「何もかもどうでもいい」
無数の剣を身体から生やして血の池に沈む男は吐き捨てた。
しかしそれを咎め、堕ちんとする男を留めるものが一人。
全てを捨てようとした男はその者に敗北し、敗者として勝者の要求を課せられる。
「名を忘れるな、親を忘れる
な、友を忘れるな、過去を忘れるな。留まり探せ、再びの誓いを、己の有り様を」
戦士の有り様を尊ぶ男はその言葉に従い旅に出た。
……その身に一つ、不死の黄金を携えて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 17:22:35
317898文字
会話率:39%
一般人による気まぐれ日常日記。
基本一人。たまに二人。
最終更新:2023-04-21 16:00:00
791文字
会話率:100%
アスティルレード学園。そこは貴族の子女と、孤児が在籍する寄宿学校。
慈善事業と称されて受け入れられている孤児たちは、そこで勉学もさることながら雑用などもこなしていた。
エマは孤児の一人。
ある日、学園に季節外れの転校生がやってくると聞く。
ジェームズは侯爵家の子息で、目を見張るほどのイケメンだった。
周囲とは慣れ合う様子のないジェームズだったが、ある時エマが街で彼を見かけたことによって興味を引かれたようで……
ジェームズが転校してきたわけは……?
二人がかかわるにつれてエマの出生の秘密も明らかに……
こちら完結しているお話です。
20話ほどを目安に投稿していく予定です。
※カクヨムにても投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 20:45:15
75981文字
会話率:37%
現代を生きる男子高校生――春野吉(はるのよし)は、巨大な桜の御神木を守る一族の一人。そんな春野の元に、突然吸血鬼の少女が現れる。彼女の名前はエンジュ。何年も前から日本に移住し、過ごしているという。ある理由で右目が見えない春野を支える瞳になる
と誓ったエンジュと、彼女との愛を添い遂げる誓いをした――少し変わった恋の物語。そして、春野の物語(じんせい)のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 22:18:58
61248文字
会話率:64%
狼人間の血を引く一族の少年、ウロは森の中で傷を負った青年、カイと出会います。
しかし、ウロは『森の民』の一人。よそ者を森に入らせる訳にもいきません。そんな時、大型の狼がカイを襲いかかり笛が鳴り響きます。
それは動物を意のままに操る笛でし
た。「去れ」、とカイが命令すれば狼は去っていきました。
瞬間、カイは力尽きて倒れてしまいます。それを放置するわけにもいかず、ウロはカイを家に連れて行くのでした。
◇この作品はカクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 20:01:58
13563文字
会話率:65%
主人公山田吾郎55歳は、早期定年で東北の山を購入した。スローライフを送る予定だったが購入した土地にあった悪魔の封印を解いてしまい、最強の悪魔神の力を得ることになる。
吾郎が力を受け継いだ時に放出したオーラに含まれる魔力により電力は一斉に
吸収され世界中の電力が消失した!
多くの生物はオーラに触れた瞬間に消滅したが、一部の生物は魔力を吸収して生き残る者もいた・・・・そして世界は一瞬で滅亡し、数千年かけた人類の文明も跡形もなく滅び去った・・・・
吾郎自身は、受け継いだ悪魔神の力が強大で1万年の深い眠りについてしまう。
悪魔神となった吾郎が目覚めた1万年後、世界中に新たな文明が誕生していた。しかし、その世界は悪魔神の封印が解けた時のエネルギーにより大きな変貌を遂げていた。
世界は1つの大きな大陸となっており、大小数十の国家が乱立し争っていた。その中には魔王や獣等、人間以外の者が治める国も存在している。
主人公山田吾郎
55歳 早期定年で東北の山を購入。スローライフを送る予定だったが悪魔の封印を解いてしまい、最強の力を得る。その代償として人の心を徐々に失い悪魔の心をそまっていく。それを自覚して人の心を失うことに不安を感じている。
さらに悪魔神の力を得た太一は深い眠りにつく、目覚めたのは1万年後であった。
殺人欲と拷問欲
悪魔の2大欲求の一つ。大人の悪魔は理性で押さえている。爆発させることは恥ずかしい行為。
悪魔神
1万年前に封印された世界最強の悪魔
悪魔王シャーリー
悪魔神とともに封印された最高幹部の一人。悪魔神となった太一が目覚めたときに、共に復活を遂げる。悪魔神を崇拝しており、悪魔神の力を得た太一に心からの忠誠を誓っている。さらに吾郎の事を女性としても深く愛していた。
トーケン王国
吾郎が目覚めた地を治める国であり、建国500年の人間族の国。50代のアストラ王(覇王)が統治し、いくつかの周辺国と戦を繰り返している。
ロンバード
王国軍近衛騎士団長。大柄で屈強
ホビー男爵
吾郎とともに盗賊に捕らえられた30代の男爵
チンクル
ホビー男爵家の小太りの執事。悪魔になった後は大金づちが主要な武器になる。
ドレッド
冒険者のリーダー(実は盗賊の頭)
ドレッドの仲間達
回復職ミーナ 魔法使いロイ 斥候クライ 戦死見習いロンド
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 21:14:15
215168文字
会話率:46%
50人の人が所属している不良組、剣世帝のトップで、裏社会の四天王の一人。別名裏社会の解体屋
の女性が普通の大学に通う話。
剣世帝のメンバー全員は良い顔をしなかった。
さあ、彼女が学校に通う目的とは!?
