遥か昔、まだ人と竜とが分かたれていなかった時代。龍狩りを生業とする者たちがいた。この物語の主人公もその一人だ。しかし、それは今となっては遠い昔のこと。今の彼は竜を狩り続ける修羅と化していた……
彼を突き動かす物それは憎しみであり、復讐の
ため憎しみを糧に竜を狩り続ける。なぜ彼は修羅と化したのか、そのことを彼もまた最後の死事の前に思い返していた。
そして迫る復讐を経て、復讐に囚われし修羅はその果てに何を見るのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 08:00:00
12392文字
会話率:18%
龍が去ってから百年――…。
龍のいない世界で、一人の少女が行方不明の父親を探すために王都に旅立ち、陰謀に巻き込まれながらもこの世界に龍を呼び戻すお話です。
最終更新:2021-09-05 22:58:52
16406文字
会話率:26%
かつて開かずの教室だった三階の角にある教室が、都市伝説部の部室だ。
高校二年生の斎藤竜助は、そんな部室で部長の雨宮世津子とまったりと都市伝説を語る日々を送っていた。
周囲からは、ただ部室に籠って喋っているだけの心霊部やオカルト部と呼ばれ、
活動しているのかと責められることも……
が、彼らはしっかりと活動している。
時に、運動部よりもハードなことだって竜助は経験していた。
何せ摩訶不思議な出来事を追究する雨宮世津子がいるのだから。
彼女のスイッチが入る時はいつだって唐突だ。
「龍神君」
「竜助です」
「明日は、暇か?」
明日が休日だろうが、雨宮世津子には関係ない。
そして、竜助の答えも決まっている。
「暇ですよ」
黒縁眼鏡をクイッと上げた彼女は、満足そうに言うのだ。
「暇ならば、明日駅前の『喫茶ひまわり』に八時」
これは、摩訶不思議な出来事への扉を開ける合図。
人の口から口へと伝わる怪奇な噂に導かれ、彼らは今日も活動する――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 20:54:58
11787文字
会話率:39%
貴族の家に双子として生まれたライナとレナ。妹のレナは我儘で自分勝手な姉ライナに振り回される日々を送る。そんなある日、ライナが聖女に選ばれてしまった。面倒だからやりたくないライナは、そっくりな妹のレナに身代わりをするよう提案する。
逆らえない
彼女は承諾し、聖女のフリをするため魔法を必死で学んだ。そうして聖女になった彼女は、日々の御勤めを熟していく。
嫌々始めたことだったとはいえ、王子や友人、いろんな人に支えられながら、充実した毎日を送っていた。
しかしそんな日々も――
「私が本物の聖女ですわ!」
姉の一言で終わりを向えてしまう。
しかし周囲の者たちは気づいていなかった。
聖女のフリをするために学んだ魔法の腕は、本物の聖女すら超える領域に達していて?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 11:00:00
9936文字
会話率:32%
大きな河に肥沃な土地、そこには黄金色に光る穀物が広がる。
それを眼下に収める高く険しい山があった。
麓には様々な実や果物を実らせる木々や植物と、多くの動物が生活を営んでいる。
山からの水はやがて大河へと続き、その地に住む者たちへ大地の恵み
を授け、敬われた。
その山は時には火を吹き、人々は神の怒りと称し恐れた。
人々は、その高く険しいその山の山頂に神がいる『神体山』と呼ぶ。
神体山の付近に住む者達は、山の中腹に岩を加工した祭壇を作り、そこに食物を、衣服を、書物を、時には貴重な宝石を捧げ祈る。
〜神体山の山頂付近〜
そこには大きな大きな洞窟があり、巨大な生物が住んでいた。
その生物には翼があり、長々とした尾があり、鋭利な牙と爪があり、堅固な鱗があった。そう、ドラゴンである。
そのドラゴンは永い永い時間を、その山で過ごしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 01:00:00
65325文字
会話率:54%
恐竜のような巨竜や飛竜、龍等が存在する世界で、少女はそれらから人々を守る討伐隊に憧れる。憧れに近付くため、先ずは国の役人の試験を受けたのだが…巨大な竜がのし歩き、魔法が存在する世界で少女は何を見るのか?
