むかしむかし、ある時代のある小さな国に、一人のお姫さまがいました。
姫は一度もその姿を見せたことがなく、民は誰もその姿を知りませんでした。
城から伝わってくるかすかなうわさでは、姫は体が真っ白な魔女の生まれ変わりだという話です。いつし
か民は、その姫のことを「白の姫」と呼んでいました。
そんなひとりぼっちのお姫さまが、あるうわさを聞いて、流浪の剣士と旅に出る小さな小さな冒険話。
※二十年以上前に書いた、未発表の童話風ファンタジーです。
毎日更新。全12話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 19:00:00
36292文字
会話率:31%
「私は、私の正体が知りたいんだ」
生まれたときから強大な力を持っている朧は、その強さ故にずっとひとりぼっちだった。
そんな彼に惹かれた妖鳥の少年、椿は、その恋が実らないことを知りながら、彼の傍にいることを誓う。
見返りを望まず、ただひた
むきな愛を注ぎ続ける子供と、それを享受することしかできない大人。
優しくも歪なその関係は、二人が出逢う不思議な現象たちと共に、儚く切ない恋を描き出す。
朧の正体を探して続く旅路の果てで、二人が辿り着いた終焉とは……。
基本的に1話完結型のお話です。緩やかに過ぎていく不思議なお話たちと、二人の恋の行方をお楽しみください。
暫くの間、更新は不定期です。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 22:27:37
167544文字
会話率:37%
ずっと一人で黙々とザコ魔物狩りで暮らしていたユーリス。
彼は幼い頃から本人も知らぬ間に英才教育を受けたおかげで万能職と呼べるほどのとんでもない実力を持っていたが、一度その力のせいで失敗を経験した彼は今では人前ではうまく発揮できずにいた。
そのせいで他人からはFランクの雑魚専ユーリスと馬鹿にされる日々……。
だが、いつまでもソロはだめだと無理やり組まされたベテランパーティを即クビになった上に、ザコ専なんて邪魔だと町のギルドを追放されてしまう。
そんな彼を慰めてくれたのは趣味の料理と、その料理をいつも美味しそうに食べてくれる犬だった。
だけどその犬も実は普通の犬ではなくて――……。
彼は追放された町を出て、新たな町へ犬とともに旅立つ。
これは天賦の才を持つ何でも出来る「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」と言われる最強の男が、シガラミにとらわれずに自由気ままに生きようとする幸せな物語
※カクヨム等でも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 12:00:00
107489文字
会話率:41%
少し背の小さい天才少女、瀬戸口 琉蒼(せとぐち るあ)。
親友の 岩川 麻衣 (いわがわ まい)と
普明 葵(ふめい あおい)と琉蒼は楽しく過ごしていた。
だが、突然麻衣と葵からハブられてしまう。
会話は宿題や問題で分からないとこがあっ
たら答えを教えるだけ。
休み時間に話したり、世間話などはしても無視されてしまう。
「これじゃあまるで、2人に答えだけ教える人間のロボットみたいじゃないか。」
そこから物語は始まる___。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 19:56:12
1977文字
会話率:16%
みんなが消滅したらどうなるの?
