無能のダメ令嬢と蔑まれるエメラインは、婚約者から事あるごとに「婚約破棄するぞ」と脅されている。
エメラインは辺境伯家の血を引くことが取り柄であり、血を残すことだけが求められて、彼女自身には何も期待されていない。
家族からも無視され、寄り添っ
てくれる侍女と護衛騎士の姉弟だけが味方だった。
ふとしたことから護衛騎士のことを意識し始めるエメラインだったが、彼とは身分が違う。結ばれることなどありえず、婚約者のいる身として想うことも許されない。
護衛騎士はエメラインのために、彼女から離れていく。
そしてエメラインはとうとう婚約破棄を受け入れ、それまでの自分と決別する。
婚約者は自分が辺境伯の跡継ぎだと思っていたが、実は跡継ぎの相手に過ぎなかったと気付くものの、もう遅い。
エメラインはやがて辺境の聖女と呼ばれることになっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 07:04:56
110019文字
会話率:44%
成り上がりの男爵家に生まれた姉妹、ヘスティアとデボラ。
美しく貴族らしい金髪の妹デボラは愛されたが、姉のヘスティアはみっともない赤毛の上に火傷の痕があり、使用人のような扱いを受けていた。
デボラは自己中心的で傲慢な性格であり、ヘスティアに対
して嫌味や攻撃を繰り返す。
火傷も、デボラが負わせたものだった。
ある日、父親と元婚約者が、ヘスティアに結婚の話を持ちかける。
辺境伯家の老人が、おぼつかないくせに色ボケで、後妻を探しているのだという。
こうしてヘスティアは本人の意思など関係なく、辺境の老人の慰み者として差し出さることになった。
ところが、出荷先でヘスティアを迎えた若き美貌の辺境伯レイモンドは、後妻など必要ないと言い出す。
そう言われても、ヘスティアにもう帰る場所などない。
泣きつくと、レイモンドの叔母の提案で、侍女として働かせてもらえることになる。
いじめられるのには慣れている。
それでもしっかり働けば追い出されないだろうと、役に立とうと決意するヘスティア。
しかし、辺境伯家の人たちは親切で優しく、ヘスティアを大切にしてくれた。
戸惑うヘスティアに、さらに辺境伯レイモンドまでが、甘い言葉をかけてくる。
信じられない思いながらも、ヘスティアは少しずつレイモンドに惹かれていく。
そして、元家族には、破滅の足音が近づいていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 18:10:00
104820文字
会話率:40%
魔法学園で魔法が使えない平民の秀才。辺境伯家の美しき令嬢。身分違いの二人に芽生えた淡い想い。だが、令嬢の婚約者の裏切りが、王国存亡の危機を引き起こす。
最終更新:2024-09-04 07:10:00
20343文字
会話率:32%
常に感情の読めない無表情で、素っ気なく愛想のないアスタリド。幼少期に抱えたある重大な秘密のせいで感情を表に出せなくなった彼女だが、すべてを知る年上の婚約者ラナルフにただひたすら甘やかされている。その溺愛ぶりは、結婚後も当然変わらない。無表情
だけど弁が立つうえ、いろいろ振り切れているせいでちょっと暴走しがちなアスタリドと、そんな彼女が可愛くて可愛くて仕方のない過保護な年上の旦那様ラナルフ。結婚後の二人が静かに過ごせるわけもなく、次々と騒動に巻き込まれていく……!
