地球は大きな気候変動で外は雪景色に覆われている。そして三日後に地球に隕石が衝突して滅ぶ。
あと三日、自由にしてよい。ならば何をすべきか。
遊んでいないゲームをやりつくすもの、好きな人と最後まで一緒に暮らすこと、告白すること,やってみたかった
職に就くこと等。色々だった。
いつも通り過ごす。何かやりたいわけでもない中学生の彼 悟。
そんな彼の目の前に現れたのは狐の耳と尻尾を生やした同い年ほどの少女 愛華だった。
愛華は人の記憶を頼りにその世界を具現化する力を持っている。
誰かの思い出の場所を実体化させて
その光景に喜んでくれる事が彼女の喜びであった。
悟は彼女の力でかつて見てきた懐かしく切なくも暖かい光景を実体験して愛華と出会う前よりも充実した思い出を送れた。
それと同時に過去の記憶を思い出し、
自分が好きだった人に愛華を照らし合わせ
次第に彼女に思いを寄せてしまう自分がいた。
また彼女も彼と同様彼の過去に関連する記憶を持ち、そのことから彼に思いを寄せる。
二人は一体どんな関係でどうして惹かれあったのか。
半SF恋愛短編小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 08:30:00
11865文字
会話率:29%
巨大な隕石の落下による甚大な被害……地球規模の気候変動から復興を目指す日本、そんな世界から分断された我々の前に謎の生物が姿を現わす。
地球外生命体『インセクタム』、昆虫をより巨大化し、より凶悪にした生物……奴らはグングンと数を増やし、次々
と無慈悲に人々を捕食していった。
そんな中、自衛隊もただ手を拱いているだけではなかった。
様々な近代兵器を駆使し、反撃を試みたのだ。だが、地球上に渦巻いた大嵐の中、航空支援も受けられないままの地上部隊は壊滅的な被害を負う事となる。
そう、ここにきて人類は新たな兵器の開発に着手しなければならなくなったのだ。
開発は急ピッチで行われる。そして日本国の防衛ラインが首都東京へと迫る中、遂に『AA-PE』、装甲型強襲用強化外骨格と呼ばれる機動兵器と試作型AIが完成したのであった。
人類反撃が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 12:08:03
347849文字
会話率:30%
気候変動により極東ロシアの開発が進み、欧米が寒冷化に襲われたもう一つの世界。ハバロフスクのしがない修理工、アレクは仕事中に感電し、繰り返し霧の夢を見るようになった。「風の音が聞こえるに歩いて」ある夜、夢の中の声に逆らい、アレクは発見してしま
う。法線の入り乱れた、だまし絵の迷宮。「エッシャーの城」と呼ばれるその場所は、全ての人間の意識に繋がるという仮説上の存在だった。やがてアレクは城を巡る共産党の陰謀に巻き込まれ、抗争に身を投じることになるのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 20:34:39
276509文字
会話率:46%
動物語自動翻訳器でキツネの声を聞いてみた。その声は人間の自然への悪行(『百害あって一利なし』)をことごとく暴露していた。人間への逆襲さえほのめかしていた。早く、怒りを静めさせないと……。人間は科学的知性を磨くことよりも、生き物として、どう生
きるのか、どう生命を繋ぐのか、を真剣に学ぶべきである。それが自然と自分たちを守る第一歩となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 09:32:17
20317文字
会話率:60%
異世界に転移した日本人アイラ・アイザワは、魔王討伐を成し遂げ英雄となった。
祝賀会の最中、アイラは死線を共にした勇者で王子のエルドに求婚を受けるも、それをきっぱりと拒否。自由と農業を愛する彼女は、魔王討伐の褒美として与えられた辺境の領地へ旅
立つ。
アイラが得た領地は、日本の田園風景を彷彿とさせる場所……のはずが、魔素減少による気候変動ですっかり荒れ果てていた。
地球で培ったオタク的農業知識と冒険で得た超絶スキル。伝説の存在と結んだ絆やエルドの恋心をも操って、アイラは危機に瀕した領地の農業革命に立ち向かう。
一方、百回フラレてもなおアイラへの愛を諦めないエルドは、突拍子も無い行動を取っていた。一途で泥臭く、熱い彼の想いにアイラの心は動くのだろうか?
