村で薬草酒を造って暮らしている少女シャルトリューズは、父が負傷をしたために、一緒に薬草の世話をしてくれる相棒探しをすることになった。
候補の男性はすでに決めていた。
同じく村で薬草酒造りをしているガリアーノだ。
しかしガリアーノは留守で
、代わりに出てきたのは弟のイエーガーだった。
シャルトリューズを嫌っているはずのイエーガーは、なぜか同行すると言い出して――……。
二人は無事に山の薬草畑にたどり着くことができるのか。
最後までケンカをせずに仲良く薬草の世話ができるのか。
壮大なラブコメファンタジーが今、始まる……。
※この作品は、仙道アリマサさんの『仙道素材4〜The Song of Light〜』を聴いたイメージで制作しました。
『仙道素材』の概要は、本編下部にリンクを貼りますので、ご参照ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 21:00:28
22523文字
会話率:35%
世界には強大な魔法があった。
王位継承戦争と周辺を巻き込んだ大陸の戦争でガリア王国が覇権を手にして数年。世界は均衡状態となっていた。
9人の魔女の強大な「魔法」という奇跡は魔女たちしか使えず、技術が発展してくにつれ、神々の愛を信じられなくな
った世の中では、魔女と権威あるものたちの意のままに生きることしかできない不自由さがあった。
全力で生きるのも馬鹿らしく、だからといって今の生を捨てきることなんてできない。ただ、嫌なことから「回避」しながらも生きるしかない。
周りの目を気にし、傷つくことを恐れて、距離をとるしかない。「魔女がいて神はもういない。魔女は人々を愛さない」
神の愛さえ信じられず、魔女たちの権力闘争に付き合わせれていく人々。
深淵の魔女エナトはそんな中で世界に調和と均衡を永続するために、旅にでて紛争を終わらせる。そうした中で南方の神聖帝国が古代の兵器「ドゥベルクの鎧」を求めているという情報が入る。エナトはそれを回収し破壊するために向かうが、それが均衡を崩壊させ「異界の扉」を巡る戦いへと巻き込まれるとは考えていもいなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 14:29:14
34485文字
会話率:30%
【現在】「イドゥリマ」は、私達の生活を支えている「カルティ」という記憶保存装置のさらなる発展のため、研究、開発をする国直属の機関であり、そこで日々研究を行っている少年ケイ・アニスト。ケイの見る景色は色がない。幼少期に色のある景色を見たことが
あり、またもう一度見るため、独自に研究も行っている。しかし、ある日反体制組織「アポストル」と、イドュリマの研究員が接触しているところを目撃する。
【過去】海の上に広がる都市「ウルバルス」の一画に住んでいる少年ガリア・シルバート。国の中心部から離れた都市なため、国の情勢に影響されず、毎日変ることのない生活を送る。しかし、ガリアはそんな変わらぬ日常に日々鬱憤が溜まっていた。いつものようにウルバルスと陸地をつなぐ街「タイド」をぶらついていると、道外れで店を営んでいる少年に出会う。
色を求める少年と激動を求める少年が迎える新たな日常。
現在と過去の交錯。そして世界の真実に触れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 11:10:35
6714文字
会話率:33%
ガリア王国の王女シーナは不本意な婚姻を隣国の王弟ウィリアムと結び初夜を迎える。
シーナは故郷にいた魔獣討伐の騎士アレイを愛しており、まだ彼のことが忘れられない。
王弟は言う。
「どうか婚約の取り消しにご協力願いたい」
シーナ
も覚悟を決め、真実の愛を貫くことにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 09:45:36
6021文字
会話率:41%
悪魔研究の第一人者として世界的に名高いマーティーケンプ氏の著書にはこのように記されている。◆ブルガリア歴23年、リュウテキと名乗る魔王が突如として人間領に魔王城を築き、人間に対して前代未聞の要求「話し合い」を要求した。◆協調か対立か。人間領
で大きな勢力を持つ三つの大国、通称三大国は大きな決断を迫られた。しかしこれは後の混乱のほんの始まりにしかすぎなかった。◆リュウテキは恐るべき知性と策略と暴力によって人間領全体を飲み込み、歴史上最も人間に影響を与えた魔王として後世に語り継がれることとなる。◆◆◆これは子供と動物に好かれるだけのニート龍笛(りゅうてき)と、龍笛(りゅうてき)を慕う知性と優しさに優れた少年金青(こんじょう)と、不登校の天才剣術少女望愛(のあ)の日本人三人衆による生存戦略が、思いのほか異世界に影響を与えてしまった物語である。◆◆◆血沸き肉躍るような話ではありません。魔王は格好良くないです。猫が出ます。悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 11:14:08
97515文字
会話率:59%
Риосаку Такада среща привлекателно момиче, когато е момче.
