想うこころの哀しさは、人を恋する裏側に、恋を邪魔する人らへの恨みの花を育てゆき、いつか、この世を踏み外す罠を手ずから育てゆく。
最終更新:2021-10-31 13:00:00
292文字
会話率:0%
俺さ、宇宙人なんだ――。
突然、友はそう言った。
ふざけているのか、それとも……。
©Fortuna 2021
※noteのコンテスト(#2000字のドラマ)用に書き下ろしました。
※noteにも掲載しています。
最終更新:2021-10-31 03:57:50
2031文字
会話率:43%
幼い日に、初めてのお茶会で失敗をしてしまった男爵令嬢。
その為、社交会から変人令嬢だと閉め出されて行き遅れてしまった。
そろそろ修道院へでも入ろうかと考えていた所に、侯爵家三男坊という身分違いの相手から、お見合いを申し込まれる。
幼い
日の誤解、勘違いから生まれた擦れ違いを解こうと暗躍するのは、冷徹だとメイドから噂される侯爵家の三男付き執事。
……このところ、色々あってぐるぐる悩んでいたので、ぱっと思いついた異世界恋愛短編です。
作中に出てくるブルージェイドバイン、ヒスイカズラは大好きな花の一つです。
いつか、自分の目で見てみたいものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 17:10:33
3832文字
会話率:9%
私が子供の頃、近所に大きい洋館があった。
木々に囲まれ、広い庭があり、四季の草花が咲きほこり、別世界のような空間だった。
私は、いつもその洋館を眺め、「いつか、こんな家に住みたいなぁ」と心の中で呟いていた。
そして数十年がたち…
現在、私は
都心の繁華街で不動産業を営んでいる。
ある日、関連会社から一つの物件が回ってきた⋯
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 00:12:23
1961文字
会話率:27%
王宮騎士 フレドリックは辞令により『呪読師』の護衛に就くことになる。
「知恵の番人」「書庫の賢者」と呼ばれるこの国で唯一の呪読師。
その正体は書庫に引きこもる無表情で無愛想な少女 だった。
ほぼ司書のよう
な「護衛」という任をこなしながら
いくつもの出来事を得て、本に囲まれる彼女の側で過ごすうち、彼は少女の本当の姿を知っていく。
そしてそれは同時に『呪読師』という存在の影を知ることでもあった……。
「私は待っている。
あの日から。
ずっとずっと。
それは、私の託された使命を果たせる時。
それは、いつか。
いつか、私を、呪読師を……。」
〜〜〜以下作者より〜〜~
感想等ございましたら、お気軽にお手柔らかにお願いします。
設定等色々フワフワしていますが、ご了承いただけますと幸いです。
カクヨムさんの方でも投稿しています。
by シナ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 12:00:00
43821文字
会話率:42%
遺書を書こうと思う。
いつか、僕が終わる”その時”が来る前に。
その時が、明日なのか、明後日なのか、数年後、数十年後なのか。
突然なのか、病気なのか、寿命なのか、自分で選択するのかは分からないけど。
書いておこうと思う。
忘れないよう
に。
ずっと遺るように。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-10-02 10:14:09
1407文字
会話率:3%
宇宙人である蕾(ライ)は相棒の薫(カオル)と組織『テルヴァーティ』で仕事をしている。今回の任務は女子高生・相原乃那未の始末。ターゲットに接触すべく、蕾は高校に家庭科講師として潜入する。ただの女子高生である相原乃那未はなぜ狙われるのか――?