世界の片隅の16歳の言葉に全世界が乗った、世界の終わり、悲劇なのか、もはや無、なのか。そう考える人もいないひとりぼっちの地球誕生。
最終更新:2021-11-02 20:02:31
1903文字
会話率:0%
果てなき時を生きるウィトウルカは、頬杖を突き、ため息を漏らしながら、己の役割、終わりのない使命、そして何時かの「彼女」の事を思い出す。
これは、ひとりぼっちの歯車が夢を抱き一歩を踏み出す、未だ語られることの無い、とある世界のこぼれ話。
最終更新:2021-10-26 20:44:00
8776文字
会話率:19%
たった一匹残されていた元野良猫が、新しい家族のもとで幸せになる物語。
保護猫シェルターに保護されていた猫の境遇を、スタッフさんに聞いたので喜怒哀楽で短いお話にしてみました。
モデルの元野良猫は、我が家の天使です(笑)
最終更新:2021-10-24 18:19:14
989文字
会話率:0%
歌うことが好きなトムは、野球も木登りも苦手で得意なものはひとつもありません。
そのうえ泣き虫で、お友だちのリブのことも守ってあげることができませんでした。
ひとりぼっちになったトムの前に、とあるおじいさんが現れ、こう言います。
「お前たちに
はあしたがある」
あした……。
それはまったくできなかったことも、なんだってできるようになるというのです。
まるで魔法みたいだとトムは興奮し、あしたを探す旅に出かける決意をします。
旅先でたくさんの人たちと出会い、トムはリブのことを守れる強い男の子へと成長していきます。
そしてとうとう、トムはあしたを手に入れます……。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-10-19 20:42:43
73971文字
会話率:34%
ーーー僕が知った、はじめての『しあわせ』
地平線しか見えないような辺境の地にぽつんと立つ塔に住むひとりぼっちの人狼の少年。
彼は狼に姿が変わるという特殊な体質のせいで、育ての親に『呪いの存在』罵倒され、叩かれながら育ったために自己肯定
感の低すぎた。
そんな少年が心優しい少女と出会い、彼女の暖かい手に包まれて、自分を認められるようになるまでのお話。
※ざまぁ、テンプレの要素を含みません。柔らかく優しい物語に心癒されてください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 19:04:24
14708文字
会話率:15%
時は文化年間、江戸。長屋で一人暮らしをしている十六歳の娘・雪(ゆき)はある日、怪我を負った浪人・辰巳(たつみ)と出会う。看病を続けるうちに雪は辰巳のことが気になり始めるが……
何をしても自身が持てず、素性の知れない辰巳にとっても自分はただ
の都合のいい女ではないのかと、雪はそう思いながらも辰巳との縁を切れないでいた。
辰巳の目的とは、雪が長屋の住人から好ましく思われていない理由とは…?
——私は捨てられた。だけど、ずっと待っている。
ひとりぼっちの雪は、儚い望みを持ち続けていた。
孤独の雪と訳ありの辰巳の行末は、幸福か、それとも…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 19:00:00
248198文字
会話率:27%
過去にいろいろとあったことで周囲と距離をとる高校1年生の東条誠は、入学早々同級生の九条明に付きまとわれる羽目に。
最初は邪険に扱う誠。だが、ゴールデンウィークに「一人の寂しさ」を味わってからは、明のことを気にかけるようになる。
寂
しさを知った誠は、彼ももしかしたら、何か寂しさを感じているのかも、と感じ、話すのは少しの間だけならいいと決めた。
話すようになってからは、趣味嗜好が合うことがわかり、誠と明、そして明の幼なじみ青葉の三人は、学校生活を共にすることが多くなる。
彼との順風満帆な日々は、そう長くは続かなかった。
2年の夏休みに、明の両親が出てきたことにより、誠は明との縁を切られる羽目に。
そして明から明かされる、家族との関係。
誠と明は、それでも諦めることなく、先生や家族が見ていない場所で、秘密の付き合いを続けることにした。もちろん青葉も一緒に。
だが、2年の終わりに事件が起きた。誠が、青葉から告白されたのだ。
以来誠と青葉は付き合うことに。彼女との付き合いが増えると同時に、明との関係が希薄になってゆく。
3年の1学期。誠と青葉が付き合っているのを見た明は、失望してしまう。小さなときから心の奥底で思っていた人を、誠に取られてしまったからだ。
青葉との関係も、明との関係も壊したくない誠は、大いに悩む。
悩みに悩んだ末に、誠は、「2人の縁を切ること」を選んだ。全ては3人の仲を壊さないために。
ひとりぼっちに戻った誠は、寂しさのあまり心を閉ざしてしまい、学校に行かなくなる。
引きこもる生活を続ける中、誠が思い出したのは、明や青葉との懐かしい記憶だった。
あのころに戻りたい。だけど、もう戻れない。
