王城使用人であるサンドラはある日、夏だというのに厚着で倒れていた騎士の青年を見つけて、介抱した。だがその青年は第二王子のパーシヴァルで、ある困った事情を抱える彼はサンドラに契約結婚を申し出てくる。
わけあり王子と契約結婚をしたサンドラだが
、パーシヴァルと共に過ごす日々は充実しており楽しくて――
「ありがとう、サンドラ。私は、君のような妃を持てて本当に幸福だよ」
※本編23話+筋肉おまけ1話の中編折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 20:00:00
76563文字
会話率:42%
川上晶(かわかみあきら)は平凡な大学生だった。いつものように大学後にバイトに向かっていると黒い空間に飲み込まれようとしている男性に遭遇する。助けようとして自らが飲み込まれてしまい、気が付いたら言葉の通じない世界に放り出されていた。周りは明ら
かに外国人と思われる人達。服装も中世ヨーロッパのような見た目で、甲冑を身に纏った騎士もいる。召喚の儀式で異世界から晶を神子(みこ)として呼んだと説明されるが、自分には特別な力などないと訴え混乱する晶。そもそも神子は初めから言葉が通じ、その身に宿る力で国を守護するとされている。国王含め、召喚した者たちからも晶が本当の神子かという疑念が浮かぶ。もしも本当の神子でなければ、神子と偽った物は極刑を免れないのだ。神子としての力が覚醒するまで様子を見ることとなり、護衛騎士として晶についたヘルマンは、晶を献身的に支えた。晶もヘルマンを心の拠り所としていった。ヘルマンの誠意に応えるために、必死に言葉を覚えこの国の歴史を学ぶことにした。ただ、晶は一つの事実に気づいていた。それはとても恐ろしい事実だった。
平凡な大学生(19歳)と護衛騎士(32歳)の年の差、体格差、異世界ファンタジーものです。書き溜めができていないため、更新頻度はかなりゆっくりとなります。主人公視点で基本的に物語は進んでいきます。冒頭は主人公のセリフを「」異世界語を『』表記としていますが、主軸が異世界でのお話に切り替わると異世界語を「」主人公の世界の言葉を『』で表していますのでご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 12:22:57
38639文字
会話率:36%
ウィッシュという少年がいた。その少年に、貴族の少女であるライラは大人になったら結婚しようと持ちかけられた。
しかし、ライラの家は没落し、ライラは筋肉の鎧で身を固めたSランクの傭兵となっていた。
そんなライラに商人から護衛の依頼が入る。
しか
し、商人に何かあると感じるライラ。
はたして商人の正体とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 21:05:48
3611文字
会話率:26%
ライトノベルの世界に転生した。
転生先は悪役令嬢のローレル・フィブゼット。貴族学園に通っていた彼女は王子に断罪され、破滅するという未来が待っていた。
本来のストーリーでは他国に追放され、その先で商売を始めて成功を収めていくという話だったが、
なんの知識チートもない私にそれは無理な話。
「……なら、破滅しないようにしないと」
ストーリー改変になるのは悪いけれど、私は私なりの幸せな未来を掴むために生きる。
そう思っていたのに――。
「ローレル・フィブゼット公爵令嬢! 僕はお前との婚約を破棄する!」
待っていたのは男爵令嬢に冤罪をかけられたことによる、婚約破棄からの断罪。
学園の追放はギリギリ免れたものの、非常に肩身の狭い思いをしながら過ごさなければならないことに。これからどう生きていけばいいのかわからず困り果てていた私の元へ、一人の男が現れる。
それは騎士団長令息のニック。ガチムチイケメンな彼は、私を鍛え直してやると言い出して……?
※カクヨム・アルファポリスに重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 21:00:00
20000文字
会話率:28%
筋肉が大好きな駆け出し肖像画家ヴィオラは、幼馴染の下級騎士ルーカスに自分の肖像画を描いて欲しいと頼まれる。
そこで、ヴィオラは「戦争で英雄になったら描いてあげる」という条件のもと、ルーカスが出征する前に約束をした。
5年後、ルーカスは一度も
ヴィオラの元に戻らず戦争に行ったきり、一方ヴィオラは、肖像画家としてのスキルを磨きつつ、徐々に、その腕前が貴族たちの間に噂になってきた。ある日、ヴィオラのアシスタントのエマから「ルーカスが戻ってくるそれも、戦争で英雄になった」と聞かされる。
まさかまさか、あの筋肉がない下級騎士「ルーカス」が戦争英雄になって帰ってくる!?
