『先輩と――』
〈登場人物〉
・僕(三島 蒼=ミシマ アオ)
高校一年・一六歳
〝アナ研″平部員。童顔。
紅葉に惹かれて入部を決めたが、ボードゲームでは〝それなりに強い人″を体現するかのようなプレイをする。考えている事が顔に出やすい。
・先輩(双葉 紅葉=フタバ モミジ)
高校二年・一七歳
〝アナ研″部長。この物語のヒロイン。
「楽しまなければ人生じゃない!」という座右の銘の下、傍若無人に振る舞う。色々ハイスペックで、医者の子、ハリウッド女優の娘、東大主席の妹という噂がささやかれている。ちなみに全て事実。ゲーム部最強。
・イヴ=ウイスタリア(iv=wistaria)
高校一年・十七歳
〝アナ研″平部員。欧米出身の転校生。
絶望的な戦況において、活路を見出し戦況をひっくり返すことが得意。その反面、普通なら気付くハズの手を見逃すことがある。勝ち目の見えない勝負は即座に投了する。その独特なプレイスタイルから逆転勝利は多いが、
トータル成績は蒼に少しだけ劣る。
・五十嵐 琥珀
高校一年・十六歳
〝アナ研″平部員。
イヴと蒼に誘われて入部。頭脳戦は最弱だが、運動神経だけは良い。髭面。
〈用語解説〉
・アナログゲーム研究部(通称、アナ研)
紅葉入学の前の年に創られた部活動。
ボードゲーム、カードゲームを始めとして、球技全般、鬼ごっこやかくれんぼ等々、幅広い遊びを堪能することが目的。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-10 23:22:25
5546文字
会話率:66%
"恋愛の神様"を自称する黒髪ロングの超絶美少女は、僕の友達に恋愛ゲームを要求してきたのだ――。
「二人の女の子をデレさせろ。属性はキミが決めてどうぞ」
対して、友達――篠宮天祷は言う。
「ハリウッド女優。用意してくれな
きゃ却下だ」
困惑の神様。
「そういうスべった回答はよしてよ」
しかし、こよなく洋画を愛すアマトは本気だ。
すると神様は呑気に、けれども冷たく僕を脅す。
「神様だもーん。人の命くらい蟻を踏みつぶすみたいなものだし~」
静かに神様を見据えたアマトは
「いいぜ。受けてやるよ、そのゲーム」
アマトは僕を守るため、他の高校生が絶対に考えつかないだろう"破天荒な攻略法"で理不尽な恋愛ゲームに挑んでしまう。
☆関連作品☆
・中学生時代の篠宮天祷の物語
https://ncode.syosetu.com/n9534dj/
・高校生の篠宮天祷が登場
https://ncode.syosetu.com/n8100cs/
・篠宮天祷と友達の、髪の長い男の物語
https://ncode.syosetu.com/n7166hj/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-10 21:00:00
25814文字
会話率:49%
ギルドカード。覗くと自分や相手、魔物さえもLVやステータスを数値化してみることのできること魔法のカードである。
これが冒険者全員に配給されるようになってから戦死者の数が激減した。
そんな世界で聖剣士LV94の主人公シュン・シュナイダーは翌日
に仲間3人とこの世界の魔王と呼ばれる魔物を討伐するために自分の住む町、シルバーウッドで準備を進めていた。
その日の夜にルビーと名乗る不思議な魔法使いと出会う。
なんと彼女は相手のLVを下げて自分の物にすることができるレベルドレインを使うことができ、シュンはLV1にされてしまったのだ。
結局魔王討伐には出られず、今までの仲間と別れて自分の住む町でLV1からの再スタートすることになる。
なぜか俺のレベルを下げた女に気に入られ2人でパーティーを組むことになった訳だが・・・こいつが全く役に立たない。
戦闘はしない。ぼーっとしている。使う魔法は俺に対してレベルドレインのみ。
いつか俺のレベルを返してくれるかと思って下手に出てれば調子に乗りやがってこのアマ・・・
そんな中ある噂が町へ流れてきた。
魔王討伐へ向かったかつての仲間達がボロボロになって王都へ帰って来たと。
しかもレベルが下げられた状態で、だ。
その噂を確かめに王都までの仲間を集うのだが、レベルの下がった俺には皆相手すらしてしてくれない。
前はあんなにもチヤホヤしてくれたのに。
世知辛い世の中だ。
結局仲間になったのは回復しないヒーラー、魔物から盗まない盗賊。
LV1の俺(剣士)と、そして戦わない高レベルの魔法使い・・・
いや、無理だろこれ。
だけど噂の真実とあいつらの安否を確かめるためにも王都へ向かうぞ!
