この作品は、「夏のホラー2023」参加作品です。
フランシスカの夫は、幼馴染の女性と愛人関係にある。しかも姑もまたふたりの関係を公認しているありさまだ。
夫は浮気をやめるどころか、たびたびフランシスカに暴力を振るう。愛人である幼馴染もま
た、それを楽しんでいるようだ。
ある日夜会に出かけたフランシスカは、ひとけのない道でひとり置き去りにされてしまう。仕方なく徒歩で屋敷に帰ろうとしたフランシスカは、送り犬と呼ばれる怪異に出会って……。
作者的にはハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 20:34:24
7819文字
会話率:39%
炎天下の中、店先に並んだ30人ほどの長蛇の列に対して、タキシードを着た若い店員が申し訳なさそうな顔で告げる。
「誠に申し訳ございませんが、本日の入道雲の販売は終了しました。またのご来店をお待ちしております」
雲をインテリアとして飾ることが
一般的になって四半世紀が過ぎた頃、再び日本の雲市場が突如盛り上がりを見せる。きっかけは高級な入道雲の登場である。
圧倒的なもちっと感を実現した入道雲に多くの人が虜になり、そしてのめり込んでいく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 08:16:43
3008文字
会話率:15%
笠原由美は、総務部で働くごく普通の会社員だった。
ある日、会社のゆるキャラ、ペンギンのペンタンの着ぐるみが納品され、たまたま小柄な由美が試着したタイミングで棚が倒れ、下敷きになってしまう。
気付けば豪華な広間。着飾る人々の中、ペンタンの
着ぐるみ姿の由美。
どうやら、ペンギンの着ぐるみを着たまま異世界に召喚されてしまったらしい。
え?この状況って、シュール過ぎない?
戸惑う由美だが、更に自分が王子の結婚相手として召喚されたことを知る。
現れた王子はイケメンだったが、冷たい雰囲気で、氷の王子様と呼ばれているらしい。
そんな怖そうな人の相手なんて無理!と思う由美だったが、王子はペンタンを着ている由美を見るなりメロメロになり!?
実は可愛いものに目がない王子様に溺愛されてしまうお話です。
ゆるいお話ですが、着ぐるみに中の人なんていない!という方、申し訳ございません。
アルファポリス様にも投稿しているものを、1話の長さを変更して投稿しています。
内容はほぼ変わらずですが、少し修正しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 20:24:25
47475文字
会話率:34%
黄道を刻む二十四の時の詩
小暑の詩
夜空に流れる星の川の二人のように
いつか会いたいと思う人がいる
そこに川の橋となってくれる白鳥はいないけれど
いつか、会えたら。
最終更新:2023-07-07 07:00:00
420文字
会話率:0%
装い(よそおい)
身なりや外観を整えること
着飾ること
私は、私を装う
キーワード:
最終更新:2022-09-27 07:00:00
259文字
会話率:0%
自分のことを聞いて欲しい。誰だってあると思う。だから、自分のことを初めから話したことはない。詩はそのためにあるようだ。幸せを感じることを無くしたくない。誰かの聞いて欲しいことを聞いて、自分を飾り、生きてゆくのだと思っている。
最終更新:2023-07-01 21:46:22
323文字
会話率:0%
日々友達と遊ぶことに夢中になっていた高校一年の豊。退屈な日々の中で二年前に突然と姿を消した恋人さやかと再会する。豊とさやかの距離が縮まる一方友達と些細なことで友情に亀裂が入ってしまう。そんな中豊の体には異変が起こっており、余命宣告をされてし
まう――。豊の余命が短くなる中、亀裂の入った友情を取り戻しながらさやかとの恋愛を笑いと涙で飾る青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 22:40:54
91560文字
会話率:48%
1人の少女が亡くなった。その少女は小児脳腫瘍だった。その事実を伝えた。その事実を伝えるには遅すぎた。
愛しい娘が亡くなった。娘は持病で苦しんでいた。薄々漂わせられていた事実。理解するのには時間が必要だった。
ただ1人の妹が他界した
。妹は持病持ちだった。その事実を知らされた。その事実は真実ではなかった。
隣の少女がいなくなった。少女は私と同じだった。愛されながらも隠蔽を続け 、朽ちて消えていってしまった。
私はずっと幸せだった。心配をかけたくなかった。事実を告白するには勇気と優しさが必要なのに。私にはどちらも一欠片もなかった。
土台を変えたら崩れてしまう。土台を直すことは出来ない。後悔するには全てが遅い。
装飾は変えようがある。飾れば飾るほど鮮やかになっていく。その彩りを取り返すには。
それに「 内面 」は必要なかった。「 外面 」だけで充分だった。
無論 、外面など気にする余裕はなかった。
けれど枯れ朽ちたものは清らかなものでないと戻せなかった。
だから汚い造花になるしかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 22:06:07
2064文字
会話率:13%
禁術によって、伯爵令嬢アデリナは幼馴染の騎士ジェフリーと身体を入れ替えることに成功した。
期限は一週間。
その間にアデリナは恵まれた体格で剣を振るう喜びを、ジェフリーは贅沢三昧に着飾る喜びを得るのだ。
思い思いに過ごして、後ろ髪を引かれな
がらも入れ替わり終盤を迎えたのだが――
ちょっと、どうして私が婚約破棄されているの!?
