TOブックスより1巻2巻発売中です。
「君には才能がある」
奴隷階級の少年リンは、旅の魔導師ユインからそう告げられる。
その日からリンの魔導師を目指す旅が始まった。
リンはユインに連れられて魔導師の街グィンガルドを訪れ、塔の学院に入学する
ための試験を受ける。
魔導師の塔はリンの想像を超える魔法の世界だったが、才能と財産、身分によって厳格に差別される階級社会でもあった。
ユインにも放置され、なんの後ろ盾もないリンは、しがない底辺魔導師として学院生活を送る日々を過ごす。
しかしある日、指輪魔法の授業で『ヴェスペの剣』を発現したことから彼を取り巻く世界は一変する。
有力なギルドから熱視線を注がれ勧誘されるようになり、異国のお姫様からも寵愛を受け、リンの前に偉大な魔導師への道が開かれていく。
主題は才能と財産。
この小説はnote、カクヨムにて重複投稿しております。
以下2chread対策。一般の人は気にしないでください
天安門事件 趙王回車 夢雪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 18:02:05
662550文字
会話率:41%
高校に入学してすぐ出逢った、小柄で可愛らしい先輩。
その出逢いに、私は、幼い頃に飼い犬と死別してから心の奥に抱え続けた“冷たさ”と向き合う。
その一方で、先輩と私、二人だけの部活動、その穏やかな日々の中で、私の心に育ち始めたつぼみ。
二学期
に起こる一つの大きな変化が、私をそれらの“本当の答え”に導いてくれるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 20:59:39
14732文字
会話率:28%
君の鳴き声は今でも覚えてる。
君のぬくもりも、冷たさも…。
最終更新:2020-01-23 00:28:07
756文字
会話率:0%
紫がかった朝焼けが、赤みがかった紅葉を仄かに照らす。
陽が出ればとても積極的に外に長居する気は起きないが、この時間は風が吹けば少し涼しく感じる程度の、快適な気温。
風から火を守るため、左手で覆いながらライターを二度、三度ほど鳴らす。
ライ
ターをポケットに仕舞い、右手の人差し指と中指の付け根辺りで煙草を軽く押さえたまま、息を吸う。
口の中を軽い苦味と、酸味、甘味が、順に満たし、混ざり合う。
軽く鼻で息をすると新鮮で冷たさを含む空気が入ってきて、味に上品さが加わる。
その動作を幾度か繰り返せば、目の前の山間の隙から陽が顔に差す。
携帯灰皿に吸殻を入れて、スライドさせて蓋を閉じる。
俺は4トントラックに乗って、全国に荷物を運ぶ、個人だが配送業をやっている。
だが、仕事はもう1つ……というよりも、そっちがメインだ。
「おい幸音、起きろ」
背後のトラックの方へ向き直り、叫ぶ。
「……起きてますよ、勇雄おじさん」
「何言ってんだ、散々呼んでも起きなくなった癖によ」
「今日のターゲット《勇者候補》は?」
「山口の団地のガキだ。さっきあの似非女神から連絡があった」
「わかりました。山口……幾つか見てみたい所があるんですけど……」
「ああ、勇者候補のガキを轢き殺して、仕事終わった後に時間がありゃ連れてってやるよ」
そう、俺の仕事は、この世界に生きる《勇者となりうる逸材》をトラックを使い、異世界に転生させること。
今日もいつもと同じ。助手席に少女を乗せ、鍵を回し、エンジンをかける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 12:59:21
4170文字
会話率:39%
汚い部屋。人間が飼われている。もう少し先の方には、光が見える。でも遠い。ここで終わりそう。悲しい気持ちも寂しい気持ちもなにもない。からである。からになる。諦める。私は居ないものになる。からの音。無音でもない。笑う。消える。光る。内的な衝動。
声。聴く。鳴る。歌う。音を出す。手を叩く。リズムをとる。疑う。疲れる。小さくなる。止める。座る。もたれる。繰り返す。耳鳴り。体温。冷たさ。熱。移る。太陽の量。割れる。落ちる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-09 19:24:48
5765文字
会話率:0%
私はあてもなく彷徨っている。途中で出会った胎児を連れ、右腕の代わりになるものでも探しながら、世界を見て回るために。
人造人間が世界の真実を探求するダークファンタジー。全5話を予定。
最終更新:2019-10-25 22:43:20
2609文字
会話率:0%
※本編には若干の残酷・過激な描写が一部含まれています。
※誤字脱字等あるかもしれませんが予め御了承下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
