ほんの少しだけこの現実を否定したかった。それで、扉を開けてしまった。
満員電車の中で日々の業務に疲れ果てた細麦歩は考える。
今の生活は決して良くなることはない。変わらない日々をこうして朽ちていくように、腐っていくように生きていく。
彼は厳しい社会人生活にようやく慣れ、この春社会人二年目に差し掛かっていた。
そんな歩の前に怪しげな扉が現れる。その扉をくぐってみると、そこは見たことのないガラクタばかりが置かれた怪しいバーだった。
沢山あるガラクタのうちのひとつである望遠鏡に何故か興味を持った歩はホコリ被った望遠鏡を覗く。
そんな望遠鏡の中には見えるはずのない景色が広がっている。
それに見とれ、その後顔をあげると、歩は異世界に転移していた。
異世界転移?やっと人生楽に生きられるのか!?
そう思うのもつかの間、この世界は魔法もスキルもない美しくも厳しい世界だった。
人との出会い、別れ、超常現象、幻獣、絶景、そして異世界の謎。
時にはこれらにぶつかり、時にはこれらに助けられながらも歩は異世界を冒険する。そして、新しい世界に触れることで彼の凝り固まった心はほどけてゆく。
彼はなぜ異世界に飛ばされたのか?彼が見た風景はいったい何なのか?世界の謎を解き明かすことができるのか?本格異世界冒険ファンタジーが今始まる!
この小説はこんなものが好きな人、読みたい人におすすめ!
▽異世界の牧歌的な風景や、アルプスのような山々の景色などの絶景が好き
▽現状の生活に満足しておらずモヤモヤした気分を抱えている
▽スポコンのような登場人物の熱い思いのぶつかり合いが好き
▽旅をするのが好きな、してみたいなと思っている
▽追放物やにチート物に飽きてしまった
これらの条件が少しでも当てはまる方はおすすめです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 18:03:07
99907文字
会話率:40%
世界に数多ある迷宮。
そのなかでも、最大にして最凶。発見されてから100年以上経過しているのに、いまだ踏破者ゼロの迷宮がある。
その名も、ヴェリネア=ラコンソ迷宮。
そんな超絶難易度迷宮の、並の人間ではたどり着けない深層部、57
階層にはなぜか街があった。
これはヴェリネア迷宮57階層商店街を織りなす超人たちと、
その経営破綻者たちをフォローするしがない一般人の
あたたかな人情物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 22:12:08
1410文字
会話率:35%
第一章 最果ての死闘
目が覚めるとそこは、魔術が存在し、魔物が跋扈する過酷な世界だった。
「記憶が……ない?」
記憶を失ってしまった少年玲次は、その世界で最も弱い魔物、ゴブリンに殺されかける程度の存在。
だが玲次がその身に宿す魔力は、『破壊
』という攻撃的な特性を秘めた、唯一無二の存在だった。
地球での記憶を無くし、人間としてはゴミ同然の玲次は、再び立ち上がることを決めた。
玲次はその魔力と共に、この世の最底辺から世界最強の剣士へと成り上がっていく!
異世界ハーレムバトルファンタジー開幕!
