父親と別居中の母と暮らす、小学生の兄と妹。
立花大雅と杏。
急遽出張に出かけた母の留守中に。
いきなり冷蔵庫が壊れたり、保護者代理が足止めされたり……次々と起こる、予想外の出来事!
そんなある日、スーパーの総菜売り場で、大雅に運命の出会い
が。
生真面目なクールイケメン兄と、お気楽きゅるんな妹。
森に迷ったヘンゼルとグレーテルみたいな2人は、真夏のお留守番チャレンジを乗りれるか?
ほんのり初恋風味の、ほっこりストーリーです。
※アルファポリスでも、掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 18:02:08
33180文字
会話率:45%
この世とあの世の間には、死者の魂が迷い込むダンジョンがある。ダンジョンを治める領主がいた。
十数年前、片桐修は領主となる姫を婚前にさらった。今、彼は会社員として妻と娘とつつましやかに暮らしていた。しかし彼ら家族の日常に忍び寄る不穏な影。
領主の血を継ぐ娘は成長とともに力が抑えきれずに苦しむようになると、領主の力を嗅ぎつけた領主一族は領地の復興のために新しい領主を迎え入れようとしていた。片桐修は妻と娘を守るために命をかけて戦うことを決意する。かつて世話になった青年に救いを求めた。
領主の血を受け継ぐ貴子は子どもの頃からしていた水泳の記録が伸びないことで塞ぎ込んでいた。友人の旧貴族二宮流抜刀術の継承者である真帆とともに何気ない日常が変わりつつあることに不安を覚えていた。やがていつもの高校生活にある不穏な世界に気づきはじめることになる。貴子は自分が引き寄せた世界へ友だちを巻き込まないと懸命になることで大人へとならないとともがいた。
そんな貴子の前に如月が現れる。大人のようで大人でもない自由に生きる、如月は貴子に生きることや戦うことを教えてくれた。
母が誘拐され、父は救うために敵地へと乗り込んでしまい、残された貴子は戦う決意をする。そして敵地へと友だちと乗り込むことになる。支配する敵と戦い、傷つけられ、捕らえられた両親を救い、友情に救われ、ようやく大人になろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 10:45:37
24240文字
会話率:53%
「異世界で専業主夫~家庭に入ってバリキャリ魔導士を支えたい~」で、せっかく異世界転生したのに、家庭に入って専業主夫として魔導士ソフィアを支えていた「僕」ことコージロー。
そもそもコージローは、どうやってバリキャリ魔導士であるソフィアの心を
射止めることができたのか。
新人冒険者として研修期間中のコージローは、魔導士ソフィアと出会い、その技量と美貌に魅せられ、ソフィアに指導役となってもらい、自らを認めてもらい振り向かせようとするが・・・。
新たな冒険者としての職場で苦労しながらも成長するコージローとメンターとして厳しく指導するソフィアが出会い、惹かれ合うまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 06:07:56
19341文字
会話率:45%
色んな不幸が自分にふりかかっても諦めちゃう主人公が成長していくお話です。
前世で辛い経験ばかりだったカメリアは、侯爵令嬢となった今世もどうせ自分は人に理解されることはないと諦めていた。転生した時点で既に家族からは嫌われているみたいで今世も諦
め気味なのに、不遇な人を見ると放っておけなくてつい助けちゃう。キツい顔立ちや無表情のせいでその優しさが理解されないことも多いが、その中でも心強い味方を得ていき、その人たちに助けられ心の傷を癒し、幸せに暮らせるようになっていく。
当方連載初めてなので、至らぬところがあっても優しく見守っていただけると嬉しいです。もしかしたら鬱展開が出てくるかもしれませんが、主人公ちゃんは私が責任を持って幸せにするので安心してお読みください!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 22:45:06
3404文字
会話率:40%
幼い頃に家業が傾き、現在没落寸前の伯爵令嬢ケルティ・アレースト 17歳。家を建て直すために金持ちと結婚すると決意して学園に入学。
だが3年間の学生生活はあっという間に過ぎ去り、なんの実りも無いまま最終学年を迎える。そんな春とは無縁の彼女が
この春、運命の出会いを果たす。
ー もう自分にはこの人しかいない!
