私、クラリスは泥棒猫の罠にはめられ、婚約者にも婚約破棄され、いつの間にか『悪役令嬢』と呼ばれるようになっていた。
長い地下牢生活の後、死刑にされて……次に目を開けた時には、十歳の時に死に戻っていたのだ。
しかも今日はどうやらかつての婚約者─
─フェリクスと出会うことになる、あの運命のお茶会前日らしい。
元婚約者に会ったら、また断罪エンドに行き着くかもしれない!
今度の人生は平穏無事に暮らしたいです。愛? そんなものは必要ございません!
今度こそ断罪エンドを回避するため、私は行動を改めることにする。すると周囲の私を見る目も変わってきて……。
あっ、泥棒猫。あなたは許しませんから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 11:40:00
184599文字
会話率:37%
婚約者がサーフィンで知り合ったオンナに寝取られた。
この泥棒猫をどうやって苦しめてやろうか??
熟考の上、私は一つの方法に辿り着いた。
最終更新:2024-11-25 14:52:20
1186文字
会話率:0%
ある家の使用人である影人《えいと》が幼い頃から仕えているのは、成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗。全てが揃った完全無欠のお嬢様、天堂星音《てんどうほしね》。
滅多なことでは動じない完璧な星夜に、影人は何気ない一言を零す。
「実は、同じ学園の生
徒から告白されたんです」
彼が何気なく零したその一言で、完璧であるはずのお嬢様の様子が……? 「泥棒猫には渡さないんだから……!」
※カクヨム先行公開です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:10:00
253014文字
会話率:52%
ある家の使用人である影人《えいと》が幼い頃から仕えているのは、成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗。全てが揃った完全無欠のお嬢様、天堂星夜《てんどうさや》。
滅多なことでは動じない完璧な星夜に、影人は何気ない一言を零す。
「実は、同じ学園の生徒
から告白されたんです」
彼が何気なく零したその一言は、完璧であるはずのお嬢様を激しく動揺させる。
「…………また近づいてきたのね……泥棒猫が……!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 17:02:54
4846文字
会話率:58%
突如、自身がとある恋愛小説に登場した悪役令嬢であると思い出した「私」。自身を裏切った婚約者の浮気王太子も泥棒猫の男爵令嬢も許さまじ!
「未来の王太子妃を虐めた罪」とやらで一族郎党処刑とかふざけるな!
と言う訳で暗躍(作者の都合上、大したもの
は書けません)開始!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 22:54:28
2212文字
会話率:3%
卒業式で婚約破棄されたエペキカンセ。婚約破棄した王太子バーカーギース。泥棒猫ハーナ。エペキカンセを想う隣国の王子アーホード。彼等の向かう未来は同じ色をしている……。
最終更新:2023-04-28 22:21:51
9520文字
会話率:13%
ベテランエンマ様と新人エンマ様が婚約破棄の当事者達を死後の裁判で裁くなら………?
理屈じゃねーよ、ふざけんな!!
的な内容になっております。
最終更新:2023-04-09 19:53:54
8185文字
会話率:24%
なにかと都合のいい男爵令嬢であるレベッカは、上位貴族子息に絡まれがちな日々を送っていた。事を荒立てないように過ごしていた結果、婚約者がいる彼らを誑かす『泥棒猫令嬢』と呼ばれるように。色々と絶望的で、恋愛結婚は諦めるしかないと思っていたが──
最終更新:2024-06-25 18:10:00
9011文字
会話率:40%
平凡な村で暮らしていた村人のメイア。
ある日、そんな村に高貴そうな男女が現れた。
男性一人に、女性が二人。
この構図からわかるだろう。
そう、修羅場である。
痴情のもつれを目撃したメイアはその場をそっと去ろうとする。
―――あの言葉を耳にするまでは。
「アイラ様!」
泥棒猫な女性が発した言葉に、メイアは踵を返す。
目指す先は、修羅場のど真ん中。
捨てられた方の女性が彼らに食って掛かっている。
そんな彼女に、私は大きく息を吸った。
「私の名前で当て馬キャラをするな!」
「「「!?」」」
これは、“名前”が紡ぐ物語。
前世の“名前”でつながったアイラとの縁。
ただの村人であるメイアは、アイラが生きる貴族の世界で何をするのか。アイラの兄であるマクシミリアンも厄介そうな雰囲気が……。
人は案外、勝手に成長していく。
平凡なメイアの姿に、何かを見出す存在もいるのだ。