笑みをたたえる口元が。
その冷たさが。
その陰の深さが。
強く痛く激しく蝕んでゆく
。
世界の終わりにあなたというなにかをみつけた。
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世界が滅びる瞬間に偶然出会ったすべての黒幕にして悪役である男に恋をしてしまった。
一度はそのまま命を落としたものの、事件の約6年前に目を覚ました彼女が、また世界が滅びるまで歩む話。
・異世界タイムリープものです。
・10代後半×年齢不詳です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-24 16:19:45
33358文字
会話率:27%
垂(シズリ)は冷たさを好んでいた。ひび割れて血が出ようが体調を崩そうが、雪よ降れと、思っている───
不本意ながら外の世界に出た、内も外側もデリケートな少年は、ちょいと愉快な思考でプライドと意地任せに身を削る。(生まれは)マトモで、イカ
れた最初のパーティーメンバー、四人で目指すは絵空事なり。
12のギルド『十二支』を廻る、あれやこれのファンタジー。
※テーマは『ギルド』『背反』的な。
見えてるものとホントの所、違うよーずれるよーみたいなのをちまちま出したい。冒険しよう。ファンタジーしよう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-01 19:18:36
53249文字
会話率:39%
安易に転生など試みるものではない。俺は目の前に立ちはだかる炎でその身を清めることにより、鳳凰へ転生を試みたが、炎の熱さと苦しさと冷たさに失敗する――。
最終更新:2019-03-01 14:33:50
2106文字
会話率:24%
17にもなって雪ではしゃぐってどうなんだろう。やっぱ子供っぽいのかな。馬鹿にされるかな。
最終更新:2019-02-09 23:00:47
548文字
会話率:0%
作者が見た夢の世界
やたらリアルで匂いや熱さ、冷たさ、痛み
何もかも起きてからも覚えていて
夢か現実か、分からなくなりました
そんな世界の違和感を
あなたも味わってください
作品のテーマは「違和感と相違、世間の常識と自分の常識」
(
多分にクトゥルフ系に似た何かがあると思われます
(きっと私が色んなものに影響されて見た夢なんだと思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-11 02:51:22
858文字
会話率:60%
高校二年生の神澤 可憐(かんざわ かれん)は、不思議な夢を見る少女だった。
下校中にふと神社に入ると、そこにはなんと夢で見た少年がいた。
「ねぇ、君さ、神隠しって信じる?」
謎の少年と可憐は、2人で過ごす時間が増えていく。
夢、神隠し、それ
が交差していく不自然な日常が今、始まる折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-01-05 10:38:19
1471文字
会話率:24%
高校生の篠村ハルトは光明神ミスラトによって異世界に召喚され、聖女レネスと共に邪悪な魔王を倒すための戦争に駆り出された。
だがハルト達は勇者として目覚めて活躍するうちに権力者に酷使され、あるいは政治的な理由で謀殺されそうになるなど、味方によ
る苦難に足を引っ張られる。更には魔王との戦いが正義のためではなくただの勢力争いや領土紛争であり、自分達はそのための鉄砲玉でしか無いことを知ってしまい、召喚した神からも騙されていたことに気付く。聖女レネスの心は折れて信仰が潰えてしまい、ハルト達は自分を招いた人間達に見切りを付けた。同志と共に軍から脱走する決断をしたのだ。
そしてハルト達は人間の地や魔族の地からも遥か遠い開拓地に村を作り、米や酒造りに精を出す平和なスローライフを始める。しかし村の建設が落ち着いた頃、それを逆恨みした神の手が迫る。だがハルト達は神々さえも圧倒しうる絶大な力を手にしており、襲いかかる神々を虎視眈々と待ち構えていた。
※過去話(召喚直後)と現在の話(スローライフ)を交互に語る感じで進んでいきます。
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-16 22:49:06
67518文字
会話率:43%
妹は死んだ。
ただそこら辺に転がっている石ころと同じようにぬくもりのない姿になって死んだ。どうして死んだのか、よくわかっている。目の前で天をかけてきたドラゴンに胸を貫かれたからだ。だが、死んでほしいなどとはやはりひとかけらも思ってなどいない
。しかし現実として目の前にある冷たさは象徴するのだ。
妹は死んだ。
