二千年前、二つの強大な帝国の間で戦火が上がり、その結果、一方の帝国はグリーンホル村を割譲することとなった。しかし、この割譲は、更なる悲劇の始まりに過ぎなかった。帝国の貴族たちは、村が敵の手に落ちることを阻止するため、村を滅ぼすことを決意した
のだ。破壊の只中で、幼い少年は、灰と化した家族の亡骸に囲まれていた。怒りと絶望が少年を恐るべき魔神へと変貌させ、その力は帝国全体を滅ぼすほどだった。
世界の神々は、この闇の化身を止めるべく介入し、魔神を未来へと追放した。魔神の内に潜む邪悪な魂は、いつか人間性を取り戻す手助けとなる、選ばれし人間の出現を待っていた。
二千年後、旧帝国の護衛であったアリアンは、謎の機械によって未来へと飛ばされる。彼は、自らの運命を変えた機械の秘密を解き明かし、過去へと戻る方法を探していた。
未来でアリアンは、追放された魔神を宿す人間と出会う。二人は、それぞれの過去を取り戻し、魔神を闇から解放し、そして時間移動装置と、その背後に潜む者の恐るべき真実を暴く、複雑な旅路を共にすることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 01:25:55
9561文字
会話率:25%
量子コンピューターが普及し始めた近未来。
コミュ障でオタクハッカーのオレは、ひょんなコトから、量子コンピューターの技術を応用して開発された変なマシン「睡眠学習装置(仮)」の中に記憶や意識をコピーする実験の被験者になった。そして、実験後に眼が
覚めると、そこは…。
そんなオレを中心に、現実世界の人々や「睡眠学習装置(仮)」世界に生きる(?)AI達の思惑が絡み合い、事態は思わぬ方向へ展開して行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 01:10:00
371049文字
会話率:34%
彼は神格化され、生身の感情を持たない、国家の大権を敷設する装置と化した。
キーワード:
最終更新:2024-11-30 00:00:00
6830文字
会話率:0%
18世紀半ば、北方の大国ブリタニアス連合王国エイグランドで一人の女性科学者エルデティーナ・フォトンが提唱し実現させた無尽蔵のエネルギー発生装置、フォトン・コア・リアクター、そしてその力を利用して精製される超金属エルディウム合金、それらは世
界に大産業革命を起こした。
当初その力を独占しようとしたエイグランドであったが、その目論見はエルデティーナ・フォトンの裏切りによって瓦解する、彼女は全世界に向けてリアクターの核であるフォトン・コア・クリスタルの精製方法を開示したのである、クリスタルの精製に適した『理力の泉』の場所と、精製失敗による甚大なリスクと共に。
それでも各国は夢のリアクターを求め、精製を強行する、その結果、百数十年の間に幾つかの都市や町が壊滅、若しくは消滅する、その中には大都市も含まれていた、ゲルマニア帝国の首都リヒト・ベルリン、コメリア合衆国の経済都市ネクサス・ヨーク、そして大日輪帝国の帝都皇京である。
結果として1930年までにフォトン・コア・リアクターの所有に成功したのはブリタニアス連合王国、フランジアス共和国、ロシエト連邦(旧ロシエ帝国)、ポーラスカ共和国、コメリア合衆国、大日輪帝国の6ケ国であった。
そして各国はこの夢のエネルギーと超金属を当然の如く軍事利用していた、鋼鉄よりも遥かに強靭で軽いエルディウム合金で作られた兵器はより強くより速くより大きく、と。
数々の紛争や戦争、そして第一次世界大戦を経て、兵器はより巨大に膨れ上がっていた、それによる経済の破綻を恐れた各国はワシントン軍縮条約を締結し兵器の膨張は止まったかに思われた、しかしそれは虎視眈々と牙を研ぐ大戦敗戦国に隙を与える事にも繋がっていた。
そして1939年9月1日、先の大戦の敗戦国、ゲルマニア共和国はフォトン・コア・リアクターを求めて隣国、ポーラスカ共和国へと侵攻する、これが後に、第二次世界大戦と呼ばれる戦いに発展する事になるのである。
そしてそれは、日煌戦争真っただ中にある極東の軍事国家、大日輪帝国に巨大な火の粉となって降り注ぐのであった。
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史実のアジア太平洋戦争をベースにSF要素を加えた作品です、基本的にフィクションです、歴史物としては成立していませんのでご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 12:00:00
