結合双生児として生まれたミユとユウキ。
ふたりは病院で、片方が眠ると片方が起きるという生活を繰り返していた。
ゆえに、ミユとユウキはお互いの寝顔しかしることがなかった。
しかし、ふたりは日記をつけて交流を図り、またお互いが覚醒するごとに一
手ずつオセロを進めていた。ふたりの緩やかな交流は、病院の医師たちに見守られていつまでも続くかと思われた。
しかし、結合された身体は二人分の命を支えるのには限界があった。
主治医の猪狩は彼らを救うべくクローンの身体を用意し、二人を分離する選択を目指す。
しかし、人間のクローンが学会に承認されることはなく、限界をきたした二人の身体は片方の
頭部だけを切除されることとなる。
『ユウキ。
もうひとりの私。彼がこれしかないと決めたのなら、私は――』
ユウキと、ミユが下した選択の先にあるものとは――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 23:09:33
9627文字
会話率:49%
――1989年ベルリンの壁は崩壊しなかった。
ララが生きる西暦2020年、冷戦下東ドイツベルリン市に、双子の妹ルルは存在しない。母胎のなかで、《バニシング・ツイン》、対消滅してしまった。
……ララはある夜半過ぎに、「妹ルルが姉ララを主人公に
した小説を執筆する場面」の執筆をはじめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 18:36:59
32145文字
会話率:22%
とある星で技術の結晶とも言えるブロックが開発され常識が変わった。
その一方で技術を悪用する者が現れた。
ブロック結合の信号を操りバグを作るとトントン拍子で拡散し暴走したブロックが一晩でその星を蹴散らした。
この悲劇から逃れたブロック開発者は
他の星に奴らが攻めてきても大丈夫なように今ある全ての技術と道具を「地球」と呼ばれる隣星に託した。
その星に住む暗号を解読した男に未来を託した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 16:46:53
1755文字
会話率:50%
運に見放された人生を送ってきた飯島龍弥。
クリスマスシーズン真っ只中、トラックに轢かれそうになった女の子を助けるものの、足を雪にとられて代わりに自分がトラックに轢かれてしまう。
肉体を失い、魂だけの存在となった龍弥は異世界の、滅亡寸前の龍
の国に召喚され、枯死寸前の龍を復活させるために召喚され、龍との魂の結合を求められる。
枯死寸前の龍、始源の龍の心と、自分を召喚した龍人族の纏め役である龍の巫女の心に触れ、魂の結合に応じる決心をするのだが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 03:00:00
934717文字
会話率:30%
*行き場のなくなってしまったもの供養
*別サイトに載せていたものも供養
*ごく稀にツイログも供養
*書いたのに使わなかったら増えます
*エログロBLGLNLその他ごった混ぜ。ほとんどが一話完結
追記■前に別で連載していた「僕の友達の作り
方」と結合しました。
追記2■別サイトで連載していた「キケンな彼女と付き合いませんか」をのせました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 18:20:52
131374文字
会話率:45%
八千年前、突如“天界”、“人間界”、“魔界”の三つの世界が一つになってしまった。彼等は己の私利私欲の為に五千年間“聖戦”を続け、やがて終戦を迎えた。それから三千年後‥‥全ての種族が集う“光と闇”(アビス・ブライトネス)と呼ばれるこの国で、全
種族共に暮らし、平和に過ごしている‥‥が、人間の奴隷や謎の組織など残酷な裏社会が存在する。そんな中殺し屋一家に生まれたサファイアの瞳を持つ金髪の美女、ソフィア・W・ザグルルが愛用の銃を片手に己の信念を貫き華麗に生きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 18:32:39
4412文字
会話率:47%
これは、世界で最も美しい兄妹喧嘩──。
かつて世界に奇跡と信仰を齎すべく、祝福されて生まれてくるはずだった神の御子、それは結合双生児の兄妹として誕生した。産まれながらに悪魔の子と呼ばれ処分された兄妹。それぞれ神の加護により奇跡の復活を遂げ
