貴族学院に入学以来、首席に君臨する孤高の鉄仮面令嬢メロディに、ある日届いた脅迫状。
『お前の秘密を知っている』
必死に動揺を隠す彼女に唯一気付いたのは、メロディのせいで、万年次席の殿下と不名誉なあだ名で呼ばれているアーダルベルト王子だっ
た。
秘密のために孤高に成らざるをえなかった令嬢が、初恋を知って、悩み、戸惑って、幸せになる話です。
魔法はないのに、ちょっとした不思議あり。
主人公に都合の良く解決する世界を許せる方推奨。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 04:00:00
26846文字
会話率:20%
侯爵令嬢ソマリ・シャルトリューは、十五歳で無実の罪を理由に婚約破棄され修道院送りとなり、二十歳で隣国との戦に巻き込まれて命を落とす……という人生を、すでに21回も繰り返していた。
繰り返される人生の中、ソマリはそれまで一度も見たことが無か
った猫と出会う。
猫は悪魔の使いとされ、ソマリの暮らす貴族街には侵入を許していなかったためだ。
ソマリ「これが猫……! な、なんて神がかり的なかわいさなのっ。かわいが過ぎて辛い……! 本気を出した神が作りし最高傑作に違いないわ!」
と、ソマリは猫のかわいさに心酔し、「どうせ毎回五年で死ぬんだし、もう猫ちゃんとのんびり過ごせればそれでいいや」と考えるようになる。
しかし二十二回目の人生ではなんと、ソマリの死因である戦を仕掛けた、隣国サイベリアン王国の王太子スクーカム・サイベリアンが突然求婚してきて!?
そのスクーカム、「流麗の鉄仮面」というふたつ名を持ち、常に冷静沈着なはずなのになぜか猫を見せると挙動不審になる。
スクーカム「くっ……。そのふわふわの毛、甘い鳴き声、つぶらな瞳……なんという精神攻撃だ……!」
ソマリ「あの、息苦しそうですけど大丈夫ですか?」
スクーカム「ああ、なんとか。べ、別に猫がかわいいだなんて思ってないんだからな?」
ソマリ「は、はあ……?」
――よくわからないけれど結婚とか別にしなくて大丈夫です! 私は猫ちゃんをかわいがれれば他のことはどうでもいいんですからっ。
猫モフモフラブストーリー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 12:01:07
101050文字
会話率:31%
あるところに祟り神と呼ばれイジメられている青年がいた。その青年の名は矢神悠貴。
ある日、彼とクラスメイト+担任教師は神と名乗る者によって異世界へ転移する。そこで告げられたのは魔王討伐?であった。
転移した次の日、クラスメイト達の陰謀によって
処刑される事になった矢神悠貴は、牢屋でエルフの少女と出会った。
その少女と共に脱獄し、魔王を倒すための旅を始める…のではなく、辺境の地で暮らすために異世界を旅する物語である。
※主人公が俺TUEE的な作品ではございませんし、成り上がることもありません。主人公は基本外道です。
なんの面白味の無い駄作ですが、良かったら暇潰しにでも読んでいって下さい。
更新は週一でする予定です。
また、ちょくちょく見返して気になる部分を修正していきます。
評価、感想等はご自由に
カクヨムでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 17:23:16
159519文字
会話率:76%
アルティナ・アイスフィールドは国を守護する聖女であり、そして、第二王子カイムの婚約者だ。しかし、幼い頃から聖女の修行に励み、休みなく礼儀作法を叩き込まれてきたせいで感情表現が極端に苦手になっていた。笑うことなく、泣くこともない。いつも無表
情。そのせいで『鉄仮面』と揶揄されるように。そんなある日、アルティナは婚約破棄をされてしまう。婚約のカイム曰く、『可愛げがない』とのこと。家に恥をかかせたとアルティナは両親から追放されてしまう。途方に暮れるアルティナを救ったのは、魔族の王……魔王ジークだった。彼はアルティナが不器用なだけで優しい心を持つことを見抜いていた。ジークに溺愛されることで魔界で暮らすようになり、一方、アルティナがいなくなった国は衰退の一途を辿り……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 19:00:00
58246文字
会話率:41%
「王太子妃教育は全て合格です」鉄仮面教育係こと、公爵令嬢アンネローゼに認められたカタリナ。
鉄仮面に勝ったことはカタリナが聖女になってから初めてのいい事で、彼女は喜ぶが次第に雲行きは怪しくなる。
アンネローゼが王太子の元婚約者?