そして目指すは魔王討伐!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-06 18:12:33
9494文字
会話率:30%
”呪われました”の、お嬢さんとその他の面々が、夏の湖畔できゃっきゃうふふをしているお話です。淡い恋心とか、ラブコメの定番とか、ハリウッドの映画(序盤)とかを連想してくださってもよろしくてよ(誰?)。
夏のキャンプの定番話です、よ、多分。ファ
ンタジーです。恋愛要素あり?でも基本コメディです。8000文字ちょい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-13 15:00:00
7970文字
会話率:8%
一卵性双生児でありながら、女の子と男の子が生まれた。名前はカレンとミコト。ここは、恒星フレイシアを中心に八つの惑星を持つフレイシア星系。二人の夢はフレイシア星系トップの航宙戦闘機パイロットになる事。そんな二人と友達が織成す恋とそして戦いのフ
レイシア航宙軍物語です。
登場人物
カレン・アオヤマ 今回の主人公の一人 ミコトとは一卵性双生児の姉
ミコト・アオヤマ カレンと双子の弟 一卵性だが故に姉のカレンにそっくり
カノン・アオヤマ カレンとミコトの母
フレイシア星系評議会 下記の他、五名の評議委員がいる
評議会代表
ヤン・マクリーン
評議委員
キーン・アイエン
ロナルド・マクガイヤー
カイン・ボールドウィン
フレイシア星系航宙軍
ジェームズ・ウッドランド 大将 軍事統括
タカシ・ウエサト 少将 統合作戦本部長
ランドルフ・オクスウエル 少将 艦制本部長
タカオ・オゴオリ 大佐 航宙軍開発センター長
カール・ホーランド 大佐 航宙軍開発センター長(オゴオリの後任)
第二艦隊
チャールズ・ヘンダーソン 中将 第二艦隊司令兼A1G司令旗艦“アルテミッツ”
ルイ・シノダ 中尉 ヘンダーソン中将付武官
バーレン・クレメント 大佐 第二艦隊旗艦“アルテミッツ”艦長
イアン・ボールドウィン 大佐 主席参謀
ダスティ・ホフマン 中佐 副参謀
ロイ・ウエダ 中佐 副参謀
マイケル・キャンベル 少将 A2G司令 旗艦“メテウス”
カルビン・コーレッジ 少将 A3G司令 旗艦“シューベルト”
トオル・タカハシ・・・ 准将 第二艦隊航宙戦闘機部隊司令
アンク・オッコーネル 大佐 A1G航宙戦闘機部隊長
ラウル・ハウゼー 大佐 A3G“ライン”の艦長
ルイス・アッテンボロー 大佐、A3G航宙戦闘機部隊長
ユーイチ・カワイ・・・ 大尉、宙戦隊長 A3G“ライン”所属->少佐
マイケル・ヤング・・・ 中尉 ヤング中隊長
カール・ゴードン・・・ 中尉 ウオッカ中隊長
マリコ・ワタナベ・・・ 上級准尉 レーダー管制官
ユウコ・ミネギシ・・・ 少尉 ミサイル管制官
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-10 09:13:14
167094文字
会話率:55%
この小説は、以前分割投稿した「西銀河物語 第二巻 アメイジングロード」の統合版です。
ミールワッツ星系戦から四カ月。ミルファク星系は、ウッドランド大将からの指示で、 ミールワッツでの戦いを教訓にアガメムノン級航宙戦艦の改良型に着手した。
同じころ、航宙戦闘機スパルタカスの後継機である開発コードFC38アトラスの開発も星系開発衛星航宙機開発センターで行っていた。
そして、星系評議会が正式に第一七艦隊に第三二一広域調査派遣艦隊として航宙試験も兼ねて新しい星系の発見と資源衛星を開発するよう命令が下った。
その一方で星系評議会代表となったラオ・イエンは、ミルファク星系でも屈強で知られるアンデ・ボルティモア中将率いる第九艦隊と第七、第一〇艦隊をミールワッツ攻略の為に差し向けた。
今回は、未知の星系への航宙と未知の生命体との接触とミルファク星系三艦隊とアンドリュー、リギル星系軍の激しい艦隊戦を描きます。
また、今回は、奔放で移り気な恋の女神アフロディーテに魅せられた若い人たちの関係も描きます。
広域調査派遣後の休暇を利用し、マイ・オカダと保養先に行ったユーイチ・カワイ。そして航宙中にアッテンボロー主席参謀やヘンダーソン中将の思惑で接近させられたルイ・シノダとマリコ・ワタナベも休暇を利用して行ったアルテミス9の田園で進展を見せます。
