鋼鉄の船が大洋を行き交い飛行機が大空を飛ぶ時代になっても、魔物やモンスターは相変わらず人類の脅威であった。十六歳の少女ウーィル・オレオは、銃火器の通用しないドラゴンやヴァンパイアを相手に魔力と剣で公国を護る最強の魔導騎士だ。
だが、ウー
ィルには自分だけの秘密があった。彼女の記憶では、つい数日前まで彼女は三十五歳のおっさん騎士だったはずなのだ。……なぜ突然少女の姿になってしまったのか? なぜ周囲の誰も違和感を覚えないのか? そして、なぜ最愛のひとり娘に「お姉ちゃん」と呼ばれてしまうのか? 謎だらけのこの世界で、ウーィルは今日も魔物をぶった切る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 22:11:21
264149文字
会話率:32%
『魔導』
それは自身が持つ『魔力』と呼ばれる力を行使すること。
『魔導騎士』
それは『魔導兵装《アルミュール》』と呼ばれる武器を操り、人類の脅威と戦う守護者を指す言葉。
「クズのFクラス同士、傷の舐め合いか!?」
「これぐらいでキレるな
よ。エリートの名が泣くぞ」
天月烈火《あまつきれっか》は、『魔導騎士』養成学園に通う高校一年生。
中でも、飛び抜けた劣等生の集まりである『Fクラス』の一員だということで、周囲から見下される日々を送っている。
だがそれは烈火が自身の強大な力を封印した結果だった。
かつて烈火が憧れ、『皇国最強の魔導騎士』と呼ばれていた両親。
そんな両親を目の前で失ったばかりか、その死を国家単位で揉み消された。
結果、烈火は夢や希望を失い、無気力に過ごすようになってしまっていたのだ。
「『特異点』が開いた……!?」
しかし烈火が所属する学園に、突如として異次元からの襲撃者――『異次元獣《ディメンズビースト》』が迫り来る。
そして強大な力を持つ襲撃者を前に、学園の守護者も次々と倒れていく。
絶望を告げる襲撃者。
誰かが戦わなければ、皆が死ぬ。
だからこそ――。
「……少し待っていろ。すぐに終わらせる」
葛藤の果て、烈火は封印した力を解き放つことを決断し、異次元からの襲撃者を魔導の刃を斬り捨てる。
一方、烈火が『Fクラス』でありながら異常な力を持つことで、更なる厄介事が次々と押し寄せてしまい――。
「性根を叩き直してやるといっている! 決闘だ!!」
「……はい?」
「僕が勝ったら雪那さんに近づくことを禁じる。そして存在価値のないゴミは、学園を去れ!」
気づけば、幼馴染の少女と自身の退学を賭け、学園のトップエリートと決闘をすることになってしまう。
だが烈火が怖気づくことはない。
誰にも扱えず、多くの『魔導騎士』を殺しかけた最強の『魔導兵装《アルミュール》』。
永劫の神の名を冠する『アイオーン』を使いこなし、白亜の剣で全ての障害を斬り裂いて進むのだから。
当然、力の差を自覚出来ず、烈火に決闘を挑んだエリートは大恥をかいてしまうことになり――。
これはかつて全てを失った少年が封印した力を解き放ち、『最強の魔導騎士』へと至る物語。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 20:06:45
394255文字
会話率:31%
世界のほとんどが荒廃した大地であり、人々の住まう場所が都市国家として独立している世界。
その世界は多くの騎士団が自らの有する都市を守り、戦っていた。
騎士となることを夢見た少年ヒューゴは騎士団の入団試験を経てその第一歩を踏み出した。
憧れ
である『鋭氷の騎士』や、同期となる仲間と関わりながらヒューゴは大騎士への道を駆け上がってゆく。
森刃之騎士団は、世界に存在する十八の騎士団のひとつ。
魔導騎士団長をはじめ、15人の魔導騎士を有する大騎士団であり『世界最強の騎士団』と名高い。
