あるところに双子の少女がいた。
二人は水色の長い髪に金色の瞳。見た目はそっくりだったけど妹のユリアには神の祝福と呼ばれる不思議な力があった。
その力に見惚れた王子に見初められたユリアは上手くまるめこまれて連れてかれた。
姉のラナは夢で見た
泣きじゃくるユリアの姿に妹を取り戻すことを決意する。
ようやく城に忍び込めたラナはそこで変わり果てた妹の姿に驚愕し、国を出ようとユリアを連れ出す。
逃走中にとある旅芸人の人たちが隣の国に行くというので乗せてもらう。
ユリアが居なくなったことで、王子は怒り少女たちを追うことを決めた。
逃げる少女たちと追う王子たち。
王子はユリアの不思議な力を取り込んで王族の力を増やす算段だったのに逃げられてかなり苛立っていた。
一番疑わしいラナのところに行くが、とうの昔にもぬけの殻だったためにラナを指名手配するも目撃情報は全くと言っていい程得られなかった。
その最中に王子の妹の少女は崖から転落し大ケガをしたために城に戻るはめになった。
王子はなんとしてもラナに惨めな死をと躍起になって二人を探す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 12:02:05
262498文字
会話率:30%
あらすじ
七夕で年に一度の星降りの夜、ユキとコウタは偶然幼い兄妹が橋から落ちるのを目撃してしまう。それを見て慌てたコウタは兄妹を助けるために暗い七夕川へと何も考えず飛び込んでしまった。そしてコウタを心配したユキもその後を追って七夕川へと入
っていった。川で消えた二人は銀河の世界、黒いうさぎクリラ、超特急の彗星ハリーとして人間の頃の記憶をなくして銀世界の住人となっていた。クリラは銀世界では唯一黒い色で常に劣等感を感じていた。そんなとき北斗の星をもつクマ五郎から光玉を触ることで色を得られることを教えられる。光玉は年に一度星降り祭りの夜に天の川の漆黒の裂け目から現れるそれは美しい光玉だった。クリラはクマ五郎から貰った不思議な力を持つ七色石版と☆型の石を譲り受け、光玉を手に入れるべく彗星ハリーと共に天の川の漆黒の裂け目へと向かった。途中南十字星などで不思議な体験をしながら天の川へと向かったクリラは無事漆黒の裂け目に到着し、そこでハリーと別れ一人で光玉を探すことになった。クリラは漆黒の裂け目の番人、牛頭馬頭に導かれて、邪な魂がなるという子鬼を見て心を痛め、幼い兄妹兄との別れに大きな声を上げて泣くことになる。そして人間の頃の記憶に残る最も会って見たかった青い目をした少女に出会う。少女のあまりに尊い行いにクリラは感極まり、とても大切な事を学んだ。それと同時に光玉の正体を知ることになる。光玉とは清らかで尊い真っ白な人の魂そのものだった。その事実を知ったクリラは光玉をとることを諦め漆黒の裂け目でその命を絶つことを決めた。その時ハリーが現れクリラに一緒に銀世界へ帰ることを提案する。一度は帰ろうとしたクリラだったが自分のなすべき事ことを思い出し踏みとどまった。そう決意したとき黒いうさぎクリラと超特急の彗星ハリーは人間の記憶を取り戻し、人間の姿に戻っていた。二人はまさにあの七夕川で消えたその時に戻っていた。ユキはその身を全て捧げて黒い邪な魂を全て救うとコウタに告げる。コウタは止めたがユキの決意は決して揺るがなかった。それなら一緒に行こうと懇願するコウタを諭しユキはコウタを人間界に返した。そしてユキはその身を捧げ魂までもキレイに燃え尽くして消えていった。後に残ったコウタはユキのことを思い出し、きっと僕も良いことをして生きてくとユキに誓った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 10:55:00
49621文字
会話率:45%
人の心を覗ける不思議な力を持つ真珠を受け継いでいる侯爵令嬢のシュリアは、自分のお城で働く庭師に片想い中。
身分が違いすぎるため、当然気持ちを伝えることなんて出来るわけもなく、悶々とする日々を過ごしていたある日、シュリアはとつぜん有力貴族との
縁談を押し付けられる。
結婚なんて冗談じゃない。
縁談を潰そうと画策するシュリアは、なぜか殺人事件の容疑者にされ、思いがけず片想いの相手と一緒に行動することに。
どうしたって自分のことをお嬢様としか扱ってくれない天然かつ生真面目な庭師の青年。
貴族としてのブライドが高く、身分違いの結婚など絶対に認めない厳格な祖母。
立ちはだかる壁は高い。
侯爵令嬢の恋は果たして実るのか……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 16:30:00
278969文字
会話率:33%
この世界の住人は『掌力』と呼ばれる不思議な力を手の平に持っている。そんな世界の、中世なとある国、「ルート国」の王子、『オーゴ』は世界を恐怖に陥れる『悪王』を討伐すべく(ついでに綺麗なお姉さんとも会うべく)仲間たちと旅に出る。オーゴは自身の掌
力、『入替』を駆使して強敵や困難に立ち向かう。オーゴとその仲間たちは無事悪王の元へ辿り着けるのか...!?悪王への挑戦が今始まる!!!
