蝦夷地の片田舎で生まれ育った少女ウキのもとへ、城下町から使者が送られてくる。
城主の若君がウキに執心で、ぜひ側室として迎え入れたいという。
悩んだウキは故郷の安寧と引き換えに自らを差し出し、若君の待つ雪竹城へ。
そこでウキの世話役を仰せつか
ったのが、玉月才蔵を名乗る男装の麗人だった。
日に日に心通わせるウキと才蔵。しかし様々な障害に阻まれ、二人の絆は引き裂かれていく。
※※※初投稿です。
作中に同性愛描写(女性同士)がありますので、苦手な方はご注意ください。
史実とは異なる点もありますので、時代小説風ファンタジーとしてお読みいただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-29 16:12:30
231809文字
会話率:26%
六年前まで、笑顔溢れた家族と共に幸せに暮らしていた。
それも、母が突然亡くなったことで終わりを迎える。
母が亡くなり、残された柊朝灯《ひいらぎあさひ》とその家族からは本当の笑顔が消えた。
高校生になった朝灯は、双子の妹――月灯と共に
、シンガーソングライターだった母親の幻影を追うように音楽業界に踏み込んでいた。
しかし、小さい頃、母に教えてもらった特別な感情――真白《ましろ》を、母親がなくなって以降、感じることができなくなってしまった事で、悩んでいた。
さらに、未だ母の死を引きずっている朝灯と妹の月灯は、その事がきっかけで父とも距離をとる様になり、家族関係のヒビは日に日に大きくなっていた。
自分の周囲が、少しずつ壊れていく恐怖に苛まれていた朝灯だったが、ある日、一人の少女の歌声と邂逅した事で、もう感じることを諦めていた感情――真白を取戻し、家族関係にも大きな変化が生まれだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-17 02:41:27
3773文字
会話率:52%
少年は記憶の断片を見ていた。日に日に繋がっていく断片は自身を別の存在へと結び付けていく。行方の知れぬ兄を探す旅に出る。
最終更新:2016-04-06 05:57:35
17610文字
会話率:57%
母に手を引かれやってきた初詣で見かけた、その人。
年に一度だけしか話すことはなかったその人への気持ちは、日に日に大きくなっていき、少女は決して叶うことのない初恋に落ちたのでした。
最終更新:2016-03-22 17:38:45
3699文字
会話率:48%
血だまりの中で蹲る人物と、真っ赤に染まったナイフ。それは、相葉ハヤトの中学時代の罪の記憶。
そんな過去の罪を引きずり、他人との関わりを一切拒絶することを誓うハヤトにとって、ぎこちない家族との食卓や幼馴染への冷たい態度は、もはや当たり前の
日常となっていた。
そんな日々を送る中で、ふと、自分の右腕にある違和感を覚える。最初はむず痒い程度の違和感も、日に日にハヤトのストレスを溜めていき、それが原因でクラスメイトとのトラブルにまで発展してしまう。
しかし、違和感はそれだけに留まらず、ハヤトの腕をナイフへと変化させるという形で正体を現した。
突然の異常事態。過去の罪を彷彿とさせる異形の右腕に憎しみと恐怖を抱き、錯乱状態に陥るハヤト。自害寸前まで追い詰められたその時、彼を救ったのは、正義を信条とする白いマフラー姿の少女だった。
――――罪に翻弄され、それでも罪を償おうと抗う少年少女の物語。
※『カイゾウ』は、カクヨム・arcadia にも掲載しております。
※H28.02.29 カクヨムへの投稿開始に伴い、掲載話数を合わせるために第1話以外を一旦削除しました。三月内にて再度順次掲載予定です。今回削除した話と、今後再掲載していく話の内容に差異は生じません。誤字脱字程度の修正のみといたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-22 01:50:48
100026文字
会話率:38%
魔女狩りで名声を得たリディアスの国立研究所に働くランドのもとに小さな魔女が捕らわれてやってきた。ランドは魔女の監視、観察の仕事を命じられる。彼女は人間と全く同じなのに、全くの別物。正真正銘の魔女である。日に日に魔女へ対する実験は過激になって
いくなか、彼女が魔女たる所以を証明したくなってくる。
ワカバとランドの物語です。