しか
も、元婚約者を教育係につけろとあたしが頼んだことになってんの!?
そんな中、足音を響かせて王太子が現れる。
ピンク髪の異世界から来たという自称聖女のリリーを連れて。
「カタリナを死罪にする!」
国王代理の王太子を色仕掛で味方につけたリリーはカタリナを死罪に追いやろうとするが、アンネローゼは身を挺して庇おうとした。
そんなアンネローゼに感動し、惚れたカタリナ。
そしてアンネローゼを傷つけられたことに怒った彼女は本気でいくことにした。
カタリナはその美貌と踊り子だった母直伝の男あしらいで簡単に王太子を手玉に取ることに成功する。
そして、真っ赤になった王太子に口づけてやる。
なぜなら、聖女カタリナに神から与えられたギフトは、思いを込めて口づけた相手との入れ替わりだったからだーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 20:27:54
19096文字
会話率:24%
隠れオタク西郷隆興と、クール美少女木戸凛花には秘密があった。
それはコスプレ。
木戸凛花に誘われるままに始めたコスプレだったが、何故かいつも告白シーンばかりで。
ただただ甘いのが書きたくなったシンプル短編です。
最終更新:2023-01-21 12:58:25
5630文字
会話率:35%
「盟約の花嫁Ⅱ」外伝
下級貴族の娘ジョゼットと公爵夫人リリアーヌは身分を越えた大親友だ。
ある日、ジョゼットがまた仕事が首になったと聞いた。リリアーヌはジョゼットの性格は良く分かっていた。正直者で曲がった事は大嫌いで、気が早くて間が抜けた
失敗をする。でもそれが彼女の魅力になっていて憎めないのだ。そんなジョゼットに世間は厳しいみたいだった。
彼女の仕事ぐらい幾らでも手助け出来るリリアーヌだったが、それをジョゼットが嫌がるのも分かっていた。公爵家で雇えば解決する事だったが彼女は受けないだろう。でも此処じゃなかったらいいのでは?とリリアーヌは思いついた。
「ジョゼ、あのね。気を悪くしたらごめんなさい。実はお仕事の心当たりがあるのよ。受けて頂くと嬉しいのだけれど…」
その仕事は王宮の資料室だった。しかし話を進めるとそこに必要だったのは偏見だらけの理由で女性は却下で男性のみ必要だというのだ。それに腹を立てたジョゼットは少年のふりをして乗り込む事に!早々に気が付いたジェラール王子は面白がってこの話に加担しだした。ジョゼットの職場は
〝魔の資料室〟大の大人が帰りたいと泣く場所―――
そこの監督指揮をしているのがジェラール王子の従弟のシャブリエ公爵家の嫡男マティアス。彼は次代の宰相と言われる王国一の頭脳を持つ切れ者という事だ。しかし王子が言うには真面目で融通の利かない完璧主義者の鉄仮面。だから今回の仕事は彼についていけず逃げ出す者が多いということだった―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 23:45:25
48361文字
会話率:52%
鉄仮面の表情と噂された侯爵令嬢が、ダンスパーティの場で婚約破棄を宣言された。
最終更新:2022-11-03 19:17:50
4916文字
会話率:35%
盗賊に騙され、哀れに死んだ間抜けな前夫に似ていて醜いと言われる少女――ユア=サウザンライト。
彼女はその顔を隠すために、鉄仮面を被らされていた。
一日の幸せな時間を、鉄仮面を外していい一時間だけ。
醜い娘を外に出すまいと、監禁に近い生活を送
っていた。
そんなある日のこと。
ユアの妹であるノアの誕生パーティーが開かれる。
大勢の人に祝福されていることを、少し羨ましく思いながら、自室に閉じこもっていると一人の男が現れた。
遊び人を自称する貴族――ローグ=ライク。
彼はライク家という貴族の中でもトップを誇る一族の次男だった。
彼に気に入られたユアは婚約を迫られる。
醜いと称される顔と、ローグに照れる顔を隠したいユアは、鉄仮面を外すことを良しとしなかった。
これはそんな二人の出会いの話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-16 22:42:04
10076文字
会話率:34%
婚約を破棄され、屋敷を追い出されたロゼッタ。