762324文字
会話率:44%
人が宇宙に出て数百年。
ワープ装置シンギュラリティ―ゲートの開発で太陽系内の移動が自由になった世界。
果てしない時間がかかる距離を一瞬で移動できるゲートができたことで宇宙開発は活性化しコロニー建設競争、宇宙開発競争が起き無数の宇宙船が建造
されることになる。
大量に量産された採掘船や貨物船はアステロイドベルトやカイパーベルトから資源を集め、火星や各星の周りにコロニーを作り多くの人の住める環境を作っていった。
多くの人間がコロニーへと移住し新たな暮らしを謳歌していく。
そうして人類の生活圏を星系外へと伸びかけていたころ。
外の世界からの来訪者があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 06:00:00
301520文字
会話率:62%
MAG。
それは魔力や情報を蓄積する装置。
開発者であるヘルシィは山の中でひっそりとした生活を送っていた。
旧来の魔法を重んじる人々から圧力をかけられたからだ。
この世にMAGが生まれて十年以上が経ったある日。
ヘルシィのもとに珍客が訪れる
。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-27 17:00:00
10500文字
会話率:34%
AIと人間の戦争がもたらした崩壊により、終わりなき雨に覆われた都市「霧都」。そこで生きる兄妹・晴間と雨音は、記憶を失った漂流者を助け、共に失われた過去と都市の謎を追い始める。都市を覆う雨は「天操機」と呼ばれる装置の暴走によるものと判明し、探
索の中で三人は謎の集団「レイヴンズ」とも対峙する。彼らは雨を止める方法を探しながら、家族以上の絆を育み、忘れられた霧都で心の拠り所を見出していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 15:53:58
55497文字
会話率:39%
大戦後、脳以外の肉体を機械に代替することで更なる進化を求めた新人類によって、肉体の機械化を拒んだ旧人類が隔離領土『人檻(ケージ)』に隔離された社会。
第十三管理区で、人檻(ケージ)に廃棄された新人類の自律人型兵器『落伍者(ストラグラー)
』を破壊することを生業とする〈壊し屋〉のエラは、暴走落伍者に襲われる一人の少年ルガァーを助ける。そして彼が管理区長のジオーレに追われていると知り、ボディガードを買って出た。
ルガァーは、エラとともに過ごす中で、今まで知らなかった様々な価値観を知り、やがてルエラに尊敬と信頼を抱くようになる。
しかし尊敬するエラでさえ、新人類に支配された今の世界を受け入れてしまっていると知ったルガァーは絶望し、喧嘩の末に事務所を飛び出してしまう。そして秘かにルガァーを追っていたもう一つの勢力、解放軍によって攫われてしまう。
エラは解放軍のアジトを突き止め、仲間のウォルターとともにルガァーの奪還に向かう。昔の同僚で、解放軍のリーダーでもあるガナッシュから一度はルガァーを取り返すが、ジオーレが有する治安課部隊の介入よって、再度ルガァーを奪われてしまう。
ガナッシュから、ルガァーの正体が落伍者を意図的に暴走させる装置『接合部干渉暴走誘発装置(コネクターエラートリガーシステム)』であると聞かされてなお、彼を救うというエラの決意が揺らぐことなく、ジオーレがいる管理区役所に乗り込み、ルガァーを助け出す。
しかしルガァーの存在を疎んだ新人類によって対旧人類用鎮圧プログラムが作動し、暴走状態となった無数の落伍者に襲われる。エラのピンチを前に、ルガァーは自身に埋め込まれている装置の力を覚醒させ、落伍者を停止させ、エラを救った。
ルガァーの開発者の男と会合したエラは、男から新人類の現実、ルガァーの真実、男の目的、そしてルガァーを救い出す方法を教えられる。エラはルガァーと共に彼が救われる道を求め、旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 22:20:19
112962文字
会話率:44%
国の極秘研究施設で、一人の天才科学者が一つの装置を作り出した。
次元空間亀裂発生装置。通称アビスシステムと名付けられた
その装置は、次元と空間に亀裂を生み出すことで、別世界に移動する事が出来る代物だった。
その空間の先にはどんな世界が広がっ
ているのか。
その次元の先にはどの様な生命体がいるのか。