その中にいるのは、私じゃないのに!!!
入れ替わり中に起きた珍事に戸惑うアデリナだったが……!?
騎士と入れ替わっている最中に婚約破棄されてしまった令嬢と、令嬢のフリをして元婚約者を追い詰め、愛する人を手に入れる騎士のお話。
※R15は念の為折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 18:12:01
21363文字
会話率:19%
オードリーは、誰もが振り返る美しい娘だ。
値打ちのある装飾品を男達に贈られ、好き放題に着飾る彼女。
だけど、本当にオードリーが欲しい贈り物は?
最終更新:2023-04-16 20:20:38
1558文字
会話率:25%
大学進学で新居に引っ越した彼は、ある日隣人が窓際に花を飾っていることに気が付く。絵を描くのが好きな彼はその花を題材に写生を始めるが、ある日その花の様子に違和感を覚え、何かを意味しているのではないかと考え始める。
最終更新:2023-03-25 21:06:55
3184文字
会話率:9%
仮想通貨で億万長者になった男は家に引き篭り、成金趣味を拗らせていた。高級腕時計にジャパニーズウィスキー、スニーカーやフィギュア。コレクターズアイテムならなんでも蒐集してマンションの一室に飾る。
楽しくも寂しい毎日。その朝もいつもと同じ
筈だった。
ぼんやりとTwittorのタイムラインを眺めていると、何やらおかしい。ゴブリンにオーク。スケルトンやワイバーンが街中で暴れている。
慌ててテレビをつけると真剣な顔をしたアナウンサーが叫んでいる。
「世界中にモンスターが出現しました! 今すぐステータスを確認して戦ってください!! 命を守るために!!」
あまりの剣幕に、「ステータス」と呟く。すると、左の掌にある文字が浮かび上がった。
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HN :未設定(影山聡太)
レベル:1
スキル:成金パンチ
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「な、成金パンチ……!?」
「値段=攻撃力」のスキルを手に入れた引き篭もり成金男は、家を出ることを決心する。その力を試すために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 07:19:59
28286文字
会話率:44%
桃の節句にあわせて雛壇を飾る様子を綴った詩。
最終更新:2023-03-03 15:00:00
521文字
会話率:0%
ゲーム配信者のおっさんは、とあるソシャゲのサービス終了日終了時刻が迫った頃、未所持のキャラを狙って残った石でガチャを回し続け・・・
モチーフは2023年2月28日にサービスが終了したあのソシャゲ。
最終更新:2023-03-01 18:35:48
1549文字
会話率:30%
【あらすじ】
かつて人類族と魔族の二種族が敵対し、そして併存していた茫漠な世界大陸「フロリア」。三百年の昔より互いの存亡を懸けて二種族間で繰り広げられた「祓魔戦争」は、十年前、ある一人の英雄の登場により大きく運命を揺るがすこととなる。
ある日、その者は当時劣勢を強いられていた人類の中で誰よりも勇敢に魔族と戦い、頭角を現した。
不利な戦況で希望を捨てず、自軍を常に先頭で導き、信頼出来る仲間と共に敵将を次々に討ち果たしたその武勲の程は数知れず。ついには聖剣の力により魔王さえも打ち斃し、遂に「祓魔戦争」を終結させるに至った。
後に魔族はその大半が掃討されたことで、事実上絶滅。世界は人類単一の所有物となり、遥か長きに渡って望まれ続けた念願の争い無き平穏な世が訪れたのだ。
これはそんな英雄の戦場における激動の軌跡を描いた伝奇。
内容は是非とも読者の目でご覧頂きたい――という、随分勝手な美談にされた。
【本当のあらすじ】
――「英雄は死んだ。もういないよ」
戦後。
表面上の平和が訪れた世界でかつて英雄と呼ばれた少女「ライカ・エルフォニア」は、その地位も名誉も富も聖剣も投げ捨てて表舞台から消え去った。理由を告げることはなく、肩を並べた戦友とは疎遠になり、華々しく着飾ることも止めて、世界各地を自由に放蕩する質素な毎日。ただ常にその傍らには、一人の幼い少女「マルタ」だけを引き連れて。