Накрая двамата се влюбват и прекарват щастливо време заедно.
Но "демонът" се промъкваше тихо.
Накрая, съдбата на двамата ги удари по неочакван начин.
Започва да си играе със съдбата.
Егото, объркването, съжалението, загубата, тъгата, омразата... различните емоции се разклащат и мъчат, но в крайна сметка Риосаку стига до заключение.
Каква е истинската любов?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 07:28:45
654文字
会話率:0%
皆さん、おはようございます。例の「語学講座」に、さらに4言語追加します♪ ヨーロッパ・ポルトガル語、ブルガリア語、バスク語・・・そして、現代ヘブライ語です。まだまだUPまでは時間がかかるとは思いますが、ともに楽しく学習していきましょう❤️
m(_ _)m折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-05-28 05:50:13
6647文字
会話率:9%
様々な武器を極限まで使いこなし、最強の極道と恐れられていた御門 京真は敵対組織のヒットマンに襲撃され呆気なく死んでしまった。
京真は死後の世界で女神レガリアスに異世界に転生することを勧められる。
しかし異世界に転生した京真の姿はなんと美少女
シスターだった!!
彼はこの状況を受け入れながらも新たな世界で武闘派組織を率いることとなる。
登場人物(随時更新)
御門京真(シスター・キョウカ)
生前は武闘派極道だった男。
拳銃とロングナイフの扱いに非常に長けており、この二刀流で数々の抗争を生き抜いてきた実力者である。
裏ではVライバー「シスター・キョウカ」として活動もしていた。
異世界でシスターの少女に転生してからは持ち前の圧倒的な戦闘能力で生き抜いていくことになり自警団組織、神聖ミカド組を結成する。
女神レガリアスから与えられた武器のベレッタには銃弾換装の能力を始め、魔法属性付与、エイムアシスト、無限弾薬などの様々な特殊能力が付いている。
レガリアス
天界庁 異世界転生課所属の高位女神だがサボり癖が酷く、京真を異世界でサポートするという任を放棄したため女神の職を解雇、天界からも無期限追放の処分を下され京真の送られた異世界に堕とされてしまう。
思い描く武器を創造して固有の能力を付与することができる神能を持っている。
戦闘スタイルはチェーンソーで敵を真っ二つにするという狂人そのもの
ルシーラ=ロントハイム
魔法使いの少女。
古代呪文に精通しており戦闘能力はかなり高い。
とある一件を経て、主人公一派に加わることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 10:19:58
88397文字
会話率:45%
紀元前60年。
共和制ローマは内乱の時代の真っ只中であった。
領地拡大で至福を肥やした元老院を中心とする閥族派とそれに不満を持つ市民階級の平民派。
同盟市戦争、ミトリダテス戦争、スパルタクスの反乱。
奴隷階級の反乱に対外戦争。その混
乱に乗じた各領地の台頭。
共和制ローマは混沌の時代を迎え、国を統治することができるさらなる強いリーダーを求めていた。
そんな乱世を平定すべく三人のカリスマ的英雄が現れた。
富を築き経済的優位にいたクラッスス、騎士階級として若年期から積んだ知見で軍事権力を握ったポンペイウス、そして弁舌とその戦績で市民から莫大な人気を得たカエサル。
三者が結託しつつ牽制し合い元老院に対抗する勢力を保ったこの政治形態は三頭政治と呼ばれ長き混乱の世に終止符を打つ希望として人々に期待を抱かした。
ーー話変わってローマの街に一人の青年がいた。
彼の名はセリスィン。身寄りのない孤児としてその日暮らしを迫られる彼は明日の生活の保障もされず生きていた。
そんな時彼は一人の男と出会った。男の名はジムージー。
彼は暴れ者の少年の話を聞きつけセリスィンを剣闘士にスカウトしようとした裏商人(バイヤー)であった。
「貴様にチャンスを与えてやる。このまま道端で狼藉を働いて生きるか、死と隣り合わせの一攫千金の夢を買うか」