人類がその手に掴み取ったのは、脅威か、叡智か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 17:26:40
213696文字
会話率:40%
君たちはシュレディンガーの猫を知っているだろうか。物理学者エルヴィン・シュレーディンガーが脳内で実験を行った、所謂思考実験に値するものだ。
「一定確率で毒ガスを放出する装置と一緒に箱に入れられたネコは、蓋を開けて観測するまで生きた状態と死
んだ状態が重なり合っている」
これがみんなの耳にするものだろう。そして、それは「観測するまで物事の状態は確定しない」という考えの量子力学の考え方を説明するものとなった。
つまり、これは要約すればエルヴィン・シュレディンガーが量子力学の確率的表現を巨視的に見ると矛盾に陥ることを「シュレーディンガーの猫」の思考実験で表現したのだ。
確率は5部5部かもしれないし、もしくは4.6だったりするかもしれない。
不確かなもの。
先が見えないもの。
観測出来ないもの。
例えばの話だ。この理論通り行くと、何度もこの実験を繰り返したとて、確率は一定では無い。つまり、運命が揺らぎ兼ねない。
かと言って、全く同じ結果なこともあり得る訳である。未知数である。こうなれば観測出来ない。
何故ならそれは不規則に起こりうる事だからだ。
そして、そんな特殊な思考実験論は決して、非現実では無いことを俺は知ってしまった。知ることになっちまった。
いや、まあ。なってしまったものはしょうがないけども、是非この問題をエルヴィン・シュレディンガーに聞きたかったものだ。
だが、時には思考実験の域を出る事になる。これは、俺の日常を描いた物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 17:00:00
47796文字
会話率:41%
マナに満ち溢れ、異能がさほど珍しくもないとある世界。現代最速と謳われる異能力者にして最高位の現装使いである「白崎透」は任務に当たっている最中、怪しげな装置の暴発に巻き込まれ姿を消してしまう。
「あーね。異世界来ちゃったみたい?」
しかし
彼は死んだ訳ではなかった。時空の歪みに巻き込まれ、別の世界へと飛ばされたのである。幸いにも元の世界と似たような仕組みでマナも存在する。ただし文明は中世。倫理観はガバガバ。その他法律もガバガバ。
「帰れそうにないよな。まあ未練とかはないし、同僚も心配するようなタチはとっくの昔にくたばったし、ここらでいっちょセカンドライフにでみ洒落込みますかね」
魔法やら異能やらが存在し現代と同レベルの文明に生まれた現代ファンタジーの申し子(略して現代っ子)が中世王道ファンタジー世界を無双、否。蹂躙していく!
「気に入らない奴はとりあえず殴る。冒険者は無法者らしいからな、無法者にルールとか倫理を求めたりし無ぇよなぁ」
面白そうなことには首を突っ込む。行く先々で問題を起こす。でも実力だけは無駄に高く……?
現代最強の一角が低レベルな時代に来るとどうなるか。答えは単純バランスが崩壊する。
そのバランスを嬉々として破壊しに行くのが我らが主人公白崎透である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 23:45:02
1871文字
会話率:26%
迷い込んだのはスチームパンクの世界だった。
幼い頃に母を亡くし失意の中、霧の中、歩いていた私桜庭(桜庭)ひなたは異世界に迷い込んでしまった。そこは蒸気機関の煙と、もやで覆われた、レンガでできた霧の街であった。そこでは魔法と科学が混在
していた。
迷い込んで、いきなり白いフードを被った秘密警察に追いかけられ、ピンチを救ってくれたのは杖傘の魔法使いだった。彼は魔法の杖以外の物でも魔法を使える様にする“魔法発生装置”を専門に取り扱っている店の店主だった。魔法発生放置は自分と物との絆や思い出が深い物に取り付けることによってまほうをくる出す事ができる様になる装置だ。
店主からは死んだ母がこの世界でまだ生きている事を告げさせられ、いつかまた会える事をのぞみにかけて魔法使いになる事を決心する。
元々魔力が高かった私は亡き母からもらった万年筆に魔法発生装置を取り付けてもらい、魔法学校に入学することになる。そこでは時間を止める事ができる魔法の懐中時計を使う少年やテディベアを使って植物を生やすことができる少女との邂逅があった——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 15:09:10
24941文字
会話率:51%
第三部 地球人になろう!