第二章 引き継がれる意思
一人過酷な世界をさまよう玲次は、精霊と心を交わし共存する民が住む街に辿り着く。
そこで彼はアイリスという赤髪の少女と出会う。
その街で警備兵として働き始めた玲次だったが、ある日の夜、街の住民が跡形もなく消える事件が発生する。
事件の謎の先で、彼は信じ難い真実に辿り着く。
第三章 たった一人の少女のために
「君のことは守ってみせる。たとえこの世界を滅ぼすことになっても」
魔法が存在し魔物が闊歩する過酷な世界で、玲次は日々闘いながら生きていた。
やがて最強の魔剣士となった玲次は世界の終焉に立ち会うこととなる。
守りたい人、譲れない想いを胸に抱きしめ、玲次は世界と一人の少女を天秤にかける。
己の命ですら消耗品の駒として、少年はたった一人の少女のために闘うと誓った。
※現在第2章です
※少しだけ主人公が不幸になる描写がありますが、最終的には必ずハッピーエンドになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 21:08:48
174397文字
会話率:32%
血のように赤い髪に、ルビーのような瞳。まるで人形のような美しさを持つ。
それでいてある時はドラゴンを下し、ある時は敵国の兵士を虐殺し――圧倒的な魔法の腕と剣技を持つ『兵器令嬢』、『爆炎令嬢』、『赤の悪魔』だとか色んな呼び名を持つお嬢様。
―
―そんなお嬢様を育てたと言っても過言ではないのが俺である。
「行くわよ、エシュター!!」
「はい、お嬢様」
今日も今日とて、俺はお嬢様の後ろを付き従う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 17:31:21
7603文字
会話率:39%
誰もが【ジョブ】や【スキル】を授かるこの世界。
だが、俺は……レイドは、ジョブもスキルも何1つ授かる事ができなかった。
どんな努力も認められず、俺は悪神の使徒などという言い掛かりまでつけられた上で人間社会から追われることになった。
ジョ
ブなし……無職は罪。そう言われた俺を受け入れてくれる人なんて何処にもいない。
でも、人でなければ。
そう、俺は白狐耳の神……シロナに拾われ、1つのスキルを授かった。
【ドロップ】。運次第でアイテムでもスキルでも、それこそジョブでさえ手に入るというそのスキル。
俺はこのスキルを携え、新しい人生……もとい、新しい生き方を始めるのだった。
人間社会ではなく……モンスター社会で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 12:00:00
21864文字
会話率:68%
はぁ~何が客先から注文があった薬草を間違えて発注してただよ。
しかも週明け納品なのに今から頼んでも再来週納品になるだとふざけんな。
くそぉっしかも俺に尻拭いをさせやがって。
なぁにが「君、戸夜嶋区に住んでるんだって?
今日はこのまま上が
っていいから
明日の朝一で戸夜嶋迷宮に潜って薬草を採ってきてよ!!」だと、本気殴りてぇ。
大体、迷宮なんて一度も入ったことなんて無いってのに。
他の人はそんなに気軽に迷宮に潜るもんなのか?
俺が生まれた年に迷宮が出来たって親に聞いた事があるから
ちょうど30年になるはずなんだけど
俺・・まったく興味が無かったから全然知らないんだよな。
たしか大学の時にサークルがあったのは覚えているんだけど。
まぁ、帰ったら戸夜嶋迷宮で検索して今日中に終わらせよう。
さっさと終わらせて久しぶりの日曜日なんだしゆっくりと休みたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 10:00:00
99431文字
会話率:27%
「あなたもう死んでますよ」
「えっ! 私いつの間に秘孔つかれたんです!?」
死んだことに気づいていなかった上に記憶を失くした呑気な女。端整な顔なのに失礼な言葉しか出てこない怪しい男。
二人が出会ったのはとある穏やかな公園だった。
隙あ
らば成仏させようとする彼と、たまに触れる不可解な存在である彼女が進むと、何故かとっても賑やかになる。【霊能探偵】を自称する二人の許には、今日も悩める人からの依頼が舞い込むのだ。
そんな二人のドタバタコメディー!