二組のカップルの進展と一巻に続く航宙艦同士の艦隊戦をお楽しみ下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-02 16:48:30
88852文字
会話率:41%
ヘンダーソン中将率いる「第三二一広域調査派遣艦隊」は、ミルファク星系に帰還した。良好な調査結果の報告を聞いたウッドランド軍事統括は星系軍規に則り派遣した兵士に二週間の休暇を出した。カワイ大佐とオカダ中尉は、その休暇を利用して保養衛星「レベ
ン」へ旅行に行く。シノダも航宙中に約束したワタナベとのデートを軍事衛星「アルテミス9」の田園地帯にある保養施設で過ごす。
派遣された兵士たちが休養を楽しんでいる頃、首都星「メンケント」では、「ミールワッツ攻略派遣艦隊」からの報告に揺れていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-09 11:21:07
8834文字
会話率:34%
……
十分後。
『…おい、誰かなにか話せよ』
『あら、じゃあ、そこのエセ天使。貴方があらすじ紹介しなさい』
『…なんで、貧乳悪魔にそんな命令をされなきゃいけないのかな?やっぱり、貧乳は気品の欠片もない低脳なんだね』
……
十分後
。
俺の目の前では何処かで見覚えのあるモザイクかかりまくりの二人の仮○ライダーが戦っていた。
…はぁ。
俺は平凡な高校生だったはずなのに…
なんで、この部活はこんなにもカオスなんだ!
バトルあり、涙あり、笑いあり、感動あり。
ハリウッドよ!これが日本だ!
『やめろよ!無駄にハードルあげるなよ!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-02 23:07:43
6014文字
会話率:37%
おっす!俺は38歳のモンスター使いアインだ。
今日はイカした俺の仲間を紹介するぜ!
大金を払い雇った傭兵たちと集団でボコって服従させた堅物のナイトデーモンのゲフネル!
たまたま通りかかった森で瀕死のところを捕縛した無口なハイドエルフィンのシ
ャーウッド!
そして最後は瞑想しすぎて【何か】に到達してしまったゴーレムのビチャビチャ!
このイカした3匹と冒険者としては最底辺に位置する俺が大冒険する話だ!
注意:主人公のアインさんは活躍しません。主にゴーレムが頑張る話です。
主人公無双が好きな方、ゴーレム無双が嫌いな方にはお薦めできない作品となっております。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-26 23:00:00
128462文字
会話率:43%
鏡の国の王
ここじゃない世界、剣と魔法の世界。
そこにある小さな国ランカスター王国には、日々を精一杯に生きる民、その民に好かれる王、その王に愛されている王子がいた。
幸せな生活、しかしそれは長くは続かなかった…
突然の帝国からの侵略…ただ
一人生き残った王子エリウッド-ランカスターは、誰もいない玉座の前で涙を流す…
その時割れた鏡が光輝き物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-11 15:07:08
3336文字
会話率:22%
ホームセンターでブロック500キロを買物する日曜大工(DIY)趣味のガテン系乙女と愛らしく生意気な妖精族王子(小)のお話。カナは夏休みのあいだ大叔母さんの貸別荘管理人を頼まれたが、妖精森と呼ばれるその別荘地に現れたのは、まるでハリウッド映画
子役のような男の子でした。でも王子(小)は敵に追われていて……。別荘リフォームにツリーハウス、手作りピザ焼き石窯と美味しい料理に夏休みの思い出。そして番犬はケルベロス。カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-29 12:15:26
128630文字
会話率:26%
島国マティ・パで札術の講師をしているウバ・ウェッジウッド。彼はかつて札術を教えてくれた祖母が危篤だということを知らされる。ろくでもない父親へのわだかまりを抱えながら、死にゆく祖母に付き添っていくうちに見えてきたものとは……。用語説明なんて一
切しない文学+ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-20 20:00:00
15419文字
