ジゼル・コーネットの婚約者カシアン・ヴィスターはいつも優しく接してくれる。そのうえ整った顔立ちで、身分も高い、ジゼルにとって身に余る婚約者だった。
でも、ジゼルは彼が浮気をしているのを知っている。証拠集めと女の勘でついに不貞を暴き、婚約
破棄しようとするが……。
カシアンも、浮気女も……なんかヤバい人なんじゃ……?
ジゼルが幸せを勝ち取るために奮闘するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 21:41:31
9158文字
会話率:60%
パーティの雑用係アランは、リーダーのレオにクビを言い渡された。アランのスキルは〈幸運の種〉。はっきり言ってほとんど役に立たない。
「じゃあ、これで……」「ちょっと待ったあああああ!!!」
それを制止したのは、魔導士のカトリーナ。カト
リーナは知っている。アランは追放された後、こちらが破滅する様を見てざまあしたいのだと。
よろしい、そっちがその気なら、アランの追放を、全力で阻止してみせようじゃないの……!!
そんな決意で、カトリーナが、孤軍奮闘するお話。
※ 完全にギャグとしてお楽しみいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 15:19:35
3940文字
会話率:58%
留学していた陽花は幼馴染の葵がいなくなったと1通のメールが届き急ぎ地元へ戻ることに。
残された日記を手掛かりに陽花は葵の居場所を探すが、葵の知り合いから彼女の話を聞くたびに知っている葵とは別人のようで。
離れている間に彼女に何があったのか。
そして彼女は今どこで何をしているのか。陽花は無事に葵を見つけることができるのか。
大人でも子供でもない高校生の絆の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 20:03:48
43130文字
会話率:49%
亡くなったマリー前妃と深く愛し合っていたバージリウス王子。前妃との間にはソアンという忘形見もいる。その事は国中が知っている事実だった。国王夫妻はバージリウス王子に再婚をさせようとするが、あれほど有名な大恋愛の後釜は嫌だと、どの令嬢からも断
られてしまう。
再婚相手の候補者リスト下位だったアンリーゼは、やっと自分にこの話が回ってきた時、二つ返事で承諾した。アンリーゼは婚約者の身勝手な婚約破棄によって、新たな婚約者探しに難航していたのだ。
予想通りの愛のない結婚生活は、侍女に仕組まれた媚薬によって妊娠し、予想外の真実を知ることになる……。
※エブリスタ様、アルファポリス様にも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 18:27:43
46610文字
会話率:52%
この世界には、精霊について3つの言い伝えがある。
1.精霊は、自然豊かな場所にひっそりと存在する。
2.精霊と契約した者は、体内の魔力を吸われ瞬く間に衰弱死する。
3.精霊と契約した者は、あらゆる魔法を十全に操ることができる。
誰
が言い出したかは知らないが、上の二つは真実だ。
だが、最後の3つ目の真偽は誰も知らない。
そんな精霊についてプロフェッショナルな俺から言わせれば、3つとも真実だ。
そして俺は、4つ目も知っている。
精霊と契約した者は、永遠の命を獲ることになる。
という真実を……
◆◇◆◇◆
※一部暴力的な表現や朝チュン程度の表現があります。
↓ こちらもよろしくね。
[完結]捨てられ聖女と森の主・妹のためにと捨てられたんですけど?
https://ncode.syosetu.com/n7147ji/
[完結]侯爵家の三男だけど能力板には大盗賊って出ちゃいました。
https://ncode.syosetu.com/n7409iu/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 16:00:00
238459文字
会話率:38%
学校帰りの公園のベンチ……誰も座ることのないそのベンチ……
ここにはいるって話だからね。
何がいるって?
それは……
そんな噂になっていることは知っている。それでも私はそのベンチに座っている。
ずっとずうっとずーーーっと……だただた座っ
ている。
私は……誰なんだろうね?