「せんせえ、私を、この世界から救い出してください」
夢と現実、記憶と忘れていた大事な約束。これは、夢見る乃那未の物語である。
あなたには、大事なモノがありますか?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-09-27 14:27:03
39130文字
会話率:45%
これはわたしの日記です。
おわりはありません。はじまりもありません。
分岐も未来も希望も存在しません。
そんなものわたしにはありません。
みんなにあるものはわたしにはありません。
でも
どんな幸せにだって必ずおわりがあります。
私の絶望に終わりがなくても。
幸せには必ずおわりが訪れます。
そのことは、その事実だけは忘れずにこの日記を読んでみてください。
そしていつか、わたしを、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 23:22:03
10130文字
会話率:8%
————いつか、おれに仕えてくれよ。
幼少期。
偶々出会い、三ヶ月という短い付き合いであったけれど、仲良くなった一人の少年からヒイナはそんな言葉を投げ掛けられる。
その言葉に頷いたヒイナは、少年と再会を約束して銀色の指輪を受け取る事になった
。
それから十年後。
かつて約束を交わした少年を探す為に王宮魔道師となったヒイナに告げられる理不尽な追放宣告。
平民出であるからと一部の貴族により追い出された彼女であるが、そんなヒイナに声を掛ける人影が一つ。
それは十年以上も前に彼女と約束を交わした少年、ロストア王国が第二王子エヴァン・ヴェル・ロストアであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 16:30:58
128645文字
会話率:31%
『魔法』という存在を引き金に始まった終わりの見えない戦争。その時代を生き、国の旗頭になっていた王女は、終戦を契機に婚約者であった王子に向けて、ある誓いをこぼした。
それは、誰かを守る。
そんな場合を除いて、魔法は二度と使わないというものだ
った。
————また、いつか。どれだけの時間がかかるかは分からないけど、いつか、会いにいくから。
これは、己の婚約者とそんな約束を交わした王女の二度目の物語。
頑なに魔法を使おうとしない少女と、ある青年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 14:14:02
15875文字
会話率:22%
空には昇ることを諦めた月と降りることを忘れた太陽
永遠に黄昏のみの世界
薄明の大地
その大地は、まるで美しく切断したかのような綺麗な三角形、その世界の最も最南端に一つの小さな村がありました
リドリー一族。
彼らの村のすぐ近くの絶界
と呼ばれる断崖絶壁の崖があり、その崖の下には墨汁で塗りつぶしたかのような真っ暗闇。そこは全てを滅ぼすことを願う闇の神『ソワール』の住まう地
双子の兄であり光の神ソレールは、弟の暴挙を止めるため三人の巨人を呼び出し大地の侵食を防ぐため三つの楔を打ちたてました。
彼の侵食を防ぐための楔。
リドリー一族は何百年前から封印の楔の力を衰えさせないために、最も法力の強いものを長としていました。
そうして、何年も何代も楔を守り守護の力を衰えさせぬために、法力を注ぎ続けていました。
少年ユナは、代々続く楔の守り人の息子であり強い法力を持っていたために、次期当主の候補となっていましたが、父母や友人達のお陰で穏やかに過ごしていました。
しかし、彼の4歳の誕生日の日。
突然、村を盗賊に襲撃され、父を叔父を次期当主の座を、そして生まれながらに持っていた法力の力を失ってしまいました。
それから、更に数年。
盗賊の襲撃時にユナを守って亡くなった叔父のリーゼを失ったことによる逆恨みが少年に牙をむきました。
彼の元婚約者のルーナ、親友であったマルディン。
彼らによる理不尽な仕打ちにより、ユナは囚人ようの地下牢に閉じ込められていました。
彼らは、幼いユナに勝手に抜け出せば母や、親友の誰かを殺すと脅して外に出ることを許しませんでした。
ユナは自分さえ暴れなければ誰も危害が加えられないことを、理解し、いつか、この地獄が終わる日がくることを祈って、時が流れることを待っていました。
そんなある日、幼馴染みのシンとリノ兄弟に、自身の母が疫病にかかってしまったという事実を知らされ、彼はこの冷たい牢獄を出ることを決意します。
ですが、長らく閉じ込められていたユナには一人で外に出る力がありません。
それでもどうにか出ようとするユナ。
ボロボロになっていく彼を見て、ユナの母の為に薬を見つけに村を出ることを決めていた兄弟は、村の掟を破り、ユナを牢屋から連れだして、万能薬があるとされる風の精霊の住まう森へと向うのでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 23:35:07
155774文字
会話率:46%
もしも願いが叶うとしたら何を願うだろう。心の底からの願いは何だろう。
僕は4月に1冊の本と出会った。願いを叶える本に。いや、本に呪われた青年に出会ったというのが正しいか。とにかく、その青年を救いたかった僕は代わりに呪われることとなった
。だから僕は本を探す。いつか、僕の呪いを解くことが出来るそのときまで。たくさんの人の欲望と向き合いながら今日も僕は生きている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 00:00:00
284097文字
会話率:63%
『住んでる世界が違う』
それが御影遥を見た人間がまず最初に抱くであろう印象だ。
同世代の女子より頭一つ背が高い。
中学生にして既に170cmを超えている。
それでいて整った顔は他の女子よりも小さい。
制服の裾から覗く手足は白く
て細い。
──細胞単位で普通の部分がない。
あまりにも完璧過ぎるが故に人は憧れよりも先にある種の恐怖を抱く。
そして畏敬の念を持って「住んでる世界が違う」と結論を出すのだ。