会話率:25%
人に病を運び、傷をもたらす怪。人間に取って代わろうとする妖。
化け物たちはそこかしこに潜んでいる。アスファルトの下、側溝の奥、公園の片隅で息を殺している。
奴らは匂いに引き寄せられる。
香り高いハーブに誘われた奴らを封じ、そして滅ぼす。
人
間社会の狭間で人知れず暗躍する者たちがいた。
※短編の人形師「緋衣草」「天竺葵」「迷迭香」が前日譚になります。あわせてお読みいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-15 17:00:00
109403文字
会話率:42%
剣と魔法と開拓ものです。
TRPGの都合上、ストーリーは固定ではないですが、ウッドロックという村の開拓、発展のために冒険者たちが働くお話です。
ARe2リプレイで基本的に週1~週2更新となります。
使っているルールブックは富士見書房様よ
り発売のARe2の基本1、2とサプリですがほぼGMの悪改を受けたモンスターがはびこっているのでほぼ?が付きまとうモンスターが出てきます。
初投稿なので誤字、脱字があった場合はご指摘ください。確認次第修正いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-13 23:26:13
884文字
会話率:75%
今より昔、神々は魔族との壮絶な戦いの末、共に滅びた。あとに残されたものは荒廃した世界とわずかに生き延びた人々。
神々の黄昏・・・「ラグナロク」
それは長きに渡る、苦悩と受難の始まりを意味していた。
それから300余年の月日が流れた。
人々は
互いに身を寄せ合うことで、過酷な試練をいくつも乗り越え、未だ雑草すら生えぬ荒野に確実に生命の根をおろしていた。
しかし、事が起きる。
大陸の西部に位置する小さな町、ヘイムダルに突如として異形の怪物が現れ、人々を襲い始めた。
人の3倍はあろうかという巨体にギラギラと不気味に光る目のそれが、かつて魔族と呼ばれたモノの生き残りである事を知る者はいなかった。
成す術も無く逃げ惑う人々の流れに逆らい、立ち向かっていく二人を除いては・・・
「私は奴等に貸しがある。お前は奴等が憎い。どうだ?目的が同じもの同士、手を組まないか?」
両手にフルオートタイプの拳銃を構えた赤い髪の少女は不敵な笑みを浮かべた。
「断るよ」
シングルアクションタイプの拳銃を左手に構え、少年はハンマーを起こした。
「リロード(再装填)」
少年がそう唱えると手にした拳銃は光を放つ。
少年の持つ銃「ワンオブサウザンド」は持ち主の生命力をシリンダーに装填することによって唯一無二の破壊力を生み出す。
その力はおよそ人が持ち得た神の如き力だった。
「君は周りから命を吸いあげて力に変えている」
少年は嫌悪の眼差しを少女に向ける。少女は当然だ、と言わんばかりに鼻先で笑った
「逃げ惑う奴等に代わって、戦ってやっているのだ。安いものだとは思わんか?」
「安い命なんて、ありはしない!!」
「その割には、自分の命はずいぶん安く扱っているではないか。お前のその銃は使えば使うほど命を縮める代物だ」
「立ち向かう力があるのにそれを振るわないのは・・・罪だよ。だから僕は戦い続ける。力を持つ者の、それは責任なんだ」
「自己犠牲か?見事な心がけだな。感動しすぎて片腹が痛い」
「好きに言えばいい。僕はみんなを守りたい。みんな、生きているんだ。この荒野でみんな一生懸命生きているんだ。いつか咲く花を信じて…」
二人は魔物と対峙した。
「明日咲く花は・・・・今、種を蒔かなくちゃいけないんだ」
「戯言はこれを乗り切ったら言うのだな。来るぞ!」
町中に乾いた銃声が一斉に鳴り響いた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-06 00:57:29
953文字
会話率:45%
オリヴィア・リッチモンドは都会育ちのお嬢さま。二人の出来すぎた兄と、絶世の美女の姉のすみっこで何不自由なく生きてきた19歳。しかし20歳を目前にして、いまだ夢見がちなオリヴィアに辟易した父は、彼女に究極の現実を突きつけた――ノースウッド伯爵