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※全15話、60,000文字ほどの完結作品です。
※完結まで毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 04:00:00
68990文字
会話率:56%
ある日、未来の子供から届いた一通の手紙。その手紙は明らかに封筒に書かれた宛先の文字から読み取れるのは幼き子からのものだった。封筒に押された消印は2035年、地元の郵便局で押されたものだった。それは時たま送られてきた。
書かれていた内容は、今
生きている私たちへの感謝を込めた言葉ばかりが記されていた。しかしそれはまた、私たちにとっては残酷なほどに、厳しい現実と向き合い、とてつもない勇気ある決断を迫られていることを暗示するものであった。
今こそ、私たちはその感謝の想いを真摯に受け止め、行動に移してくださいと悲痛な悲鳴にも近い嘆きにも聞こえてきた。私たちが何気なく暮らしているこの便利な日常が、どれほどの深刻な現象を引き起こしているのか、強く考えさせられるものであった。
地球は今も刻一刻と大気中の温室効果ガスの濃度は高まるばかりであり、年間平均気温は上昇を続けている。このまま平均気温が上昇を続けると、地球上に生存している3/4以上の生物は絶滅の危機に晒されると言われている。ましてその前に食糧危機により各地で紛争が勃発する可能性が差し迫っている。
私たち今を生きる人間は、もはや戦争などやっている暇はなく、直ちに未来の子供たちにこの地球を素晴らしいものとして、また輝く未来を描ける社会を残してあげるための手立てを今すぐにとらねばならない。
感謝という言葉の裏に決めた大いなる現代社会への警鐘であり、生きる責務なのかもしれない。そして未来の子から送られた感謝の真の意味を現代社会を生きている私たちに、もう一度原点に立ち返って考えるきっかけを与えてくれたのだった。
小さな島のある男の小さな想いと生きざまを通して、それを改めて深く、真摯の考えさせてくれる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 17:19:58
31592文字
会話率:20%
進む地球温暖化による気候変動に適応しようと、地球上の害虫は巨大化、雑食化して人間などを襲い始めていた。「関東大蝗害」と呼ばれる甚大な被害を出した事件から数年後、大学2年生で害虫について研究する主人公・片山宗吾は自宅のベランダで進化した害虫の
卵を発見してしまう。これをきっかけに害虫駆除を担う「駆除人」と出会い、増加する害虫の原因解明、戦いに巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 00:10:02
33635文字
会話率:62%
「やってられん、マジでやってられん」
聖女アリーチャは記憶を持たぬままいずこからかハモイロン王国に召喚され、魔王を倒し、そして悪女として追放された。王子の暴走があったため、また魔王のいない世界で聖女は不必要という理屈からだ。アリーチャは戦争
奴隷一人を供とし、そしてハモイロンを去った。しかし聖女アリーチャの去ったハモイロンは、気候変動と再び現れた魔王に悩まされるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 08:09:17
6050文字
会話率:44%
遥か未来の都市アストラントスで、科学者アディラはタイムマシンを完成させる。彼女と親友のユノウスは、過去に遡って気候変動問題を解決するために情報を提供することで、未来の地球を救おうと試みる。過去の人々は彼らの警告を受け入れ、環境対策が積極的に
行われるようになる。
しかし、過去への介入が時空の連続性を乱し、彼らが知っていた未来も変わってしまう。新たな問題が生じ、時空が混乱する。アディラとユノウスは、タイムマシンの使用が時空の歪みと予期しない副作用を引き起こすことに気づくが...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 21:16:36
1599文字
会話率:0%
人類の文明による化石燃料の大量消費と森の消失は、大気中の二酸化炭素の増加と温暖化をもたらし、地球環境を悪化させていた。
そして、高緯度地域の氷河・氷床が消え去った時期を境に、まるでアイスコーヒーの氷が溶けてしまったかの様に、大気温度は急激に
上昇し、人類にそれを止める手段はなかった。
空気は呼吸に耐えない酸素不足の熱気となり、動物はあえぎ苦しみ、鳥たちは姿を消した。
気温上昇による気候変動と大規模な自然災害は、深刻な食料危機をもたらし、海面上昇は、多くの陸地を海中に沈め、領土領海をめぐる度重なる紛争をもたらした。民族・国家間の核戦争が頻発し、人類と環境に壊滅的な被害を与えつづけた。
大地は放射能で汚染された沼地に、空気は有害な毒気と化し、地上に生きるほとんどすべての動物の生命を継続不能にした。
それでも人間たちは暫くの間、狭くなった陸地で食糧を作り酸素タンクを背負って、飢餓と疫病の中で生き延びていた。
しかしやがて、自らの存続を諦めたかのように、地上から消え去っていった。
残された地表には、二酸化炭素の増加に対応した赤い色の植物だけが繁茂し、小さな爬虫類と、昆虫と、もっと原始的な生物だけが生き残った。
そして、地球のほとんどは灰色の海に覆われていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 20:13:26
1455文字
会話率:0%
人々が宇宙へ移住しはじめ、地球から人が減っていった、そんな「どこかにある近未来」。
気候変動、地殻変動で地球はゆるやかに死に向かおうとしている。そんな時代。
廃材漁りで生計を立てる訳あり娘のアオイは、胡散臭い男モガリと出会った。
彼は仕舞い
屋なる仕事をしており、危険地域にある孤児院を探しているという。