「【霊能探偵】は俺ですけど。っていうかこれ虚偽広告ですよね」
「まあまあ、そう言わずに。私の方が見栄えがいいですし。——ああっ、待った待った待ったぁ!」
※一応生死に関わる表現があるため、R15をつけております。
※二章まで完結したため、一旦完結としておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 11:18:31
88223文字
会話率:37%
クラスでは地味な陰キャだと好き放題言われている俺の趣味は迷宮攻略だ。おまけに超人気の冒険者『仮面の騎士』として。
最終更新:2020-06-29 12:07:12
8592文字
会話率:35%
高校一年間ぼっち生活を送ってきた佐倉春斗(さくらはると)は高校二年生になった。
高校二年生になってものんびりと過ごそう。そう思っていた。
だが、天道時咲良(てんどうじさくら)という美少女が転入してきたのだ。
まぁ、僕には無縁だと思っていたが
まったくもって無縁ではなかったのだ。
僕はその美少女に恋をしていってしまうのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 15:51:18
4862文字
会話率:38%
――――もう二度と魔王なんかやりたくない。
『転生の丘』にやって来た時、魔王ロルフは真っ先にそう思った。
臣下にこき使われ、四天王には侮られ、民には疎まれる日々。治癒魔法特化の魔王は、何処まで頑張っても認められたりしない。
だったら、もうこ
んな命は捨ててしまおう。
勇者に殺され、『転生の丘』で『猫』になる道を選んだ魔王ロルフが、猫として街の人々と付き合っていく話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 16:23:18
43644文字
会話率:39%
これは年下の少年が年上女性に食われる恋物語。
高校一年の夏。念願叶って東京にある野球の名門高校に入学した今宮晴斗(いまみやはると)。
地元を離れるのは寂しかったが一年生でレギュラー入りを果たし順風満帆な高校生活を送っていた。
そんなある日、中学の頃から付き合っていた彼女に振られてしまう。
ショックのあまり時間を忘れて呆然とベランダに立ち尽くしていると隣に住んでいる美人な女子大学生に声をかけられた。
「何をそんなに落ち込んでいるのかな?嫌なことでもあった?お姉さんに話してみない?」
「君みたいないい子を振るなんて、その子は見る目がないんだよ。私なら絶対に捕まえて離さないね」
お世辞でも美人な女性に褒められたら悪い気はしないし元気になった。
しかしその時、晴斗は気付かなかった。
その女性、飯島早紀の目が獲物を見つけた肉食獣のようになっていたことを。
それからというのも、晴斗は何かと早紀に世話を焼かれる。それだけでなく野球部のマネージャーや高校の先輩のお姉さま方も迫ってくる。
純朴な少年、今宮晴斗を賭けたお姉さま方のハンティングが始まる!
※カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 00:04:48
317509文字
会話率:50%
これは、日々堕落に身を委ねる高校生の日記です。ギャグもなければ感動もない。語彙力がなければ文章力もない。笑いも涙も読みやすさも何にも無い日記ですが、それでもよろしければお読みください。
主人公、、、まぁ俺ですが、北海道の現役男子高校生です
。執筆現在、流行中のウイルスのせいで学校が休校になり、暇人ですので書き始めました。オタクの沼に片足どころか腰まで浸かってる帰宅部です。一応、学校の許可のもと飲食店でバイトをしています。彼女?ナニソレオイシイノ?
家族は父、母、長男、次男、俺の5人家族3人兄弟。むさ苦しいです。うるさいです。
内容は俺目線のみ。基本的には正確に書くつもりです。脚色とかは一切しないつもりです。
人によっては不快、または気分を害されてしまうこともあると思いますが予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2020-04-09 00:25:26
3010文字
会話率:0%
転生して偉人になりかわり、ゲーム感覚で操作しながら、未来知識をいかして無双する。
歴史オタクならだれもが憧れるだろう。
史学科の大学生である俺こと三好士郎は18歳にして転生にでくわした。
転生先は1937年のドイツ。
しかし、転生した人物は
貴族でも皇帝でも将軍でも某総統でもなかった。
ハインツ=ヴェステンハーゲンという聞いたこともない士官候補生だったのだ。歳は俺と同じ十八歳
専攻は戦史課。
ユンカーの家系ではなく出自はごく平凡な中流家庭。
ドイツ軍人に比較的詳しい俺ですら聞いたことがない名前だ。
だれだよ!
転生後の俺の感想はこの一言に集約されていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-01 17:47:21
386740文字
会話率:19%
エレクスこと俺は小さな頃から夢見てきた冒険者という職業に憧れを抱いていた。それになるべく努力を重ねて何とか食らいついたものの、やっとの思いで入れたパーティからは弱さから追放。
この先どうすれば良いのか悩みに悩む俺を救い出さんと手を差し
伸べて来たのは……天使でも神でもなく……一人の悪魔だった!?