エドモンド・バレット卿との結婚だ。初対面から冷たい夫、ど田舎の領地、何だか妙に偉そうな老執事……かくして始まったオリヴィアの新婚生活は、信じられない混乱続き! 世間知らずで純朴なオリヴィアと、厳しい現実主義者エドモンドの結婚から始まる恋の行方。そして、バレット家に伝わる「呪い」とは? 【中近世イングランド風ヒストリカルロマン】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-02 21:18:24
207940文字
会話率:26%
テーマはハリウッド映画の様なラノベです。
中身は題名そのまま「逃げる」「スピード感」を意識しています。
最終更新:2013-08-30 02:55:47
17212文字
会話率:44%
軽自動車検査協会に努める神内俊哉は冴えない風貌の二十八歳。彼は、ハリウッド映画マニアで本の虫の自他共に認める『モテない君』だった。
ある日、プロポーズのため恋人を招いていた俊哉の前に、見知らぬ美女が飛び込んでくる。その美女は、途方もない
ことを口にした。
それは――人類は自らが生み出した物質文明により滅びの途を歩んでいる。滅亡を防ぐには進化するしかない――というものだった。
俊哉の遺伝子は次世代に進化を託すのに必要もので、美女は、その発現を妨げないパートナーを探すためにやってきたと言う。
原因不明の地震、電車事故など経て、俊哉に大きな変化が訪れる。平凡だった彼の日常は、終点のないジェットコースターに乗り込んだかの如く激変していった。
そんななか、俊哉は重要な破壊工作を引き受けることになってしまう。
徐々に明らかになっていく美女の背景、ふたりを追う正体不明の男たち、『モテない君』と美女、アンバランスなカップルの行く手に待ち受けるものとは……
ハリウッド映画の台詞や洋楽の歌詞(和訳)をオマージュとして散りばめながら、物質至上主義への警鐘を〝等身大SF〟として書いてみました。
125話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-25 06:00:00
184806文字
会話率:45%
古い林檎の木には妖精が棲んでいて、満月の夜に乙女が願い事をするとかなえてくれる。そんな伝承が残るムーンウッド島、大果樹園を所有するアップルガース家のお嬢様ステラは、望まぬ結婚から逃げるため林檎の妖精を探していた。幸運にも妖精に出会えたはいい
が、交換条件に彼の探し物を手伝わされるはめになって――(第163回コバルト短編賞、投稿作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-30 22:06:29
9759文字
会話率:56%
世界初の催眠誘導型VRMMO「ファントム・アイズ・オンライン」を主人公氷室陽介は始めた。
視覚と聴覚しかない仮想世界で、陽介は冒険を始めるのだった。
最終更新:2012-09-18 22:37:24
7430文字
会話率:12%
西暦2007年。魔法の存在が公表され、魔法が一般家庭にまで浸透し、魔法が生活にとって無くてはならないものとなった世界。
その世界で魔法を行使する者は須らく『魔法使い』と呼ばれ、その魔法使い達の中でも中学生程度の年齢になる少女たちの事を、
世間では『魔法少女』と呼ばれていた。
しかし魔法が世界での一般常識となるにつれて、その魔法を行使しない一部の者達は、大多数の魔法使いから白眼視され、腫れ物を触るかのような扱いを受けていた。
そんな世界で記者として仕事をしていたラン・ハイウッドは、ある日、そのような差別の往来する中でその『一般人』と共に暮らす一人の魔法使い――元『魔法少女』の女性がいる事をしる。
余程の物好きだと思い興味を抱いたラン・ハイウッドは、その女性の所へと取材に向かうのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-18 22:56:36
14243文字
会話率:63%
※追加:『挿絵あり』になっていますが、現在挿絵が挿入されているのは一度だけなのでご了承です。
今回のテーマは『もしも魔法が使えたら』です。
どんなことでも出来るとしたら、何がしたいですか? 空を飛んでみたい? ハリウッド映画みたいに
炎や電気を操ってみたい? それとも、誰かを助けることが出来るかもしれません。
弟子が魔術の師匠からすごい力を与えられる代わりに『お使い』を頼まれるというお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-11 21:19:02
71485文字
会話率:47%