シルビアがゆったりと前を歩く。
私は足早にシルビアを追い抜きそこで躓いたふりをしてパタッと倒れる。
そのまま振り向きシルビアを見上げ
「あああ殿下! ごめんなさい。私、殿下だとは知らなくて...本当にごめんなさい!」
「そんなことより、
君、大丈夫か?」
「だ、大丈夫です」
「涙が流れているじゃないか。このハンカチを使うといい」
シルビアがポケットからハンカチを出して私に渡す。
「ねえシルビア、ここで立ち上がった方がいい?」
親友の婚約破棄のために一肌脱ぐヒロインです。
王子攻略の練習がなかなか大変ですが、たぶん、結果オーライです。
***
断罪もドアマットもざまあもありません。R15は保険です。パロディと言うかコメディです。気分転換にお楽しみください。
前の二作品でのご意見ご感想、ありがとうございました。
誤字などのご報告も助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 17:43:01
7380文字
会話率:55%
一年前の春、高校の入学式が終わり、期待に胸を膨らませ教室に移動していたはずだった。皆と一緒に廊下を曲がったところで景色が一変したのだ。
真新しい制服に上履き。そしてポケットに入っていたハンカチとチリ紙。
それだけを持って、友木りんは月が二つ
で空に竜が飛ぶ世界、ラノーラ王国にやってきてしまったのだった。
そこで拾った猫とふたり、倹しい生活を送っていた。
日本での生活に未練はない。ただふたりで暮らしていけたらそれだけで良かったのに、ある日、働いている店に偉そうな態度の貴族がやってきて、りんの生活は一変してしまったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 11:40:00
27000文字
会話率:33%
一年前の春、高校の入学式が終わり、期待に胸を膨らませ教室に移動していたはずだった。皆と一緒に廊下を曲がったところで景色が一変したのだ。
真新しい制服に上履き。そしてポケットに入っていたハンカチとチリ紙。
それだけを持って、私、友木りん
は月が二つある世界、このラノーラ王国にやってきてしまったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 17:54:25
24293文字
会話率:37%
ポケットの中をガサガサとまさぐると、一枚の宝くじが出てきた。ニートの作井でも、宝くじの当選確率は平等である。「宝くじの日 お楽しみ抽選」白地に赤の、のぼりが売り場にはためいている。近づいていくと、敗者復活のチャンスを1枚の紙切れに託したのだ
った。なんと1等を当て、3億円を手に入れた彼は、次々に接近する誘惑を退け、何に使うべきか考えた。そんな時、脳裏に浮かんだのは、いつも自分を蔑んでいるくせに、愚痴を言いだらしなく大酒を食らうサラリーマンたちだった。そして父の会社の株を買い漁るという暴挙に出た彼は、会社のブレーンになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 18:56:36
7389文字
会話率:33%
ヴィーガンで反ワクの主人公、百田尚樹(16)はポケビーマスターを目指すべく故郷の村を発つ決心をする。
しかし、最初の1体を受け取るべく訪ねたドーオキ博士から提案されたポケビーは「アサハラショウコウ」「オオカワリュウホウ」「イケダタイサク」の
3択だった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 18:47:12
560文字
会話率:56%
■【ファンタジー/短編】■“ない”ものが、あらわれる。“ある”ものが、なくなる。人ならば、神かくし。それって、ふしぎ。私はユメ、この春、中学三年生。将来の夢が決まらなくて、悩んでいる。私の夢って……何だろう。どうやったら、決められるの?◇『
小説家になろう Thanks 20th』企画参加作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 21:17:46
3907文字
会話率:4%
■【コメディにしておく/短編】■男は刃物を着ている黒のジャケットの内ポケットに所持し駅前に来た。作者、寝ぼけて出来た結末。
最終更新:2012-06-03 19:30:14
4750文字
会話率:34%
立派な魔法使いになるという夢を抱えながら、アリーシャは具体的な将来を何一つ見据えていなかった。師匠であり、命の恩人であり、たった一人の家族であるゼファーに甘え続け、特に代わり映えしない幸せな日々を謳歌していた。