そんなお話です。
「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」タイアップ企画
夏のホラー2023 参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 20:02:46
2500文字
会話率:16%
放課後、高校の校門をくぐった瞬間、少女は溺れた。
目を覚ますと自分の名前が思い出せなくなっていた。思い出せない名前の代わりに『玄奘三蔵』という名と役割を与えられた少女は、自分の名前を取り戻し、自分の世界に何としてでも帰るため、人と妖怪が混在
するその世界で、西方天竺国を目指すことになる。
ときに性別を勘違いされたりしながら、孫悟空、沙悟浄、猪八戒、一筋縄ではいかない彼らを従え、西へと辿り着くことが出来るのか。辿り着けたとして、彼女が望んだ彼女の世界へ帰ることが本当に出来るのか。
※西遊記の世界をモチーフにした異世界転移もの。
主人公の世界には西遊記という物語は存在せず、『ただの異世界』として成立させています。物語の世界にいるとか、お話の先を知っているとかそういうチート要素は一切ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 09:20:00
105674文字
会話率:39%
夕陽に照らされ、気怠さを隠すこともせずに目蓋を開くが、視界に映るのは既に見飽きた病室の天井。
「また、戻って来たのか……」
幾度とない経験の中で頭にこびり付いた過去の記憶に、喉の奥から息と共に言葉が漏れる。
十七歳を迎えると記憶を取り
戻し、十八歳で病室に目覚め、二十歳に訪れる死をただひたすらに繰り返す。
これは終わることのない俺の世界。
しかし俺は知っている。この輪廻から逃れるための鍵が、この限りない時間の海に沈んでいることを。
目を瞑り、深いため息を飲み込み、照らす夕陽にもう一度瞳を向ける。次こそは、何かが変わるかもしれないという、あくまで希望を抱いて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 02:45:55
9477文字
会話率:50%
ふだん目にする鳥たち、名前をちゃんと知っているものは意外に少ない
キーワード:
最終更新:2025-01-04 01:00:50
2263文字
会話率:0%
毎月15日に前月SNSでアンケートを取り、一番票を獲得したネタについてエッセイを書くという試み。
1話につき1,000文字以内。
特別編の時は2,000字以内。
初見の方は、第1部『はじめに』を読むことをオススメします。
基本的に単発なの
で、気になるタイトルからどうぞ。
いつまで続くかは母なる海だけが知っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 23:00:29
10219文字
会話率:6%
不定期で小説家になろう掲載作品のレビューを投稿します。
毎回約800〜1000文字まで。同じタイミングで400文字縮小版として、作品へレビューお送りしています。
極力ネタバレ無しで自由に語らせてもらっております。
※作者様へ事前連絡は原則
しておりません。作者様か依頼がありましたら、削除いたします。小説に投稿したレビューも、作者様のご判断で削除してくださって構いません。
その他私の判断で記事やレビューを削除する場合がございます。いずれの場合でも削除理由は公開しません。
※評価受付外としています。
いつまで続くかは、母なる海だけが知っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 13:01:20
3778文字
会話率:0%
闇の空気を知っているものたちへ。
最終更新:2025-01-01 01:29:34
210文字
会話率:0%
私だけが知っている、路地裏にあるお店の話。
最終更新:2022-02-12 01:52:38
6965文字
会話率:42%
雨宿りをする女の子二人の話。
最終更新:2022-01-18 02:17:49
4496文字
会話率:31%
(私はこの子を知っている)
サラリーマンだった前世を持つ侯爵家当主のオルグは、ようやく授かった我が子を腕に抱いた瞬間、ふと思う。
そこで前世の娘が話していた乙女ゲームのことを思い出し、この世界はそのゲームの世界観と類似していることに気
が付く。
しかも我が子は、そのゲームの中で婚約破棄の上、最悪死亡エンドまである破滅必至の悪役令嬢の名前と一致している。
まあ、万が一そんなことになっても、自分の権力で断固拒否するけど、娘にはそんな未来は来てほしくない。
娘かわいいお父さんが、悪役令嬢になるかもしれない我が子を守るために奔走する。
あれ? でもこの子、年齢にしては利発すぎるし、時々言動もおかしい。
もしかしてうちの娘も転生者?