※この作品は「“普通じゃない”人形令嬢は年上の婚約者に溺愛されている」の続きになります。前作をご覧になってからお読みになることをお勧めします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 11:25:05
59663文字
会話率:56%
常に感情の読めない無表情で、素っ気なく愛想のないアスタリド・ミルヴォーレ侯爵令嬢。まわりから「人形令嬢」と揶揄される彼女には、誰も知らないある重大な秘密があった。幼少期に抱えたその秘密のせいで、アスタリドは感情を表に出せなくなったばかりか人
に対しても恐怖心を抱くようになってしまう。そんなとき婚約者として出会った八歳年上のガルヴィネ辺境伯家次男ラナルフは、”普通じゃない”アスタリドをどこまでも甘やかし、明かされた秘密を知ってなおアスタリドを大切に大切に溺愛する。これは、自身に対して”普通じゃない”と劣等感を抱きながらも我が道を突き進む令嬢と、そんな彼女が可愛くて可愛くて仕方のない過保護な年上の婚約者の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 08:25:08
72676文字
会話率:62%
アグラディア王国の聖女アリアーネは、婚約者であるイライアス王太子から事実無根の罪で婚約破棄を言い渡され、「魔獣の森」に追放されてしまう。
群れをなして人を襲うとされる「魔獣」。そんな魔獣のいる森に置いていかれそうになったとき、「魔獣の森」に
隣接する辺境伯領の令嬢ブリジットが現れる。
「では、行きましょうか」
「え? どこに?」
「え? うちに」
これは、「無敵」と言われるじゃじゃ馬辺境伯令嬢と、後に「最強」となる元聖女二人の物語。
(プロローグ、エピローグ、章ごとに目線が変わります。読みにくいかもしれませんが、ご注意ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 07:25:01
115956文字
会話率:51%
※節作短編『「出来損ない」同士のお見合いだったはずなのですが……』のその後を書いた連載版です。3話以降が後日談となります。※
辺境伯家のリーフェは見合いで断られてばかり。高身長に加え、令嬢らしい趣味が皆無のリーフェは可愛げのない「出来損ない
の令嬢」だったからだ。
しかし辺境伯家から行き遅れの娘を出したくないと焦る父によって、一人の青年と何十回目かのお見合いが設定される。その相手である騎士ヴィートはいまいち頼りなく「出来損ないの騎士」と評される人物だった。
もう彼でだめなら相手がいないと言われたリーフェだったが、遠乗りに出かけた先で予想外にも見合いを断られてしまう。愕然とするリーフェだったが、運悪く二人の前に魔獣の群れが現れて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 18:30:00
33379文字
会話率:44%
辺境伯家のリーフェは見合いで断られてばかり。高身長に加え、令嬢らしい趣味が皆無のリーフェは可愛げのない「出来損ないの令嬢」だったからだ。
しかし辺境伯家から行き遅れの娘を出したくないと焦る父によって、一人の青年と何十回目かのお見合いが設定さ
れる。その相手である騎士ヴィートはいまいち頼りなく「出来損ないの騎士」と評される人物だった。
もう彼でだめなら相手がいないと言われたリーフェだったが、遠乗りに出かけた先で予想外にも見合いを断られてしまう。愕然とするリーフェだったが、運悪く二人の前に魔獣の群れが現れて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 17:15:59
6785文字
会話率:46%
辺境伯家の娘、ルイズは第一王子に片思いされ、しかしそれを拒絶していた。なのに婚約者とその取り巻きはルイズに怒りを向けて迫害してくる。それを実家に相談したところ、実家の面々は激怒した。遥々領地から駆けつけてきた兄、チャーリィはその怒りを正々堂
々とぶつけていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 06:00:00
4021文字
会話率:3%
辺境伯家令嬢レーツェル・ハイリッシュである私は、神様に与えられた力で女神へと昇格した。
自分でも信じられない話だ。
そんな私の婚約相手であるイケメン王太子様からこんな事を言われた。
「お前が女神を名乗り、新興宗教の教祖などとふざ
けたものになったせいで多くの民が惑わされてしまったではないか。
お前にとってはただの冗談かもしれないが、国にとっては大きな問題だ」
いやいやいや、違うよ!ただの人助けだよっっ!?
しかも『この世界では珍しい黒髪ロングの美女とイチャイチャしだすし……。
そんな時だった。
謎の集団が婚約会場に侵入し、ドラゴンを召喚した。
さらには王太子様の首元にに剣を突き付けたのだ。
貴族の絶叫が響き渡った地獄の空間。
この時、私は初めて激怒した。
私の大好きな王太子様を何処の馬の骨かも知らない奴に殺されてたまるか。
バチバチッ
《神にしか使用を許されていない幻の魔法》を使った私に対して、皆んなの態度が激変し……。
ちょっと強すぎる神の力で人を助け、悪者を思いもよらぬ方法でざまぁしていく。
そんな気持ちのいい物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 20:07:08
34037文字
会話率:34%
辺境伯家の三男に異世界転生した主人公が、神様にカリスマに極振りされた事に気づかず暮らす話。
主人公フーシャンクランは最上級の錬金術スキルで自分の生まれた荒野の辺境伯家を富ませていこうとしますが、彼の本領は錬金術などではなくその超弩級のカリ
スマでした。
敵も味方も超重力を持つ彼目掛けて飛び込んできて、次第に大変な事になっていきますが……
ハーメルンとカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 19:00:00
169722文字
会話率:43%
前世、隣国の王国との和平交渉である婚約を拒否した為戦争し、父親を亡くした辺境伯家長女、リゼット。
結局、戦を止めるために強制的に結婚したリゼットだったが、 その年、一家の魔法であった炎を妹が使い、リゼットが嫁いだ国の城の一部が焼け落ちてしま
った。
その結果妹は、反逆罪の罪により処刑されてしまう。
そして、亡き父と妹を追い、牢獄で自害したはずのリゼットだったが、走馬灯が流れ……、気が付いたらなんと、嘗て政略結婚を断ったはずの和平交渉の場の席だった!?