さて、振り回されているのはメイアか兄妹か。
騒がしいラブ(?)コメディが始まる。
しかし、不穏な影も……。
??『捨てられるのなら、いっそ奪ってもいいでしょ?』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 23:04:30
32994文字
会話率:41%
「イルミエ・リューゼ、私は君との婚約を破棄させてもらう」
最愛の王子プロヴァスに隠していた秘密が露呈し、婚約破棄されてしまったイルミエ。プロヴァスの横には、見知らぬ泥棒猫。ある罪で糾弾されるイルミエは、愛する者を手に入れるため、ある行動に出
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 21:30:29
2604文字
会話率:63%
男爵令嬢、リフレクシア・リターナは、万象の反射という桁外れに凶悪無比な特性を持ってこの世に生まれ落ちた。
魔物の群れを鎧袖一触、ただそこにいるだけでことごとく蹴散らした恐るべき力を買われたのか、さして高くもない身分でありながら、美貌の見事さ
とオツムのよろしくなさで知られる第二王子の婚約者として選ばれたリフレクシアであったが、
「リフレクシア・リターナ! 今日この時をもって、お前との婚約を破棄させてもらう!」
バカ王子が、バカなことして、バカな取り巻きやバカな泥棒猫共々、バカな末路を辿りましたとさ。
かくして男爵家に出戻りしたリフレクシア。
やることがなくなり手持ち無沙汰となった彼女が、ある日、男爵領にある広い森へと暇潰しの散歩に行くと、一人の少年が太い木にもたれるように倒れていた。
「行き倒れですわね。別に珍しくもありませんわ」
そのままスルーするかと思われたが、少年がまだ息があるとわかり、リフレクシアはやむなく彼を助けることにするのだった──これが運命的な出会いだったと知ることもなく。
今作は、短編『婚約破棄はよろしいですけど、私の異名をお忘れではなくて?』のその後の話となっております。短編が未読でも今作を読むのに特に支障や問題はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 18:05:15
49538文字
会話率:52%
公爵令嬢ルルーシェは神様から天啓を受けた。「100日後にきみは死ぬ」どうやらこのままでは自分だけではなく、家族やルルーシェの周囲みんな悲惨な目に遭う最悪の未来を迎えるらしい。ただでさえ婚約者の王太子殿下は他所の女にうつつを抜かし、婚約破棄目
前だという噂もあるのに……。しかもその未来を聞いたとて、ルルーシェの死は変えられない。だけど境遇や死に方は変えられる――そう教えられたルルーシェは神様に賭けを申し出る。
「わたくしの死に様が美しければ、褒美を下さい」
「いいよ。次の人生に望むモノを何でもあげる」
ルルーシェの余命はあと100日。
さて、忙しくなりましたわよ……。あの泥棒猫をこのままにしておけませんし、万が一に備えて引きこもりの弟もどうにかしませんと。両親が今後生きていくための手立ても考えなければなりませんわね。他にもやることが山積みですわ!
悔いのない最期を迎えるため、ルルーシェの神様すらも翻弄する開き直りライフが始まる!
※基本はコミカル展開。ハッピーエンドをお約束。
※泥棒猫は2ページ目で泣かせてます。
※R15は念の為
※執筆途中ですが、すでに九万字書き上がってます。
(もうすぐラストエピソード)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 17:20:01
265477文字
会話率:47%
追い出された。三年間働いた屋敷を。
好色な旦那様に一方的に迫られた挙句、その奥方に「この泥棒猫!」とビンタされる始末。庇ってくれる同僚も居ない。恥ずかしい程陳腐な幕引きだった。
「いやそんなことよりも」
怒るより、悲しむより、明
日のごはんの方が大事な私は身の安全と新たな職場を求めて適当に選んだ遠くの小さな田舎町へと移住することに。
就職活動の末、紹介されたのは「先生」と呼ばれる魔法使いの家。
出会ったのは無口で偏屈な白髪のオジサマ!自己紹介もさせてもらえないまま、家政婦業がスタート。大丈夫?私の名前知ってる?
「余計なこと」を嫌う気難しい先生に要らぬ干渉をしたら即解雇間違いなし。好条件の職場を何としても死守したい私は先生の観察を始めた。取扱い厳重注意な先生だったのだが…。
「あ!食べた食べた!」
物陰からこっそり観察していると、気難しい先生が可愛く見えてこないこともないかもしれない。
緊迫した生活は、いつの間にかホンワカ先生観察生活へと展開していく。
そんな中、元雇用主が異常な執着を見せ私を連れ戻す計画を進めていたり、よその面倒くさい魔法使いが絡んできたり。
頼むから、平穏に暮らさせて!先生が嫌がるでしょうが!!