そう思い勇足で相手に迫ったものの、何やら反応がおかしい…振られ続けてきた彼女がなんと今度は追われる立場に…!?なんで私が!?これ何か裏がある!??
ケルティは一心に向けられる深い愛情に戸惑いながらも、自分の心と向き合い成長していく、そんな物語になる予定です。
※R15のタグは念のためです。
※相変わらず設定緩め。
※男性サイドの愛重め。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 21:06:40
128320文字
会話率:44%
王位継承権を持たぬ王子リューネは、名も知られぬ存在として穏やかな日々を過ごしていた。温室育ちのリューネの成長を綴るほのぼの…だけでは終わらない日々。
最終更新:2025-06-17 21:00:00
103410文字
会話率:36%
子ども頃、義妹のパンを取り上げ、ドレスを剥ぎ取り、彼女宛の贈り物を奪い、最後は家から追い出すという、悪行の限りを尽くした公爵家のルデア。
彼女はいま、そのことを理由に、婚約者から「婚約破棄」を突き付けられたところだった。
過去を振り返りなが
ら、ルデアは成長した義妹と再会する。
気軽にお読みいただけるよう書いたライトなハピエンです。こんなタイトルですが、いじめの描写ないです。安心してお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 11:12:58
6940文字
会話率:24%
【三行で】
現実世界に打ちのめされた暗井明が繰り広げる異世界現実逃避行。
最強の黒髪へと成長しながら世界と白髪の少女を救うお話。
アキラ編とクライ編、二軸同時進行中。
【もう少し詳しく】
暗井明は卒業間近の大学四回生。
ある日、そんな
彼の元に届いたのは内定取消通知書だった。
現実世界の厳しさに打ちのめされた彼が迷い込んだのは、現実よりもさらに厳しい異世界。
アキラとして元の世界に戻るための方法をを求めて異世界を回ることを決めた彼は、運命の悪戯に導かれるように白髪の美女と出会い、旅を共にすることになる。
神の加護を与えられなかったことに絶望しながらも、一期一会の出会いの中で、やがて自らの最強を自覚していく彼は、赤の大陸から黄の大陸、そしてまだ見ぬ大地へ。
この世界と愛すべき一人の女を救うべく剣をとったアキラは、ついにはこの世界の深淵へとと辿り着く。
そこで迫られることになる選択に、アキラはどんな答えを導くのか——
手のひらの上の異世界で踊る暗井明の現実逃避行——アキラ編。
アキラとクライ——二人の運命が交わるとき、彼と彼と彼女、そして世界の未来が開かれることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 23:06:28
303502文字
会話率:44%
【三行で】
現実世界に打ちのめされた暗井明が繰り広げる異世界現実逃避行。
最強の黒髪へと成長しながら世界と白髪の少女を救うお話。
クライ編とアキラ編、二軸同時進行中。
【もう少し詳しく】
暗井明は卒業間近の大学四回生。
ある日、そんな
彼の元に届いたのは内定取消通知書だった。
現実世界の厳しさに打ちのめされた彼が迷い込んだのは、現実よりもさらに厳しい異世界。
クライとして元の世界に戻るための方法をを求めて異世界を回ることを決めた彼は、運命の悪戯に導かれるように白髪の美女と出会い、旅を共にすることになる。
神の加護を与えられなかったことに絶望しながらも、一期一会の出会いの中で、やがて自らの最強を自覚していく彼は、赤の大陸から黄の大陸、そしてまだ見ぬ大地へ。
この世界と愛すべき一人の女を救うべく杖を握ったクライは、ついにはこの世界の深淵へとと辿り着く。
そこで迫られることになる選択に、クライはどんな答えを導くのか——