本編『Ephemeral note ~少女が世界を手にするまで』よりも以前の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-17 06:21:50
72442文字
会話率:48%
種族差別が公認された世界。
奴隷として生きるロキはある日を境に皇族の下、使用人として働くことになる。
使用人の仕事を紹介してくれたセシルの案内で皇室の地下にある奴隷収容所に通りかかり、自分と同じ「イーストロップ」の少女ミリアに出会う。
澄んだ瞳となんとなく懐かしさを感じさせる雰囲気に包まれ、皇族の中で唯一気を許す相手となる。
そんなミリアも国の決まりから外れることはなかった。
皇族からの風当たりはつよく、特に王女の恨みを買ってしまい日に日に扱いは酷くなっていく。
それをこのまま見ていていいのか
「俺がミリアを助ける」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-13 05:03:26
6751文字
会話率:35%
地震により北極や南極の氷が全て溶け地震の衝撃による津波で大陸が沈んでしまった世界。
地震の時、主人公の富田 一清はたまたまホテルの7階にいたおかげで津波の災害には助かった。
だが、世界の大陸という大陸は津波で沈み土地と呼べるのは高層ビルや船
の上だけになってしまった。
人は、ほぼ全て死に、残った人はわずかな食料と水を求め争い殺しあう。
日に日にわずかなながらも確実に上がってくる水位、住める場所が徐々に無くなり苛立つ人々。
希望はなく絶望しかないこの世界で主人公はどうやって生きていくのか。
もしかしたら近い未来本当にあるかもしれないサバイバルアクション。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-07 01:34:36
6060文字
会話率:40%
魔道。科学的に理解されるようになったびっくりどっきりな魔法の様な現象。
機械文明に魔道という新たな技術が導入された世界で、結崎咲人は学生として生活をしつつも殺戮の世界に身を投じる。
ある日、いつも通りの依頼から生まれた疑惑は日に日に膨
らむ。
そこには驚くべき真実が…
人に希望をあたえるのは 現実
人を絶望させるのもまた 現実
彼がたどり着く現実は一体どちらか。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-23 02:39:47
6371文字
会話率:38%
VRMMO『ウルスラグナ』。その中で筋力だけにスキルポイントを全振りするという不可思議なプレイスタイルを貫いていた魔法の使えない賢者フェイル=プロテイン。彼はある日謎の声に導かれて異世界に転移してしまう。
突然の事に戸惑うフェイル。そんな
彼の前に魔法使いになりたいと言う少女が師事を求めてくる。――日に日に増えるダンベル重量、上昇する筋力スキル。一向に上がらないMP。全て拳で解決する強引さ。何故かそれらを全て魔法だと感動する少女。
勘違いが勘違いを呼ぶ中、本当の事を言い出せない師匠としての胃の痛い日々が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-22 19:00:00
128237文字
会話率:35%
付き合いが長いだけで気にもしていなかった佐藤。しかしどうしたわけか最近になって佐藤が気になる。ある日、佐藤が増えていることに気づく。日に日に増えてゆく佐藤。だがそのことに気付いているのは私だけだった。やがて世界は佐藤に覆われてゆく。
最終更新:2015-12-16 12:27:58
2335文字
会話率:2%
「お姉ちゃん!どこにいくの!一緒にいてよ」
「…。お姉ちゃんねこの寝ボケた世界を変えないといけないの。全部片が付いた ら必ず帰ってくるから…。それまで待っててね」
「まってよ!いやだよ!お姉ちゃん!お姉ちゃんー!」
姉との最
後の言葉は別れの言葉だった。
突如世界を覆った無数の光は世界中の少女にとある才能と災悪をもたらし、そ の日を境に世界は地球は破滅へと歩み始めた。
日に日に悪化する状況に政府は一時しのぎの策を打ち出した、それは光により 才能の才華した少女達による部隊の設立。
一時期は成功したと思われた。
だが、突貫の歯車が回り続けることはなかった。結果、事態はより悪化し、つ いに世界の終りの一歩手前まで行ってしまう。
そして、人類はついに負けを認めた。