今の生活に希望がないことを悟っていたセリスィンはジムージーの話に乗ることにした。
そして彼は剣闘士としての道を歩んでいくのであったが……。
パクス=ロマーナ(Pax Romana)に至るまでの共和制ローマの内乱の一世紀を描いた壮大な『歴史物語」の第一章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 19:30:06
46916文字
会話率:34%
古代の人々が暮らす世界、アクロポリス。
約2000年前から存在しているこの世界は、『竜族』と呼ばれる魔法使いが、人々の目を逃れて暮らしていた。
彼らが暮らす街は、「壁」の中にある。
ブロック塀や電信柱、路地裏のフェンス、—
—学校。
その、どこにでも。
世界にはもう一つの「世界」があり、それは別名“裏のチャンネル“と呼ばれていた。
その世界では、地球と瓜二つの世界があり、魔法がまだ現存していた。
“瓜二つ”?
いいや、それは似て非なるものなのかもしれない。
『古代の人々』というのは、かつてローマ帝国を率いていた軍勢のことである。
彼らは魔族を率いて、地中海沿岸全域に加え、ヨーロッパはヒスパニア、ゲルマニア、ガリア、ブリタンニア、クリミア、北アフリカ一帯。
西アジアではメソポタミア、シリア、アルメニア、ペルシア西部などをはじめとする広大な地域を中心とした大規模な領土を支配していた。
ハドリアノポリスの戦いでゴート族と呼ばれる人々に敗退したローマ軍は、以後、トラキア地方をはじめ、各地の領土を占領されることになった。
『中世』の始まりである。
戦争に敗れ、滅亡の危機に追い込まれたローマの人々は、世界の「影」になることを決意した。
影は「光」の速度を越えることはない。
同時に、人は自らの影を“捕まえる”ことはできない。
世界の影になるということは、互いに干渉することのない絶対的な境界を敷くということでもあった。
永遠に交わることのない、『事象の特異点』を。
それ故にローマの人々は、「今日」という時間にたどり着くことができなくなった。
あの日から空に飛び立つための翼を失い、世界の「外」へと触れることができなくなっていた。
壁の中の世界は、人々の記憶の断片の中にしか、“存在することができなかった“のだ。
「影」が、光をなくして存在することができないように。
いつかまた、世界の「外」に出る。
その夢を願って、壁を打ち破れる方法を探している。
誤って裏のチャンネルに紛れ込んでしまったある少年。
彼もまた、人間界に戻れる方法を探していた。
竜王の娘、『イヴ』と出会い、人間の心を教えてくれとせがまれながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 17:52:44
2207文字
会話率:8%
ガリアン・ルヴェルタリア。両の瞳に朝焼けの色を持つ、古い英雄にして北の王。
人々は畏怖と敬意を込め、霧に蝕まれた世界を救った彼を〝霧払い〟の二つ名で呼んだ。
◆
――……霧と英雄の戦いから千年。
過去を失った少年ユリウスと英雄の末裔が
出会う時、眠っていた世界の運命が動き出す。
〝十三体の精霊王〟〝四騎士〟〝霧払いの勇者〟そして〝古い霧〟
多くの伝説が残る世界ルヴェリアを旅する中、ユリウスは気付く。
遠く古い夕焼けに交わした約束こそが、すべての始まりであったのだと――……。
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第一部 一章~六章
第二部 七章~……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 01:05:26
1092122文字
会話率:30%
大陸において、最も強大な国家であるイースガリア王国は、隣国である北方五カ国連邦への侵攻中である。この北方五カ国連邦を構成するハイランド王国に、一人の英雄が現れた。
ラスカ伯爵家のアルヴェールである。彼は、貧しい領地を富ませ、ハイランド王国を
強国にし、北方五カ国連邦を守る守護となり、民、諸侯から支持されていく。
チビでブサイクだと蔑まれた過去をもつ伯爵家の若者が、稀代の英雄となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 18:36:11
83551文字
会話率:52%
「生まれ変わったら、幸せになれると思っていた」
しかしダメ人間だった故にダメライフスタート。母親は出ていき、街を牛耳る父親と兄弟とはギクシャク。
ダメライフまっしぐらの転生少女を更生ライフに導くのは、イケメン―――――ではなく、同性愛者の少
年!?