玄関先にいたメイドらしき女性に強引に腕を掴まれ、連れ去られる。
「アスラン様の妻になっていただきます」
逃走を図るも失敗したロゼッタは、アスランの部屋で自分とアスランのツーショット写真を発見
する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 12:03:59
11166文字
会話率:39%
桐谷倭斗――またの名を鉄仮面の貴公子。
入学初日にファンクラブが結成されるほどのイケメンの彼とは、同じクラスでありながら一度も話をしたことがない乙羽。
忘れ物である『お弁当』を届けた途端、「いらない」と速攻で拒否され、無理やり渡す
もそれがきっかけでファンクラブの子たちから嫌がらせの日々。
そのうえ、自他ともに認める歴史ヲタクの乙羽だが、日本史の講師である根本からも嫌がらせされるように……。
地味ながらもバラ色の高校生活を夢見ていた乙羽の前途は多難である。
そんな中、敬愛する歴史研究家の川上華子が主宰する謎解きアドベンチャーに参加することになったのだが、……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 22:24:01
109562文字
会話率:32%
四つの国がひしめく大陸で覇を唱えるべく、他国と戦争を開始した北のシリウス帝国。
大陸を統一する勢いで戦線は進んでいたが、重税に喘ぐ国内では次々に市民の反乱が起こる。
反乱の多くは鎮圧されていくが、鉄仮面の一団だけは、帝国軍相手に連戦連勝
を繰り返す。
異なる正義がぶつかり合う時、勝つのは古き英雄か、それとも新しい英雄か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 18:11:09
208599文字
会話率:31%
ジュエルバーン家の令嬢フレイアは、幼い頃から政略結婚の駒として育てられていた。
彼女の容姿はそこそこ、そのうえ無愛想だったので、周囲からは『鉄仮面』と陰口を叩かれ妬まれていた。
そのため唯一の友達は、同じ令嬢のアイシスのみ。
この世界では
、成婚の儀において、新婦が作った『メラ・ゾーマス』というマズいスープを黙って飲み干すという風習があった。
アイシスはフレイアに、その風習を無事終えるためにと、味覚が鈍くなる薬を渡す。
フレイアはその薬を飲んで成婚の儀に臨むのだが、スープをひと口飲んだ瞬間、あまりのマズさに絶叫とともに床にぶちまけてしまう。
大勢の参列者の前で、大失態をさらしてしまうフレイア。
かわりに乱入したアイシスが、スープを飲み干す。
その飲みっぷりに参列者は感心。
ロキ王子にも気に入られ、王子はアイシスとの結婚を望む。
王子から婚約破棄を言い渡されてしまったフレイアは、若くして人生の目標を失ってしまう。
しかも親子の縁を切られ、身寄りのなくなったフレイアは聖女となり、世界を統べる神のオーディンと婚約。
つつましく暮らしていたのだが、ある日、庭で死にかけになっている仔犬を見つける。
聖女の癒しの力を使えば助けられるが、癒しの力は獣に使ってはならない決まりになっていた。
しかしフレイアはその禁忌を破り、仔犬に癒しの力を使ってしまう。
助けた仔犬ととささやかながらも、幸せな日々を送るフレイア。
しかし仔犬に癒やしを使ったことがバレてしまい、フレイアは仔犬ともども処罰されることとなってしまう。
「自らの手で、その犬を殺すのです。そうすれば、あなたの罪は赦されるでしょう」
仕える神のオーディンからそう命じられ、フレイアは成長した犬に聖剣を振りかざす。
しかしフレイアの剣は、犬を繋ぐ鎖を断ち切っていた。
「逃げて! 誰の手も届かない、遠くまで! そして、わたしのぶんまで生きて!」
「や~だね」
なんとフレイアが育てた犬は、邪獣と呼ばれる『フェンリル』だった。
人の姿をなしたフェンリルは、フレイアを抱いて逃げ出す。
仔犬の頃から育ててきたフェンリルは、フレイアを溺愛。
またフレイアもフェンリルと出会ったことで、この世界がメシマズであることを知る。
フレイアはフェンリルに愛されつつ、美味しいごはんを知らしめるための『フード馬車』を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 23:07:39