手のひらの上の異世界で踊る暗井明の現実逃避行——クライ編。
クライとアキラ——二人の運命が交わるとき、彼と彼と彼女、そして世界の未来が開かれることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 23:06:13
318524文字
会話率:42%
顔面偏差値Fランクの喪女、白鳥百合、二十九歳は、雷に打たれて死んだ。
もしかしたらワンチャンあるかも――そんな淡い期待とともに再び目覚めた彼女は、異世界で超絶美少女に転生していた。
今生の彼女の名は、リーゼロッテ=リシュテンガルド。シ
ーラン王国西方一帯を領有する辺境伯の一人娘だった。
持って生まれた圧倒的な美貌、高貴な身分、それに加えて、前世の知識と経験。
白鳥百合、いや、リーゼロッテ=リシュテンガルドは、すべてを手にしていた。
そして彼女は思う。
これはもう勝ち確ね――と。
前世で諦めていた喜びを取り戻すべく、確定した勝ち組の人生をゆるりと、そしてときにはドタバタと、楽しく過ごすリーゼ。
しかし、家族の愛に包まれ、友人に恵まれ、そして前世を含めて初めての恋を知った幼女を待っていたのは、自らの持つ『神の贈り物』ゆえの苦悩と身の危険、さらには、もしかしたら異世界よりも遠い世界の出来事だと思っていたもの――戦争だった。
それでも、リーゼは挫けない。
喪女のメンタルを舐めてはいけない。
幼女の可愛さを舐めてはいけない。
揺らいでしまった『勝ち』を確定させるため、ついには彼女は戦場へと降り立つ。
その姿は、さながら伝説の聖女のようで――
ほのぼの。ときに、シリアス。
幼女の成長と喪女の初めて恋を描いた異世界ラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 08:22:54
214692文字
会話率:33%
小学六年生の春風こころは、保健室の先生、八雲曜子に憧れている。
優しくて、怪我の手当てをしたり、子どもたちの相談に親身になって聞いてくれる美人な曜子に、王馬小学校の子どもたちだけでなく先生たちまでメロメロ。
そんなある日、王馬小学校で『笑う
猫』というオバケのウワサが広まった。
放課後、一人で家に帰ろうとしたこころは、その『笑う猫』に遭遇し大ピンチに陥る。
そんなこころの前に現れたのは、キツネの耳と尻尾を生やした曜子。
実は曜子の正体は、王馬小学校に住んでいるキツネのオバケ、『妖狐・八雲』だったのだ。
『笑う猫』を退けた曜子は、あの猫が『チェシャ猫』と呼ばれる妖怪だと話す。
チェシャ猫の狙いは、王馬小学校に隠された『オバケの鍵』を探し出して、小学校のオバケたちを街じゅうにばらまき、街を混乱に陥れて支配すること。
チェシャ猫のたくらみを阻止するため、こころと曜子は『オバケの鍵』を巡る争いに身を投じることになる……。
小学生と妖怪の、ちょっと怖くてあたたかいジュブナイルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 20:20:00
44183文字
会話率:40%
「世界の半分とかいらないです。一旦話し合おう。」
魔物を惹き寄せてしまう体質を持ち、「魔寄せの娘」と呼ばれていたソフィアは、とうとう村を追放されてしまう。
彼女が村にいるとたびたびモンスターがやってきて、平和を脅かされてしまうからだ。
し
かし、村を追い出されたソフィアは、こんなことで挫けるほどメンタルが弱くはなかった。
魔寄せの力でモンスターから経験値とお金を巻き上げて、女戦士へと成長したソフィア。
そんな彼女の前に現れたのは、この世界を恐怖で支配しようとしている魔王で……!?
「魔寄せの力」で魔王様までメロメロに!?
魔王からの求愛を回避し、討伐して世界を救おうとする娘の運命は……!?