ヴィオラ好みの筋肉になって帰ってきたルーカスの秘めた恋心と筋肉の行方はいかに!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 18:00:00
20113文字
会話率:44%
卒業祝賀会の場で、聖女ソフィアは王太子から一方的に婚約破棄を宣言される。
だが、その罪状は彼女にはまったく心当たりのないもので──
なん番煎じになるかわからない婚約破棄もの。とても短い話なので、暇つぶしにどうぞ。
最終更新:2023-08-12 21:00:00
2254文字
会話率:46%
アメリヤの生家ゼモローム伯爵家は、代々武家の出で父グランべリは騎士団長も任された旧家から続く名門。 遅くにできた1人娘のアメリヤは大層大事に育てられた。
赤毛のくせ毛で、大きな茶の瞳のちょっとだけぽっちゃりな子供だった。
この国は男女隔
てなく、長子が家を継ぐことになっているので、男児がおらずとも後継者問題で揉めず、穏やかに時は過ぎていた。
そしてアメリヤは、父の親友モロコ・ジャグリーン子爵の次男で、書記官をしている息子のカザナリィと結婚しゼモローム家を継いだのだ。
見合いの席でも結婚してからも、カザナリィはアメリヤに優しく親切だった。
父(筋肉過多)とは違う美形の優男だったが、微笑む顔が天使に見えるほど好み。
だが、平穏な毎日は音を立てて崩れ始める。
カザナリィが、賭博で莫大な借金を負って失踪したのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 14:48:39
11243文字
会話率:10%
アルティナ・ノーキン。
男はたくましく、女はつつましくが美徳とされる国に生まれた。
国で一番強い女になることを夢見て王都の騎士団に入り、第一王子サリーの専属護衛の任を与えられる。
サリーは病弱で、すぐに体調を崩して寝込んでしまうため臣下から
馬鹿にされる存在だった。
そんなサリーのためにアルティナは全力を尽くす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 14:11:26
4049文字
会話率:29%
ランドリック・ゼンゲンは将来を約束された上級騎士であり、麗しの貴公子だ。かつて流した浮名は数知れず、だが真の恋の相手は従姉妹で、その結婚を邪魔しようとしたと噂されている。成人前からゼンゲン侯爵家預かりとなっている子爵家の娘ジョゼットは、とあ
る事情でランドリックと親しんでおり、その噂が嘘だと知っている。彼が真の努力家であり、それでもなお自分に自身が持てないことも、知っていて、密かに心惹かれていた。だが、そのランドリックとの婚姻の話を持ちかけられたジョゼットは、彼が自分を女性として見ていないことに、いずれ耐えられなくなるはずと、断る決断をして――。
「彼女が好きなのは、俺か、俺の筋肉か」の登場人物が出てきますが、別のお話です。およそ28000字、10話完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 21:06:08
38689文字
会話率:29%
アルバインは几帳面な性格の、体格に恵まれた騎士だ。彼が想いを寄せる令嬢ネフィリアは、今日も彼の筋肉に熱い眼差しを向け、褒めたたえ、撫でまくる。その眼差しはしかし、アルバイン本人に向けられると冷静さを取り戻してしまうのだ。アルバインは彼女に問
いたい。貴女が好きなのは俺か、俺の筋肉か、と――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 23:00:00
40838文字
会話率:26%
前世から筋肉に夢中なアレクサンドラ(サーシャ)は、自分が乙女ゲームの中にいて、線の細い宰相の息子マーカスと婚約すると知って絶望した。気を取り直して、マッサージを餌にマーカスに筋トレと食事メニューを3年間こなしてもらったが、とうとう設定通りに
マーカスは乙女のように美しくなめらかな体のままゲーム開始を迎えてしまう。ついにさじを投げたアレクサンドラは、ゲームの展開を利用して騎士団長の息子に近づこうとするが・・・ ||||| とにかく筋肉を追求して筋肉以外があまり見えていない残念美女なアレクサンドラと、彼女の目的も手段もマッサージも勘違いして混乱する登場人物たちのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 12:11:07
12541文字
会話率:42%
生まれたときから体躯の良い男性を好む伯爵令嬢フルール。顔の良し悪しなどお構いなしに、とにかく殿方のカラダしか興味がない。照りつける暑さの中、立っていられない程の強風の中、一日も欠かさずに騎士団の演習場へ通い存分に己の心を満たす。その姿が不気
味と言われようとも、小遣いが侍女に流れようともブレることはない。そんな令嬢にどう転んだのか婚約話が舞い込む。顔を重要視しない伯爵令嬢と顔を重要視されたくない公爵子息の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 21:22:54
185301文字
会話率:30%
怪力でゲスな元ヤンが、悪役令嬢に転生。
「筋肉ゴリラ」と呼ばれても、私はめげない! あきらめない!