どうすればいいのか悩む誠。その目の前には、新しいノートとペンが置いてあった。
誠は湧き起こる感情に身を任せ、明と青葉との出会い、一緒に過ごした楽しい日々、そして彼らとの絶縁に至るまでの経緯を書き記した。その後、ガムテープでぐるぐる巻きにして、段ボールの中に詰めて押し入れの中へと入れた。
そして10年が経ったある日、誠はガムテープでぐるぐるに巻かれたノートを見つけた。
テープを取り、読んでみる。それは、懐かしい青春の日々が綴られた誠自身の記録であった。
(この作品はエブリスタでも連載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 12:07:58
41779文字
会話率:42%
人は皆、誰しもが心の底に怪物を飼っている。それを見て見ぬふりをする者もいれば、飼い慣らしたものや、飼い慣らされた者もいる。
その点梔子 桜は異常にして異様な存在である。彼は自身の中に飼い慣らした面と飼い慣らされた面が存在する。
昼は世
界の大半を占める、いわゆる普通とされる部類に入る。しかし夜は快楽殺人を行う鬼となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 23:54:56
25131文字
会話率:26%
その日、訃報を受け取ったネアハーレイは、ひとりぼっちになった。
家族を殺した人に恋をしていたと知った夜に辿る、とある雨の日の記憶。
短編だけでも読めるようにしておりますが、「薬の魔物の解雇理由」に登場するネアの物語です。
最終更新:2021-08-20 12:00:00
7590文字
会話率:6%
オタク女子高生、織部市夏は16歳の夏に病死した。異世界に転生した姿は、世界を滅ぼす伝説の炎竜グラナティス。炎竜を崇拝する悪の組織に育てられ、甘やかされ、わりと平和に暮らしていたが、正義の魔術師の襲撃を受け、気がつくと森のなかにひとりぼっち。
「みんなが迎えにくるまで、ひとりでやっていくしかない」魔法で人間になった市夏は、正体を隠して暮らし始める。
【二部から】衣食住のあてを探していたイチカは、国境の守備隊にもぐりこむことに成功する。この世界では魔術師は希少であるようだ。顔はいいが性格の悪いアーベル、強いが頼りにならないシュルツの元で魔法修行を始めるも、巡回任務の途中でイチカは森の精霊にさらわれてしまう。イチカの正体を知った森の精は、イチカに助けを求めてきた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 12:26:09
521011文字
会話率:48%
「僕」はいつもひとりぼっちな小学生でした。放課後はいつも、森の奥にある神社に行きました。ある日神社に、見知らぬ男性がいました。
最終更新:2021-08-15 18:00:00
3285文字
会話率:37%
17歳、高校2年生の花崎由紀は、両親が亡くなり、3つ上の姉、花崎由夢と二人暮らしをしていた。
ある日、姉の由夢が交通事故に遭い、意識不明となる。突然にひとりぼっちとなった由紀は由夢の居ない生活の心細さ、大変さに耐えられずにいた。
そんな時、
2人で使っているパソコンに「サポートAIソフト YUME」というソフトを見つける、起動すると画面にはしぐさも性格も由夢そっくりなAI、YUMEが映っていた。
由夢自身が由紀のために作成したYUMEは、由夢がいなくても由紀が生きていけるように大切なことを一つずつ教えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 13:00:00
1110文字
会話率:18%
かくれんぼが得意なお姉ちゃんがいなくなっちゃったんだって。
ひとりぼっちはさびしいから、ぜったいにぼくが見つけてあげるね。
最終更新:2021-07-31 14:42:49
1778文字
会話率:23%
大人になったらどうでもいいことを誰かにあまり話さなくなった。
キーワード:
最終更新:2021-07-28 01:42:50
1365文字
会話率:3%
聖女見習いのジーナは、ダンジョンでイケメンな骸骨騎士と出逢った。
なりゆきで一緒に暮らすことになったけど、え、ちょっと待って!
「はい、あーん」
なぜか、全力で甘やかされてる?
「ジーナは何をしても可愛い。可愛くて可愛くてたまらない」
ど
うしよう、ドキドキが止まらない! 相手は骸骨さんなのに!
これは、ひとりぼっちだった聖女見習いの少女が、過保護な骸骨騎士と一緒に幸せを見つける恋物語。全10話の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 08:13:55
24974文字
会話率:29%
透明人間のわたしを見つけてくれたのはあなた――
クラスの中でひとりぼっちのわたし。誰も気に留めないわたしのことを見つけてくれたのは、クラスの人気者、秋光 飛影くんだった。
最終更新:2021-07-03 13:23:55
5428文字
会話率:45%