この作品は「アルファポリス」「カクヨム」にも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 22:00:00
74376文字
会話率:42%
主人公は田舎街よ教会に勤める20歳の女性。
そんな彼女は幼い頃の記憶が抜け落ちていた。
そんな中、ある日神父に案内された地下室で神々しい剣を引き抜く。
そして思い出す過去と、追わなくてはならない未来。
十人十色の仲間と出逢いながら、成長し
、時に挫折して、乗り越えてゆく。そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 17:35:18
16520文字
会話率:35%
公爵令嬢に転生したエミリアは、才能がなく“悪役令嬢”としての破滅ルートを避けようと地味に生きていた。
それでも大好きな王子の婚約者に選ばれ、平穏な日々を送る……はずが、学園に現れたのは“努力次第で無限に成長する”祝福をもつヒロイン・イリス。
「こんなの、私が敵うはずがない……」と打ちのめされたエミリアは、王子とイリスが急速に距離を縮める様子を見せつけられ、胸の奥に“もやもや”が募っていく。
その不安が限界に達したとき、エミリアはある決断を下した。
「婚約は破棄します、だって妬ましいから――――」
かつての恋心が憎しみへと変わり、王子を振った公爵令嬢はヒロインの手を引いた。
恋心すら塗りつぶす胸の奥の〝もやもや〟を消すために、エミリアは他人を羨まないで済む安住の地を探し、旅に出る。トラブル満載のチートヒロインとの二人旅、果たしてエミリアが心休まる日は来るのか……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 14:35:37
384823文字
会話率:41%
公爵令嬢に転生したエミリアは、才能がなく“悪役令嬢”としての破滅ルートを避けようと地味に生きていた。
それでも大好きな王子の婚約者に選ばれ、平穏な日々を送る……はずが、学園に現れたのは“努力次第で無限に成長する”祝福をもつヒロイン・イリス。
「こんなの、私が敵うはずがない……」と打ちのめされたエミリアは、王子とイリスが急速に距離を縮める様子を見せつけられ、胸の奥に“もやもや”が募っていく。
その不安が限界に達したとき、エミリアはある決断を下した。
「婚約は破棄します、だって妬ましいから――――」
かつての恋心が憎しみへと変わる、その瞬間に隠された真実とは……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 07:10:00
15921文字
会話率:35%
公爵令嬢のクレアと従者のミゲルは、血のつながった実の兄妹。
ミゲルはクレアの父である公爵がメイドに産ませた庶子だった。
幼い頃は仲が良かった二人だが、ある時を境にクレアは平民を見下す高飛車な性格へと変貌し、ミゲルに辛く当たるようになる。
それでもクレアを憎むことができず、誠心から従者として仕え続けるミゲル。
彼は実の妹でもある女主人に対して、決して叶わぬ想いを抱いていた……。
時を経て美しく成長したクレアは帝国の第三皇子と婚約、更には自らが執筆した悪役令嬢小説が一世を風靡し、一躍時の人となる。
しかし帝立学院に入学する頃からクレアの傲慢の度合は次第に増し、皇子とも険悪な仲に。
ミゲルの忠告も無視し本物の悪役令嬢のような態度を取り続けるクレアは、やがて婚約破棄へと至ってしまうのだが――。
これは「悪役令嬢」による、復讐の物語である。
(※本作はノベルアッププラス様で開催された「復讐短編コンテスト」に
寄稿した作品を、短編にまとめて転載したものになります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 17:36:45
9994文字
会話率:30%
『ドラマタぶっ潰す』
子供でも分かるヤバい発言をする少女(馬鹿)がいた。
泣く子も黙る超軍事国家ドラマタ。その大国を滅ぼしたいと少女(阿呆)は言った。
ドラマタに祖国を滅ぼされすべてを失った王女アテナ。
異世界転生して、右も左も分からない謎
の少年ロシュ。
二人は運命的な出逢いをし、海上都市ポセイドンにやって来て、様々な人と出会い、クエストや人の困りごとを解決しながら、二人は成長していく。
そんな賑やかで楽しい時間を過ごす間に、着々と、アテナに忍び寄る魔の手は近づいていてーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 04:29:25
241847文字
会話率:28%
レイリアは、幼い頃に親に捨てられ、殺されそうになったところを老齢の冒険者ヴァンに助けられた。
それからヴァンの元で引き取られ、すくすくと成長したレイリアは、育ての親であるヴァンと同じく生業を冒険者として生活していた。
そんなある日、レイ
リアは森で魔物に襲われそうになっていた幼いアレクを助けた。話を聞けば自分と似た境遇の幼いアレク。レイリアは自分がヴァンにしてもらったように、アレクを匿う決心をし、自分がヴァンに教えてもらったように、アレクにもいろいろと伝授していくが、彼の様子がおかしくなっていき??