25344文字
会話率:32%
父は有名レストランのシェフ、母は高級料亭の板前という料理一家で育った間島劉生は料理人を志すというわけでもなく平凡な高校生として日々を謳歌していた。
そんな彼ではあるが平凡でないことが一つだけあったのだ。それは隣の席の院西知佳の存在だ。彼女
は近年、急激にその財力を伸ばし世界的にも知らない人間はもはやいないとさえ言われている院西グループの社長令嬢であり大抵に言ってしまえば容姿端麗、スポーツ万能と完璧な存在である。
唯一の欠点と言えば誰に対しても不愛想な態度をとり、笑ったところなど見たことがないと噂される鉄仮面ということだ。
そんな不愛想な彼女であるが席替えにより劉生が隣の席になったことでお昼の時だけ全く別人になってしまう。
これは間島劉生のお弁当を作った存在が本人であることを知らずに褒めちぎり、暴走に暴走を重ね醜態をさらしてしまう院西知佳と主人公による昼食時の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-27 22:51:17
9208文字
会話率:39%
訳アリ地味OLの畠中 真理愛は、無表情と冷淡な口調から経理課の鉄仮面と会社で呼ばれている。
ある日、一杯のカレーうどんが宙を舞ったことにより、真理愛はストーカー被害に遭っていることを、偶然、会社の王子こと営業部のエリート営業マン・小鳥遊 結
弦に知られてしまう。
結弦には、以前、とある件で助けてもらったことのある真理愛。その件依頼、結弦は心配してか話しかけてくるようになったのだが、真理愛は目立ちたくない一心ですぐに会話を切り上げていた。
だが、今回はやけに強引であれよあれよという間にストーカーから逃げるために同居することになっていた。
訳アリ地味OLとそんな彼女に恋をして、同居中に恋人になると決めたエリート営業マンの同居から始まる溺愛?ラブストーリー。
毎日19時更新予定!
*この物語はフィクションです。
*流血、暴力、暴言、ストーカーなどの表現があります。
*無断転載は固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 19:00:00
171606文字
会話率:42%
この物語はフィクションです。実際の人物、事件及び団体とは一切関係ありません。
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――ナ
ユタに夏が来た。血塗られた夏が。
八月。ナユタ市警に刑事山本は《鉄仮面党》と称する一団が引き起こす連続殺人を追っていた。路地裏に張り巡らされた巨大な蜘蛛の巣。フュージョナーに作用するという薬物の噂。山本は危惧していた。やがてこれらの事象がフュージョナーと普通人、新たな対立の火種になるのではないか、と。
一方その頃、助手としてトビを迎えた尾賀叉反探偵事務所にとある人物が現れる。
ナユタ有数の大組織《崔樹組》の幹部であり、叉反とは古い因縁を持つ男、天霧久我。
彼は叉反に突如として失踪した自らの飼い犬探しを依頼する。
渋々簡単な調査を引き受けた叉反だったが、それが血生臭い陰謀へと繋がっている事を、今はまだ知らない・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 20:26:12
82485文字
会話率:47%
レネは、ライティーザ王国で宝石職人として長く生きてきた。工房を持ち、弟子を育ててきた。年齢を重ね、職人を引退した今も、頭領として、貴族達からの注文をうけ、意匠を考え、工房の職人達を束ねている。
レネの工房は、アルフレッド国王陛下、アレキ
サンダー王太子殿下の覚えもめでたく、様々な品を納品している。ある日、レネはアレキサンダー王太子殿下から王太子宮に呼び出された。
本編「マグノリアの花の咲く頃に」第四部第十七章 転機13)腕輪 の直前のお話です。
本編読後を強くおすすめいたします。
第一部https://ncode.syosetu.com/n9505gp/
第二部https://ncode.syosetu.com/n5142gx/
第三部https://ncode.syosetu.com/n2035gy/