☆クーデレイケオジ魔法使いと前向きお気楽家政婦が、生活にカットインしてくる色んなことを魔法を使ったり使わなかったりして乗り越えつつ、お互いへの気持ちを育む恋愛ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 07:05:02
196430文字
会話率:40%
「イザベル・ヴァンドーム! 君との婚約を僕は破棄する!」
パーティー会場にルーカス皇太子の大声が響いて始まった婚約破棄騒動。
真実の愛を見つけたから婚約を破棄したいと言うルーカス皇太子。
王命による婚約を勝手に破棄することなど出来ないと
言うイザベル公爵令嬢。
ルーカスが父である国王の命令を覆し、イザベルとの婚約を破棄する方法はただ一つ。婚約破棄を賭けたカードバトルをイザベルに挑み、それに勝利することのみ。
ルーカスは婚約破棄の対価として、将来の結婚生活を賭けのテーブルに乗せた。
ルーカスが勝てばイザベルとの婚約は破棄され、ルーカスはイザベル以外の女性と正式に交際出来るようになる。
イザベルが勝てばルーカスは結婚後イザベルに一切逆らえなくなり、未来の王室は王妃に支配されるカカア天下となる。
婚約と、一国の未来と、ルーカスの結婚生活。その全てを賭けた決闘に、しかしルーカスは自らは戦おうとせず、代理人を立てた。
ルーカスが『真実の愛』を捧げた相手、平民特待生のアンナを、カードバトルの代理人に指名したのである。
かくして学園最強のカード使いである公爵令嬢イザベルと、皇太子の心を見事射止めた平民特待生、アンナのカードバトルは始まった。
アンナは決意していた。入学以来自分に対して行われた数々の陰惨ないじめ。その首謀者であるイザベルをこの手で叩きのめし、愛するルーカスを婚約から解き放って自由の身にすると。
イザベルは決意していた。自分がどんなに執拗にいじめても、学園から逃げ出さなかった生意気な平民女。貴族が通うこの学園に特例で編入してきただけでも不愉快なのに、よりにもよって人の婚約者に手を出したこの不届きな泥棒猫を、今日こそ徹底的に叩き潰してやると。
カードの勝敗によって決められたことは、誰の命令よりも、どんな法律よりも優先されるカードバトル世界。
少女の恋と、女の意地と、ついでに皇太子の人生が掛かった戦いが、ついに幕を開けたのであった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 12:00:00
40254文字
会話率:35%
「──この泥棒猫!」
優雅な午後のお茶の時間だった。
一流の調度品に囲まれ、香り高いお茶を婚約者と共に楽しむはずの時間は、あっという間に緊迫した氷点下の空間になった。
私と婚約者と婚約者の妹。
二人きりで過ごすはずの時間に割って入った可愛ら
しい妹に投げつけられた一言から始まる短いお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 21:40:05
3180文字
会話率:32%
クズな女たちに天誅を下す女性の活躍をお楽しみください。
最終更新:2023-09-08 06:01:17
8560文字
会話率:0%
「この泥棒猫! この私アンリシェル・フリュイが、クラヴィデス様の婚約者と知っていて、こんなことをしているのですか? 恥を知りなさい!」と言われてしまった最近伯爵令嬢になったジュディ。 浮気者のアンリシェルの婚約者候補に、たまたまぶつかり服が
ひっかかってしまったのを、抱き合っていると誤解しての発言だった。 そのことに気がついたアンリシェルが、侯爵令嬢なのに平謝りするのを見て目茶苦茶心酔するジュディ。 こんな良い令嬢に、あんな男は似合わない。 田舎のおばちゃんに鍛えられた、薄い知識と勢いでアンリシェル侯爵令嬢の幸せを目指すお話です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 02:24:48
20926文字
会話率:15%
伯爵令嬢オリヴィア・ヴィルスティリアには、前世の記憶がある。彼女の記憶によれば、ここは乙女ゲームの世界であり、オリヴィアは悪役令嬢であった。
「可愛い妹の泣き顔を見るのが、わたくしの幸福でしたの」
ヒロインである異母妹レイラへの愛を拗ら
せ、虐め抜き、シナリオ通りに婚約破棄と断罪をされた彼女は笑う。
自分の婚約者だった王子と結ばれる妹の幸せを、心から信じて。
修道院に入ってエンディングを迎えた悪役令嬢は、妹との思い出を胸に、残りの人生を慎ましく生きる――はずが。
ある日、元婚約者のハロルドが彼女を訪ねて言うのだ。
「いい加減、目を覚ましてくれ」と。
「きみの妹は、もう、この世にいないじゃないか」と。
〈妹の真実を思い出せない悪役令嬢〉と〈この世にいない令嬢の遺志を継ぐ王子〉の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 22:42:13
42943文字
会話率:30%
旅の巫女・玲と剣士・多々良。
ひょんなことから知り合い、共に旅をしてきた二人。
まもなく訪れる冬を越すため、多々良の故郷へと向かっていたが、とある峠で地震に見舞われ意識を失ってしまう。
それは、神殺しを行なった二人を断罪せんとする、荒ぶる
神の仕業。
神の力に惑わされ、黄泉へ連れて行かれようとする多々良を取り戻すため、玲は神と対峙する――