最終更新:2021-08-09 20:04:27
172344文字
会話率:50%
龍によって生み出された、|界門《ゲート》を天に頂く世界。
ある日、龍に変身できる能力を持つ、記憶喪失の少年が、とある宗教の聖女を誘拐した。
自分を導く囁きに言われるままに、記憶を取り戻すの鍵になる、と思われる聖女を連れ去り、界門を越え
異世界へ逃走する少年。
しかし、記憶を取り戻す鍵となる聖女は彼に利用されるつもりはサラサラ無いようで、誘拐犯である少年を恐れるどころか、自分の目的の為に少年を利用すると宣言する。
「真っ黒だからクロ、決定!」
名前がないのは不便、そんな理由で聖女、セレナによってクロと命名される少年。
こうして、互いに利用することを決めた二人の旅が始まった。
未知の世界をあてもなく彷徨う二人だったが、そんな二人の前に小さな村が現れる。
村人たちは明らかに不審な二人を暖かく迎えてくれ、二人はつかの間の休息をするのだが、その村では何か問題が起こっていたようで、セレナが首を突っ込んでしまう。
旅をしたいクロと助けたいセレナ。対立する二人だが、その問題はクロにも関係するようで……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 21:00:00
35060文字
会話率:46%
前世の記憶を取り戻した高橋勇一。
激減した日常の中で、幼馴染みの天野那美や阿修羅王に助けられながら日々を過ごす。
そんな勇一達の元へ、敵対する天界の存在である一人の神が現れる。それが、あらゆる闘いの幕開けであり、一人の少年の覚醒を促す
。
だが、その目覚めの代償は、少年に対して過酷なものであった。
これは、再び集まる仲間のレクイエム。
勇一達の元へ集まるための、悲しい物語。
この作品は、「カクヨム」にも掲載されております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 23:38:19
73198文字
会話率:37%
今から、
45年程前
最強たる二柱の神、
|神狼《フェンリル》と鬼神に愛されその身を争いにき戦場では、
立ちはだかる全ての物を斬り伏せる
『無上の風』と呼ばれた一人の男がいた。
その男がどこにいるかは、誰も知らない___
ある酒場で
大柄な老年の戦士は、豪快に笑いながら言った。
「あの剣術と魔術ありゃ、人間じゃねぇな」
ある屋敷で神経質そうな背の高い貴族は、静かに言った。
「あの方は、大地を喰らうを蒼黒の剛竜をも狩る方だ」
ある薄暗い通りで獅子の様な男は、ポツリと言った
「あの男は、帝国の闇を全て背負っている」
白亜の城でニヤリと笑いながら椅子に座った老婆が言った。
「奴こそ、武の極致知る者ぞ」
常闇の中で黒いコートを羽織った青年は、消えゆく様な声で言った
「彼は、衰えることすら知らない」
この世界の英雄達は、言い方さえ違えど
皆口を揃えて言う
あれこそ紛れもないが、「最強」である____
再新スピードは、作者の気分です。すいませんm(_ _)m
1話ごとの短さは、許してください。謝るので折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 18:11:10
1703文字
会話率:29%
希望が見えず、景色が灰色に感じる·····そんな1人の青年が夢の中の出会いによって受け取った力は·····世界を変えられる程の力!?