「次こそは間違えない」
運命を変えるため、彼女は前世では断りを入れたその場で、冷酷な王子との結婚を承諾し……?
二度目の人生では絶対に、愛する人を死なせたりはしない。
たとえ、前世では愛情のなかった人と望まない結婚をするとしても……
これは、二度目の人生こそ家族を守る為に嫁ぐ令嬢と、前世現世共に冷酷と謳われる王子の、不器用なやり直し婚物語。
*2020.2.24.完結致しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 21:05:24
226091文字
会話率:37%
伯爵家長女・リディアは、天才型の妹・レイラと何かと比べられ、耐えかねたリディアはレイラを無意識に突き飛ばしてしまう。その衝撃で思い出した前世の記憶と、庇ったことによって出来た消えない傷から自身の結婚を諦め、妹の幸せのために尽くすことを決意す
る。
ある日、リディアは一人の青年が倒れているところを助け、献身的に看病をする。しかし一週間後、その青年はメモを残して姿を消してしまった。
更にそのメモを受け取った半年後、レイラ宛に辺境伯家の子息から求婚の手紙が届く。来る対面の日、レイラは家を飛び出してしまい、急遽リディアが代行することに。そして、向かった先で待っていたその相手とは何と、リディアが助けた青年・イヴァンだった!
しかし、求婚されたのはレイラ。どうやらイヴァンは、自分を助けてくれた恩人はレイラだと勘違いしているようで…。
「もう信じてくれなくて結構です!」
「そんなに言うのであれば此処に住み、それを証明して見せろ」
これは、暴君な次期辺境伯様と努力家で誠実なリディアの、真実を探す愛の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 17:08:59
195206文字
会話率:37%
サルミン辺境伯家は貧乏だった。
そんな辺境伯家に生を受けたエリツィナの家族は、エリツィナが規格外の魔力保有者だったにも関わらず、王都の魔法学院に入学させる費用を惜しんで、六歳でどの子も受けなければならない魔力測定の数値を過少申告していた。
それから十年。辺境伯家の領地を災害級の魔獣が襲い、お抱えの騎士では手に負えないのではと、王宮所属の魔法師団に、当主には内密のまま討伐の依頼が提出された。
依頼を受けてやって来たのは、次期師団長が確実視されていた若き魔術師レシェート・グルーシェン。
「現在進行形で〝結界〟を張ってなお平然とこの場に現れたその娘は何だ! 何故、魔法学院に入学していない⁉︎」
国内でも指折りの魔力保持者であるレシェートは、ひと目見てエリツィナが持つ魔力に気が付いたのだ。
「手順も作法もすっ飛ばして本音を言うならば――これほどの魔術を展開出来る君にひとめ惚れした。結婚してくれ」
「はい⁉︎」
サルミン辺境伯家の執務室に、これ以上はないと言ってもいいほどの驚きの声が響き渡った――
※カクヨムと並行連載中※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 19:00:00
57044文字
会話率:38%
水色の長い髪に紫陽花のような薄紫色の瞳を
持つ少女は、目の前の状況に、困惑しました。
少女の名は、フェリシテ・フォン・レイ・
カイニー・エズメリール。20歳。
彼女は、のどかな田舎、カイニー伯爵領に
騎士団長のエズメリール子爵家に弟がい
る
長女として、生まれました。
カイニー伯爵家の嫡男、ライパドル様の
婚約者候補として、ライパドル様に憧れて、
恋に落ち、いつか、この御方の妻に………
そう思って、暮らしていました。
父からも母からも、ライパドル様の妻になる
ように、そう教えられて来ました。
婚約者となる前に、ライパドル様から、自分の
婚約者だと、ジェルメ様を紹介されました。
どうやら、わたくしは、婚約する前から
勝ち目がなかったようです。
この状況は、婚約者候補として育てられた
少女にとって、想定外の失恋なのでした。
「初恋、でしたのにー。」
子爵令嬢の失恋の先にあるものとはー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 19:20:13
29921文字
会話率:34%
森の大国・エルノウルード王国。
王族のひとつ、南東部の国境を警備する
スィエール辺境伯家には、王族を意味する
青髪碧眼の美しい辺境伯閣下がおられます。
