遺伝子変異物質が大戦で使用されて野生生物がモンスター化した世界。銃撃はモンスターの致命傷とはならず、人々は命の脅威に晒され続ける。唯一の対抗手段は機構武器と呼ばれる即効性の神経毒を吹き出す武器による近接攻撃のみだった。
毒の研究を行う
タツキ・ランバートは研究室がモンスターに襲撃されたことで凄腕の機構刀使い少女のカナリアと出会う。暴れる大型モンスターを一太刀で切り伏せた彼女は英雄かと思われたが、恍惚とした表情で死んだモンスターに短刀を指し続けるサイコパスだった。意味不明な言動を口走るカナリアは警戒したタツキにも無理やりキスをして逃走する。
そんなとき研究室のある王都アルフロイラに突然変異患者が多発する。事件の真相を追うタツキは孤児だった自身の過去と向き合い、国内に蔓延る様々な闇と対峙する。薬剤や毒の権威であるリサ、母を救うために奮闘する憲兵であるリズ、そして謎に包まれた少女であるカナリア。積みあげてきたつらい過去の鎖が彼らを残酷な運命に誘う。
突然変異物質による形質変異とガン化、そしてアルフロイラに巣食う悪意の数々。それらに翻弄される少年少女を描く群像劇の結末にあるものとは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 23:52:43
83902文字
会話率:48%
山本一太郎35歳は、見た目はまじめに見られることが多いが
中身はその反対でその辺にいるフリーターと似たような怠惰で怠け者であった。
そして、一度きれたら手が付けられなくなる程の怒気を宿した一般人でもある。
ふとした事で異世界へ転生
することになり、現在のしがらみやモラルによって我慢していたことから解き放たれた生活を送ることを決める。
好きに生きる!!
誰にもその邪魔はさせない!!
そんな中年の物語です。
初めての作品なので温かく見守ってくれると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-28 12:45:53
321文字
会話率:0%
2000年の始まりと共に夜空に一つの大きな光。
その光は生物兵器、ミレニアムくんの爆発だった。ミレニアムくんによって両親を殺された一太(いちた)は、ミレニアムくんを作った黒尽くめの男に復讐することを誓う。
最終更新:2019-11-13 17:59:41
8568文字
会話率:14%
日ノ本国に現れる心臓を持たない異形の存在『虚ノ民(うつろのたみ)』は、人々の心臓を狙い、人知れず暗躍していた。
虚ノ民に対抗出来るのは、秒間30億回心臓を鼓動させる事で発生する超振動波を操り戦う鼓動使いのみ。
居酒屋を営む鼓動使いの青
年『一太郎』と相棒の少女『和美』は、店を訪れるお客の噂話を元に、虚ノ民を探し出して狩る事を裏の生業としていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-12 20:13:04
7760文字
会話率:61%
2019年立冬、日本でブームになっている異世界転生、転移の物語が僕の住んでいるド田舎までブームが侵略していた。なにもない町、あるのは畑と木造建築、東京と名古屋をつなぐ東名高速道路、そして世界とつながるインターネットだけだ。
「ちょ
っとトラックにぶつかってくる」
いてもたってもいられずそう言って家を飛び出した僕は、馬鹿正直に物語を信じ切った愚かな若者であった。
夜の東名高速、白いラインとオレンジのライン、たまに青いラインが引かれていく、冷えた空気によく映え僕の旅立ちを歓迎しているかのようだった。
体が動き出す。感性を感じつつ真っすぐ目の前に引かれていくラインに向かい少しずつだんだん早く
僕は轢かれた。東名高速に引かれる赤いラインとなり、異世界に惹かれる。
気づけば体は継ぎ接ぎだらけだった。あらゆる部分が縫われ、肌の色素が違うのが自分の指をみて確認できた。満足に動かせない体を必死に動かし確認できたのは僕が寝ていた部屋にあった一枚のタブレットが映す日付だった。
「2219年11月05日」