しかし、3年後人類は反撃に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-15 21:18:39
6125文字
会話率:67%
moedra wiki掲載作品の重複投稿です。
神竜の一族としてとある山中で暮らしていた1匹の白竜は、ある時隣国からの侵略の手を退けるべく自身を慕い敬ってくれる国の人々に自らの神の力を凝縮した竜玉と呼ばれる光の玉を授けていた。
しかし凄まじ
い神力のお陰で国を護ることには成功したものの、彼に返されるべき竜玉は戦の混乱で何処かへと失われてしまう。
それから100年後・・・竜玉を失ったことで何の力も持たずに1匹の白竜として暮らしていた彼は、年明けの日の習慣であった散歩の途中で大きな桜の木の下に捨てられていた人間の赤子を見つける。
やがてその赤子"ラブロ"を拾い育て始めた白竜は、日に日に賢く逞しく成長していく我が子の姿に久しく失っていた充実した日々を取り戻していた。
しかしそんな幸福の絶頂にあった彼に、ある日突然痛ましい悲劇が襲い掛かることになるのだった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-06 04:46:42
24409文字
会話率:26%
moedra wiki掲載作品の重複投稿です。
とある山に母親とともに棲んでいた、今年で5歳になる幼い雄の仔竜。
人語を解することは出来てもまだ話すことの出来ない未熟な彼は山の麓に広がる人間達の村の様子を空から眺める度、人間の子供達と遊んで
みたいという思いを日に日に強くしていった。
そしてそんなある日、彼は山道で熊に襲われそうになっていた人間のお爺さんを救ったことを切っ掛けに、一言でも声を発すれば元の仔竜の姿に戻ってしまうという危うい条件で一時的に人間の体となって念願の子供達とともに遊ぶという夢を叶えることになる。
だが村に暮らす少年エドの誕生会に招かれた彼は生まれて初めて食べた美味しいケーキを喉に詰まらせると、決して声を出してはいけないという禁忌を破って盛大に咳き込んでしまうのだった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-24 01:55:29
21049文字
会話率:33%
変な病気が流行っている。
かかった者の見た目が恐ろしい。まるでゾンビのような見た目となって、動いているが生きているようには見えない。
日に日にゾンビ化する人間が増え、ついに翔太の学校では、健康なのは翔太一人だけになってしまった。こうな
っては、自分だけ元気なのが恥ずかしい気がしてきた。どうせゾンビに噛まれてゾンビになるのなら、好きだった杏菜に噛まれたい。
しかし、杏菜に噛まれようと杏菜の前をうろついていると、実は杏菜はゾンビの変装をして病気になったふりをしていただけだった。翔太は杏菜の手引きで、みんなを救う仕事を始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-01 21:00:00
30595文字
会話率:57%
松島楓は、若手のカウンセラー。
自分のカウンセリングに悩みながらも、日に日に成長しながら業務を続けていた。
そんなある日、訪問相談先のクライアントの様子がおかしいと感じる。
それから、ずっとそのことが気になる1週間を過ごす。
そして、楓の心
を揺るがす一本の電話が…
カウンセラーの日常を描いた作品。
またここで会いましょうは、カウンセラーがよく使う言葉で、死なないでくださいを意味します。
死なないでとは、きつい言葉だから言いません。
取材はしていますが、完全なフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-12 01:32:22
61372文字
会話率:48%
"ある男"から、日に日に顔が醜くなっていく呪いを受けた少年。そんな彼は"悪魔"と罵られ、村民から差別されていた。
彼が復讐を誓った翌日、突如発生した大地震によって村は全壊。生き残った少年の前に現れ
たのは"異世界から来た"と言う謎の男。
そして強制的に連れて行かれた先は、少年の想像をはるか超えた場所であった。
そこで出会った少女と共に、世界を駆け巡る先にあるものとは? 男は何のために少年を拉致したのか。
少年は自身の呪いを解くことができるのだろうか。