本筋通りには進ませない。破滅回避のため、父と娘の奮闘が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 21:28:46
38384文字
会話率:31%
エヴァンスは孤児。王立冒険者学園の「孤児枠」でいじられる、悲惨な境遇だ。今日は一生に一度、自分だけのダンジョンガチャを引く日。金持ち貴族連中が金にあかせてリセマラしSRやSSRダンジョンを引きまくる一方、無一文のエヴァンスは生涯ただ一度のチ
ャンスに「N-」を引いてしまい、ノーマル以下と馬鹿にされる。
だが、どハズレのはずの「エヌマイナス」ダンジョンは、美少女モンスターしかいない謎の世界だった。友達になった美少女スライム「リアン」と共に、エヴァンスはダンジョン探索を始めるが、それが王国全土を揺るがす史上最高超速成り上がりの始まりとは、本人すらまだ知るよしもなかった……。
第一話から「ざまぁ」展開! すっきりノンストレス異世界冒険です。
――これは、孤児の身に落ちながらも人生を諦めず心のままに生きる男が、ダンジョンと現実世界で報われていく物語――
●登場人物(第一部:登場順)
エヴァンス:主人公。孤児。王立冒険者学園コーンウォールの底辺Zクラス所属。大事なダンジョンガチャで「エヌマイナス」を引き周囲に馬鹿にされまくるが、自分だけのダンジョンで次々奇跡を起こし、周囲を見返していく。
リアン:スライムだが、美少女の見た目をしている。髪も瞳も青い。エヴァンスになつき、冒険について回る。謎のウルトラレアアイテムをエヴァンスに与える。
バステト:ケットシーだが、ネコミミ少女にしか見えない。ダンジョンには存在しない「男」の匂いに惹かれ、エヴァンスと行動を共にする。
アンリエッタ:貴族令嬢。学園トップクラス「SSS」所属。とある願いを胸に、エヴァンスに近づいてくる。
カイラ先生:学園養護教諭。エヴァンスを気に掛け、なにくれとなく面倒を見てくれる。
イドじいさん:学園用務員。年齢不詳のじいさん。エヴァンスに色々なことを教えてくれる。
グリフィス学園長:ハーフエルフ。大戦の英雄。なにか秘密を知っているらしい。
近衛兵パーシヴァル:国王側近。エヴァンスの力をいち早く認め、対等の友として扱う。
タラニス国王:若くして王位を継ぎ、王国を切り盛りしてきた苦労人。歴史的経緯から、アンリエッタの実家に、微妙に屈折した思いを抱いている。
マリーリ王女:13歳の才女。タラニス国王のひとり娘。自分の立場を知り、政務を卒なくこなすが、心の底になにか熱い願いを隠しているようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 12:10:00
233523文字
会話率:62%
今まででもっとも多くの英雄を殺した武器は何か知っているか?
剣? 銃? 槍? 弓矢? それとも、爆弾だったりするのだろうか。
残念ながら、全てハズレだ。
正解はーートラック
正確には英雄ではなく、その内英雄になる卵を殺した数ではある
が。
これは、そんな英雄の卵を異世界送りにするトラックのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 10:01:13
1816文字
会話率:0%
「汝は本当に知っているのか?