庇護下にある極大都市は他の追随を許さぬ四都市であり、中でも“白夜都市”アステートは世界経済の中心地、“武装都市”ドントベレイは冒険者、武術家、最新兵器の集まる不落の地、“鉱商都市”シュテンディルは世界に存在する金属の六十五%の産出地となっている。
騎士団の加護を得た都市は庇護都市と呼ばれ、その騎士団の紋章を都市旗と共に掲揚する。
有事の際は騎士団がその都市を防衛することから、騎士団の強さと名声は都市攻撃の抑止力となり、より強い騎士団の加護を得た都市ほど安全といえる。
【カクヨム】にも掲載しています。
箸休めならぬ筆休めに書いている作品ですので、月に二度ほどの不定期更新になります。
この物語はボツとした『鋭氷の騎士』と同じ世界観を共有しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 21:51:02
6482文字
会話率:37%
数年にも及ぶ浮浪孤児としての生活でボロボロになった少女は、ある騎士に拾われる。
少女を追っていた別の騎士を容易に下し町から連れ出したその騎士は、緑を基調とする騎士団の団長だった。
彼女は彼の元で保護され、安全な暮らしを始める。
数年が経ち
、元気に走り回る少女は騎士団の訓練を見るのが日課になっていた。
「将来は私も騎士になって、彼の横で戦いたい。」
そう決意し、周囲の協力もあって騎士の訓練を始める。
(以下未記入)
・団長の動きの習得
・魔法の発現
・恋と騎士としての心の葛藤
・最年少魔導騎士の誕生
・ある騎士の死と発狂
・魔法の模索
(結末)
最強の団として名高い緑の服を纏う騎士団には、四騎士と呼ばれる突出した存在が居る。
その中に史上最年少で魔導騎士として頭角を表し、数多くの伝説を残した女騎士がいた。
『鋭氷の騎士』
彼女は今も団長の隣で数多の人々を守り剣を振るっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 22:56:48
6254文字
会話率:24%
世界で唯一魔力がない主人公ルクス・ヴァールニアは、過去の出来事から騎士を目指すことを決意し、世界有数の魔術師と騎士を育てる学校ライディール魔導騎士学校の入学試験を受ける。
その途中、貴族最高位の公爵の娘アイリア・ヴェースタン・ディ・ラ
イノアに出会い、同じくライディール魔導騎士学校の入学試験を受けることを知る。
魔力がないと言うハンデを背負いながら、落ちこぼれだと罵られながら、愛用する木の棒一本で試験に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 23:43:20
690126文字
会話率:45%
あなたが異世界転移をした先は、戦場だった。上空に出現した男子高校生のあなたは草原へと落下し、戦争に巻き込まれて焼死してしまう。このことをかわいそうに思った女神は、あなたを再び異世界へと転移させる。元の世界に思えるようなその異世界では、おか
しな点がいくつもあった。あなたはこの世界でキスの伴う契約をヒロインとおこない、下校してからのお楽しみに期待を膨らませるところで物語は幕を閉じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 02:16:30
5398文字
会話率:37%
日本でヒーローに憧れていた少年東城黒斗はとある事情から今までいた世界とは全く違う環境の世界へと謎の天使によって転移する。
その世界は魔法が存在する場所で偶然女王を助けてその後通りすがった魔法使いシルビアやその祖母カリタに住む場所を貰い
、世界に適応するために修行をつけながら魔導騎士団に入団する。
様々な出会いをしながらノアの方舟と言う過去に最高級の成績を残した騎士団を復活させ、タルムード帝国や世界を守るために奮闘する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 02:39:58