ライカの唯一掲げる旅の目的は「英雄を殺すこと」。
その意味の行きつく先は彼女自身の破滅か。それとも――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 12:54:01
15758文字
会話率:39%
「あらすじと言われても、会話劇のショート集に筋書きなんてないと思うのだが」
「だからと言って、あらすじで本編と同じように会話劇をするのもどうなんですか?」
「そこなんだよな。あらすじだけでブラウザバックされてしまうことを考えると結構挑発
的だぜ」
「ええ、しかも1000文字以内ですからね。話す内容も限られてしまいますよ」
「まあ話す内容つっても、だからこれあらすじを語る場なんだから、テーマを振ったりするなよ?」
「わかってますよ。今のこの会話をもって、本編の雰囲気を味わって頂ければいいという事ですね」
「問題なのはどうオチをつけるかだな」
「前振りも何もありませんからね・・・」
「ここはいっちょ、後輩がかましてやれ」
「何でですかそんな重要な役割!ここで滑ったらそれこそ即ブラウザバックですよ!」
「そんなこと言ったって、俺から会話を始めたんだからお前が締めを飾るのは妥当だと思うぜ?」
「くっ、謀ったな!」
「謀ってねえよ、だいたい本編でも俺が会話の口火を切ってるだろうが」
「むうう、一体どうしたら・・・」
「仕方ねえ。じゃあオチはCMのあと!」
「CMないから!」
「後輩が脱ぎます」
「文章の世界ですから意味ないです!」
「続きは本編で!」
「それは本当によろしく!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 12:57:47
25963文字
会話率:86%
大学の夏休みに悠々と過ごしていた雄大に突然電話がかかってきた。それは高校の友人殻で、その電話から始まる雄大の怪しくも青春を飾る夏の1ページ!
最終更新:2023-01-25 23:33:10
1029文字
会話率:56%
シリーズ最終章、その最後の序章録
10年以上に渡ってなろうで書いてきたサッカー小説、その最後を飾る前のシーズンの戦いの歴史を振り返る。
最終更新:2023-01-23 22:47:20
6551文字
会話率:25%
お気に入りの缶コーヒーの空き缶を洗って、部屋に飾るのが好きでした。
いい思い出と一緒に飲んだ缶コーヒーは、幸運のお守りになってくれそうな気がするから……。
そんなお話です。
最終更新:2022-12-18 20:08:19
988文字
会話率:0%
初めて日国に魔獣が目撃されてから30年が経過した。
その当時を知る人は「あの時は本当に地獄だった」と言っているが、今の日国にはそんな悲壮感は漂っていていない。
それは25年前に設立された『ハンター協会』により、魔獣を狩るハンターという職業
が出来たからだ。
ハンターという職業は、15年連続で男女問わず『大人になったらやりたい職業』のトップを飾るくらい人気で、多くの人たちがハンターに憧れている。
それはこの物語の主人公、神楽詩庵にとっても例外ではなかった。
トップランクのハンターになることを夢見る神楽詩庵だったが、その道のりは険しくとても厳しいものだった。
※タグの性描写有りは保険です
―
【更新について】
投稿本数:1日1話
投稿時間:17時
※当面の間は毎日1話投稿して行きます。
※ただ、ストックがなくなったら、それなりにまとまったストックができるまでお休みをする感じになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 16:57:50
417263文字
会話率:29%
ハロウィンと言えば、カボチャのお化けです。
オモチャのカボチャを飾ったり、本物のカボチャに目や口をつけて飾ることもあるでしょう。
油性ペンで顔を描いてもいいですが、食用のカボチャに油性ペンはやめた方がいいかも。
カボチャは皮も食べられますか
ら。
このお話では既出小説の人物がでますが、前作を知らなくてもお楽しみいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 18:18:00
2283文字
会話率:31%