古代アゴラでの出会いが、未来を変える。」
大学生のリナは、人前で意見を言うのが苦手な哲学専攻の三年生。夏休みの短期留学で訪れたギリシャ・アテネの遺跡で、不思議な石版を拾った瞬間、古代アゴラへとタイムスリップ
してしまう。そこではソクラテスをはじめ、プラトンやアリストテレスと出会い、問答法を体験するうちに「真に知る」とは何かを問い続けることの大切さを学ぶ。再び現代に戻ったリナは、かつての自分から一歩踏み出し、対話を通じて“生きた哲学”を探求しはじめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 23:28:19
9602文字
会話率:31%
ある日突然、人気ゲーム【アルカナ・カラミティ】の愚者である【アーミン・ウォーカー】に転生した主人公。アーミンはプレイヤーに立ちはだかる中盤手前のボスだ。三大ヒロインの元婚約者・元親友・元兄という情報過多な噛ませキャラ。ただ見た目だけが評価さ
れている残念な存在であった。最期はプレイヤーとヒロイン達によって倒され、国家転覆罪として投獄されてしまう。直接的な描写は無かったが、国王からアーミンは極秘で処刑されたことを告げられるのだ。そんな残念キャラに転生してしまった主人公が目覚めると、奈落の底。身体もボロボロでアーミンとしての記憶もない。知っているのはアーミンというキャラクターとその性格、そして起こるであろう物語。主人公はヒロイン達に嫌われない様にこれから過ごそう、とするが─────もう既に出番は終わっていたらしい。はてさてどうするか。ヒロイン達の事は諦め、素顔を隠してプレイヤーとヒロイン達が繋ぐ正史を傍観しようとする。 「………あれ。アーミンって雑魚の筈なのにレベチ?どゆこと?」 主人公はこの身体に慣れていくに連れてこのアーミンに疑問を抱いていく。そしてゲームでは語られなかった物語が動き出そうとしていた。
※多少NTR要素などがあるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 23:09:35
5357文字
会話率:42%
私とミステリの関係:
・途中で終われなくなってうっかり朝まで読んでしまう
・医療関係者でもないのにボンベイO型という特殊血液型を知っている
・車椅子の登場人物が出てきた時に気をつけるべき「実は歩けるし何ならお前が犯人」展開を最近は見なくな
った
・ので、先日見かけた時は新鮮だった
・でもベタ展開大好き
・↑「まさかの! 実は双子!」等
・北欧ミステリ読み過ぎて心情的には北欧がもう第二の故郷(※行ったことはない)
・「推理小説は最後のページで犯人を確認してから読む」と言われ、驚きのあまり一瞬気を失ったことがある
・大抵の話は「広義のミステリ」に分類する
・つまりドストエフスキー「罪と罰」もミステリ
上記の通りミステリ好きです。このエッセイでは本タイトルと同名の第1話でミステリへの愛を語ります。
連載形式にしているのは、ミステリでもそれ以外でも、好きな作品傾向や萌えシチュについて語りたくなった時の為です。
仕事の合間にほっこりと、愛するものについてキャッキャ語りたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 19:35:32
20598文字
会話率:1%
《英雄譚》から切り離されたページは誰もが触れては見てみたいもの。それは成人まじかの青年《ヴィンク・アルカード》であっても同じことだった。ただ一点、 彼が他の人間と違うとするならば、彼自身の問題に迫られてのこと。彼を掻き立てるのは、長年ゆくへ
をくらませた養父からの贈り物。彼に渡った小包は、誰もが知っている英雄が書き示された物語。清廉潔白貫き、世界各地で名をのこした女騎士《テュカ・ミリグラス》の、その偉大なる歴史から切り離された物語の裏側。狂気だけが保証された、彼女だけが知るおぞましい物語であった。だが、過去の話にヴィンクができることなど限られている。そして彼にはもう一つやらねばならないことがあった。小包にはさまれたもう1つの贈り物。それは赤く黒ずんだ光を宿す小さな輝石。ヴィンクは彼女の物語を閉じると、この怪しく光る小さな輝石に誘われるように歩みだす。それこそが新たな世界、狂乱を自ら引き起こすことになるとも知らずに…
蘇る狂気の女騎士と駆け抜ける、2つの世界が交差するスチームパンクホラーアクション 開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 06:04:47
31166文字
会話率:2%
「ブライト様は、サンタクロースを信じていないのですか?」
まだ幼い領主に仕えるセラがこう質問をすると、ブライトはいつものようにバツの悪い顔をして笑うのだ。
「話は知っているよ。けれど、悪い子には来ないらしいから関係ないかな」
聡い領主