悪魔で鬼畜な転生少女が、ゲイ少年と、自警組織のガリアンに入って成長する物語です。
※挿絵ありご注意を※
第1章〜第4章まで完結。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 09:00:34
380871文字
会話率:42%
公爵令嬢ジル・トゥールーズは、王太子テオドール・ド・ガリアの婚約者だが、彼女の異母妹マチルドにテオドールは心変わりをしてしまう。
邪魔になったジルを、テオドールは無実の罪を着せ、毒杯を飲むように迫った。
実父と継母、異母妹に虐げられ、
心が弱ってしまったジルは、絶望して、それを受け入れる。
こうして、哀れな令嬢は安らかな永遠の眠りについた。はずだった…。
病んだ王子に恋着された、可哀そうなまじめ令嬢のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 22:10:31
32556文字
会話率:30%
伯爵家嫡男、リュード・アクゼリュスは考えた。
特別な存在になんてなりたくない、周囲の期待なんてクソ食らえだ、と。俗にいう天才だった彼はそれ以降、自身の本当の力を隠すようになる。平均、普通を演じ続けて周囲を欺いてきた。
そのはず、だった
のだが……。
「リュードくん、貴方を師事させてください!」
ある日のこと。
ちょっとした出来事を境に、リュードは一人の女生徒に付きまとわられることになった。目立たない普通の少女であれば、彼もそこまで気にしなかっただろう。
だが、彼女の正体はガリア王国の王女――アリスだった。
好奇心旺盛なわんぱく王女の名を欲しいままとする彼女に実力がバレたリュードは、目立ちたくないと思いながらも、想像の斜め上な出来事に巻き込まれ始める。
これは『ぐうたら』と『わんぱく』の凸凹な二人による物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 07:05:41
5268文字
会話率:34%
ルーシア帝国軍ミハイル・フォン・ハルトマン陸軍中将の死は、世界を動かしたーーー
最終更新:2023-08-28 12:06:55
15206文字
会話率:36%
可愛がっていたジャンガリアンハムスターが死んでしまって、私はその思い出を手作りの絵本にした。
手作り絵本の読み聞かせサークルに立ち寄ったテニス少女が、私のこの絵本に興味を持ってくれたのだが……
最終更新:2023-08-08 16:35:55
1899文字
会話率:45%
宇宙船で旅をしている途中、宙賊に殺された男、ランドルフ・ラヴクラフト。
次に目覚めたら骸骨の魔物になっていた。
船を奪われ、宙賊に復讐を誓った彼は、高度に発達した古代文明の遺物、”人型生体魔導兵器”【ルルイエ】と”旧き箱舟”【混沌の玉座(ケ
イオス・レガリア)号】と出会う。
復讐を果たし、彼女を仲間にしたランドルフは、幽霊船のようなボロボロの宇宙船で星の海へと乗り出す。
彼らは、辿り着いた先の数多の世界の数多の文明に、狂気と混沌を撒き散らす。
己の信念に従って敵を殺し、時には助け、ランドルフは成長と進化を繰り返していく。
少年の頃の憧れ――英雄戦隊モノの特撮番組に登場する悪の組織の幹部『幽玄提督閣下』のような立派なアンデッドの船長になるために。
■■■
不定期更新です。
感想には返信しませんのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 22:10:29
233840文字
会話率:45%
ブルガリアン王国334代宰相のベンジャメンセン・フラッグリーは日々を苦悩だらけで過ごしていた。貴族からの妬み、平民からの不満、勇者の愚行など彼を悩ます要素がたくさん。