3-1 地球人ってどんな人?:未来を共有、相互理解、責任と行動など
3-2 最初の『地球人』を体験する:狩猟採集、全てを共有、共に生きる
3-3 ホッブズとルソーの世界:農耕牧畜、組織的な協力の進化
3-4 社会契
約の誕生:自然状態、万人による闘争、守るべきルール
3-5 『地球契約』を考えよう!:ルソー型:市民、法、自由、選挙
3-6 ルソーってどんな人?:危険人物、王権や教会を批判、主権考察
3-7 ホッブズの社会契約と人物像:リヴァイアサン=怪物=国家で平和
ホッブズ流地球契約:地球政府(リヴァイアサン)の設立と強力な統治権
3-8 ホッブズ対ルソー:平和・安全・国家権力の法対市民法・自由・選挙
★★ホッブズとルソーの合体型「地球契約:平和と自由の地球コンパクト」
3-9 グローバル・コンパクト:2000年、企業の社会的責任、人権・環境
3-10 次なる変革の鍵を共和党内に探す:共和党内の反トランプ派?
3-11 第二議会もしくは人民議会:国際NGOなど、地球憲章
3-12 地方の民主主義からグローバルな民主主義に至る連続体の構想
3-13 良い社会とは全ての人が基本的な所得の源をもつことが絶対必要
3-14 リョウマが思わぬ行動と情報をもたらす:全部、根回し完了!
『三種の神記』:地球憲法草案、地球八策、平和と自由の地球コンパクト
3-15 ミエナの新兵器・パラレルワールド・ワープ装置
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 20:47:26
33450文字
会話率:27%
西暦2157年
この国は人々が思い描いた楽園とは掛け離れた、超格差社会が到来していた。
中央集権制が崩壊し、『セクター』と呼ばれる自治区に分権化された国家となり、それをAIの『ADM』が統治する。
聳え立つ高層ビルの間を縫う様に自動車
は空を飛び、道路は発電装置で埋め尽くされ、その全てが人工物で覆われた世界。
そこに生きる人々は首元に付けたウエラブルデバイス『PICT』により、人と人の直接的なコミュニケーションが減少するも管理下の平和を享受していた。
そんな日常の中、突然起こる……。
──厄災の日──
『天魔』と呼ばれる、人類の天敵が出現する事で、人々は地下シェルターでの暮らしを余儀なくされてしまう。
その絶望の中、天魔に対抗する力を持つ少女『アクム』と、記憶喪失の少年『ナイン』という2人の主人公目線で物語は進む。
彼らは天魔の脅威を退ける事が出来るのか?