はきっと、セラがプレゼントを用意したところでサンタクロースの仕業とは思わないだろう。セラが気を利かせたと考えて、後でお返しをしてくるところまで想像できてしまう。
そうはさせたくなかった。それに、悪い子には来ないと淋しく笑う領主のその考え方を変えたかった。
けれど、雪国で暮らしていたセラにとって、砂漠の国でのクリスマスは未知だ。だから彼女は自分なりに都へと出掛けてみることしたのである。
そう、これは、悪い子に渡すクリスマスプレゼントのお話。
※本作品は、なろうで公開している長編小説「カルタータ」の番外編です。本編を知らなくとも読むことができます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-25 19:24:30
7110文字
会話率:48%
クリスマスが来ると、いつも憂鬱になる。
孤児院の院長を務めるシュレイアは、毎年届く贈り物を前に吐息をつく。贈り物の届け主は、孤児院を出ていった子供たちだ。けれど、今年はその贈り物の一件が届かないことを知っている。
子供たちを愛する彼女と、そ
んな彼女を大切に想う子供たち。これは、そんな孤児院のクリスマスイヴの物語である。
※本作品は、なろうで公開している長編小説「カルタータ」の番外編にあたります。とはいえ、物語の繋がりはないので初めての方でも問題なくお読みいただけると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-24 07:17:57
3780文字
会話率:28%
お前のような笑いもせずつまらない女は世界の平和でも祈ってろと言われて婚約破棄されたので、敵国でヒーラーをすることにしました。
転職はできない? いえいえ、プレイヤーだった私は転職方法を把握しています。
最終更新:2024-12-25 19:00:00
466323文字
会話率:48%
名無しの錬金術師と呼ばれた錬金術師がいた。だけど彼女の一族は彼女の偉大な功績を知っている。彼女より何世代も何世代も後のこと。一人の少女が立派な錬金術師を目指して奮闘する。これはそんなお話。
最終更新:2024-12-24 20:00:00
314326文字
会話率:40%
主人公、佐賀才秀《さがさいしゅう》は目が覚めたら、良く知っている乙女ゲーム、ロマンス・ウィング・サーガ2の登場キャラとなっていた。ロマンス・ウィング・サーガ2とは、プレイヤーがアヴァロニア帝国の皇帝となって斜陽の帝国をかつての栄光あふれる国
へと復興させるゲームだ。その最も序盤、時の皇帝がお供に連れている兵士になっていた才秀はストーリー通りに死地に向かう皇帝を止めようとするも、結局ストーリー通りに事が進み皇帝と共にお供であった才秀も死んでしまう。「皇帝陛下」才秀はそう呼びかけられて目を覚ます。なんと才秀はアヴァロニア帝国の皇帝となっていたのだ。これは皇帝継承……。才秀は生前のゲーム知識を生かして斜陽の帝国を救う事が出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 20:09:48
6416文字
会話率:34%
ラディエナ・ユーフェン。
彼女は有名な人物であった。
この国のみにとどまらず他国へとその名を轟かせている。
しかし人によって彼女を知っている理由は異なる。
ある者は彼女を麗しい淑女だと言う。
またある者は勇ましい騎士だという。
そしてある者
は水の精霊王と契約した底知れぬ力を持つ人間だと言う。
これはそんなラディエナと彼女を取り巻く人々の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 17:21:38
10722文字
会話率:28%
とある世界に、最も力を持った国の王がいた。
王の手腕により国は栄えていた。
国民は皆、王に感謝していた。
しかし彼らは王の姿を、名前を知らない。
周知は宰相が。また王を知っている者は王のすばらしさしか話さない。
噂好きな国民の間で様々な
考察が飛び交うのは仕方のないことだ。
「王はきっとあまりにも不細工なのだ。」
「王はきっと名前が変わっているからと表に出すことを家臣から止められているのだ。」
「王はきっと人前に立つのを恐れているのだ。」
彼らは噂しながらも、皆願っていた。
早く姿を見せてほしい、と。
これは、姿を隠しながらただ一人の人として学校に通う王と、そんな彼女を取り巻く人々のお話。
注:以前comicoのチャレンジ小説で投稿させていただいていた作品です。リニューアルにより投稿ができなくなったため、こちらで投稿させていただきます。もしcomicoで閲覧してくださっていた方がいれば、以前とは違う箇所が多々あるかと思いますが、ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 23:56:26
40470文字
会話率:35%