200年後の世界にトラックにひかれた状態で来てしまったのだ。
医療が進歩した200年後では身元不明な人間であろうが少ないリソースで治療される。
しかしながらも200年前からきた僕は身元不明であり、引き取り人もいない。
治療を終えはしたが、満足に体が動かないまま外にほっぽり出される。
200年後の世界に好奇心を抱きつつ必死に生にしがみつくも、儚く僕の生は路地の裏で餓死として終える。
はずだった。
これは時代遅れの僕が明日を生きるための物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-05 21:56:49
654文字
会話率:15%
モンスターの跋扈する異世界。
常に人々はモンスターという上位種に怯えながら暮らしている。
そんななか立ち上がり武器を取ったのがハンターと呼ばれる者達。剣一本で山のようなモンスター達に挑み、日に数十の命が失われているという。
そんな過酷な職
に就き、新たな日常を生きる姉弟。
一人で相手に出来ない敵なら、一人で相手にしなければいい。一人でどうにもならなくても二人でなら乗り越えられる。
戦闘派弟と支援型姉のタッグは、一騎当千の力を持つ。
なぜならば姉を守ろうとする弟は強いから。
シスコンの弟とマッドサイエンティスト姉の冒険は、たとえ八王であっても止めることはできない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-03 01:33:52
61108文字
会話率:45%
少子高齢化を食い止めることができなかった日本の近未来。
高齢者の数に反比例して現象していく子供たちは国にとっての最後の希望であり、このままでは主権存続の危機にまで陥ってしまう…
そんな時、突如として現れた異能を備えた少年少女たちの登場に、政
府はすべての希望を彼らに託すことにした。
未来を予知するもの、鉄から金を生み出すもの、一千万ボルトの電圧を放つもの、デコピンが異常に強いものなど、約一万の異常者たちは科学都市と呼ばれる学園に集められ全盛期以上の国を取り戻すため育成される。
しかし、期待を背負っているものはそのすべてではなく期待値に応じたAからEの五段階のクラスに分けられる。
どうしてだ、Aクラスがそんなに偉いのか?いいじゃないかデコピンが強くてなにが悪い。期待されないだけならまだいい。そんなもの望んだ覚えもない。
優遇されるAクラスと冷遇されるEクラス。
いいさ、差別したいならすればいい。俺たちは俺たちで勝手にやるさ。
賢くなくてもこの拳で全力で抵抗してやる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-23 22:58:38
71107文字
会話率:52%
安田武夫と清水律子は橫浜と川崎の境の橫浜東北部の古い農家の集落に生まれた。
山里で田んぼと里山の自然に恵まれて山菜、セリ、ノビロ、フキなど食べられる野草
も多く、どじょうもとれた。春には里山に多くのタケノコが出て、夏になると自然薯
もみつか
り、秋になると、クリタケ、ナラタケ、ナメコもとれ、自然、豊かな
環境に育った。清水律子の父の清水浩三が自治会の副会長をして、で安田家と清水家は
親しくしていてた。そのため安田武夫と清水律子は幼なじみで、小さい頃から遊んでいた。
2人は地元の小学校、中学校を卒業して安田武夫は理科、数学が得意、清水律子は
国語、社会が得意で英語に興味を持っていた。その後、清水律子が地元の進学塾に
入り勉強して上智大学をめざし、将来は英語を生かして欧米で仕事をしたいと言う
夢を描いていた。安田武夫は地元の高専の電気科を卒業して日本電気・NECに就職。
入社後、NEC Bit-INN秋葉原に配属された。そこには、マイコンのマニアが
集い、交流の場となった。そこで交わされる情報をNECに、持ち帰り、次の
コンピュータ開発に役立てようとした。その後、安田武夫と清水律子の関係は、
また、コンピュータ開発では、激務の連続・・・、果たして、どうなっていくのか?