これは、現代に甦る「山月記」。
人が竜になる、少しだけ現実離れしたお話。
最終更新:2021-07-13 01:19:39
2834文字
会話率:44%
気が付いたら異世界にいた龍川輝(24歳)が、輝をドラゴンの伝説にある『光の来訪者』と呼び血の契約を結んだ赤竜レドリゴスと共に、レドリゴスの領地を国にしていき、領土を広げてゆくお話。
取り敢えずの輝の目標は、レドリゴスに野菜料理を美味いと
言わせる事だが⁈折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 08:42:16
113989文字
会話率:35%
―――…3度目の人生は誰にも奪わせません!!
ヒロインのエレノア・クレイ・ロックフェラーは
あらぬ罪を着せられ2度目の死を繰り返してしまう
幼い頃に亡くなった心優しき母、
帝国の騎士団長である厳格や父、賢い弟、
虐待を繰り返す継母、嫌
がらせをする異母妹
愛していた婚約者
もう死にたくない、誰にも邪魔させない
そんな強い思いから、15歳の誕生日前に
公爵家から家出しようと計画していたエレノア
ある年のパーティーで婚約者に会わないよう
必死に逃げ回っていたら…
小さな白い龍に出会い、運命が変わる
輪廻転生に終止符を――――――……
聖女になんてなりません!!
私は竜騎士として生きていきます!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-28 17:12:39
7689文字
会話率:29%
魔術特性ーーー この世界の住人は皆、何かしらの魔術特性を持ち、それに合った魔術を使うことができる。そんな中、主人公、クロム・ベルドーの魔術特性は 【無】だった。安い報酬で、荷物持ちとしてパーティに使い潰されるクロム。
だが、その日のモンス
ター討伐の帰り道で彼らは正体不明の怪物 ーヴァリアントー と出会う。「奴は絶対に殺さなければいけない……」そうクロムの本能が告げると同時に、彼は最強の《龍人》へと覚醒する。一瞬で敵を葬るクロム、しかし、彼の醜い容姿と強大な力に恐れたパーティメンバーは、彼を地下牢獄へと追放してしまう。
だが、彼が追放されている間に、怪物 ーヴァリアントー が大量発生。街の人間を喰い殺す怪物達。パーティメンバーも、その脅威になすすべもなく蹂躙されてしまう。
閉じ込められていたクロムは、謎の美少女リナの協力のもと、地下牢の脱出に成功する。しかし、街はすでに壊滅し、何万もの怪物がクロムを襲う。その時、彼は新たな魔導具を手にし、魔術特性【無】の真の力《全てを無に帰す》力で、敵を殲滅する。もう二度と同じ悲劇を繰り返さぬように、彼は新たな仲間とともに新たな旅に出る。異形の怪物を、全て殺し尽くすまでーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 19:23:02
23710文字
会話率:51%
剣、武器。かつて争いのあった世界の残り香。異邦人として別の場所で生きてきた男は何を見、感じてきたのか。かつて居たはずの場所に何故――
過去から現代に繋がる挿話。過去の世界、その時に何が起こり現在の世界へと変貌したのか。変貌した世界は誰のた
めに存在するのか。真に討つべき存在は誰なのか。世界の仕組み、それはいったい誰の意思でどのような目的で創られたのか。その謎を解き明かす冒険譚。(第1部)
遥かなる地より来たる龍。世界を管理する龍は元は異邦より世界を管理する役割を任ぜられただけであり、そこに生きることを望んだわけではなかった。だが長年の情により子とともに守護してきた愛着あるその地に故郷より同胞が訪れる。それは始まりに過ぎない(第2部)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 10:54:58
1339834文字
会話率:51%
ある世界には夢の世界にいけるという不思議な不思議なミサンガがあるという。大学生の青年、竜胆龍之介はネットで知り合ったとある占い師からそんなミサンガを貰うことになる。これは世界の謎を追いかける物語。
最終更新:2021-06-13 11:04:57
6525文字
会話率:40%