死亡フラグ全部へし折って、王子様との未来をつかむ!!
変なイケメンばかり出てくる、ドタバタ・ラブコメ・ファンタジー。
【詳しい
、あらすじ】
元ヤン貧乏OLが、乙女ゲームの令嬢になって、金と美貌とフィアンセをゲット。
愛する推しとの婚約に、喜びまくる主人公。
ーーだが、しかし。
幸せ絶頂の彼女に、クソゲーの魔の手が迫る。
記憶喪失、立ちまくる死亡フラグ、言うことを聞かないクズとヘタレ、モテすぎるヒロインに、口の減らない生意気な従者……。
はたして主人公は、死亡フラグを全部折り、愛する推しとの婚約を、最後まで維持できるのか!?
腹黒すぎる王子様、ツンデレ従者、魔族のプリンス、クズ系魔術師、金持ちメガネ、空気系騎士、エロい吟遊詩人……。
厄介なイケメンたちと、ジャイアン系の令嬢が送る、ドタバタ・ラブコメ・ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 18:07:46
429225文字
会話率:19%
ミランダ・デパル 21歳。
売れない俳優の父親の影響で、結婚と恋愛に夢も希望も興味も無く、絶対安定の公務員を目指し、真面目でガリ勉だった学生時代。
唯一の趣味はマリモリ先生の書くBL小説「青薔薇騎士団シリーズ」を読むこと。
そして、主人
公マクシミリアンを最押ししている。
逞しい筋肉をこよなく愛し、間近で拝み、妄想するため騎士団事務官を目指す。
魔術専科を卒業後、公務員採用試験の中でも絶大な人気で倍率も高い、騎士団の事務官試験に見事合格した。
やった!これで毎日筋肉を拝みながら妄想三昧の日々を送れる!!
勤務先は騎士団第二隊。
しかも、副隊長付き事務官。
副隊長は最押しマクシミリアンを彷彿とさせる、グラント。
中等部時時代、一度だけ話したことのある、学校中の憧れの超有名人。
どうせ、私のことは覚えていないだろう。よし、気にしない。
グラント副隊長にはモテすぎるが故に、プレゼントのつもりが一周回って暗殺まがいの郵送物が届く。
余計な仕事がどんどん増えていく事にイライラMAX!!!
もう!副隊長さまはとっとと結婚してほしい!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 19:00:00
64862文字
会話率:28%
絶対弱そうな装備ビキニアーマーを装備して無双するおっさん主人公の話です
最終更新:2023-03-11 09:25:30
3717文字
会話率:51%
恋人なんていらない。
結婚なんてもってのほか。
ならば、男性が引くようなムキムキ騎士を目指せばいい。
しかし、父はムキムキの暑苦しい騎士だが、母は小リスのように庇護欲をそそる可愛らしさ。その母に似たのか筋肉はほとんど付かず、細
腕なのにレッドベアーを一撃で倒せる女の子になってしまった。
これは方針転換せねばならぬと、バカっぽい女を演じることにした。
それから10年。王太子殿下のヨメ探しの舞踏会の招待状が私の元に届けられた。そのパートナーを誰に頼むか。
そこから始まる物語。
*内容に不快感を感じるようでしたら、そのままそっと閉じてください。
*作者の目は節穴のため、誤字脱字は存在します。
*カクヨム様にも投稿しております。
*【36番目の婚約者候補が同僚の師団長だった件】のスピンオフですが、読まなくても大丈夫です。(多分)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 19:47:43
72170文字
会話率:44%
最近の社交界の流行は、ボン・キュッ・ボン。
特に始めのボンが大事なようで……。
私、クラリノッサ・R・リゾナバは、今日も例に漏れずボン・キュッ・ボンなドレスに身を纏い舞踏会へと向かいます。
本日の夜会は、幸いな事に舞踏会。
動き回らなければいけないけれど、立っていられるので楽なんです。キュッの部分が……あっ、いえいえ、太っているという事ではありません。私は、スリムな方ですから。ただ、スリムな腰回りを更にコルセットで締め付けていますので、力を入れすぎると破壊の怖れがあるんです。
六つに割れた腹直筋に、カットの入った腹斜筋。今日も筋肉の調子は最高です。
そんな中、「婚約を解消する!」そんな声が聞こえてきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 20:09:59
20948文字
