、大人になるとその能力を活かして、別れさせ屋の仕事を始める。
ある日、仕事で落としたDV男に追われて逃
げ込んだ先は――剣と魔法の世界だった。
転移初日に王子様に見初められた聖良は、いきなりプリンセスになれるのかと思いきや⋯⋯盗賊(シーフ)として、共に魔王討伐の旅に出ることになった。
ドキドキハラハラの旅を通じて、王子様らパーティーメンバーにどんどん気に入られてしまい⋯⋯折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 15:07:21
401558文字
会話率:34%
悪役令嬢のような女カティア・ロズワードは、ブン取り勝ち取った婚約者リシュアン・ロズワードとの間に、深刻な軋轢を抱えて、悩んでいた。
ロズワード家の財政は傾いている。
カティアは産業に活路を見出し辺境へと越し、そこで再興を図るのが最も確実な手
段だと主張する。しかしリシュアンは、尊敬の褪せない先祖から継承したロズワード家の誇りを胸に、ロズワード家の気高さを証明するため、今までの方法でのし上がりたいと考えていた。それが、彼の夢――。
そんな彼の夢を支え、情熱に寄り添いたいと願う泥棒猫がウヨウヨ。
どうにかしてほしい。
そんな相談事を、本日、まだ幼き聖女オーレリアは承ったのだった。
はたして、オーレリアの出した答えは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 19:07:08
9962文字
会話率:29%
嫌われ者の泥棒猫はある日神社に逃げ込んだ。
最終更新:2025-01-09 07:41:07
671文字
会話率:28%
ある家の使用人である影人《えいと》が幼い頃から仕えているのは、成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗。全てが揃った完全無欠のお嬢様、天堂星音《てんどうほしね》。
滅多なことでは動じない完璧な星夜に、影人は何気ない一言を零す。
「実は、同じ学園の生
徒から告白されたんです」
彼が何気なく零したその一言で、完璧であるはずのお嬢様の様子が……? 「泥棒猫には渡さないんだから……!」
※カクヨム先行公開です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 07:10:00
277047文字
会話率:51%
ある家の使用人である影人《えいと》が幼い頃から仕えているのは、成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗。全てが揃った完全無欠のお嬢様、天堂星夜《てんどうさや》。
滅多なことでは動じない完璧な星夜に、影人は何気ない一言を零す。
「実は、同じ学園の生徒
から告白されたんです」
彼が何気なく零したその一言は、完璧であるはずのお嬢様を激しく動揺させる。
「…………また近づいてきたのね……泥棒猫が……!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 17:02:54
4846文字
会話率:58%
レッティは新婚の奥さん。
小さく動く、小柄な身体は夫を落とす時に最大限に活用するくらいはお互い、相思相愛。
でもこの一年、新婚なのに夫が全く帰ってこない。
困ったなぁ、と奥さんは夫を探す為に手伝ってくれる場所へちょこちょこと向かう。
途中、
新婚の奥さんを知る四軒先の夫婦が、あの人は小さくて可愛いわねと微笑み合う。
扉を開けて、わたし困ってるのとカウンターへ知らせる。
ガン!
コングのような音が建物内に響き渡る。
攫われた夫を貴族の家まで追いかけて潜入し好き放題する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 06:20:00
6800文字
会話率:29%
公爵令嬢のリリエールには、氷の王太子殿下と評されるほど笑わない婚約者のエドワードがいる。彼は社交の場であろうと愛想笑いすらせず、相手が誰であろうと笑わない男性だった。しかしリリエールはある日、彼が微笑んでいる姿を目撃してしまう。リリエールは
悔しさのあまりハンカチを噛みしめて誓った。「あの泥棒猫! わたしだってエドを笑わせて見せるわ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 08:02:42
11212文字
会話率:42%
公爵令嬢ルルーシェは神様から天啓を受けた。「100日後にきみは死ぬ」どうやらこのままでは自分だけではなく、家族やルルーシェの周囲みんな悲惨な目に遭う最悪の未来を迎えるらしい。ただでさえ婚約者の王太子殿下は他所の女にうつつを抜かし、婚約破棄目
前だという噂もあるのに……。しかもその未来を聞いたとて、ルルーシェの死は変えられない。だけど境遇や死に方は変えられる――そう教えられたルルーシェは神様に賭けを申し出る。
「わたくしの死に様が美しければ、褒美を下さい」
「いいよ。次の人生に望むモノを何でもあげる」
ルルーシェの余命はあと100日。
さて、忙しくなりましたわよ……。あの泥棒猫をこのままにしておけませんし、万が一に備えて引きこもりの弟もどうにかしませんと。両親が今後生きていくための手立ても考えなければなりませんわね。他にもやることが山積みですわ!