937413文字
会話率:44%
ここはゴーレム作りが盛んな世界。
この世界においてゴーレムは魔導騎士と呼ばれ、基本的に魔法生物であり、自我を持って行動します。
しかし、とある魔導騎士職人のオリバーのゴーレムだけは遠隔操縦式です。
これは、魔導騎士を魔法生物と思っている仲間
と、遠隔操縦であるとわかっているオリバーの勘違いの物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-06-11 05:59:50
1323文字
会話率:49%
男爵家の長女であるルビナは、父を亡くして間もなく、婚約破棄された。
相手は婿に入ってこの男爵家を継ぐ予定だったのに、どうやら見た目の可愛い妹の方と結婚することにしたらしい。
だから長女の権利を放棄して妹に譲り、この家から出ていってくれと言う
のだ。
今までこの貧乏な家を切り盛りしていたのはルビナだというのに、二人はそのことを全然わかっていない。
わかりました、出ていきます。でもあとで何を言われようと、もう二度とこの家には戻りませんので。どうぞ後悔してください。
厄介な二人から解放されたから、これからは我慢せずに好きなことをして生きていこう。
そう決心したところへ豪華な馬車で現れたのは、以前怪我をして倒れていたのを助けてあげた、騎士だった。
仕事を探しているのならうちでメイドをしないかと誘われて、侯爵家で魔導騎士様の身の回りのことをするようになったルビナ。
だけどこの騎士様、見た目はワイルドでたくましい美丈夫なのに、なんだか大型犬みたいで可愛い……!?
大型犬系男子な騎士のお世話をしながら、自らの意思で強く生き、幸せを掴んでいく物語。
※設定ゆるめです。いちゃラブ注意。ざまぁ対象キャラは数名出てきますが、ざまぁされたりされなかったり根性叩き直したりする予定。恋愛要素に重きを置いています。ご承知おきください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 21:07:03
247216文字
会話率:38%
マイロード家の子息として、魔導騎士になることを夢見て幼き頃より厳しい鍛錬を続けてきたオグマ。晴れて福音魔導学院に入学したオグマだったが、彼には魔術を使うために必須の技能である<発現>の才能がまったくなかった。
魔導騎士の夢が絶たれ、学院を
退学になったオグマ。ついにマイロード家からも追放されたオグマは、スコップ1本を握りしめ穴掘り屋になる。<発現>の才能こそなかったオグマだったが、彼は並外れた魔力を有していた。そして、魔力を操る他の技能 <強化><操作><錬成>にも秀でていたオグマは、その能力をいかして愚直に働き、穴掘り屋仲間達から高い評価を受けようになる。
ある日の仕事帰り。偶然、オグマは魔導学院の生徒達がもめている現場に遭遇する。二人の男子生徒が一人の女子生徒を取り囲んでいた。声を掛けたオグマに、容赦なく男子生徒が魔術を放ってくる。魔術の使えないオグマは、一か八か己の魔力を駆使して対抗しようとするのだったが…… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 09:42:20
94553文字
会話率:25%
王国一のエリート魔導騎士であるレッドは、近隣の村を襲撃したオークの討伐任務に単独で赴いた。
向かった先にいたのは、人語を解する女のオークだった。
バストと名乗ったオークにレッドの魔法はまったく効かず、こてんぱんにやられてしまう。
最終更新:2022-03-09 18:00:00
163578文字
会話率:53%
何気ない日常から一転。戦いに巻き込まれる。
駆るのは新型マギライドアーマー“RYUNDAS“。
敵の攻撃を凌いで生き残れ!