アオイもまた、どこかにある孤児院を探していた。
そこでアオイはモガリと手を組み、崩れ行く世界を旅することに決めた。
しかしモガリは1日三食きちんとご飯を食べないと嫌だという、とんだわがまま中年で……。
訳ありクールな暴力娘×よく喋る胡散臭い口先三寸おじさんの、終末世界のグルメ旅です。
以前書いた「あなたとモーニングを」の世界線、あの数百年後未来のお話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 21:52:55
49601文字
会話率:34%
オゾン層の唐突な破壊、凄まじい気候変動など、不可解な災害などによって文明が崩壊した数百年後、人類は散り散りになって存続していた。各集団が物資を奪い合い戦う。そんな中ニミとシュルツはどこで調達したかも分からない戦車に乗って生きるための旅をして
いた。無い物資を浪費し続ける人類とその火の粉の内で生きる彼、彼女らはどこに行き着くのだろうか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 18:15:55
3637文字
会話率:55%
人類と異種族が共存する近未来。
主人公の少女はスラム街で襲われ、謎の青年に救われる。彼女は青年に恋をした。
彼を捜しに再びスラム街を訪れる少女。
青年は少女を拒む。少女は青年の敵だった。
やがて少女は、人類と異種族の間にあった凄惨な戦い
があったことや、異種族を生み出した天才科学者がいたこと知る。そして、歴史の闇の葬られた別の異種族がいたことや、どうやって人類が破壊した地球環境が救われたかも・・・。
そうして、新たな地球で生まれた差別と格差・・・。少女はそれを受け止めきれるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 11:14:26
249962文字
会話率:48%
ごく普通の、少しだけ特別なOL、菜摘。彼女は優秀で、美しく、完璧だった。しかし近頃、どうも彼女の様子がおかしい。噂では妊娠しただとか言われているが、真偽は定かでない。 一方世間では、世界的な地殻変動と気候変動が起こっていて、皆が薄暗い世界で
不安と寒さに身を震わせていた。 *カクヨムでも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 06:18:34
2764文字
会話率:15%
魔法が息づく世界、“テルル”。この世界で大きな問題になっているのは、魔法の使いすぎによる環境破壊だった。
森や川、海などで生成される魔力は、使い果たされると木々が枯れたり気候変動・異常気象をもたらしたりする。
これらの現象の元凶とされたのは
、魔法使いたちだった。魔法が使えない者たちの中では次第に魔法使いを差別する風潮が高まっていった。やがて、それは国家をも揺るがしはじめる──。
※かなり最初に流血シーンがあるのでR15です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 16:43:21
51576文字
会話率:36%
20XX年。世界は気候変動に対する国際的枠組みを制定していた。科学技術の発展により、地球環境再生化の目途が付き、その実現に取り組み始めた一方で、新たに科学の一分野として認められた魔術がそれらと拮抗していた。そのような中で、ある街に暮らす一般
市民の男は、ある一日の無限に続く輪廻(ループ)を繰り返していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 10:30:24
19487文字
会話率:62%
2050年代、資源を奪い合う戦争を繰り返していた人類は激しい気候変動により地表に住めなくなった。各国ごとに地下シェルターを作り居住空間を設立し、戦争をする事もできなくなった各国はお互いに手を取り合い協力するようになった。先行きの見えない未来
に不安を抱いた人類は次の安住の地を電脳世界に求め、人間達は子供達を実験に使い電脳世界への移住完成を目指し実験を繰り返すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 21:37:09
11323文字
会話率:24%
気候変動の時代に想定される海面上昇に備え、鹿島港では海中都市の実験施設が建設されていた。
そうした矢先に大地震が発生し実験施設が津波に襲われる。
シュウ曰く、海の奥底深くに、この災害を引き落とした存在がいるという。
これはシュウこと宮森柊と
、私、稲村保子が、その未知の存在の調査に出発するまでの物語。
※災害(津波等)の描写があります。ご注意ください。
「僕たちとアイのはなし」から筆者もびっくりのスピンオフ。
【毎日2回更新:7時半頃と19時半頃を予定】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 19:17:13
34550文字
会話率:35%
気候変動の時代が終わって約八百年。
アイは日常生活に欠かすことのできない存在だ。
あることをきっかけに僕たちはその願いを知る。
そうしてより身近な存在となり一緒に成長してゆく。
そんな僕たちとアイのはなしをしよう。
最終更新:2022-05-29 05:00:00
166902文字
会話率:49%
ロシアとウクライナの問題、そして気候変動問題は巡り巡れば今ある日本の食卓が近々消える――そんな可能性がもうすぐそばまで迫っているかもしれません。今回はその可能性と対策について語ります。
最終更新:2022-05-07 22:00:00
32021文字
会話率:6%
近未来。地球温暖化による海面上昇と気候変動、それに続く核戦争によって、地上から人類の姿は消え、地下や水上に逃れていた。そんな中、荒野になった大地を旅する親子がいた。彼らは世界を巡り、やがて世界の果てで真実を知る。
最終更新:2022-03-20 09:00:00
215831文字
会話率:27%