玲と多々良、二人の関係が変わり始めるきっかけのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 16:00:00
30394文字
会話率:39%
私には幼馴染がいる。小さい頃に結婚の約束をするタイプの、コテコテの幼馴染である。そんな彼からの告白を待っていたある日、私は選択を間違えた。
カクヨムさんにも掲載しています
最終更新:2023-05-26 21:58:00
3123文字
会話率:34%
イド・ラルークス。
世界で唯一人類が管理するコーデルダンジョンに通う少年冒険者だ。
彼は魔物を倒さず経験値を分けてもらう方法で、世の冒険者が目指す称号の一つたる「勇者」を目指している。
彼の父親は元勇者。しかし勇者を突然辞めた。そのせいで従
兄のダイスとは犬猿の仲だ。
そして魔物を倒さないと稼げないのが王都暮らしの冒険者の常。そしてイドは魔物を倒せない。よってダンジョンアイテムを採って売って生計を立てていた。
その日もアイテムを大量収集した帰り道、ツインテ美少女から「この泥棒猫ー!」と一撃を食らって昏倒。目覚めた彼はその彼女カレンが働くダンジョン管理会社で宝箱補充の仕事をすることになる。何気なく採っていた宝箱は人の手によって補充されていたのだ。
過酷だった。
あり得ないイレギュラーが出てきたかと思えば、宝箱がバウバウ追いかけてくるようになった。
更にはダンジョンは異常事態になるわドラゴンは出るわで穏やかな日々は続かない。そんな冒険者兼裏方仕事担当な少年のバタバタな物語。
コメディーありシリアスありです。
五年か六年前くらいに書いて放置していたのを改稿したものです。疲れた…。感覚で付けた名前とかほとんどそのまま。よくあるような話ですが当時はそういうの書きたかった。直すのマジ疲れた…。
折角なので公開しました。カクヨム様でも公開してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 16:00:00
245938文字
会話率:35%
母が亡くなり、父である男爵に引き取られた平民育ちのケリー。
彼女は父の命令により、貴族の子女が通う学園に放り込まれてしまう。結婚相手を見つけられなければ、卒業後すぐに好色な金持ち老人に後妻として売り飛ばすと脅された上で。
そんな彼女が目
をつけたのは、婚約者の公爵令嬢とは不仲という噂の第二王子。正妃である必要はない。殿下の妾になればきっと今より幸せになれるはず。
必死にアプローチする彼女だったが、ある日公爵令嬢と第二王子、それぞれの本音を知ってしまう。
バカらしくなった彼女は慎ましやかな幸せを手に入れるため心を入れ換えるのだが……。
悪人になれないお人好しヒロインと、一目惚れしたヒロインを一途に追いかけた策士なヒーローのお話。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 20:01:06
8027文字
会話率:50%
私の婚約者である第二王子メンスール・ヘラクリウス殿下はメンヘラ。
「ヤミレ・デュ・リチャードソン! 君との婚約を破棄するッ!」
今日も今日とてそんなことを言い出していらっしゃいます。
でも大丈夫。私は彼を溺愛していますもの。泥棒猫にだ
って二人の関係を壊すことなどできませんわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 08:20:22
3000文字
会話率:29%
ナタリア・ジュラー侯爵令嬢は、過去に婚約者の勝手な発言により婚約解消して以来男嫌いになり、将来は文官として生きたいと考えていた。
しかしそんな彼女の元へ厄介な縁談が舞い込む。それは隣国リペット帝国の皇太子、ナック・リペットとの婚約だった
。
断りたくてもさすがに皇太子からとなればそれも無理。ナタリアは仕方なく、婚約破棄されるために『アクヤクレイジョウ』を演じることにした。
※ハッピーエンド、完結済みです!
※この作品は、私主催の『ガチムチ企画』参加作品です。
※拙作『裸の聖女』(https://ncode.syosetu.com/n5006ht/)の関連作品となりますが、単体でもお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 12:02:18
30000文字
会話率:37%
「――公爵令嬢、お前との婚約を破棄する!」
夜会で叫び出す王太子、彼の言葉に目を剥く公爵令嬢。
王太子の傍で彼らの様子を見つめるピンクブロンドの少女は、内心でほくそ笑んでいた。
(今回もうまくいったわ)
魅了の魔法でターゲットを虜にし、婚
約破棄させる。それがピンクブロンド泥棒猫たる彼女の役目だ。かき乱すだけかき乱しておいて煙のように消えるまさに嵐。
そんな彼女は今日も、新たなターゲットを魅了すべく聖王国という国のとある学園へ潜り込む。そしていつものように順調にホイホイ男たちを魅了していたのだが、とある男だけが思い通りにならず……。
そこから始まるピンクブロンド泥棒猫と男の戦い。それはいつの間にか恋へと変わっていくのだった。
※ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 12:01:37
21100文字
会話率:35%