悔いのない最期を迎えるため、ルルーシェの神様すらも翻弄する開き直りライフが始まる!
※基本はコミカル展開。ハッピーエンドをお約束。
※泥棒猫は2ページ目で泣かせてます。
※R15は念の為
※執筆途中ですが、すでに九万字書き上がってます。
(もうすぐラストエピソード)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 12:10:00
269669文字
会話率:46%
婚約者がサーフィンで知り合ったオンナに寝取られた。
この泥棒猫をどうやって苦しめてやろうか??
熟考の上、私は一つの方法に辿り着いた。
最終更新:2024-11-25 14:52:20
1186文字
会話率:0%
突如、自身がとある恋愛小説に登場した悪役令嬢であると思い出した「私」。自身を裏切った婚約者の浮気王太子も泥棒猫の男爵令嬢も許さまじ!
「未来の王太子妃を虐めた罪」とやらで一族郎党処刑とかふざけるな!
と言う訳で暗躍(作者の都合上、大したもの
は書けません)開始!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 22:54:28
2212文字
会話率:3%
卒業式で婚約破棄されたエペキカンセ。婚約破棄した王太子バーカーギース。泥棒猫ハーナ。エペキカンセを想う隣国の王子アーホード。彼等の向かう未来は同じ色をしている……。
最終更新:2023-04-28 22:21:51
9520文字
会話率:13%
ベテランエンマ様と新人エンマ様が婚約破棄の当事者達を死後の裁判で裁くなら………?
理屈じゃねーよ、ふざけんな!!
的な内容になっております。
最終更新:2023-04-09 19:53:54
8185文字
会話率:24%
なにかと都合のいい男爵令嬢であるレベッカは、上位貴族子息に絡まれがちな日々を送っていた。事を荒立てないように過ごしていた結果、婚約者がいる彼らを誑かす『泥棒猫令嬢』と呼ばれるように。色々と絶望的で、恋愛結婚は諦めるしかないと思っていたが──
最終更新:2024-06-25 18:10:00
9010文字
会話率:40%
平凡な村で暮らしていた村人のメイア。
ある日、そんな村に高貴そうな男女が現れた。
男性一人に、女性が二人。
この構図からわかるだろう。
そう、修羅場である。
痴情のもつれを目撃したメイアはその場をそっと去ろうとする。
―――あの言葉を耳にするまでは。
「アイラ様!」
泥棒猫な女性が発した言葉に、メイアは踵を返す。
目指す先は、修羅場のど真ん中。
捨てられた方の女性が彼らに食って掛かっている。
そんな彼女に、私は大きく息を吸った。
「私の名前で当て馬キャラをするな!」
「「「!?」」」
これは、“名前”が紡ぐ物語。
前世の“名前”でつながったアイラとの縁。
ただの村人であるメイアは、アイラが生きる貴族の世界で何をするのか。アイラの兄であるマクシミリアンも厄介そうな雰囲気が……。
人は案外、勝手に成長していく。
平凡なメイアの姿に、何かを見出す存在もいるのだ。
さて、振り回されているのはメイアか兄妹か。
騒がしいラブ(?)コメディが始まる。
しかし、不穏な影も……。
??『捨てられるのなら、いっそ奪ってもいいでしょ?』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 23:04:30
32994文字
会話率:41%
「イルミエ・リューゼ、私は君との婚約を破棄させてもらう」
最愛の王子プロヴァスに隠していた秘密が露呈し、婚約破棄されてしまったイルミエ。プロヴァスの横には、見知らぬ泥棒猫。ある罪で糾弾されるイルミエは、愛する者を手に入れるため、ある行動に出
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 21:30:29
2604文字
会話率:63%
男爵令嬢、リフレクシア・リターナは、万象の反射という桁外れに凶悪無比な特性を持ってこの世に生まれ落ちた。