これは確かなことだ。銀行に行けばそこにいるだけで信頼され金を貸し付けることが可能な男が言うのだから間違いない。きっと彼を葬儀屋に連れて行くだけで誰かの死にかかるお金を後払いでいいと言われるような男だ。実際そのとおり死んだ。
妹は死んだ。
誰に取り繕ってもこの亡骸を見たら必ず信じるだろう。胸にぽっかりと大きくあいた穴が言葉の必要性を否定している。プールに沈めたならきっと紅い海の完成だ。乾かして空に投げたなら世界の空気をサビはてた赤い大地のかんせいだ。
これは紛れもない確かなことだから何度でも書き残そう。
“妹は死んだ。”
「……おに―、……ちゃん…。」
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今目の前にいるのは妹の皮をかぶったドラゴンだ。
たまたま書き始めた作品です。
終わり方は決まっています。
月一ぐらいで更新できていけたらと思っています。
感想や批評、悪態など何でもウェルカムです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 23:55:23
3717文字
会話率:30%
透けるほど白く、新雪のように汚れ無き美しい肌。
膝まで届く、艶やかな黒髪。
冷たさを象徴する切れ長の瞳は、人を殺さねばならない憂いを帯びて……。
九尾の狐、絡新婦と並び、三大美女妖怪の一角を成す雪女。
しかし、助けた男の前にやってきた雪
女はまったく男の想像とは違う姿で。
雪女と認めるか否か。
互いの尊厳を賭けた、雪をも解かす熱い戦いが始まってしまったのでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-25 22:30:29
3760文字
会話率:30%
夜のカーテン 月の光
その温かさと冷たさが心地良くて抜け出せない
キーワード:
最終更新:2018-09-04 23:23:20
387文字
会話率:0%
パンドラは大好きなノアにかき氷を食べさせてもらう。
それはとても甘くて、切ない温度で。
「はいはい。私のお姫様」
ノアが優しくスプーンにふわふわのかき氷をひとさじ掬い上げ、パンドラの口に運ぶ。
「冷たぁい、甘ぁい」
口の中に広がる甘
さと冷たさに幸せな気分になって、パンドラの顔はへにゃりと笑み崩れた。
「えへへ。ノア、大好き」
パンドラはノアを抱く腕にぎゅっと力を入れて感謝の気持ちを伝えた。
ノアの体はとても硬い。そしてひやりと冷たい。
「私も大好きですよ」
ノアの指がパンドラの白い髪をすく。
同時に思う。溶けて直ぐに消えちゃう儚さ。かき氷の温度は切ない。
なななんさま主催の「夏の涼」企画への参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-16 17:04:02
4019文字
会話率:22%
人智を超えたる存在は常に歴史の一部に暗い影を落としてきた。そして今日も怪談として、あるいは御伽噺として、未だ彼らは人間社会で語り続けられている。
この短編集はそのような者達の中から「ゾンビ」を主題とした。
生ける屍の持つ冷たさが、夏
をぞくりと震わせてくれますように。なろうの会がお送りする投げっぱなしゾンビ企画、どうかお楽しみください。
※作者詳細については活動報告及び作者マイページをご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-30 20:45:18
37271文字
会話率:26%
自堕落な生活を送るフリーター「三谷 健二」
ある夜、眠りについた健二は夢の中で白い蛇に出会う
今と違う全く別の人生に興味はあるかと問われ、何の気なしに「ある」と答えてしまう
次の瞬間、眠りから目を覚ますと健二は見知らぬ森にいた
見たこともな
い生き物が足元を這っている
その瞬間に健二の頭をよぎった言葉は「異世界」だった
非力な男が言葉も通じない世界に放り出される
人の恐ろしさ冷たさ、優しさ暖かさ、強さを知り生き抜いていく異世界ファンタジー
その男、冒険者と呼ばれて折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-09 05:07:31
1454文字
会話率:0%
「お前との婚約の話は、白紙に戻すと言ったはずだが」
男爵令嬢を愛でる王太子の発言に、公爵令嬢は悲しみを浮かべてみせた。
綺麗なバラには、トゲがある。
バラの正統派悪役令嬢は、王太子に反撃を始めた。
敵対する雪の男爵令嬢は、王太子に守られ
る、か弱い存在では無い。
美しい雪は、冷たさも持ち合わせていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-11 19:36:36
15238文字
会話率:34%