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1963年インドで手の平が発光する幼児が発見される。翌年には中国、イタリア、更にその翌年には日本を含む19カ国で手の平に何らかの異常を持った幼児が発見される。世界はそれらを先天性の病気と判断し、第一発見者の症状から『掌光病』と命名する。
2014年、日本、東京。二人の掌光病罹患者が出会う。その出会いは前世から定められた運命か、はたまた混沌とした物語の序章に過ぎないのか。二人は闘いと死に飲み込まれてゆく日本で反乱の渦中に或る...。
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二つの世界、二つの物語。二つが交差する時、世界の真実は明らかになる。これは手の平と反乱の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 00:10:00
201031文字
会話率:28%
不思議な力が溢れている世界を旅する者たちの物語
最終更新:2025-01-26 00:00:00
7415文字
会話率:63%
かつて、大陸全土にその名を轟かせ、隣国の恐怖の象徴となっていた一人の傭兵が居た。あまりの強さに“死神”、“古今無双”と呼ばれたその男は闘いの最中、突然異世界へと……
ドンッ
「痛えっ!」
……落ちた。
状況がわからぬ
まま辺りを見渡すと、なにやら大きなトカゲに翼が生えたような生き物が男を襲う。男は愛刀を構え、薄ら笑みを浮かべるとともに、その生き物に向かって駆けだした……。
もしも最強の男が、カッコいい勇者やチートな魔法使い、すごい賢者、英雄、王、魔人、大魔獣、更には神を相手取るとどうなるか、を描いたものにしようと思っています。
ここにあるのはただただ最強の男の物語。男は持ち前の圧倒的な強さと、この世界で得た不思議な力、「すべてをきるもの」で今日も全てを斬っていく
……というものにしたかったのですが、中途半端に血なまぐささと、ゆったり系が混ざってしまい、「最強のおっさんが異世界で闘いながら平和に生きていく」という感じの物語となっております。
タイトルにもありますように、男が異世界に来ちゃって、その後色々斬っちゃって、またもやっちゃって、楽しいことが起こっちゃう、そんな話です。まあ、いいやと思いながらも必死に書いておりますので、どうぞ、よろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 21:57:23
5916170文字
会話率:43%
AIが普及し、ついに、個人でAIを所有する様になった時代。少しそんな時代の変化に反抗的だった主人公「平本 一」(ひらもと はじめ)も、ついにパーソナルAIの使用者になる決心をした。
その切っ掛けとなったのは、生体チップを使った、神経同調
が可能な最新モデルが発売されたことだった。
GWを使ってパーソナルAIのセットアップに挑んだ平本。
パーソナルAIの「ナナ」とこの世界を支えるエネルギー「エニシ」の不思議な力によって、歴史上の転換点に強制的に精神同調が起こる。
ここから、平本とナナの不思議な冒険?が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 16:50:00
504553文字
会話率:51%
高校生・天野遼は料理上手で世話好きな性格の少年。ある日、線路で酔っ払った男性を助けようとして事故に遭い、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転移していた。目覚めた遼は、村の酒場《グリーンリーフ亭》を営む少女ミリアと出会い、彼女の助けを借りてこ
の世界で生きる術を探る。
金銭も持たず困窮する遼は、ミリアに頼み込み、住み込みで酒場の仕事を始めることに。慣れない異世界の食材に苦労しながらも、持ち前の料理の腕を駆使して信頼を得ていく中、彼の料理には不思議な力、"バフ"が宿っていることに気づく。料理を食べた者が力を増幅させたり、疲労を回復したりする効果が現れるのだ。
その能力はやがて周囲の冒険者や騎士団に知れ渡り、遼は新たな試練や陰謀に巻き込まれていく。異世界の常識や危険に立ち向かいながら、彼は料理を通じて人々の絆を深め、自分自身の存在意義を見つけていく。そして、自分がこの世界に来た本当の理由と、元の世界に帰る方法を探るため、遼の新たな冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 13:30:00
9213文字
会話率:39%
ある日澤圧彦が不思議な力に目覚める。
そんな澤圧彦は愛にとらわれていた。
自分の力がなんなのか、自分はなにものか、愛がなんなのかを探すための物語が始まる。
この物語は前日談です。
これとは別に漫画(原作)があります。
漫画をかく予定は未定