美しい辺境伯閣下、彼の名前は、アストル・
フォン・エルノウルード・スィエール。
3
0歳にして辺境伯となった彼には、まだ、
妻も、婚約者も、恋人もいない身であった。
スィエール辺境伯閣下の部下たちが探して
白羽の矢が当たったのは、同じく、27歳に
して、まだ夫も、婚約者も、恋人もいない身
であった男爵の箱入り娘な妹でしたー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 18:22:25
2389文字
会話率:19%
大国・シェインジェル王国。
初代国王の第三王子が婿入りされた
王族のひとつ、エンツォール辺境伯家。
エンツォール辺境伯夫妻の元に、美しい
艶やかな黒い長髪にサファイアのような
瞳を持つご息女が誕生いたしました。
〈蒼玉の宝石姫〉ラウレ
ンティア・フォン・
シーテレータ・エンツォール
そう呼ばれている彼女こそ、
このエンツォール辺境伯家の一人娘です。
彼女の道筋とはー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 18:12:50
14114文字
会話率:26%
王家とグラムオルド辺境伯家で婚約が結ばれたらしい。そんな話が社交界に広がるのと同時にグラムオルド辺境伯家の令嬢であり王都にほとんど顔を出すことのなかったシェナイアが度々登城する姿が見られるようになる。
王宮にはあからさまに王太子殿下に懸想し
ている隣国の王女が滞在しており、望まれていない婚約と囁かれる気弱そうな彼女がどうなるか気にしているものも多かった。
王太子殿下との婚約破棄とかそういう話ではないし、シリアスでもないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 07:00:00
8686文字
会話率:41%
資質のある、特定の鉱物に認められた者のみゴーレムに換装でき、強大な戦闘力を発揮できる世界。
辺境伯家の次男トマスは、父も兄も黄金ゴーレムに換装できるにもかかわらず、黄金はおろか白銀、青銅、鉄鋼にすら認められず、換装ができない。
しかし、
彼は希望を捨てなかった。古文書に記された伝説の鉱物ミスリルなら自分を認めてくれるのではないかと。
そんなある日、銀色に輝く一体のゴーレムが飛来する。
トマスを蔑む兄ハインリッヒは格下の白銀ゴーレムと判断、自らを黄金ゴーレムに換装し、撃破せんとする。
だが、トマスは気が付き、叫ぶ。
「違うっ! あれは白銀ゴーレムじゃないっ! あれはっ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 08:10:00
7202文字
会話率:52%
オリビア・リッカルダは、手の甲に呪われた印を持って生まれた。
それは魔の印と呼ばれ、辺境伯家に生まれたオリビアは家族に忌み嫌われ、妹のイオラに「なんで生きているの?私がお姉様なら死んでいるけど」と言われるくらいの境遇にいた。
そんなある日
、オリビアはイオラに冤罪をでっちあげられて、それを家族が信じて魔獣が住むという魔の森に冷たい夜に放り出されてしまう。
身体も冷え切って凍死する寸前、オリビアは誰かに助けられる。
「この女性が、俺の寵姫――」
目覚めると、オリビアは魔王レオニダに拾われて助けられていた。
しかもなぜか、溺愛されている。
「君は俺の運命の寵姫だ。結婚してくれ」
これは不憫な令嬢が魔王に愛されて、不器用ながらも幸せになっていく物語――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 20:54:01
32805文字
会話率:42%
私、ルアーナ・は伯爵家の婚外子で「お前は家族ではない」と嫌われていた。
十五歳のある日、魔導士一家の伯爵家の中で一人、辺境の地の戦場に派遣されることになった。
そこで家族ではない私は、無理やり派遣者として選ばれた。
家族には魔法も教わってな
いのに。いわゆる、生贄だ。
だけど私は死にたくないので、ディンケル辺境伯に自分を売ることにした。
ずっと隠していた魔法の力を、辺境伯様に見せて。
すると辺境伯様に気に入られた。
辺境伯様の御子息のジークハルトとも出会ったのだが、「チビじゃん」「あなたこそ、図体がデカいだけでしょ」「なんだと?」「なに?」と言い争いをするようになった。
そして三年後。
私は聖女と慕われていて、ジークは聖騎士と呼ばれていた……なんで?