だけど……俺の部屋に転がり込んで漫画を読んでいる遥は体だけ先に成長してしまったクソガキにしか見えない。
だって、住んでる世界が違うと言われている遥は小さい頃からずっとアパートの隣の部屋に住んでいる同い年のお隣さんなんだから。
ふとした仕草にドキドキさせられたり、からかいあったり。
中学三年生、大人と子供の間。
……きっといつか、それも遠くない将来。
遥は名前の通り遥か先に行ってしまうんじゃないかと、「住んでる世界が違う」人間になってしまう、そんな確信にも近い予感がする。
それでも中身はまだ子供っぽい遥が遠くに行ってしまうのはまだ先だと──そう思っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 18:10:18
6306文字
会話率:31%
町田三樹はどこにでもいる普通の中堅OL。素直でカワイイ後輩のヒガシくん、超絶マイペースで空気の読めない、ただ男ウケだけは抜群の後輩OL水沢杏、男前で切符の良い先輩の宿さん(女性)に振り回されながら、日々の業務をこなしたり、こなせなかったり。
そんな三樹には裏の顔があった……。
世間の(地味な)悪を成敗する「OLレンジャー」である。
日々、職場の癖のつよい人たちに揉まれ、小さな悪と戦う三樹だが、恋愛に対しては不器用で臆病。でもいつか、少女マンガみたいなロマンティックな恋愛がしたいと思っていた。
そんな彼女のもとに訪れたのは、目まいを起こすほどのイイ男だった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 17:27:03
101202文字
会話率:23%
リアルが横転し始める日。その公園には、内臓破裂で瀕死の男子学生が転がっていた。そして、そんな彼を世界を敵に回してでも助ける決意を固めた天才少女がいた。でも、それが『魔法使い』のはじまりになるなんて、誰も思っていなかったのだ。
高等部の
凡庸な男子学生ハルキは、銀髪碧眼の小動物リゼと出会う。しかし、二足歩行ロボット兵器に命を狙われたリゼをかばって死んだことで、ハルキの人生は一変する。
ポニーテールの超能力少女ミサキ。陽気な敏腕パイロットのトマス。昼行灯の美人上司ホノカ。技術バカで性別不詳のイオリ。そして、人間よりも人間らしいメイドアンドロイドのアーニャ。
仲間たちとの出会いを経て、ハルキは人類と世界の命運を賭けた戦いに身を投じていく———
これは、すべての新たな魔法使いのエピソード・ゼロ。
<本作について>
・最終話まで予約投稿済み。約40万字。8月21日(土) 完結。
・ボーイミーツガールから始まる近未来超能力&ロボット兵器バトル。それから魔法。
・4章、15セクション、110話。
・見覚えのあるモチーフがちらほら登場するかもしれません。
・異世界転生はしません。
・この作品は「カクヨム」にも掲載しています。 https://kakuyomu.jp/works/16816452221300769284折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 20:16:02
400933文字
会話率:29%
いつか、それは良い色合いになり・・・
いつか、それは笑って話せる日が来る・・・
いつか・・・
最終更新:2021-08-08 00:00:00
66557文字
会話率:39%
君の世界が終わった日、僕の世界が始まった。
目標もなくふらふらと過ごしていた主人公が、妙に物事を達観視している女の子と運命的な出会いをする。
そこから日々を過ごしていくうちに、彼女が妙に遠くを見ている事に気づく。
交わる事のない二人の物語。
最終更新:2021-07-31 02:00:00
677文字
会話率:58%
森に住まうエルフのルカには、他のエルフと異なる部分があった。そのせいで村に居場所がなく、日々森の動物たちと過ごしていたのだが、たまたま迷い込んでしまった場所での出会いが彼の運命を大きく変えることとなってしまった。
黒と白。二つの強大な
魔力を受けたことにより誕生した性剣士。彼、いや彼女は巨大な一物を剣に変え、現れる魔の者たちを一掃する。そうして向かう先に因縁の相手がいると、彼女は確信しているのだ。いつか、歪な存在である自身が消えることになろうとも……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 19:32:49
10466文字
会話率:39%
私は夜夢(やむ)輝奈(てるな)。どこにでもいる普通の女子高生の二年生。今、私、3年の憧れのセンパイに恋をしているんだっ。もう好きなの♡とにかく大好き♡。だからいつか、言い伝えにある校舎裏の桜の木の下でセンパイに告白して一緒に幸せに……な~
んて考えたりしちゃって、えへへ。
それで、いつものように登校途中のセンパイの顔写真をとろうと思って、センパイの後ろをつけてたら事件が起きたの。同じクラスの長名(おさな)那志美(なじみ)っていう女が……女が……! センパイに……! あああああああ!!!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 17:24:21
2590文字
会話率:8%
これはある世界にて語られる本の一部、それはその世界の真実に触れるかもしれないし、触れないかもしれない。しかし一つだけ言えるとしたら、ただ祈りを込めて、そのものの幸せを願い、いつか届くと信じて、旅人に思いを託した。苦しむ彼女を見ていることしか
できないから、誰かがいつか、助けてくれることを信じて‥遠い未来へ、遠い遠い未来へ‥思いを託した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 21:53:39
2604文字
会話率:39%
母から、必ず帰ってくるから待っているのよ。と言われ、もう数年。普通ならばもう帰ってこないと悲しむものの彼女は違った。どんなに体が腐っていっても、彼女は待ち続ける。
いつか、母が帰ってくるその日まで。
最終更新:2021-07-23 02:13:20
520文字
会話率:42%