ある日、お父様が死にそうな顔で言った。
「お前は後宮に上がることになった」と。
嫌です、なんて即答してみてもどうにもならない現状を嘆くしかない。
本当に嫌なんですよ。だってたった一人の皇帝の寵愛を得るために、数百の女性たちが権謀術数を繰り
広げている場所でしょう!? 怖いったらないわ!
だから皇帝陛下の寵愛を得られず、人員整理の名目で開放される宮女を目指します!
後宮に夢なんて見ない塩商の娘。友達が出来たり、嫌がらせをされたり、心の中でいつか復讐したいと呟いたり、ままならない現実に悩みながら暮らしています。
※第一章完結しました。第二章の投稿を開始しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-14 22:48:33
199260文字
会話率:52%
私は、デェイビット・クルト。この帝政アメリカで、最も名高い起業家だ。
あのクルト・ルガー回転式拳銃は、この私が造ったものだ。
父は鍛冶職人で、母は床屋の娘。銃職人の下働きから始め、五十年で帝国功労貴族にまで登り詰めた。
「死の商人」
心無い
者はそう呼ぶが、私の銃があったからこそ、アメリカは帝政となり、強大な力を得る事が出来たのだ。それが、私の誇り。
しかし私は、家族の事で深い悩みを抱えている。人生とは、ままならないものだ。何かで成功すれば、別の所で帳尻を合わせて来る。神という存在は、何と嫉妬深いのだろう。
<カクヨムにも掲載中>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-12 23:27:05
2302文字
会話率:36%
この世界は人と精霊が契約し、魔法を行使する世界。しかし、契約できるのは一部のその才能がある者達だけであった。舞台はそんな精霊と契約の出来る少年少女が通う学園。
主人公セルファはその学園に通う者の一人。でも彼には他の者のと違う点があった。
大半の者は精霊の存在を視認できることはない。まして会話することもままならない。
しかし、彼はその両方ができるのであった。だから彼だけは知っていた。精霊の力を行使するのは【対価】がいるものだと……。
そして彼が契約したのは『契約』の精霊、カシィアだった。彼女は【対価】を支払うことで願いを叶える精霊だった。
この物語はそんな主人公と精霊とその周りの人間が織りなす物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-17 21:47:19
125647文字
会話率:40%
チエには四歳になる息子と、もう二年単身赴任先から戻らない夫がいる。それから、友人である無愛想な置き薬屋の青年――それも10歳も歳下の――も。歳上、歳下、異性、同性。恋か、友情か。それぞれの哲学が邪魔して、人間の心と絆はままならない。
「好
きになったのが、たまたま同性ってだけで、どうしてそれがいけないことなんだろう。世界でたったひとり、無条件に愛せるパートナーがいて、それがたまたま同性だっただけなのにね。どうしてこんなに肩身の狭い思いをしなくちゃならないんだろう。僕らはどんなに愛し合ったっていとしい遺伝子を残せないんだ。どうしてその苦しみを理解してもらえないんだろう」
恋と友情、ときどき音楽。
人が人を愛する行為は、ちっとも恥ずかしくなんかないですよねってお話です。
*2016年8月、もとのかたちが読みにくかったので多少手を加え、投稿しなおします。
【ご注意ください】一部同性愛についての描写があります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-25 00:00:00
37577文字
会話率:38%
中学生の頃ほどままならない時期はない、そんな頃の不器用な二人の話。
最終更新:2016-08-10 21:00:21
11513文字
会話率:26%
中学生の頃ほどままならない時期はない、そんな頃の不器用な二人の話。最近の流行とか皆無です、初投稿です。(4/30改稿しました)
最終更新:2016-04-03 20:32:03
9132文字
会話率:30%
《Free World Frontier》
100年もの長い間続いた魔王との戦いがとうとう終わりを告げたが、人類は疲弊し復興もままならない状態だった…
あなたは、そんな疲弊した世界の中で開拓者となりこの広大な世界を自由に冒険していく
ことになる。
開拓者として新たな村を作ってもよし、冒険者としてまだ見ぬダンジョンを探してもいい、町の領主になっても、生産者として店をもっても、盗賊となって他のプレイヤーを襲っても…
このFWFではすべてが自由です。
あなただけの自由な冒険をここに!
よくあるVRMMOの小説です。
初投稿ですので、稚拙な文になると思いますがよろしくお願いします。
ご感想、レビューお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-06 13:45:17
226597文字
会話率:8%
もしもし、あっ、うん、覚えてるよ――出逢いから始まる、電話で織り成すラブストーリー(?)!