それは読んでのお楽しみ。なお、この作品はアルファポリスに重複掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 22:33:14
47076文字
会話率:1%
平成最後の夏、大学4年生になる立花一太は就職活動が上手くいかない焦りから、将来に不安を抱え鬱々とした日々を過ごしていた
そんなある日、一太は謎の部屋「チョイスルーム」への扉を開けてしまう。
その部屋は一太の願望を叶える絵馬が数十枚用意さ
れ、絵馬を選択することで自分の将来をも変えることが出来る夢の空間であった。
しかし、一枚の絵馬を選択するたびにその願いに見合った代償も負わなければならず、一太は元カノである千里との未来や自分の進路、過去に抱いていた夢など人生のあらゆる選択を迫られる。
果たして一太は様々な選択肢を乗り越えて無事に明るい未来を手にすることが出来るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-10 05:24:00
13776文字
会話率:46%
昔、持病を患い身体も貧弱だった主人公、|鎌崎成実《かまさきなるみ》。
成実は強くなり、天才や強者として産まれたものを見返そうと決意する。
そんな成美はその後過酷なトレーニングを積み重ね、強靭な肉体を手にし、高校へ入学する。
成
実は高校で出会った優しそうな青年に道場に来てほしいと頼まれ行った先で出会った西岡師匠に武道の技を叩き込まれる。
西岡師匠に感動した成実はそのまま直ぐに弟子入りし、師匠の下で修行する。
更なる力を手にしたところ師匠の意向で、武器あり魔術ありという恐ろしい試合に出され、そこで出会ったのはありとあらゆる魔術を使う魔術師や聖騎士と名乗る人物。
更になんとそこには成実が生まれる前に家を出ていった。父の姿があった!?
今、強くなった成実によって止まっていた運命の歯車がゆっくりと回り始める!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-01 01:29:41
4088文字
会話率:34%
料理人である新堂春樹は不幸な事故で異世界へと転移する。そんな春樹に与えられたのは、神域の剣技を修得できるという『剣聖』のスキルだった。
ドラゴンをも一太刀で斬り伏せる剣術を身につけた春樹は「竜殺し」の異名と共に名が知られてしまい。料理人とし
て生きたい思惑とは裏腹に、春樹は群雄渦巻く異世界で剣士としても名を馳せていくことになる――。
「だから俺、料理人だって言ってんじゃん!」ネコ耳の街娘に銀狼の騎士団長、九尾の狐の領主さまにお抱えられながら、春樹の職業選択の自由が今試される――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-01 20:14:20
131490文字
会話率:38%
ある日、主人公は神を名乗る首だけ爺さんに自分の世界に来ないかと勧誘を受けて
剣と魔法の世界へと旅立つ。しかし、
貰ったチートが悉く使いにくいモノであり、自分だけでは魔法も使えない始末。
運動もしていないので剣も使えないことに絶望するが
そんな主人公の前に一太刀の魔剣が現れる。
テンプレの異世界転移です。主人公は基本イキリトです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-22 18:45:33
4061文字
会話率:53%
退屈な人生を送っていた主人公 加倉井 奏太(かぐらい そうた)は、異世界の女神の力によって転移する。
夢に描いていた異世界を目にし、喜んでいた奏太だが、その世界は《人権が存在せず、人間が人間として扱われない残酷な世界》だった。
理不尽な
世界の中で、仲間とふれあい、壁を乗り越え、心身ともに成長していく一人の人間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-14 01:15:04
17049文字
会話率:49%
とある森の周辺地域で噂される『闇の魔人』。
「全体がぼやけていてよくわからないが、口元だけちらりと見えた。」
その名のとおり魔物のように恐ろしい口をした顔だったと目撃者は口をそろえる。
だがその口調に嫌悪感はない。
夜中にだけ現れる魔人は、