※竜の要素は後半です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 21:05:12
217534文字
会話率:64%
俺は冒険者になってから、まだ一度も敵を倒せないでいた。
こんなはずじゃなかった。
デビューと同時に冒険者として活躍するはずだったのに。
理想と現実の違いに、自信を失い、引退すら考え出したころ、片思い中のエリザさんから俺は護衛を依頼される。
そして護衛当日、彼女がゴブリンに襲われる。
※カクヨム様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 22:11:47
7037文字
会話率:27%
大学生の篝は、最近奇妙な夢と不安に悩まされていた。哲学の授業で聞いた「歴史は繰り返す」という言葉が頭から離れない。やがて、篝は教授の留意しない話に導かれように、一軒の骨董品店に足を踏み入れます。会ったのは、時間と運命を司るかのような「螺旋
の心臓」と呼ばれる不思議な遺物だった。 それを境に、篝の現実は少しずつ歪み始める。 夢と現実、過去と未来が交錯する中、彼女は自分の運命の輪を回すことになる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 11:33:07
4086文字
会話率:59%
これは母と娘の許し合いの物語である。
美しいことで有名なシャンレイは隣国へ嫁ぎ、そこで会った家族と幸せな家庭を築いていたが…
最終更新:2025-06-10 16:41:31
3264文字
会話率:26%
リーゼ・ノルシュトレームは、自分の魔法を憎んでいた。
村人たちから「厄災の子」と呼ばれ、孤独の中で育った彼女にとって、魔法とは呪いでしかない。
魔導施設での親友ウェデリアとの卒業試験。砂漠に現れた巨大な生物ユルマ・ネリヤルカヴァエリヤと
の死闘で、リーゼは自分の魔法と向き合うことになる。しかし心の傷は深く、魔法への拒絶感は消えなかった。
卒業後、調合師ルーカス・クロンヘイムと剣士ラース・カールステットと共に冒険者として旅立つリーゼ。森で出会ったのは、英雄譚に登場する白き獣タルヒエンタヤの伝承だった。
「あなたの力は、私の命を守ってくれたの」
仲間たちは言う。だがリーゼには分からない。
この破壊の力が、本当に人を救うことができるのか。
これは彼女の呪いと祝福の物語。
魔法への複雑な想いを抱えた少女が、仲間との冒険を通じて自分自身と向き合う成長ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 06:50:00
121275文字
会話率:41%
かつてある一つの過ちを犯し零落した女神のティーネは人里離れた森の中で隠遁していた。生きることに疲れた彼女はある雨の強い日に自殺を図る。そこにナイフを持った血塗れの少年が現れて───
最終更新:2025-06-09 23:30:00
12288文字
会話率:40%
「東那国では上級神位で鳴らした私が、まさか異国の地で、イチから信仰を集めることになるなんて……」
「おっと、この国で迂闊に神を名乗らないでくれよ。俺らの首が飛んじゃうよ、冗談抜きで」
インテリア目的で格安で買った曰く付きの骨董品の
宝剣。そこには、異国の島国・東那国の戦女神が封印されていた!
しかし彼女は、過去の戦乱で自身の御神体である神器たちが散逸し、その上、信仰不足により力を失ってしまっており、身体まで幼く縮んでしまったのだ。
さらに悪いことに、唯一絶対神による教義が支配するこの国で神を名乗ろうものなら、異端審問官が飛んでくる。それゆえ、信仰を得ることもできない。
残された手段はただひとつ。この国でその名声を高めるしかない。神としてではなく、一人の女勇者として。そうしなければ、存在そのものが消え失せてしまう……。
賞金稼ぎの男、ローウェンに導かれ、女神・雪花咲姫《ユキハナノサクヒメ》が己を取り戻す冒険がはじまる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 18:14:44
15293文字
会話率:48%