最終更新:2016-08-05 19:24:50
12664文字
会話率:25%
強かな子供の物語。
自傷癖のあるキャラクター、精神的虐待、ネグレクト、家庭内暴力を受けているキャラクター等が登場しますが、それらが行われている描写はありません。
舞台は高校。傷を知っているから優しい優しい子供たちの隠れ家≪シェルター≫
の「文化部」で繰り広げられるクコと友人や部員たちの日常の物語です。
以下、ネタばれ有りのあらすじです。
あらすじ
不仲な母親と祖父の板挟みになりながら、幼い頃から仲介役をしてきたクコ。物分りのいい優等生だったクコは、家庭内の冷戦やいじめられたこともあり、笑顔を絶やさないが、人と一定の距離を取る、ひねくれた高校生になった。
高校に入ってすぐ、クコは廊下で倒れていた男子生徒を助けたことをきっかけに文化交流部に入部する。通称、文化部と呼ばれるその部は、料理、楽器、美術などの文化系の活動を浅く広く嗜み、学生向けのコンクールなどに応募するべく様々な文化系の生徒がごった煮になっている部活だった。
その通りの部員もいるが、文化部の本質はシェルター。
家庭や学校生活、人間関係や自分自身に訳ありの生徒の避難所だった。
何をするでもなく、何も起こらない、変わらない日々を過ごすクコだったが、マツやユズと一緒に部室で過ごしていくうちに、少しずつ変わっていく。
マツはクコを文化部に誘った一つ上の先輩だ。家庭内暴力とネグレクトによって伸び放題の髪から覗く顔や細い身体には、いつもアザがある。ひとを寄せ付けないところがあるが、なついてきたクコを突き放さないのは、クコを好いているからだ。
ユズはいじめられていたときにクコに出会い、文化部に入った同級生の少女だ。引きこもりの兄が自殺して以来自分を傷つけるようになるが、幼稚園の先生になるために、音楽教師を目指す部員にピアノを習っている。
クコは気付く。死ぬまで家に縛られていくと思っていたが、その気になればいつでも出ていける、自分を縛り付けていたのは自分だったこと。
お菓子作りをしているときに、マツにはお腹にたまるものがいいのではないかと作ってみたパンの世界に惹かれている自分に、マツへの恋心に。
マツ主催のクコの誕生日パーティーのなかで、クコはマツに好きだと伝える。
ままならないままでも、子供は強かに生きていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-04 16:00:00
16567文字
会話率:32%
大人気TRPG、『アリアンロッドRPG2E』の改訂版ルールブックを使用した異世界転生リプレイ!
女神様の勝手な理由で異世界に召喚されてしまった2人の女の子は、装備品もままならないままダンジョンへ!!
生き残るための手段は、『ドロップ品を
装備して自身を強化すること』!??
ドロップ品が全ての運命を左右するドタバタ冒険ストーリー、『アリアンロッドRPG2Eリプレイ 運命のドロップ品決定ロール』
冒険の舞台が……君を待つ!
※アリアンロッドRPG2EはF.E.A.R社の著作物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-21 17:06:54
58101文字
会話率:5%
ケータイ小説を書きたくて、2007年に魔法のiランドに掲載したものです。
テーマが堕胎のため、アダルト表現があるから修正または削除を求めるメールが来たのですが
どうやってもログインできず、修正も削除ままならない状態です。
このまま削除の可能
性もあるので、こちらに再掲載させていただくことにしました。
掲載元http://s.maho.jp/book/fb943cie48b880ab/5320398001/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-07 18:50:03
5336文字
会話率:5%
転校が決まってから、雨ばかりが降り続ける。雨、雨、雨……。
転校する前に生まれ育った町を涼太は見て周りたかったのに、それもままならない。
でも、良いこともあった。一度も話したことのない女生徒が涼太に話し掛けてくれた。彼女は神主の娘で、雨を止
ませる神様のことを知っているのだという。涼太は神様にお願いをしに彼女と一緒に出掛けることになった。そこで雨の降り続ける理由を涼太は知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-04 23:25:38
9250文字
会話率:60%
北の森に住む魔女の怒りを買い、ヒトメボレの呪いをかけられてしまった近衛騎士ダニエル。そして、その場に偶然居あわせた侍女セシルは、魔女の呪いに巻き込まれ、ダニエルが強制的に恋するヒトメボレの相手になってしまう。そのうえ魔女の呪いは強力で、ダニ
エルはセシル無しでは仕事もままならない状態になっていた。そんな二人の、呪われた恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-27 19:00:23
36891文字
会話率:31%
家庭環境から10歳下の双子ちゃんを子育て中の田之上隆馬(たのうえりゅうま)くん。
家では忙しいので、入学したての高校では静かな環境を望んでいるはずが・・
ひょんなことから、小学生みたいに自由な女の子「河中りこ(かわなかりこ)」の恋愛にまきこ
まれてしまう。
『絶対こいつだけは近づきたくない』そう思っているはずが、何やらうっかりずっぽり関わってしまい。
高校生達の理想と現実の間で、悩んだり怒ったり笑ったり首を傾げたりしながら成長したらいいなぁと希望的観測の青春ストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-11 07:53:43