るが、怨嗟の元に産まれた神の御子の片割れは、既に悪魔に魅入られていた...。
神の子として産まれた【輪廻】と、悪魔に魅入られた子【転生】が、互いの人生をかけて1000年の時を殺し合う。
輪廻転生していく二人の魂は、様々な時代や、時に異世界を超えて多くの人を巻き込み、少しづつ世界の形を変えていくーー。
※カクヨム同時掲載
※読み速にて晒し待ち
かなりの長編になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-27 06:07:51
256131文字
会話率:27%
地球と魔法のある世界が結合してしまった。お互いに仲良くなることには成功したがどちらが強いのかの頂上決戦を行うこととなった。
最終更新:2019-05-26 13:13:47
1595文字
会話率:0%
三大術式(魔術、錬金術、空魔精錬術)が存在する世界に、豊かな自然と平和な治世の下、人々が平穏に暮らすレイセヘルという国があった。
王国の国境に佇む霊山の麓に一人の少女が住んでいた。名前はシルフィア・レーンデルス。少女は空魔精錬術師として
村人達からの依頼を熟しながら静かに暮らしていた。
レイセヘル王国の王子であるステイン・スヴィンケルス・ファン・レイセヘルが国の発展の為、霊山の麓でひっそりと暮らす空魔精錬術師の少女の元を訪ねるが、同時に黒い気配も王国に迫っていた。
魔術「体内に宿る魔力によって周囲の魔気を操作する術。生活から戦闘まで用途は幅広く、最も普及している術式」
錬金術「魔力によって溶かした二つ以上の物質を結合させて新たな物質を作る術。魔力量が一定量必要なので使用者は限られるが、生活用品や武具の錬成に使用されているので人々の身近にある術式」
空魔精錬術「空魔精霊獣との契約が必要。精霊の力で増幅した魔気を物質に付加して質を高める術。魔気を通じて物質と会話をすることも可能。契約が必要なことと、必要な魔力量が多いので使用者は限られている」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-27 00:00:00
437432文字
会話率:52%
西暦2067年、少子高齢化が進み日本の総人口は減少し外国人移民が増える中、オゾン層破壊や大気汚染など環境悪化に伴い生身での外出が難しく暗黒時代を迎えてる。
医療分野ではナノマシン技術の進化で2000年代初頭には難しかった治療などが確立さ
れた。
そして、脳神経細胞の一部をナノマシンと結合できるようになり電脳化が加速したのである。
そんな中登場したのが『リモータル・ヒューマンフォーム《Remortal Humaniform》』で
並行遠隔存在拡張機器《テレイグジスタンス・システム》を使い精神アクセスし自分の分身として外での作業を可能とした存在だ。
近未来SFサイバーパンクアクション作品。 リモサバ宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 15:01:55
8604文字
会話率:42%
孤児院で育てられてきたティールは、自分がこの世界に転生してきたことを思い出す。元の世界の知識と原子の化学結合を操作する能力を得る。
魔族の侵攻が厳しくなりつつある日々の中、自らの出生の秘密に触れ、失われた龍と神の伝説を追いかける。
※当方
は受験生のため安定した更新は困難を極めます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 23:00:00
30585文字
会話率:59%
西暦3191年。ここは魔法の通用する世界アナヴィオス。
イーパイス初等魔法学校に通う少年サマリは数々の冒険を乗り越えるうちにアナヴィオスの正体を知る。
ーーなぜ、魔法が使えるようになったのか?--
ーーなぜ、アナヴィオスの北端と南端は分離し
、東端と西端は結合しているのか?--
そして、少年サマリはアナヴィオスの崩壊に立ち向かってゆく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-18 13:46:24
9544文字
会話率:31%
休日、ビール片手にPC前で本日のおかずを吟味していたおっさんは、気が付くと草原にア〇〇が弱そうなくっころ美少女として立っていた…。
困難を乗り越えた先におっさんは気が付いてしまう。「エロゲのヒロインなのでは…?」果たしておっさんは、お
っさんと結合せんとする存在から貞操を守り、ノクターン行きを回避できるか!