特に、勇者による問題は彼の労働時間を爆増させていた。
ストレスも溜まり、
健康とは到底呼べないような体にもなってしまった。
しかし、ある時聖女の一言で彼は目覚める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 12:00:00
3671文字
会話率:38%
大いなる深淵を抱いた国『アブグラム』に生を受けた王SYUU。
国名を改めたレガリア王国の新たなる王となったSYUUは騎士らと共にノルン地方統一を掲げる。
これは、深淵に愛されし枢機の王SYUUと鏡の騎士Spiegelを始めとした心枢騎士H
erzenRiiterによるレガリア統一とアルバフロスの戦いを描いた数多の記録と記憶。
VtuberUnit SxS'sが此方の世界に至るまでの軌跡。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 19:00:00
76580文字
会話率:39%
ガリアール帝国の侵略を受けるアルビオス王国とルテティア皇国。
そんな両国には侵略の魔の手を跳ねのける最強戦力が存在した。
アルビオス王国には無双の二刀流を扱う『白の剣聖クラウド』
ルテティア皇国には上古の神淵魔法を操る『黒の大賢者エクリプス
』
帝国の侵略を幾度も跳ね返し、帝国からは悪魔と思われる二人にはとある秘密があった。
それはどちらも同一人物であるということ。
そして。
その正体が〝ロイ・ルヴェル〟という小国の辺境貴族の次男ということ。
そんなロイ・ルヴェルは日夜、両国を守るために暗躍しているが、そのせいで通っている学院では遅刻、欠席、成績不良の常連だった。
ついたあだ名は『落第貴族』。
できれば学院もやめたいし、剣聖も大賢者も後進に譲りたい。
そんなことを思うロイだが、常に思う通りにはいかない。
学院もなかなかやめれないし、甲斐甲斐しい妹には信頼されるし、剣聖の後継者であるクール美少女には付きまとわれるし、大賢者を目指す元気娘には懐かれるし。
今日もロイ・ルヴェルは落ち着かない日常を過ごすのであった。
【書籍化決定】
この作品は、剣聖と大賢者の正体が、落第貴族と呼ばれる俺な件について~しょうがないから守護神してるけど、さっさと変わってほしい暗躍学院ライフ~、を書籍化に合わせて大幅改稿した作品となっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 00:00:00
121389文字
会話率:31%
ガリアール帝国の侵略を受けるアルビオス王国とルテティア皇国。
そんな両国には侵略の魔の手を跳ねのける最強戦力が存在した。
アルビオス王国には無双の二刀流を扱う『白の剣聖クラウド』
ルテティア皇国には上古の神淵魔法を操る『黒の大賢者ノクティス
』
帝国の侵略を幾度も跳ね返し、帝国からは悪魔と思われる二人にはとある秘密があった。
それはどちらも同一人物であるということ。
そして。
その正体がロイ・ルヴェルという小国の辺境貴族の次男ということ。
そんなロイ・ルヴェルは日夜、両国を守るために暗躍しているが、そのせいで通っている学院では遅刻、欠席、成績不良の常連だった。
ついたあだ名は『落第貴族』。
できれば学院もやめたいし、剣聖も大賢者も後進に譲りたい。
そんなことを思うロイだが、常に思う通りにはいかない。
学院もなかなかやめれないし、甲斐甲斐しい妹には信頼されるし、剣聖の後継者であるクール美少女には付きまとわれるし。
今日もロイ・ルヴェルは落ち着かない日常を過ごすのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 00:00:00
108245文字
会話率:30%