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 20:48:11
47495文字
会話率:56%
侯爵令嬢として生まれたフィオラは、右肩から鎖骨にかけて刻まれた「忌み痣」によって12歳で命を奪われる運命を背負わされていた。12歳の誕生日、処刑の儀式が迫る中、乳母の献身によって命がけで逃がされる。しかし、逃亡の果てに力尽き、死を覚悟したフ
ィオラが目を覚ましたのは、隣国アッシュフォード公爵家の豪奢な屋敷だった。
彼女を助けたのは公爵家の次男にして騎士団長のロナン。彼の支えを受けながら、フィオラは秘密裏に公爵家で生活を始める。時が経つにつれ、人々の間で「アッシュフォード公爵家には隠された幻姫がいる」という噂がささやかれるようになる。
16歳を迎え、デヴュタントという社交界デビューの場が近づく中、フィオラは自分に不思議な力があることに気づく。一方、ロナンはフィオラに対して強い想いを抱え続けていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 15:40:53
9037文字
会話率:37%
現代の日本、音楽が持つ秘められた力が目覚める世界で、神識結愛はその力を持つ少年少女の一人だった。彼女はまだ小学2年生で、普通の子どもとして毎日を過ごしていたが、ピアノを弾くことで不思議な力が目を覚まる。それは、音楽を奏でることで精霊や妖精、
さらには神々を呼び寄せることのできる力だった。
それから数年後。結愛が日本の音楽学校に通う。ちょっと、天然な結愛。明るく世話好きな沙月。結愛にとって気になる存在、奏斗。彼女達が奏でる音楽ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 00:15:04
39473文字
会話率:38%
汚池で魚釣りをしていると釣れたのはロリだった
打ち解けていく2人と不思議な力
最終更新:2025-01-22 22:39:59
9136文字
会話率:80%
冴木紗代(さえきさよ)は私服警官だったが、頭部に銃弾を受け、一時昏睡状態になった。それにより、もともとあった霊能力がより強いものとなった。警察を辞め、除霊などを本職とした。ある除霊により、霊を視ることが出来る本多智恵(ほんだちえ)と知り合
った。
その頃、街に変死事件が連続した。評判の悪い人間ばかりで、密かに組まれたヴィジランテによる犯行の可能性があった。そのようなことは、警察として許されざる事だったので事件を調査する特別チームを結成させた。事件の闇を感じた警視正の判断により、社会宗教学者の本多も選ばれた。当初はメンバーではなかったが、故合って元刑事の冴木、及び、冴木の後輩である現役の警察署刑事課巡査黒羽優子(くろはねまさこ)もメンバーに加わった。事件の関連性は不明だが、現場の近くには「WE ARE PSYCHIC PUNKS」の文字があった。
メンバーの一人、フリーライターの谷本晃(たにもとあきら)は、実は警察内部の不正を調査していた。成行き上、冴木も操作を手伝うことになったが、罠にはまり、捕らえられ殺されそうになった。そこに、謎の男が現れた。不思議な力を使って、一瞬に冴木らを捕らえていた人間達を感電死させると、去っていった。冴木には真相が分かった。霊体は時として、特殊能力を持つことがある。それを強化し、尚且つ自在に操ることができる存在、それがサイキック・パンクスなのだ。
サイキック・パンクスからチームに対し、仲間になるよう誘いがあったが、チームは断った。以降敵と見なされ、度々襲撃をしかけてきた。チームは冴木を中心に反撃を繰り返した。しかし、頼みの冴木が、攻撃により一時昏睡となった。尚且つ谷本が実は、サイキック・パンクスの一員だったことが分かかると、チームは最大の危機に陥った。
ところが、ギリギリで冴木が復活し、本来霊能力のある本多と力を合わせ、危機を乗り越えることが出来たのだった、
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最終更新:2025-01-19 17:29:05
60109文字
会話率:40%
推しに推している舞台俳優アラン。その初主演舞台のチケット争奪戦に全敗したOL須田梨々香。
有給を使い切る覚悟で全公演申し込んだのに、一枚も当選しなかった。
推しの晴れ舞台を見れないショックから、梨々香はうっかりで歩道橋から足を滑らせてしまう
。
目が覚めると知らない場所で、目の前にはアランそっくりの王子様がいた。
別の世界からきた「まれびと」には、いるだけで国に安寧をもたらす不思議な力があるという。
王宮に保護されたリリカはこうして庇護対象となり、おとなしく暮らして…いけるはずもなく。
公式・配信・舞台・SNS・グッズ・ラジオ…なにもかもない世界で、オタクとしてどう生きるべきか。
異世界で、推しと同じ顔をしたヴィルジニー公国第二王子ユリウスと、どこにいても推し活をしたいリリカのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 02:25:21