アンジェは竜に会いたい14歳の女の子。大嵐の夜、竜のルルトゥに、虹色に輝く竜の鱗を貰う。山で迷子になったアンジェ。その時、ルルトゥが崖から落ちたアンジェを助け、仲良くなり一緒に遊ぶ。しかし、アンジェはルルトゥを傷つけてしまう。落ち込む所で帝
国の兵士がやって来て、アンジェを連れ去ってしまい…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 12:30:07
14887文字
会話率:46%
赤子の頃龍神族に拾われたユーリアは里で使用人として働いていた、高い魔力を持つ彼女は魔法使いとして龍神族の勇者と旅をして魔王を倒すという偉業を成し遂げた。
勇者と婚約していた彼女は彼に婚約を破棄するといわれてしまう。龍神族の王子がユーリアのこ
とを番と認定し、王宮に召しあげると命令したのだ。
彼女は嫌だといったが命令は絶対だと無理やり王子の花嫁として監禁されてしまう。
王宮の女性たちに差別され見下され、王子の愛や番という言葉も信じられず絶望したユーリア。
勇者が王子の妹と結婚するという事を聞いて復讐することにしたのだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 16:06:47
1534文字
会話率:19%
主人公・本郷 慎一(ほんごう しんいち)は、突如として病に倒れた竜堂 龍城(りゅうどう たつき)元監督の後を継いで、サッカー日本代表監督を務めることなった。
戦術家であり機転の良さはある本郷だが、チーム作りという面では稚拙な部分があった
。そこで、日本フットボール協会は彼に一人の女性アシスタントコーチ美作 鈴(みまさか すず)をつけた。
この二人の出会いは、日本サッカー界に大きな変革をもたらす!
凸凹コンビと、彼らに振り回される日本代表。彼らの成長と進化、その眼に刻みつけよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 23:54:51
25380文字
会話率:46%
最後に、素敵な恋がしたかった。
世を儚んで龍が淵の滝壺に身を投げた、
アラサー女子の深琴(みこと)。
飲み込まれる寸前に零した未練に応える声があった。
「──その願い、聞き届けた」
目覚めてみれば水底に佇む薄暗い日本家屋。
周りは水
に囲まれて魚群が泳いで通り過ぎた。
どうやら身を投げた龍が淵川の川底らしい。
其処にいたのはおかっぱ頭の美少女、水希と、
色素の薄い髪をした美青年、雨竜。
目覚めた場所は水神さまの住まう宮。
身投げを人身御供と間違われ、未練は願いと捉えら
れ
水神の雨竜と夫婦になったと言われて……!?
少しずつ、少しずつ、相手を知って恋をする
緩やかな流れを感じて頂けたらと思います
※時間はまちまちですが毎日更新がんばりたい所存
※ノベプラ様でも先行掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 18:10:42
193627文字
会話率:50%
日付が替わり、十六歳に成ったリュウトは夢の中で七人の少女に会う。
翌朝、誰かの声で起こされたリュウトは目が覚めると、枕元の傍に白い物体が眼に入った。リュウトは飛び起き枕元の傍にある白い物体を確認した。「むぅ、卵か?」と息を吐き安堵するが(ど
うして卵が?)と脳裏に浮かぶ。そして、リュウトは辺りを見渡し、他に5個の卵が眼に入る。
リュウトが見た卵は鶏の卵と変わらない大きさの卵5個と枕元の傍にあった卵は50ナル大きさの卵。
バックパックに卵を詰め、冒険者ギルドに向かい、ギルドで依頼を受け、森に向かったリュウト。
魔物との戦闘中に気を失ったリュウトは、夢の中で出会った2人の少女から話を聞き。リュウトは卵から進化した幼竜と共に魔物に勝利した。
白い幼竜といつの間にか眷属契約していた。そのお陰で魔法や鑑定のスキルが使えるようになった。
他の卵も進化し、他の幼竜達もいつの間にか眷属契約していた。
リュウトは様々な、魔法、スキルを使い。七竜(龍)の彼女達と冒険する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 00:00:00
41088文字
会話率:48%