そして、最後に待ち受ける選択の先にある未来とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 19:30:00
194037文字
会話率:32%
ドラム教室で音楽を教えていた水上 宇宙(ミズカミ ソラ)は、ある日突然ドラム型装置『元素プレイヤー』とドラムスティックのような『エレメントスティック』と出逢い、ネオンの戦士・メメントとして戦う事となる。
襲い来る怪物『バケモノ』に対抗する組
織、怪奇物質特別対抗部隊『クラック(CLAQUE)』の人々と関わっていくうちに、彼は彼自身を知らされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 18:19:05
91393文字
会話率:49%
人類が「荒ぶる気候」を避け、ドーム都市「護糧閣(テラス)」に住むようになって数千年後。
とあるテラスに、プラネタロイドという、プラネタリウムのアレイ型投影装置を模したロボットがやってくる。
プラネタロイドは、ドーム都市に暮らすようになった人
々に星を見せるため、各地を渡り歩いていた。
子供の頃、プラネタロイドが見せてくれた星に憧れ、再びやって来るのを待っていた女性ラキは成長して技術者となる。
やがてプラネタロイドが再びやってくるが、それは他のテラスによって略奪のための兵器に改造されている恐れがあった。
ラキはテラスの外でプラネタロイドと再会し、調査を開始するが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 17:13:45
9982文字
会話率:24%
ある日、技術者達がこんな会話をしていた。
「なあなあ、昔VRゲームでログアウト不能のデスゲームものって良くあったじゃん? あれって技術的に無理だよなー」
「ログアウト不能はともかく人間殺せるようなもん家庭用ゲーム機に組み込めねーよw」
「今
のVR機ってあの作品群のせいでガチガチに安全装置で固めてあるらしいぜww」
「話は変わるけど最近開発した思考加速機能、理論上は無限に加速出来るけど実際はハードの演算速度の関係で10万倍が限度っぽいよな」
「十分過ぎるわw てかそこまで加速させると脳が負荷で壊れるだろ」
「……まて、つまりその機能を使えばデスゲーム作れね?」
「「「…………!!」」」
そして技術力は高いが倫理観の欠如したアホどもは好奇心に負けてデスゲームVRMMOを作り出す。
だがしかし、彼らはゲーム開発は畑違いであった為にサービス開始後にバグやうっかりが発覚する……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 18:24:52
3177文字
会話率:71%
魔法少女と魔獣が命を削り合う殺伐とした世界で、夢に破れた少女が絶望の中で身につけた魔法。
それは自己犠牲と自己復活により、あらゆる犠牲を無かったことにしてしまう魔法。
「私の命に価値があるのなら、積極的に使うべきだよね」
魔法少女たちの
危機にどこからともなくやってきて回復してくれる。
そんな優しい救済装置のお話。
※毎回主人公が勝手に死ぬので基本的に曇ってます。苦手な方は閲覧注意。
※ハーメルン様にて先行投稿中。カクヨム様でもマルチ投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 18:10:00
125353文字
会話率:22%
人間の体から人格を吸い出して保存する人格チューブ。
死を超越した夢の装置の被験者に、100人の富豪と権力者が選ばれた。
新たな体を用意できるまで、老い先短い富豪や権力者が人格チューブになった。
それから時は過ぎ、世は戦争や伝染病の災厄に見
舞われた。
しかし人格チューブになった100人は無事で、
まるで方舟に乗ることに選ばれた人たちとして羨望の眼差しを受けていた。
人格チューブは現代の科学技術の寵児。
そのはずだったのだが、時の流れが科学技術を進歩させ、
人格チューブを取り巻く様相が一変してしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 20:55:23
3053文字
会話率:3%
もしも人間が眠っているあいだにも行動できるようになったら。
睡眠時間を眠る以外のことに使うことを可能にする、睡眠時行動活性化装置。
勉強が苦手な男子生徒が、その装置を使って勉強を眠っている間にやり過ごす。
つらいことから逃れられて喜んでい
たその男子生徒。
だが評価が上がったのは睡眠時の自分だけだった。
ある日、そんな睡眠時の自分からメッセージが届く。
「この身体を俺によこせ。」
睡眠時の自分の身体に別の人格が現れ、身体を乗っ取ろうとしている。
そう確信したその男子生徒は、逃れるため眠ることを拒否する。
しかし眠ることのない生活は長くは続かず、とうとう意識を失ってしまった。
睡眠時の人格は、その男子生徒の身体を使って何をするだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 03:06:55
9800文字
会話率:10%
「君をダンジョンマスターに任命するよ!200ダンジョンポイントあげるから頑張ってくれたまえ」
酔い潰れた男は、白衣を着た変な女の提案を受け入れてしまったことで、ダンジョンマスターに任命される。
初期費用として与えられたのは200ダンジョンポ
イント。これでモンスターを召喚し、ダンジョンを拡張するしかない。
「160ポイントつかって、『オットセイ化ビーム装置』を買っておいたよ」
「変なもの、買ってんじゃないよ!」
残り40ポイント……冒険者も攻めてきたし、どうするんだよ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 00:10:00
15928文字
会話率:13%