しかし、十六回目の誕生日。
彼女の幸せも何もかも、一夜にして全て奪われた。
かつて魔法使いゼファーによって倒された闇の魔法使い……その配下の襲撃。アリーシャは魔法使いとして敵を倒そうとするが、全く刃が立たない。そしてあろうことか、手も足も出ない彼女を庇ったことにより、ゼファーは石化の呪いに侵されてしまった。
目の前で石になっていくゼファーを助けることも、一人で敵を倒すこともままならない……最後まで頼り、甘え、その果てに逃がされた彼女は、途方もない無力感に苛まれる。──そんな彼女のポケットの中に、ゼファーからのプレゼントである指輪と、手紙があった。
『いずれお前は、夢のために一人で旅に出るだろう。辛いこともあるだろう。その時は、この指輪を見て儂のことを思い出して欲しい。一人ではないことを、お前の家族は同じ地面を踏んで今日も生きているということを』
立ち止まっている場合ではない、ここで蹲っている場合ではない。
この踏み出しに「いってらっしゃい」が無いとしても。
帰ってきたその時に「おかえり」を取り戻せるように。
「いつかなるじゃなくて、今すぐなるんだ! ゼファーを助けられるような、強くてかっこいい魔法使いに!」
彼女は、旅に出る。
自分の夢を叶えるために。そして、たった一人の家族を取り戻すために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 12:06:06
77808文字
会話率:44%
コチカは魔法使いの少女。勇者一行のメンバーでは最年少だ。
だが、冒険者ギルドのクエストからは、魔法の未熟を理由に外されてしまった。
次のクエストは2本の角を持つ魔物、バイコーンの討伐だ。勇者に憧れていたコチカは、小さくなる魔法を自分にかけ
る。そして、勇者のポケットに忍び込むのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 01:08:23
3598文字
会話率:39%
冒険者のミオンは仲間内の罰ゲームで「一番安くてショボい依頼」を受けるはめになってしまった。
同じパーティーの剣士、リルベルトも罰ゲーム仲間である。
「駄菓子屋の私服警備」をたったワンコインで請け負う二人。
すると一人の少年がお菓子をポケッ
トに入れたのだった。
しかし、様子がおかしい(お菓子だけに)
ミオンはリルベルトにある指示を出し、二手に分かれるのだった。
(全4話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 21:20:38
9894文字
会話率:50%
悪女と噂の伯爵令嬢ジュリエットは、ある日、呪いの魔法によって体が小さくなってしまった。
自分が小さくなっているとは気付かず、目の前に現れたとんでもないイケメンの巨人に驚く。
「なんで、そんなに大きいのかしら!??」
「俺がデカいんじゃな
くてお前が小さいんだよ」
イケメンの巨人は輝く銀髪の持ち主で、銀の王子様と騒がれている冒険者「ライ」
ジュリエットは成り行きでライに助けられ、呪いを解くために彼に協力してもらうはずが……「見積書」と書かれた書類がジュリエットの目の前に掲げられた。
「俺を雇うには、金が必要なんだジュリエット」
ジュリエットは心の中で地団太を踏みながら
「もちろん契約いたしますわ」
ライと雇用契約を結ぶ事に。
呪いを解いて元の大きさに戻る為に、ジュリエットは奮闘する――ライのポケットの中から
*3月は、月曜/金曜 7時更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 00:00:00
117715文字
会話率:42%
無断で学校をサボった日。
最終更新:2024-02-25 20:15:28
6038文字
会話率:45%
ポケットに何をいれていましたか
同じ夢を入れていた気がした
キーワード:
最終更新:2024-02-10 23:16:29
766文字
会話率:0%
いつの間にかハロウィンになっていました、
ヘイヘイほーと与作に変装です。
キーワード:
最終更新:2023-10-28 08:40:54
423文字
会話率:0%
あらすじ
物語序盤の、登場人物紹介
リディア・前世では、ポケットからパンが出る人物だった。
奉仕部(黄銅革命軍の前身)所属、ビスケットのようにパンを出す、前世の名前はイエス・ズカイ(イエスキリストと関係があるのか?)