ある日、私とジークは皇宮で開かれる社交界に行って、久しぶりに伯爵家に出会う。
伯爵家の人達は私の変わった姿を驚いて……?
※こちらは短編の連載版です。
短編から来た人も、1話から改稿しているので、ぜひ1話からお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-20 17:00:00
108593文字
会話率:46%
私、ルアーナ・は伯爵家の婚外子で「お前は家族ではない」と嫌われていた。
十五歳のある日、魔導士一家の伯爵家の中で一人、辺境の地の戦場に派遣されることになった。
そこで家族ではない私は、無理やり派遣者として選ばれた。
家族には魔法も教わってな
いのに。いわゆる、生贄だ。
だけど私は死にたくないので、ディンケル辺境伯に自分を売ることにした。
ずっと隠していた魔法の力を、辺境伯様に見せて。
すると辺境伯様に気に入られた。
辺境伯様の御子息のジークハルトとも出会ったのだが、「チビじゃん」「あなたこそ、図体がデカいだけでしょ」「なんだと?」「なに?」と言い争いをするようになった。
そして三年後。
私は聖女と慕われていて、ジークは聖騎士と呼ばれていた……なんで?
ある日、私とジークは皇宮で開かれる社交界に行って、久しぶりに伯爵家に出会う。
伯爵家の人達は私の変わった姿を驚いて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 18:00:00
27969文字
会話率:47%
侯爵家令嬢ユーフェミアは、学園卒業後に辺境伯家嫡男のダライアスと婚姻予定。学園祭の準備を自宅でメイドに相談していた最中、思いがけずダライアスの訪問を受ける。
最終更新:2024-07-15 21:33:46
4793文字
会話率:40%
南の辺境伯家嫡男の俺は、北の辺境伯家から嫁を貰う。
初めての大事な夜、敵対する隣国の一部族から襲撃を受け……
最終更新:2024-04-08 18:03:16
3080文字
会話率:40%
辺境伯家の嫡男アルマンド・モリエンテスは、伯爵令嬢ビビアナを領地まで送ることにした。
双子の妹、ペネロペとプリシラも加わり、賑やかな道中となる。
最終更新:2023-11-08 14:27:14
5666文字
会話率:35%
辺境伯家の三男ギリアムは、遊学先から戻る途上で貴族の馬車を襲う飛行魔物の群れに遭遇する。
美貌の伯爵令嬢ニルダを助けたギリアムだったが、彼女はひどく失望した様子。というのも、襲撃は彼女自身の仕込んだもの。
後妻の娘ばかりを偏愛するようになっ
た父に疎まれ、どこかへ幽閉される前にと脱出を試みたのだというのだ。
その場では伯爵家へ送り届けるしかなかったが、ギリアムは「困ったときは力になるから」と請け合い、ニルダも彼の言葉に望みをつなぐのだった。
やがて領地へ戻ったギリアムを見舞う、父と兄たちの急死。家督相続と領地運営の重責に立ち向かうギリアムだったが、そんな中で奇しくもニルダ救出のチャンスが巡って来る。彼女を保護して傍に置いたギリアムは、その型破りな思考と規格外の魔法の力に翻弄されつつも、ニルダとの絆をさらに深めていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 11:50:41
4763文字
会話率:50%
「お義姉さま、私と婚約者を交換してください!」
婚約者との結婚式が近づいた昼下がり、私の部屋に入ってきた義妹が無茶苦茶なお願いしてきた。
『いやいや、絶対無理だから。だって、私が王太子殿下の婚約者ってことは周知の事実だから』
この家に
来た時から両親や使用人達に散々甘やかされた義妹は、すくすくとワガママな性格に育ち、私が大切にしていた様々なものを『交換』と称して奪っていった。
『いつものように、宝石やドレスならまだいい。でも婚約者は流石に……』
そう思っていたのけれど、義妹にベタ甘な私以外の家族や使用人達だけでなく、お互いの婚約者や国王夫妻までも、義妹の提案に乗り気になり、あっさりと婚約者が交換されてしまった。
「ありがとうございます、お義姉さま!」
誰からも愛されている可愛らしい笑顔で、王太子殿下の腕に抱き着きながら私にお礼を言う義妹。
でも、分かっていた。ワガママ義妹と王太子殿下が本当は相思相愛で、私に隠れて愛を育んでいたことを。
『はぁ、また義妹のワガママに振り回されるのね』
義妹のワガママに振り回されて疲弊していた私は、仕方なく辺境伯家へ。
だが、実は婚約者の交換自体が辺境伯令息の策略だったらしくて……!?