最終更新:2023-03-27 21:23:01
8921文字
会話率:39%
子供の頃、恐竜博士になりたいと真面目に思ったことがある。
恐竜の化石を見つけたい。恐竜に会ってみたい。そう両親にも言った。
しかし、成長するにつれ、恐竜が現代に生存していない事や、化石を掘るためには資金や人員が必要になること等、現
実を突きつけられる。
友達と恐竜の名前を覚えあったり、恐竜キングやカセキホリダーで味わったワクワク感は、年を重ねるごとに薄れていった。
気付けば21歳、もう大人だ。
社会から見たら、まだまだ成人したばかりの奴だがな。
普通の学校生活を送り、中小企業のサラリーマンに落ち着いた上村 正志(うえむら まさし)は今日も酔っていた。
連日連夜、上司の飲みを断ることが出来ず、これといった趣味も無い、彼女いない歴=年齢の男だ。
人生、何事も普通が1番の筈だった。
そんな俺が、気付けば凶暴な魔物が蔓延る森でただ一人。
突然な事態に混乱しながらも、そんな世界に馴染んでいく男の物語。
「食費が半端ねーぞ、これ!!」
「おいおい⁉目の前で殺人!!」
「こっちは化石削ってんだよ!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 18:00:00
9345文字
会話率:44%
私の花粉症は重症だ。人数合わせで参加することになった合コンに、仕方なく花粉防止ゴーグルを付けたままで行くと、そんな私の姿を見て顔を真っ赤にして固まってしまった男子が一人。
最終更新:2023-03-20 00:00:00
5000文字
会話率:25%
狛抓署には一風変わった課がある。
骨董取扱課。通称ガラクタ課。
そこの主は年端もゆかぬ少年一人。
あとは、バイトできている女子高校生が一人。
大丈夫なのかと思う面子ながら、これが案外どうにかなっている。
なぜなら、ガラクタ課に舞い込む
のは事件にもならない事件だからだ。
今日もまた、他愛のないささやかな事件が舞い込むのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 06:00:00
9644文字
会話率:46%
冒険者は掲示板を見てクエストを選ぶ。
自分の実力に見合った階級のクエストを選ぶ。
けどたまに、背伸びして無茶なクエストを選ぶ人もいる。
そんな人のためにあるのが『担当受付嬢』という制度。
受付嬢が担当冒険者の実力を把握することで、
実力に見合ったクエストか確認するためのものだ。
そして私、ヴェール・シエスタも受付嬢の一人。
私の仕事は冒険者が決めたクエストを確認して受注し……。
「クエスト受注完了です。くれぐれもお気をつけて、いってらっしゃい」
笑顔で冒険者を送り出すことだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 13:11:08
18185文字
会話率:51%
月の無い街を歩く老紳士が一人。彼は当代一の妖魔の狩り手だった。 彼が探すのモノは何か。3話構成 5000文字未満 こっそりとなろうにも転載
最終更新:2023-03-09 17:04:51
5153文字
会話率:28%
ここは、リュウジュの心臓。
白銀の巨龍は時の勇者に討伐され、封印された。
巨竜伝説も御伽噺として風化した頃、人々はリュウジュの心臓が持つ龍脈エネルギーに関心を寄せ、心臓の上で定住を行った。リュウジュは次第に生命力を取り戻し、その地で生まれる
人々はリュウジュの生命力にあやかることができた。リュウジュの民は鼓腹撃壌の如く、幸福な生を送ることができた。
そんなリュウジュの末端に一人、龍脈を持たない少女が一人。その名はソウナギ。
背が小さく、目つきの悪い、白銀の少女。リュウジュの心臓に適合することない、弱く、脆い、異邦の身体。
そんな彼女はしがない文士であるウミヒコの家に居候させてもらいながら、つつましく生活を送っていた。
しかし、ひょんなことから一人で心臓の中心部へとウミヒコの書いた小説を届けなければならなくなった。