107624文字
会話率:29%
記憶をなくした僕は、兄弟の少年ふたりとともに、廃墟で暮らしていた。盗みで食いつなぐ生活をしていたが、僕は自分の足跡が、やけにはっきりと残ることが気になりだす。そしてあるとき、僕は盗んだ店の店主に捕まるが、その相手は不思議な力で潰されてしまう
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 23:10:00
8137文字
会話率:45%
※注意
この作品は異世界転生でも俺TUEEEEEE系でもありません。ご注意ください。
~あらすじ~
新学期が始まり、新たな学校生活に期待を寄せる神崎優気かみさきゆうきの学校に始業式の最中、謎の怪物が現れた。教員や生徒が次々と逃げ行く中
皆を守ろうと使命に駆られ、不思議な力を発現しその場を乗り切った。この不思議な力をきっかけに様々な者らと関わりが生まれ、途轍もなく大きなことに巻き込まれていく。異質な結果が立ち塞がる中一体どんな真実が待ち、掴むのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 23:29:22
475677文字
会話率:56%
ある山間の小さな町に「死神」と呼ばれる女性が住んでいました。
しかし彼女は知らない。なぜ自分が死神と呼ばれるのか。
そして彼女は忘れている。自分の奥深くに眠る記憶のことを。
死神と呼ばれる女性が自分の持つ不思議な力を使って、過去を思い出
していく。
そんなお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 21:28:01
31381文字
会話率:21%
創世歴2020年、人類は二つの勢力に分かれ、冷戦状態にあった。
一つは地上の人類である『愚徒』。
もう一つは『魔力』をその身に保有し、『魔術』を行使する天上の人類、『神徒』。
『愚徒』の少年、神代黎児は地上のとある島国で暮らすごく普通の
高校生だったが、ある日突然下された政府の命令により、『神徒』が住まう大陸、『空域魔導帝陸エルヴァーナ』へと連行されてしまう。
大切だった親友達と離れ離れになり、『魔術』によって構築された文明に戸惑う日々を過ごす中、黎児は『悪魔憑き』に襲われた事をキッカケに不思議な力に目覚める。
力の名を『羶血(せんけつ)の魔眼』。
子羊の叡智たる『魔術』を喰らい、一時的に自分のものとして行使する特別な力。
黎児は魔眼、そして支給されたハンドガンである『M96A1 SILVER BRIGADIER』を手に、徐々に血なまぐさい戦いの世界へと身を投じる事になる。
生命のやり取りの中で少年は今まで通りの自分を保てるのか。大切な人達を守りきる事が出来るのだろうか。
全ては仕組まれたアポトーシス。
----ようこそ、吐き気がするほど神に近く、神秘に満ちた楽園へ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 19:40:37
49917文字
会話率:32%
サーフィン中の事故で最愛の兄を亡くし、絶望の淵にいた青年・アオ。
心を閉ざした彼の前に現れたのは、不思議な魅力を持つ少女・カイアだった。カイアの誘いで、二人は新たな人生を求めてニュージーランドへ向かう飛行機に乗り込む。
しかし、突如発生した
嵐によって飛行機は墜落し、アオとカイアは見たこともない七色の大陸へとたどり着く。そこは、魔法と神秘に満ちた異世界「ジーランディア」だった。
絶望を抱えたまま異世界に転移したアオは、そこで様々な試練に直面する。しかし、仲間の支えと、不思議な力を持つタウィリ・マーティアの導きによって、アオは少しずつ心の傷を癒し、新たな希望を見出していく。
美しい自然と個性豊かな人々が暮らすジーランディアで、アオとカイアはどんな冒険を繰り広げるのか。
そして、アオは兄の死の真相を知り、失われた絆を取り戻すことができるのか。
これは、絶望の淵から希望の光を見出す、二人の若者の感動の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 17:29:12
68323文字
会話率:18%
心から大切にする道具には不思議な力が宿り心具となる。刺繡針、絵筆、鍬、剣――そして授かる力も様々だ。さらにその力に惹かれた精霊が持ち主の元へとやってきて力を強めてくれる。
長閑な農村に住む十七歳の少女シーラにはちょっとした特技がある。それ
は、この世界で発生する悪い気「瘴気」を心具であるピーラーを使って浄化すること。
そんなある日、シーラの住む村に瘴気が発生した。瘴気に侵されて自我を失いつつあった精霊は――シーラの精霊だった。
※毎日10時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 10:00:00
217173文字
会話率:36%