会話率:36%
孤高の女騎士『ユリア』。
ゲーム『ブレイブロード・ストーリー』において物理系ステータス、特に防御力に秀でた強キャラだが、その反面、魔法系ステータスである知力が致命的に低く、ユーザーから脳筋娘扱いされている愛すべきキャラクターだ。
そん
なゲームをプレイしていた男はふと思った。
「これ、ユリアの元々高い防御力に極振りしたら、どこまで行けるんだ?」
そんなちょっとした好奇心のもと、ユリアのレベルをリセットして防御力極振りの育成を行った結果、それはもう見事な脳筋としか言いようがない立派なネタキャラが出来上がってしまいましたとさ。
「アハハハハッ! 防御力カンストしたのは凄いけど、他のステータスが軒並み低空飛行じゃん! 特に元々低かった知力とか壊滅的なんですけど! この娘、絶対脳みそまで筋肉だよwww」
そうして、ネタキャラと化してしまったユリアを指差して笑っていた男は、突然謎の光を放ち始めたゲーム機に飲み込まれ、ゲームの世界に引きずり込まれてしまう。
自分が魔改造した、実用性皆無の脳筋ネタキャラ女騎士に憑依するという形で。
「あ、これオワタ」
そんな彼の異世界冒険譚。
◆◆◆
長編の練習用小説。
ハーメルンとのマルチ投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 18:02:55
176236文字
会話率:27%
リンデリア王国には黒髪に黒い瞳で生まれた子が触れたものはぼろぼろになるという言い伝えがある。
だからロードは伯爵家の次男に生まれながら、結婚も独り立ちしての商売もできるわけがなく、騎士団に入るほかは生きる道がなかった。
だから毎日ひたすら剣
を振り、身に纏う筋肉はガッチムチになっていった。
そんなロードの話を聞きつけた『最後の王女』プリメラ=エンダークは言った。
「触れる物をみなぼろぼろにする呪いの騎士? ではその騎士なら魔王を倒せるではないの」
プリメラは生贄として捧げられる予定だったところを王太子である兄エドワードに救われたため、その兄が危険な魔王討伐に行く前に倒そうと考え、そこでロードに白羽の矢が立ったらしい。
騎士団にも居場所がなく、出世も望めないロードに魔王討伐など無理だと断ろうとするが、プリメラの話は意外な方向へと転がっていき――。
挙句、空からピンク色の髪に碧い瞳の少女まで降ってきて、(元)生贄の王女と呪いの騎士と聖女はそれぞれの思惑を胸に魔王討伐へと向かう。
その中で、ロードは己の『呪いの言い伝え』と向き合い、やがてプリメラの本当の目的を知る。
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3万字くらいで完結します。
一見するとファンタジー色が強そうですが、主軸はごりごり恋愛です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 01:05:22
46715文字
会話率:41%
流浪の女戦士マルフィサは、旧友の騎士アグラマンの頼みで、中東最大の帝国アルバスの都・マディーンを目指していた。
帝国内には近頃、人ならざる魔物の姿が多数目撃され、事態の収拾を手伝って欲しいとの事だったが……その裏では、帝国そのものを揺るがす
簒奪の陰謀が蠢いていたのだ。
罠に嵌められた少年皇子ハール、異国の魔法使いの少女アンジェリカと共に、マルフィサは帝都を脱出する。
果たしてマルフィサたちは、敵の陰謀をくじき、帝都と帝位の奪還を果たす事ができるのか?
これは後世「麗しき顔より下は、軍神の如き肉体」とまで謳われた、怪力女傑マルフィサの戦いの物語である!
※★のついている回は挿絵つきです。
※毎週火曜と金曜、週2回ずつ投稿予定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 21:00:00
259021文字
会話率:37%
マルガーレンの聖騎士見習いのスタンリィは聖騎士になるための最終試験の旅の途中で、凄腕の女アーチャーに助けられる。鋼のような筋肉質の女かと思いきや意外にも……。小鹿系女アーチャーと鈍感堅物聖騎士見習いは、即席パーティーを組んで新たな旅が始まる
。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-08-27 17:50:52
5810文字
会話率:40%