第四部https://ncode.syosetu.com/n2114hd/
鉄仮面の微笑み(宝石職人の頭領)https://ncode.syosetu.com/n1897gy/
にレネは登場しています。
キーワードは本編を加味しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 10:00:00
3632文字
会話率:48%
レネは宝石職人として長く生きてきた。工房を持ち、弟子を育ててきた。年齢を重ね、職人を引退した今も、注文をうけ、意匠を考え、工房の職たちを束ねている。職人達には頭領と呼ばれている。レネの工房は、ライティーザ王国の王宮と王太子宮に年に一度、宝
飾品の納品にいく。
ある年、今までにない注文をうけ、レネは意匠を考え出すのに苦労した。
納品の時、レネは思いがけない光景を目にすることになった。
本編読後をお勧めいたします。
マグノリアの花の咲く頃に 第二部 https://ncode.syosetu.com/n5142gx/
第七章 狩猟 6)の別視点です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 11:00:00
4371文字
会話率:54%
過去のトラウマが原因で、笑うことが出来なくなったフィオナ。通称・鉄仮面姫。
「ねぇ、笑ってよ」
彼女に優しく笑いかける、微笑みの麗人。なぜ、わたしの家にジルフリード様が?
正反対な二人とその周囲の恋物語のはずーー。
最終更新:2021-10-23 06:57:20
1448文字
会話率:33%
家族から使用人のように扱われていたコレットは、兄の友人であるヴェルネル=ダヴィアから婚約を申し込まれる。
しかし婚約式の日に、妹のヒルベルタらに嵌められ婚約を無かったことにされてしまう。
そしてダヴィア侯爵家からの圧力により、家まで追い出さ
れることに。
行き場を失ったニコレットだったが、執事のレンリによって助けられる。
小さな街の長屋に身を落ち着かせ、ご近所付き合いも良好。
仕事も見つかり生活に慣れ始めた時、隣家で問題が起こる。
コレットとレンリはそのお隣さんのお家事情に巻き込まれ、騎士団の副団長を務めるラシュレ公爵の屋敷で働くことに。
難攻不落の鉄仮面と呼ばれる寡黙な騎士メルヒオール。
そんな彼の意外な秘密に、コレットも次第に打ち解けていく。
一方、コレットを失ったキールス侯爵家では様々な綻びが生じ始め――。
こちらの作品はアルファポリスにて完結済みです。
後日談を投稿予定です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/839527709/69480972
主人公の名前が若干違いますが、内容は同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 23:24:16
146821文字
会話率:52%
異世界ファンタジーの物語を愛読する青年は、思いが成就され新たな世界へ転生を果たす。
しかし、彼はこう言った「どうしてこうなった」と……。
異世界転生のお作法(テンプレ)で言えば、神様に合ってチートな能力やギフトを頂いて
森の奥深く
に無責任に投げ出され無双するか、優しい両親の子供として何不自由なく育ち、
数々の徳を積み、美女、美男に囲まれたハーレム人生が約束されているとかなんとか。
彼が転生した先は、不幸な魔力暴走事故で半身が麻痺した少女だった。醜悪な容姿から
世間から隔絶され薄暗い部屋に押し込まれ、大人の言いつけに従い終わりのない単純作業を
こなしながら日々を送っていた。
少女に転生した青年は最初はこの環境を受け入れていたが、ある時ふと大好きだった異世界
転生の物語を思い出す。
テンプレならこういう時どうやって切る抜けるのだろうか……。
運命の歯車が噛み合った瞬間だった。
少女(青年)はこの異世界で自由に生きるために考え、前に向かって走り出す。
――後に素顔を鉄仮面で隠した少女(青年)はこう悟る。
異世界転生のお作法(テンプレ)通りには人生は上手く運ばないと……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 19:03:28
248204文字
会話率:23%