※野いちごさんに一章だけ連載作品を置いてます。あちらとはお話が異なっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-08 22:16:02
3215文字
会話率:45%
ドジな妖精とその妖精を見守る神林一葉。妖精との見えない壁を払拭したい一葉だが、中々その一歩を踏み出せずにいた。
ただ時ばかりが過ぎていたそんなとき、思わぬハプニングが起こる。
一葉は妖精との新しい絆を結び暖かい日々を過ごす。
妖精のツバ
キは日に日に人間に対する興味が膨らんでいく。
そんなツバキを微笑ましく見守りながら一葉自身も他の人達と関わることで少しずつ変わっていく
物語は一葉の描いた絵本を交えながら進んで行きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-29 22:16:41
50343文字
会話率:44%
非公式に魔法や魔術が存在し、同時に科学も存在する現代とよく似た平行世界の日本、○○県新神山バイオ技術研究都市通称ユーフォリア。そこで”楽しければなんでもいい”をモットーに生きるカンフーとカンフー映画が大好きな女子高生、鬼丸桃子は幼馴染みの畔
村環が趣味で創設したユーフォリアオカルト研究サークル通称うろぼろす部で部活メンバーと慌ただしくも楽しい日々を送っていた。5月のある日のこと、ユーフォリアの外れにある立入禁止区域指定の廃工場地帯に面白い噂があるから環がそこを調べに行くと言い出した。桃子は乗り気ではなかったが環といると楽しいのでついていくことに決める。決行予定日時は1週間後の月曜日23時30分からに決まる。しかし、廃工場地帯に忍び込む予定の当日、環が学校を無断欠席する。うろぼろす部のメンバーが連絡しようとしても結局その日は環と誰とも連絡が付かず、廃工場地帯に忍び込むのも環が戻ってくるまで延期となる。翌日のこと、その日学校に環の両親から環が家に帰っていないという電話があったらしい。心配でうろぼろす部のメンバーは環の家に行ってみる、そこで環の両親から環の行方不明届が正式に警察に出されたことを知る。メンバーはユーフォリアで環が行きそうなところを数日捜索してみるが成果はあがらない。環を捜索して3日目、その日も結局成果は上がらずうろぼろす部は解散となる。親友が目の前からいなくなり、桃子の不安と焦りは日に日に強まっていく。非常に心配な気分で桃子が家路を行く中、ふとまだ行っていない場所があることを思い出し、道を引き返す。
桃子がやってきたのは環行きつけのオカルトショップ、りんりん堂であった。店主の輪積太一が顔を出すなり、桃子は環がきていないか問いただす。輪積は驚いた風の反応をしたが、何も知らないとだけ桃子に告げる。桃子が返事をし、落ち込みながら帰ろうとする間際、輪積みは何も知らないが君達は”廃工場地帯に絶対に行ってはいけない”と少しニタついて話す。桃子は輪積が本当は何か知っているのだということを直感し、必死になって知っていることを話すように輪積に懇願するが輪積は何も言わずに冷たい表情で桃子を見下ろす。知っている風なのに何も教えてくれない輪積に桃子はもういい、と怒って店を出ていく。この時、桃子はその日の深夜に一人で廃工場地帯を調べに行く決意をしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-10 22:17:00
50689文字
会話率:57%
《月華蝶シリーズ番外編》
――わたしの前に現れた王子様は女の人でした。
どこか夢見心地な白い花の少女と、彼女に寄り添いながら守る蝙蝠の女性。初めて出会ってから三ヶ月。静かに過ごす二人だったが、日に日に成長していく花の少女の蜜の味を受けて、蝙
蝠は時の経過と己の内側に沸き起こる飢えを感じて戸惑った。そんな蝙蝠の前に、大量の蜜を抱えた花の女は現れた。蜜の魅惑に引き寄せられる蝙蝠を迎え入れ、花の女は妖しく蜜吸いをリードする。それが、狂いの始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-10 06:00:00
64086文字
会話率:27%
薄暗い地下世界で生活を続けてきた佐藤悠己。ある日、狭苦しい工場から脱する機会が与えられる。歓喜する悠己、しかし、同時に訪れた大きな変化に不安は日に日に大きくなっていった。
最終更新:2015-06-28 05:40:06
1462文字
会話率:9%