今まで書いて来た中にもロボは出て来ますが、ファンタジー世界で主人公がロボを製作して異世界で戦う物でしたが、うん
?初めからロボのある世界で良いんじゃねと色々とインスパイアして書いてみました。続きは今の所書く予定はありません。
意外に需要があれば書くかも。
ではではお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 05:00:00
5183文字
会話率:40%
初の魔導騎士となってしまったため、嫁の貰い手がいないと言われているミーナ。ドラゴン討伐で足手まといであった魔導士に、その魔導剣を向けてしまった。だがその相手は天才魔導士で人間嫌いのフレドリック。
無礼を働いたミーナは、お詫びのため(むしろ上
司命令により)フレドリックの部下となる。
共にいるうちに、次第にミーナに心揺さぶられるフレドリック。
しかし、フレドリックは彼の上司であるエドアルドがミーナを口説いているところを目撃してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 05:05:33
92376文字
会話率:58%
さえない派遣社員の諸星秋人(もろほししゅうと)は、ひょんなことから異世界の帝国で魔導騎士団団長を務める女性魔法使いセラフィーナによって、剣と魔法の世界に転移させられてしまった。
諸星は、元の世界でやりたいことがたくさんあったため、彼女に彼
の召喚を命じたロムリア帝国五代目皇帝イルデブランドに帰る方法がないか尋ねたところ、東から攻めてくる魔王を討伐したら元の世界に返してやると言われた。
だが、鑑定玉(持っている魔力やスキルを鑑定する玉)に手をかざしたところ、魔力もスキルもないことが判明して、第二皇子アルドと魔導騎士副団長マリアーナに役立たずの烙印を押されて、俺を召喚した彼女ともども王宮を追放されてしまった。
そして新しい騎士団長には、アルドに好意を寄せていたマリアーナが就任した。
だが、セラフィーナを蹴落とすために手段を選ばなかった二人は、ざまぁな展開に遭遇することになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 15:00:00
91622文字
会話率:56%
異世界での二十五年間の生活を終えて、無事に生まれ故郷の地球に帰ってきた『十六夜悠(いざよい・ゆう』。
帰還時の運試しで、三つのスキル・加護を持ち帰ることができることになったので、『空間収納(チェスト)』と『ゴーレムマスター』という加護
を持ち帰ることにした。
その加護を選んだ理由は一つで、地球でゴーレム魔法を使って『魔導騎士(マーギア・ギア)』という、身長30cmほどのゴーレムを作り出し、誰でも手軽に『ゴーレムバトル』を楽しんでもらおうと考えたのである。
最初に自分をサポートさせるために作り出した、汎用ゴーレムの『綾姫』と、隣に住む幼馴染の【秋田小町』との三人で、ゴーレムを世界に普及させる‼︎
この物語は、魔法の存在しない地球で、ゴーレムマスターの主人公【十六夜悠】が、のんびりといろんなゴーレムやマジックアイテムを製作し、とんでも事件に巻き込まれるという面白おかしい人生の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 10:00:00
127948文字
会話率:40%
時空の賢者の孫であったユウリ・クロノウズは6歳のころ、魔法の勉強もせず遊び惚けてばかりいると、怒った賢者のおじいさんに時空の図書館に閉じ込められてしまった。
図書館では魔法を勉強しマスターしないと出ることができず長らく、ユウリはその図書館に
閉じ込められ魔法の勉強をする事になった。
それから時はたち3000年、
ユウリの時代にあった。魔法を詠唱して発動するという。魔法使いの常識は消え。
3000後の世界では剣や槍などの武器による、白兵戦を重視した騎士道というものができていた。
騎士道の世界では詠唱などしない。その世界で唯一の詠唱魔術師としてユウリは、ストレーゼ魔導騎士団学院で世界の常識を捻じ曲げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 20:33:07
19163文字
会話率:33%
―初投稿作品― ―再編集版―
職業≪クラス≫、神が人族に与える天恵とされておりその効果は絶大である。
与えられた職業によっては人が竜を斬り、魔を簡単に払う事すらできると伝えられている。
16歳となったフォール・ライズ―「フォル」もまた、