11569文字
会話率:32%
旅芸人としてヨーロッパ各地を放浪するレードナー老人は、相方のマリーとともにドイツのある寒村を訪れた。折しの旱魃により、一夜の宿もままならないレードナー。仕方がなく彼は、住民たちの警告を無視して、村はずれに佇む古びた洋館へと立ち寄った。半世紀
前に盲目の女主人を失い、廃墟と化したその館の中で、レードナーとマリーは一晩を過ごすことに決める。すると晩餐の合間に、女主人の亡霊が現れ、彼らに奇妙な依頼を持ちかけてきた。行方不明になった自分の死体を探して欲しい、と……。50年の月日を経て、全ての証拠が消え去った今、レードナーとマリーは女主人の記憶だけを頼りに、死体の隠し場所を推理するのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-17 07:00:00
18448文字
会話率:58%
「日中衝突で日本は5日で負ける」
…アメリカの軍事シミュレーションの結果、そう報告された。大抵の日本人はいつでも日本が勝利すると思い込むが、これが現実である。
70年間戦争を経験していない日本。果たして平和と言えるのだろうか。周辺国の情勢
から、その記録が終わる時が来るかもしれない。超大国と対立しながら、現状では安保法案などの法の面の整備すらままならない。
70年ぶりに戦争をしたら日本がどうなるか、我々は戦争に備えてどうするべきなのか。
日本を救うためにできることは我々にもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-03 19:00:00
6155文字
会話率:0%
波打つ黒髪と、萌黄色の目を持つ若魔女イルーシュカ。魔女の一族の中でも殊更脆弱で、箒で空を飛ぶことすらままならない彼女は異例中の異例とされる「城仕えの魔女」となることを自ら志願し、王城の門を叩いた――。
それより数えること数年後。人々が無謀に
も魔領へ『聖痕の勇者』たちを差し向けたことで、魔族の怒りを買ったことを知ったイルーシュカ。
周囲の糖分過多なお気楽思考に半ば遠い目をしつつ、彼女はせめて城だけは残さんとその重い腰を上げるのだった……。
追記)
本作は「こんな大物が来るなんて聞いてない!」と半泣きになりつつも、城の守護にかけては最上級の力を持つ一人の魔女(自覚なし)と、何やかんやで「良い拾い物したなぁ」と一人勝ちする魔王(一度執着すると面倒なタイプ)の二人が繰り広げる、春告げの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-03 14:00:00
14527文字
会話率:25%
パラレルワールドの地球。
その内の一つに、日本国と似て非なる国、【似本(にほん)】が存在した。
日本とは、かなり異なる歴史を辿った【似本】が存在する地球は、六十年周期で侵略を受け続けていた。
そんな【似本】に存在する、【警視庁不可能犯罪撲滅
課・特殊機動部隊】に所属する主人公【小見卦依子】は、特撮と古典アニメとドラマが三度の飯の次に大好物。
やって来ちゃった侵略者のせいで、忙しくて趣味の引きこもり上映会の実行もままならない毎日が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-11 12:27:20
8004文字
会話率:36%
恵介が秘かに思いを寄せる相手、朝花は自分よりも黙して恋をしていた。
好きな人には好きな人がいる。この関係が、それほど単純であればよかったのに。
ままならない片思いの話。
...image song...
槇原敬之/♪林檎の花
最終更新:2015-11-25 19:14:41
3703文字
会話率:41%
健全なる大和撫子の精神を育成するために――
そんな理念のもとに、全国高等学校女子野球選手権大会――通称「秋の甲子園」が、戦前から絶えることなくずっと開催され続けてきた、私たちが知る日本とはちょっと違う日本。
主人公の藤崎わかばは、いつか甲子
園の舞台に立つことを夢見て、地元でもスポーツが強いことで有名な豊明原女子高校へと進学したのだったが――数々の強豪スポーツ部の中にあって、野球部はなんと廃部寸前。部員はたった一人の新入部員・わかばを含めて三人だけで、部員だけでは試合すらままならない。
その上、そんな野球部のあり方に異議を唱える生徒会長・茜里華恋も現れて、野球部は存続をかけて試合をすることになってしまった。
――果たして、わかばたちは無事に甲子園を目指せるのだろうか?
とにかく野球ものを書きたくて書いた作品です。よろしくお願いします。
※2015/11/13 大幅改稿作業に入りました。期間は二週間程度になると思われます。大部分に渡る改稿となるので、本文に反映するのは全体の改稿が終わってからにしたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-14 19:10:21
61530文字
会話率:23%
平凡な女子高生だと思っていたシズクが異世界トリップしてイケメンたちに囲まれて、世界の危機を救って!?……とかそんなことは起きなかった。
異世界で胡散臭い魔法使いや口の悪い傭兵や冷徹な魔法使いを追いかけたり追いかけられたり。利用されたり、よく
考えれば死ぬ寸前だったり。普通の女子高生の異世界生活はままなりません。
※異世界にて。からタイトル変えました。改稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-13 00:00:00
47120文字
会話率:44%