今、白銀の少女の一人旅が始まる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 20:45:07
45163文字
会話率:49%
そこには剣の墓標があった。その墓標の周りには絶えず草花が咲き誇り、まるで周囲を祝福しているようだった。決して錆びない無骨な長剣。いつしかそれは聖剣と呼ばれるようになった。
かつて大戦があった。人と人、人と魔獣、人と魔族。多くの者が戦い、
そして死んでいった。名もなき戦士たち。物語はその戦士の一人。
農民として生まれ、村は魔獣に蹂躙され、それでも生きるために剣を取った。
剣の墓標は今もそして未来も朽ち果てずそこにある。死んでいった戦士が生きた証(あかし)として…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 20:00:00
15228文字
会話率:46%
邪教徒によって聖女リリエルは殺された。双子の姉であるルルニアは妹を陥れた者達への復讐を誓い、神殿へと帰還する。しかし、リリエルの後継者を選出する儀式で三人教徒が「自分こそが聖女」と主張しだした。神が定める聖女はたった一人。本物の聖女は誰か。
そしてリリエルを陥れた裏切り者は誰なのか――聖女を巡る謎解きダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 20:00:00
12777文字
会話率:45%
夜空さえを明るく照らす現代文明は魑魅魍魎の類を大幅に減らした。
されど今もなお丑三つ時には鬼門が開き"あちら"と"こちら"が繋がり魔が出入りする。
それらのほとんどは人に害を為すことは無いが、時より人
を襲い生気を奪わんとするものが現れる。
とは言え、それが表沙汰になることは無い。陰ながらそれら邪悪なるものを排除する者たちがいるからだ。
そんな者たちの一人。
夜な夜なこの世ならざる者を狩る少女。名を“娑羅(しゃら)”
彼女は妖気を操り魔を屠る妖術師。
今宵も先祖代々より受け継ぎし技と武器、そして想いと共に闇夜に紛れて敵を討つ!
超のんびり更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 21:04:59
1883文字
会話率:5%
近未来指定都市TOKYOでは優秀な人材のみ集まりアバターを使って生活する都市。中でも、蒼空が通っているRAID学園はVRゲームに特化した進学校だった。
RAID学園では成績トップの者しかプレイできないVRゲームが複数存在する。
蒼空の
プレイスキルは秀でていて、人気配信者であり、将来を期待されているプレイヤーの一人。
数多くのゲームをプレイしてきた蒼空は、氷帝、炎帝、雷帝の帝(エンペラー)の称号を得ることを目指す『イーグルブレスの指輪』というVRゲームで、強すぎるあまり、ゲームの中の美少女ルーナに、転移早々死神としての役割を与えられてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 10:00:00
490814文字
会話率:59%
俺は「弟君」と呼ばれたかった。姉の友人の、優しい年上の女性から「弟君」と。しかし、その願いは叶いそうにない。だって俺には姉がいない。一人っ子なのだ。
しかし、父の再婚によりその状況は一変した。唐突に姉ができてしまったのだ。
※登場人
物
竹内緋色(たけうちひいろ)
年上の女性に可愛がってもらいたい症候群に疾患している困った男子。結構マッチョで、短く刈り上げた髪型が似合う見た目は体育会。中身は美少女ゲームをこよなく愛するオタク男子。色白でたらこ唇が特徴。
竹内玲香(たけうちれいか)
両親の再婚により緋色の姉となった。高校三年生。貧乳の民。椿の親友で同じクラス。ボクっ娘。
佳乃家三姉妹
緋色の幼馴染。向いの家に住んでいる。
佳乃椿(よしのつばき)
三姉妹の長女で高校三年生。長身で豊かな胸元が特徴。色白で腰まである長い髪が美しい。面倒見が良いお姉さん。バストは1m級のGカップ。