剣技などの技能≪スキル≫こそ基本しか恩恵を受けられないものの、16属性も存在する魔法属性の内8属性にも適正があると言われる上位職≪魔法剣士≫に就き、憧れであった王国内最高水準と謳われる冒険者養成学校≪ブレイブ・ローディン≫へと入学を果たした。だがフォルにはどれだけ努力をしても8属性全て使えるもののそれぞれの最下級魔法しか使えず【落ちこぼれ剣士】と呼ばれていた。
そんなある日、学園の休息日に鍛錬の為に学園近くのダンジョンに足を踏み入れていたフォルはダンジョンのトラップにかかり普段は絶対に踏み込まない、ダンジョン深部に落ちてしまう。そこで大きな建造物を見つけ、中に居た自らを古代の魔導兵器だと名乗る自立型AIロボット「メザ」と出会う。
メザは久しぶりに会った人間であるフォルに対して興味を持ち、古代技術を用いてフォルの職業を解析するが、そこで判明したのは≪魔法剣士≫ではなく≪魔導騎士≫。
フォルはこの時、初めて自身の本当の職業と最下級魔法しか使えない原因を知るのだった。
そうしてフォルは古代の文献を頼りに魔導騎士の特性について調べていくのだが――。
最高レベルの学園の底辺、そんな落ちこぼれ剣士が英雄騎士を目指す、少しSF要素も入った無双学園ハイファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 01:13:03
96695文字
会話率:44%
何もかも思い通りの人生を歩んできたイケメン、神野豪人(ゴート)は、落ちこぼれのオタク、日影斗(トウ)と一緒に異世界に転移してしまう。
トウはオタクならではの異世界知識を生かしてすぐに適応し、活躍を始める。
逆にゴートは何をやってもうま
くいかない。
ふたりの立場は逆転し、ゴートはいじける。
たまたま村の美少女と知り合い、生きる希望を見いだすが、そんな折、村はモンスターの襲撃を受ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 13:27:04
30538文字
会話率:20%
貧乏男爵令嬢のリリカ・タナードは魔力がないせいで、いつも家族から虐げられていた。
ある日、無理矢理嫁がされそうになり、お屋敷を投げ出した。
そんなリリカがついた仕事は、怪我をした魔導騎士様のお世話。
虐げられていた男爵令嬢が幸せになるお話
です。
「君は魔力の影響を受けないってデイケイ叔父が言っていた。
だから!ウィリーの杭を抜いて欲しいんだ!
まさか、本当に魔力の影響を受けない人がいるなんて思わなかった。
そんな人がいたらって思って、病院院長のデイケイ叔父に相談したんだ。
もしかしたら、患者さんにそんな人が居るかもしれないから。」
私は頷いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 22:51:12
18007文字
会話率:22%
魔導王国アイリシアと機械帝国ヤルノスの4度目の戦争は、王国の女王と王子、帝国の皇帝の命を代償にして終結した。
それから6年後。
17歳の少年、カズト=コールの前に姿を現した白い巨大ロボット。
それはアイリシアの兵器、魔法と機械の混血児、魔導
騎士専用機「ウィザードアーマー」だった。
周囲の大人たちの思惑に翻弄されるままにカズトはウィザードアーマーに乗り込み、自分の中に眠る能力を目覚めさせる……。
※この作品はノベルアッププラスでも投稿しています。
※この作品は、かつて自分が制作し「GAIA BLADE」のタイトルで公開していた「SRC -Simulation RPG Construction-」向けのシナリオを小説としてリメイクしたものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-16 22:13:07
29020文字
会話率:51%
「ミカ……お願いがあるの」
全ての始まりは、そんな何の気ない一言から始まった。
男は筋力を、女は魔力を持つこの世界で、ミカは、男性でありながらもその身に魔力を宿し、魔法を扱う事ができた。
故に、ミカはひたすら日陰者に徹し、目立たぬよう
に生きてきた。
女顔に小柄で華奢な体。母を以ても、黙っていれば女の子にしか見えないと言わしめるその容姿は、こんな世界で目立たないためには好都合だった。
けれど、ある日託された一つの任務。
それは、魔導騎士を育てる為の女学園に潜入し、内側から生徒たちを守る事。
失敗はその瞬間、自分の正体を露見させることになる!!
潜入系男の娘ラブ? コメディ。開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 19:12:54
10692文字
会話率:42%