今、頭の悪い物語が始まる。
思い付きの見切り発車で投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-31 01:19:50
6235文字
会話率:5%
最弱の魔物、スライム。
ダンジョンコアを吸収し、人間の魂が魔物に結合することによって、自我を得たスライムは、力をつけるためにダンジョンを造る。
そして、いつしかスライムは、魔王に進化する……
最終更新:2018-07-07 00:00:00
2780文字
会話率:29%
「(-1)×(-1)=1ってどう証明するの?」
そう訊かれたら、あなたは答えることができますか? 中1で習う事実でも案外難しいかもしれません。
本小説では、『道徳の解答の作り方 ー文芸部による攻略ー』に登場する蒼井陸斗とその妹の美
月がただそれについて雑談しているだけのお話です(陸斗が高1、美月が中3ということだけわかっていれば、『道徳』を読んでいなくても問題なく読めると思います)。
数学に詳しい方向けに注意です。
本小説は、整数全体が環であることに基づいて、その乗法に関する単位元1の加法に関する逆元である(-1)の2乗が1となることを証明しようという方針で進んでいます。そのため、分配則や結合則、単位元や零元の存在など、環の定義にある部分は認めて議論をしています。
また、アーベル性を使うまいとして変な書き方になっているところがあるくせに、証明の中で右側や左側だけを示しているところがあります。まったく同様にできるので省略していると考えてください。
感想、ご意見、ご指摘は広く求めております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-31 18:30:04
4929文字
会話率:54%
先の大戦を契機として、その質量戦略を教訓として、人体と機械による結合体の志向が生み出した、人間の為の翼が、人類史に登場した。その技術は経済に大きな影響を及ぼし、選ばれたものには翼が授けられた。それはまるで、神話に登場するイカロスのそれを彷彿
とさせた。
しかし、科学的進歩による機械生産の本格化は、大量の失業者と、恐慌、それに伴う混乱を生み出し、主人公のアビは、その貧困によって最下層に生まれた。アビの住む島国は、軍部による国権の掌握によって、大陸間と緊張状態に陥った。
アビは、ある若い士官に貧困から助け出され、彼の語った神話に憧れて、創設されたばかりの航空少年隊の寄宿舎に入る。そこでは様々な階級の少年たちが混然一体となって暮らしており、そこで同じ寄宿舎で貴族階級出身の、〝彼〟に「美しいから」といった理由で気に入られ、アビもこの不思議な少年を好きになる。アビは〝彼〟が慰問団の少女とキスをしているのを発見した時、初めて嫉妬にも似た感情を覚える。
〝彼〟は峻厳な性格であり、翼をもった少年としての特権意識を持っている。そのために、醜い上官に目をつけられており、それが少年たちの憎悪を醸成した。
ついに戦争は始まり、恐慌の渦中にあった人々はこれを熱狂して迎え入れる。そうして、〝彼〟はその最初の一人となって、戦果を挙げながらも撃墜される。「神話」への憧憬は、その死によって、アビの中でより強固なものとなってゆく……。
*この作品はブログ「革命防衛帯思想部」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 09:57:37
14049文字
会話率:14%
この世界には、奇跡の力としか思えないような特別な『能力』を持つ『能力者』という人々がいる。
これは、そんなチート能力を砂糖作りに浪費するだけのお話である。
最終更新:2018-04-04 17:00:00
932文字
会話率:27%
公爵令嬢のロザリアには、前世の記憶があった。
そして前世の彼女は、腐っていた。
別にゾンビだったとか、そういう話ではない。
ただ不特定多数の美青年や美少年、または美中年や美老人が――いや、別に美でなくても大丈夫だったが――、抑えら
れない情動に基づいて非常に親密・密接な関係になり、場合によっては肉体的な接触、さらには結合を果たす物語を嗜好していた。
これは業《カルマ》である。
その消し難い業によって、苦難の道を歩む。これは、そんな少女の悲劇に満ちた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-03 20:27:23
5796文字
会話率:59%
小さな物語が、その断片が重なり合って、それが、一つの都市のようになったらいいと思います。
仮に、都市のイメージが、私たちの主観的な体験の断片の、主観的な結合によって成り立っているとするならば、断片的な掌編小説が、無数に連なり合うことで、虚構
の都市が立ち出でては来ないでしょうか。
これは、そんな遊びです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-08 01:16:07
11507文字
会話率:14%
普通のダメダメな18歳の男が異世界転生していきなり人類の敵である闇の女神(にょしん)とたたかうことになり勝ってしまい、初めて負けた闇の女神はこの世界に英雄なんていたんだと命を諦めたが
、いやいや俺は職業無職の普通の迷子ですが。そこから始ま
る全てを敵にまわしてでも守りたい太古のかつて偽勝優(いつわりの人)と呼ばれた、たった1人で世界に抗い敗れた男とそれを応援していた祖の女。数式による美しさを求めた男と力学空間言語による劣化を捨てた女の宇宙を再生させるための分子を固く結合させて星の劣化を妨げる。空間内に星を増やせば宇宙はほぼ無限に膨張する理論、しかし、この計算は間違いで誤差があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-26 22:43:50
1724文字
会話率:82%