ご都合主義&ざまぁ展開になっています。
※カクヨムでも公開されています!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 12:30:55
11723文字
会話率:45%
侯爵家の庶子であるシエラは最低限よりさらに悪い衣食住のみの保証で、令嬢としてではなくメイド扱いで生活していた。
そこに辺境伯家から婚約の打診が来た。
一応貴族の届けは出されていたので、貴族名鑑に名前が載っていたのだ。
社交デビューもしていな
いので、どうして婚約の打診が来たかは定かではないが、家族は厄介払いできると婚約には承諾の返事。
ようやく、侯爵家から脱出だとシエラは前向きになるも嫁ぎ先の辺境伯は魔物狩りの名人で冷酷と噂の辺境伯様で……。
どうにかなるさと、生家よりは悪くないはずと行った辺境伯家ではなんと大歓待で迎えられて……。
シエラのハッピーマリッジ辺境スローライフの始まり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 17:46:36
75856文字
会話率:29%
ジョアンナは学園を卒業し、翌月に結婚式を控えていた。
ある日、婚約者はジョアンナの義妹と「運命の恋」に落ちたと言い、二人の婚約は解消になってしまう。
傷ついたジョアンナの元に、別の婚約話が舞い込む。
相手はリネハン辺境伯家の嫡男のヴィンセ
ント。
実は彼は、数年前に受けた魔物の毒の影響で寝たきり状態。
それに加えて、顔や体が黒く変色していて、醜い姿になっているそうだ。
それを知ってもジョアンナは、貴族の義務としてこの婚約を受け入れる。
リネハンに着いたジョアンナは、婚約者やリネハン家の人々に大切にされて、次第に心の傷も癒えていく。
そんな中、役立たずと言われていたジョアンナのスキル【ログインボーナス】に大きな変化が訪れる。
スキルを使い沢山の貴重なアイテムや新しいスキルを手に入れる中で、ヴィンセントの体にも変化が起こり……?
これは役立たずスキルと言われたスキルのお陰で、ジョアンナが愛する人に出会い、本当の幸せを掴んでいく物語。
※R15は念のため設定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 12:10:31
122110文字
会話率:15%
建国から五百年の歴史をもつシュガアーツ王国。 シュガアーツ王国は国土を高く連なった山々によって護れて中央には大陸最大の広大な湖がひろがる国である。その辺境の地にて魔獣などの外敵から国土を死守する辺境伯家に生まれたオーサン・ヤッスが王国を舞台
に活躍したりしなかったりする物語。
※カクヨムに投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 16:35:59
6699文字
会話率:52%
オルタンシア王国ディアマン辺境伯家の娘であるベルナデット・ディアマンは、5歳の時前世の記憶を思い出した。前世では病弱で人生のほとんどを病院で過ごしていた彼女は今生の身体が健康であることに感動し、これまでのやる気のない態度から一変、勉強や剣
術の訓練に励むようになる。
剣術の稽古に励んだり、少年を拾ったり、魔物と戦ったり、兄と戦ったり。見た目は妖精、中身は猛獣のベルナデットは今日も健康な人生を謳歌する。
※本作の転生要素は前世が病弱であったということ以外ほぼ出てきません。世界観的にはベルナデットは乙女ゲームの悪役令嬢という設定があるのですが、こちらも本作では出てきません。
※残酷な描写ありは魔物を倒すシーンがあるため、念のためにつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 09:00:00
149568文字
会話率:59%