魔物の群れを鎧袖一触、ただそこにいるだけでことごとく蹴散らした恐るべき力を買われたのか、さして高くもない身分でありながら、美貌の見事さ
とオツムのよろしくなさで知られる第二王子の婚約者として選ばれたリフレクシアであったが、
「リフレクシア・リターナ! 今日この時をもって、お前との婚約を破棄させてもらう!」
バカ王子が、バカなことして、バカな取り巻きやバカな泥棒猫共々、バカな末路を辿りましたとさ。
かくして男爵家に出戻りしたリフレクシア。
やることがなくなり手持ち無沙汰となった彼女が、ある日、男爵領にある広い森へと暇潰しの散歩に行くと、一人の少年が太い木にもたれるように倒れていた。
「行き倒れですわね。別に珍しくもありませんわ」
そのままスルーするかと思われたが、少年がまだ息があるとわかり、リフレクシアはやむなく彼を助けることにするのだった──これが運命的な出会いだったと知ることもなく。
今作は、短編『婚約破棄はよろしいですけど、私の異名をお忘れではなくて?』のその後の話となっております。短編が未読でも今作を読むのに特に支障や問題はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 18:05:15
49538文字
会話率:52%
「イザベル・ヴァンドーム! 君との婚約を僕は破棄する!」
パーティー会場にルーカス皇太子の大声が響いて始まった婚約破棄騒動。
真実の愛を見つけたから婚約を破棄したいと言うルーカス皇太子。
王命による婚約を勝手に破棄することなど出来ないと
言うイザベル公爵令嬢。
ルーカスが父である国王の命令を覆し、イザベルとの婚約を破棄する方法はただ一つ。婚約破棄を賭けたカードバトルをイザベルに挑み、それに勝利することのみ。
ルーカスは婚約破棄の対価として、将来の結婚生活を賭けのテーブルに乗せた。
ルーカスが勝てばイザベルとの婚約は破棄され、ルーカスはイザベル以外の女性と正式に交際出来るようになる。
イザベルが勝てばルーカスは結婚後イザベルに一切逆らえなくなり、未来の王室は王妃に支配されるカカア天下となる。
婚約と、一国の未来と、ルーカスの結婚生活。その全てを賭けた決闘に、しかしルーカスは自らは戦おうとせず、代理人を立てた。
ルーカスが『真実の愛』を捧げた相手、平民特待生のアンナを、カードバトルの代理人に指名したのである。
かくして学園最強のカード使いである公爵令嬢イザベルと、皇太子の心を見事射止めた平民特待生、アンナのカードバトルは始まった。
アンナは決意していた。入学以来自分に対して行われた数々の陰惨ないじめ。その首謀者であるイザベルをこの手で叩きのめし、愛するルーカスを婚約から解き放って自由の身にすると。
イザベルは決意していた。自分がどんなに執拗にいじめても、学園から逃げ出さなかった生意気な平民女。貴族が通うこの学園に特例で編入してきただけでも不愉快なのに、よりにもよって人の婚約者に手を出したこの不届きな泥棒猫を、今日こそ徹底的に叩き潰してやると。
カードの勝敗によって決められたことは、誰の命令よりも、どんな法律よりも優先されるカードバトル世界。
少女の恋と、女の意地と、ついでに皇太子の人生が掛かった戦いが、ついに幕を開けたのであった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 12:00:00
40254文字
会話率:35%
「──この泥棒猫!」
優雅な午後のお茶の時間だった。
一流の調度品に囲まれ、香り高いお茶を婚約者と共に楽しむはずの時間は、あっという間に緊迫した氷点下の空間になった。
私と婚約者と婚約者の妹。
二人きりで過ごすはずの時間に割って入った可愛ら
しい妹に投げつけられた一言から始まる短いお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 21:40:05
3241文字
会話率:31%