シャルロ
ット・ただの一般人「いえいえ、ただの痴漢ですよ」、前世での名はスルメール・ハベルト
レイチェル・ただの牛乳売り......そして花売り、花も売る系の○○、前世名はトーザー・ハント
リリー=○○〇〇・最強のモンスター解放者、青銅の大艦隊を自由に呼び出せる、前世ではリベレル・ボーンだった
心が読めるスパイ、ギム・ギンガ、この時代ではレイアと名乗る、流体金属機械アンドロイド生命体。
戦争を根絶するのを諦め、世界を崩壊させることを目指すようになった人々。
戦争根絶を目指す ソード・クロス=斎藤卿(前世名・今世の仮の名)
戦争根絶を目指す スナイプ・ヒロスト=ミヒャエル
戦争根絶を目指す ブルー・アルフィー=ミリアム(伝説の少女)
戦争根絶を目指す ワイルド・スピード=オスカー・ワイルド・アルフォート
なんでも簡単簡単な男 カルナ・イージー・ファ、、、時空郷
次空管理局・調停者、大いなる銀の種族
空間管理局・上位組織、作者、メタソロジー
裏世界管理局・作者を管理するモノ、ストーリーテラーのような存在、観測者、立ち位置は”無い”
土佐牛乳さんとシェアワールドしております。
タイトル
ギャラクシー・ファンタジー・フォトン・ワールド~大統合宇宙リベレーターノイズ終着駅土佐行き~
向こうの世界の、あらすじ
異世界と宇宙世界を超越した物語、何人もの世界のキャラクターが集まり、それで頑張り、世界がどうなっているかという観測的視点からではなく、キャラクターに寄り添い、できる限り、戦争をして自国を広げたい王様、そして争いをなくす武力介入組織。
そんななか、巨大組織に集結させたフォトン勢力、エルフィン率いる世界最高組織。昔がどうなっていたのか、それがわからないぐらいに掌握させたファンタジーである。
エルフの娘でもあるエルフィン。
巨乳でちょっと不細工なオーガのドナルド。
鋭い目つきでいやらしいことをするスナイプのチャルド。
最強の孤高の魔女、一般人のふりをしているスルメール・ハベルト。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 18:12:48
22604文字
会話率:26%
最後まで、読んでいただけたら嬉しいです。
※セカンドパートナーのお話になります。苦手な方はご遠慮下さい※
※side桜餅は、男主人公
sideりりまるは、女主人公の気持ちになります※【途中から呼び方が変わってもside桜餅とsideりり
まる表記は変わりません】
ローダンセの花言葉は、【変わらない想い】【終わりのない友情】この花束を今夜君に渡そうと思う。
桜木陸斗《さくらぎりくと》は、大好きで仲のいい先輩の奥さんである花岡凛々子《はなおかりりこ》に出会って2秒で恋に落ちた。
陸斗は、その想いを隠しながら1年間モヤモヤとした日々を過ごす。気持ちを打ち明けなかったのは、陸斗も既婚者だったからだ。
久しぶりに花岡家を訪れた陸斗は
、先輩が酔いつぶれてしまったので帰宅する事に……。
駅に向かう途中、ポケットに入れていた家の鍵を失くしてしまった事に気づいた陸斗の元に凛々子がやってきて鍵を届けてくれる。
届けてくれた凛々子を見て抑えていた気持ちを伝えてしまう陸斗。
そんな陸斗の気持ちに凛々子は、一生の友達でいたいと答える。
凛々子が、陸斗に友達でいたいと答えたのにはある理由があった。
凛々子に告白した次の日に陸斗は大嫌いな同級生に再会する。
同級生は、陸斗の会社の商品を置く変わりにある提案をしてきた。
その話を聞くと凛々子さんが売られる事を知ってしまった。
その為に陸斗は、セカンドパートナー契約を交わす事を誓う。
※文字数を統一していないので読みにくかったらすみません※
何度もタイトル変わるかもです。
いまだに、迷走中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 14:15:27
52333文字
会話率:47%
ポケットのなかの、、、
最終更新:2024-01-05 16:18:55
412文字
会話率:27%
消耗し続ける人生に疲れ果てた食べること大好きデカめのサラリーマン。
大好きな夜ごはんすら食べ損ねベッドへ沈む悲しい人生…の筈が目覚めた所はなんと異世界で?!