佳乃夏美(よしのなつみ)
次女。日に焼けたテニス少女。緋色と同い年の高校一年生。男勝りな性格をしてる活発な少女。88のDカップ。
佳乃翠(よしのみどり)
三女。黒縁眼鏡に三つ編みのおさげな一見地味少女。三姉妹の中で彼女だけ胸元が寂しい。75のAカップ。
辰巳清十郎(たつみせいじゅうろう)
自称武道家で筋骨隆々の高校三年生。椿、玲香と同じクラスだが、何故か緋色に接近してきた。
辰巳藤次郎(たつみとうじろう)
清十郎の弟。緋色と同じクラスの高校一年生。体は大きいが気弱。兄の言いなりになっている。
柊彩花(ひいらぎあやか)
竜王学園生徒会長を務める才女。学園二大美女の一人。キツイ突っ込みが特徴。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 06:00:00
92850文字
会話率:60%
〈ホール〉の噂を知っているだろうか。それは現実ではない何処か。眠りについた者が稀に訪れることのできる場所。ここであなたは何をしても構わないし、何もしなくてもいい。ただし注意しなくてはならない。あなたとともにあなたの悪夢も〈ホール〉へやって
来るのだ。悪夢にのまれた者は人間性を失い現実へは戻れなくなってしまう。そんな〈ホール〉に限りない「癒やし」を感じる者が一人。名前、年齢、性別、すべてが不詳。〈ホール〉では、この謎の人物に出会うことがあるという噂だ。あなたがたは〈ホール〉でこの者と一緒に「癒やし」を選るもいいし、悪夢と踊ることもできる。それは自由だ。「小説家になろう」と「カクヨム」の両方で掲載しています。随時更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 19:51:57
113789文字
会話率:22%
舞台は冒険者の存在が禁じられた、とある世界の物語。
国家事業として【刀狩り】政策が敢行されたことで、武器を扱う全ての者は、国家のために働く騎士となるか、魔物を追い払うために歌い踊る超人者(ファントミー)となる選択を迫られた。
冒険者には
酷な選択であった一方で、世間はこの政策で生まれた、魔物と戦う一人の奇妙な超人者(ファントミー)に興味を持つようになった。彼の名はリデル。小柄ながらステージで巨大な魔物と戦う姿は多くの超人者愛好家を作り出し、着実に、確実にと世間の人気者(ヒーロー)となっていった。
そんな彼に憧れた人は少なくない。この話の主人公である少年もそのうちの一人。少年は長年の夢だった超人者(ファントミー)になるための試験を受けに来ていた。しかし少年は気付いていなかった、その選択が自分の人生を大きく揺るがすものになることを。
忘れてしまった記憶を探し、いなくなったリデルを追いかける。そして少年は、超人者(ファントミー)の相棒である【影】のリンや個性溢れる超人者(ファントミー)メンバーと助け合いながら、今日も魔物に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 20:00:00
317965文字
会話率:65%
鬼。20年前、突如として世界に鬼が現れた。殆どのインフラが止まり、世界中が混乱の渦に巻き込まれた。街中に現れた鬼は人々を喰らい暴れ、人々を原始的な生活に戻し人類の生存圏は大幅に減少した。
端的に説明すると日本語を基準に「き」の付く概念が鬼
と化したのだ。飛行機、電気、あらゆるものが鬼となった。
そんな崩壊した世界の日本で、旧時代のヒロインに憧れる少女が一人。夢宮コハル。16歳。彼女は最強の鬼討士をルーツにもつ孤児だ。彼女は一人前の鬼の死体の解体業者でギルドの看板娘として日夜働いている。
そんなある日、街が鬼の襲撃にあう。何故か鬼に命を狙われた彼女は絶体絶命のピンチに陥る。
主人公は最高のヒロインを目指しています。本作品の純ヒロインはイケオジです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 14:12:02
6831文字
会話率:60%