ありとあらゆる属性の魔法で困り事を解決し、片刃の剣で襲い掛かる魔獣を華麗に倒す。人々の噂は白熱し、瞬く間に人気者になっていった。
そんな噂すら流れてこない小さな村は森のすぐそばにあった。
魔獣が多く潜む森の側であるのに被害はない。むしろ森により守られている風もある。
のどかな自然、のどかな村人たち。自給自足で助け合い大家族のように日々を過ごす。
そこで暮らす青年の日常は、謎の旅人の来訪で非日常へと変わったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-01 18:19:45
5388文字
会話率:50%
有名アーティスト川村一太郎を父に持つ少年春季(ハルキ)と売れない自称シンガーソングライターの車いすの少女青波(アオハ)が偶然に偶然を重ねて出会った。青波の歌声に惹かれて、どうにか彼女を振り向かせようとする春季。彼女の家の前の河原で自身で作詞
作曲した曲をアコースティックギターで奏で、歌う。春季は奇跡的に、辛うじて振り向いた彼女と話し、彼女が何者かを知った。独特な感性を持つ彼女と音楽を愛してやまない春季が……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 17:12:19
2969文字
会話率:44%
誰も当たり前のように過ごしてる日々。一体どれだけのリスクを実感しているのだろう。溜まっていく鬱憤をどのようにして晴らしているのだろう。
最終更新:2018-05-17 19:22:39
945文字
会話率:0%
万色の塔――それは世界の多様性を維持するべく建てられた、単一性主義の発生を監視する塔である。
それは、世界一高く、世界一太い塔であり、世界の多様性を支え、見守る塔である。
世界は天にほど近く、塔の礎を知るものは誰もいない。
これは、そんな世
界に向かい合う人々の物語。
※キーワードは予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-28 08:13:28
2068文字
会話率:39%
一度だけ過去に戻り、世界を救う力を誰もが持っていたはずの世界。
ある日、一太は幼馴染みの優羽の様子がおかしいことに気づく。クラスのいざこざに巻き込まれたのではないかと考える一太だったが……。
最終更新:2017-06-08 13:03:20
16934文字
会話率:40%
老騎士――ヴァリアント・フォン・リヒティッヒクリーガー。
ただの一騎で万軍の敵を打ち破り、ただ一太刀の下、暴虐の限りを尽くす竜をも斬り伏せる男。
彼こそは、騎士の中の騎士。
偉大なる王をして、“白銀色の誉れの剣”とさえ謳われる存
在。
しかし、畏怖と尊敬の眼差しを一身に集める男は、その実、立身栄達を望んだことなど、一度たりともなかった。
「そなたの他に、欲しいものなど何もない」
いずれ来る運命の日に、老騎士は叫ぶ。
己が持ち得る全てを擲って、たった一つの愛を守り抜くために。
故に、これは英雄譚。
愚かで気高い、愛と破滅と裏切りの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-10 14:43:39
538文字
会話率:27%
「いつでもどこでも食べられる能力を下さい」
異世界に召喚される勇者に選ばれた少年、山田・一太郎は、神々にそう願ってしまったことから、食糧を巡っての戦乱が絶えず、魔物たちが跋扈する人外魔境の土地へと転移され、そこで魔物たちと共に圀を作ること
になる。
ほのぼの成り上がり異世界物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-05 10:50:07
1010文字
会話率:17%
奇怪な刀を用いて殺人を繰り返す男のもとに、一人の少女が現れる。彼女はおとぎ話で語られる魔女のような格好をした少女でありながら、その手に刀を持ち、男を一太刀のもとに切り伏せた。
少女の名は朝比奈楓、現代に生きる魔女であった。
楓はあ
る男に奪われた魔女の秘宝、ラピスを取り戻すために凄惨な斬り合いを繰り広げていた。
斬り合いを繰り返すうちに、楓は魔女としての避けられない戦いに巻き込まれていく。
※全27話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-10 19:00:00
111429文字
会話率:27%