子どもの姿になっても何のその!頼れる相棒、ポケットサイズの激弱ちびスライム携えて、
食いしん坊ちびちびコンビいざゆかん!
『異世界のおいしいもの食べつくします!』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 12:00:00
6153文字
会話率:14%
「ごめんね下井(しもい)君、待った?」
「い、いや、俺も今来たとこだよ」
文化祭当日。
ドキドキしながら自分の教室の前で竜田(たつた)さんを待っていると、メイド服に身を包んだ竜田さんが現れたので、心拍数が更に53万くらい上がった。
竜田さんのクラスの出し物がメイド喫茶だというのは聞いていたが、頭の中でどれだけ思い描いていたメイド姿よりも、実物は可愛かった。
自分の想像力の乏しさを、改めて実感する。
「じゃあ時間もあまりないし、早速回ろっか」
「うん」
竜田さんと並んで歩きながら、俺はそっとポケットの中のシールの感触を確かめる。
同じ文芸部の竜田さんに片想いして早や半年。
何度もチャンスはありながらも、今まで告白できずにいたヘタレな俺だが、今日こそは決めてみせる!
そのためには、このハート型のシールが必要不可欠。
うちの高校には、代々『文化祭当日好きな人に気付かれずに、身体のどこかにハート型のシールを貼れたら両想いになれる』というジンクスがあるのだ。
毎年何組かは、このジンクスのお陰でカップルが誕生しているらしい。
だからこそ俺は何としても、今日中に竜田さんの身体にシールを貼らなければいけないのだ――!
※「なろうラジオ大賞5」の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 21:02:05
1000文字
会話率:38%
いつも利用している路線バスにおじさんが乗客として乗ってきたけど、なんて可愛らしいセンスだろう。
私が見つけたおじさんはきっと奥さんがいて、奥さんが用意してくれた服を楽しんで着ているのだろう……
と、妄想している私の脳内の騒がしい独り言。
最終更新:2023-12-07 12:16:23
1849文字
会話率:0%
起きたら無人駅のフォーム。真っ暗で何も見えずに途方に暮れる。
いつの間にか鞄も財布も携帯もない。
夜になりどんどん冷え込み朝まで寝ていては凍死しかねないそんな状況。
ポケットを探ると小銭発見。
ちょうど電話ボックスも見つかった。
後は助けを
呼ぶだけと思われたが……
その結末は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 19:46:31
1020文字
会話率:24%
しいな ここみ 様 主催の「リライト企画」参加作品です。
ウナム立早 様の作品『爆弾委託ガール! 8989』のリライトです。
カフェラテを飲んでいたときポケットに入れていたボクのスマホが鳴った。
『今忙しい? 相談したいことがあるの』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 07:31:36
1264文字
会話率:32%
ポケットから
りんごを出してかじってみた
最終更新:2023-10-31 20:30:03
372文字
会話率:0%
ふたりはいつでも よく似合う
最終更新:2019-01-04 22:51:07
201文字
会話率:0%