そんな少々変わった悪魔と契約を結び、様々な出会いを得て慣れない環境に戸惑いながらも冒険者生活をこなしていく異世界ファンタジー!
アルファポリス様にて同時掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 13:17:48
18636文字
会話率:49%
アニメに出てくる主人公にとって都合のいい敵役っているだろ? あれ、実は全部俺なんです。
主人公にボコボコにされて、ヒロイン達を主人公に惚れさせる。俺の役目がそれなんです。
最終更新:2020-02-13 11:47:37
1777文字
会話率:10%
バイトばかりの毎日に流されて目標を失ったフリーター来栖正臣(くるすまさおみ)は、恋人とのデート中にビンタされたことで異世界へと召喚される。そこにいたのは何故か恋人とそっくりな女。そして自分は裸一貫。自己紹介もそこそこに下僕になれと迫る女に
来栖は何とか抵抗しようと試みるが…
薪を割り、水を汲み、尻を拭く葉っぱを採取し、畑を荒らすイノシシと戦って捌く!
明日からできる本格的異世界スローライフ小説!
異世界転移からの日常もの&ギャップものの要素も半分くらいあるはず。
1話あたり8000字前後なのでじっくり読み推奨。
セリフの前にキャラ名が入る台本形式の記述です。
基本は三人称視点ですがキャラクター目線も紛れます。
なるべくルビを振るようにしてますが「ここ読めないよ!」があったらメッセージや誤字報告等でお知らせください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-20 11:34:55
480067文字
会話率:59%
今日も今日とて人攫い。
愛しい愛しい金の為、今日も俺は働きます。
女を無駄に寄せ付けるこの顔も俺にとっては金を集めるための良い道具。
笑顔ひとつでガキも女も油断する。
上層企業による人体実験?誘拐?はい事実です。
下手人は俺です。だって金に
なるし。
外道で結構。金になるなら情けも容赦も必要ない。
世の中金だ。金が全てだ。
黄金のためならどんな汚れ仕事もする。
それが黄金狂いのロミオ・コンゴウ!
だが黄金の髪の少女、ジュリと出会ってから彼の運命は動き出す!
『血液と見返りの大金』、『蔓延する謎の栄養補充剤』、そして『奇病を発症した子供達の失踪』…巨大製薬会社が軒を連ね、君臨する多重積層都市ドーシュを舞台に『ガメつい男』が傍若無人に駆け抜けるクライム・アクション!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-18 17:36:51
119500文字
会話率:38%
作家で中二病な親父が死んだ時、息子である《黒沢仁ージン・ブラックモアー》の本当の居場所への扉が開かれる――!
これは自らを《漆黒の魔王ーロード・オブ・ダークネスー》と名乗るファンタジー作家の親父の二次元設定ではなく、本当に元魔王でコンラー
ト帝国の元首だったことによる異世界帰省ラブコメ中二病ギャグファンタジー!
軽度の中二病を煩っているツッコミ担当の主人公は親父の英才教育により、実はチートスキルを持っている(かもしれない)。そんなツッコミ系主人公が、二刀流の大飯食らいクーデレデレ主人公大好き堕天使女騎士、代理元首のスケベじじいな厄災ドラゴン、みんなのかわいいアイドル系メイドさん(?)に振り回されています。
◆なろう先行更新/セルバンテスにもある◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-10 02:38:49
47559文字
会話率:42%
祖父の遺品整理の最中に一冊の本を見つけた主人公”霧島昌斗”
訳も分からず異世界に召喚された挙句、伝説には出てこない『はぐれ勇者』だって?!
頼れる仲間も、後ろ盾もない昌斗。あるのは、祖父の本に埋め込まれていた石ころだけ・・・。
「伝説にない
なら、俺がその伝説を書き換えてやる」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 19:23:08
1482文字
会話率:17%
ある日突然俺は死んだ。
天使を名乗るウザ可愛い女の子から異世界に行って神チューバーになれとお願いされる。
どうやら視聴者数で特典がつくようだ。何この超展開?俺の明日はどっちだ……?
最終更新:2019-06-09 19:22:31
62940文字
会話率:53%