気弱な男子高校生・鈴谷六花は、悪いクラスメートに学校の都市伝説「名無しの怪談」を試すことを強要される。
怯えながら実行した六花は、それにより異界に転移してしまった。
繋がった先は「妖霊」が蔓延る「迷宮」の中。
六花は迷宮専門クラン「フランク
ラン」に拾われる。
六花は魔力値ゼロでありながら「チーター」「忍び足」「隠れ身」など迷宮攻略に有用なチートスキルを身に付けていた。
もとの世界に戻る手掛かりを掴むため、臆病な六花は最高峰クランとともに迷宮攻略することになる。
そんな中、フランクランのメンバーである魔銃士のジル・アルバートが、イケメンだから許されるスマートさで六花を溺愛するようになる。
この胸の高鳴りは迷宮の恐怖か、ジルのイケメンっぷりか。
臆病者の六花が溺愛に翻弄されつつ異世界で奮闘する物語。
*カクヨムにも掲載中
*更新情報はXをご覧ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 12:00:00
160854文字
会話率:60%
防衛本能、臆病者の遠吠え、トラウマ
キーワード:
最終更新:2025-01-12 09:49:03
348文字
会話率:0%
「そういえば」
ディランをドラゴンの食事として提供したウィリアム一行が屋敷に到着してすぐ、レイズンが口を開いた。
「あのおっさん、名前はなんて言うんだ?」
「確か、ディランだったと思います」
下っ端の答えを聞き、レイズンは口の端を
釣り上げる。
「ヒヒッ。ディランか、名前負けもいいとこだな」
「それは……どういう意味で?」
「お前、知らないのか? ディランって聞いて思い浮かぶのは、【毒蛇】のディランだろ」
「なんの話だ?」
ホープが会話に加わると、レイズンは声のトーンを一つあげて続ける。
「魔王を倒した勇者パーティに暗殺者がいたらしく、そいつの名前が、ヒヒッ、ディランって言うらしいんですよ」
「勇者パーティに暗殺者か。なんていうか、あんまり合わないな」
「肩書きは大層でもやってることは殺しだからな。それも、失敗できない殺し。存外、汚い手も使うんだろうよ」
耳ざといウィリアムの言葉に一同は声を出して笑う。
「まぁ、よっぽどの臆病者なのは確かだろう。勇者は魔王と相打ちになって世界を救ったというのに、その毒蛇とやらは何を成し遂げたんだか」
「それなら、父さんの方がよっぽど偉大だね」
「まったくだ。毒蛇もあの男も、ディランという名には責任が足らんようだな。今ではもう、全てドラゴンの胃の中だが」
ウィリアムを取り巻く笑い声が大きくなった。
彼らにドラゴン落命の報が届けられたのは、それから1時間後のことだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 18:20:00
54920文字
会話率:30%
自分のことを臆病者で小心者だと思っているウツボが恋した相手は、砂の上にただゴロンと転がっているだけのナマコでした。ウツボの目には、ナマコが自分とは正反対の、勇敢な生き物に見えていたのです。
キーワード:
最終更新:2024-12-13 20:11:48
3282文字
会話率:50%
ロックウッド子爵家の長男、シビルが十五の時に与えられたスキル『神解(メーティス)』は質問の答えが「イエス」か「ノー」か分かるという非戦闘系のものだった。
だが、ロックウッド子爵家は、代々腕っぷしだけでここまで成り上がってきた脳筋家系
。
「次男であるハイルが『剣聖』のスキルを取った事は知っておろう。当主の座はハイルに譲ってもらう。お前のようなハズレスキルの長男など恥でしかない。今日中に我が領を、そしてこの国を出て行け!」
遂に当主である父から追放を言い渡される。戦闘に向かない分、ロックウッド家の跡取りとして領地経営に尽力していたにも関わらずだ。そのうえ自分を邪魔と考える弟に命まで狙われてしまい、命からがら隣のローデル帝国に亡命することとなった。
シビルは亡命先で商売から魔物退治までなんでも行い必死で生きていく。「神解」で得た知識を駆使し、どんどん無双して名を上げていった。
一方で、シビルを追放したロックウッド領は領地運営の全てを担っていたシビルが居ないせいで、徐々に崩壊していく。
名を上げたことでローデル帝国軍にスカウトされたシビルはそのスキルを使い、勝利を積み重ねていく。そしていつしか彼の名は帝国最強の大将軍として列国に知られていくのであった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 18:10:00
514062文字
会話率:49%
妖怪と人間と天神が暮らす架空の世界。
最強の雷妖怪・雷来(レイライ)と、天界の戦女神・朱娘(ヂュニャン)を両親に持つ小雷(シャオレイ)は、親に似ず小さな臆病者だったが、父親の威光を笠に着て、いつも妖怪の子分たちと山中を遊び回っていた。
ところがある日、地の底から蘇ったいにしえの妖怪・闇吞(アントゥン)に父を喰い殺されてしまう。命からがら逃げる途上で、小雷は謎の人間・攸(ヨウ)に助けられ、父の復讐を説かれる。
天地を滅ぼす災いが復活した地上で、父の仇を討つべく泣き虫妖怪が頑張る話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 21:37:44
70475文字
会話率:40%
俺の名は。〝天音アスト〟
現在はアルキオネの艦長を務めている。
あまり目立ちたくない性格のおかげか、参加した戦場から全てひっそりと無事に生還している。
未だ人類は、謎の宇宙怪獣を相手に防衛を強いる日々を送っているが、俺はなるべく目立たないよ
うに立ち回る事で何とか生きながらえてきたのだが……
次々に配属されるクルー達が有能すぎて、俺の戦艦はいつしか不沈艦と呼ばれるようになり、目立つようになってしまう。
美少女達クルーたちは何故か俺が凄い艦長だと思ってるみたいで……度々ちょっかいかけてくるんだが……
えっと……もしかしてまた活躍しちゃってる? 頼むからお前ら、そんなに頑張んないでくれ……
【あらすじ】
人類が宇宙に進出して幾数年が経過した遥か未来の地球。宇宙への希望を見出した人類は手を取り合い、平和に暮らしていた。
北暦108年、突如地球圏に襲来した謎の宇宙怪獣『|ENIM《エニム》』によって、宇宙コロニーを襲撃された。多大な犠牲を伴い、人類は辛くもその脅威を排除することに成功した。この敵に対応するため、人類は宇宙連合軍を創設。
北暦111年、宇宙連合軍は「太陽系全宙域防衛戦線」に基づき宇宙連合艦隊を引き連れて第2の地球としてケプラーを建造。ケプラーを中心に対ENIM侵攻阻止防衛ラインを強化した。
北暦179年、ENIMとの交戦が激化する中、1体のENIMを生きたまま捕縛することに成功する。生体データから人型兵器|Drive Doll《ドライヴドール》を開発。今まで宇宙艦隊での戦闘のみだった人類は、その圧倒的な性能により次々と数多くのENIMを撃墜し、ここから人類は反撃の糸口を見つけたかのように思えた。
そして現在、西暦290年、宇宙連合軍はDrive Dollを運用してもなお、戦死者は後を絶たなかった
どのような新機体、新造艦であっても無限に現れるENIMの脅威は変わらない。生還率はどんなに大きく見積もっても60%だ。
そんな中、天音アスト艦長率いるアルテミス級 DD専用強襲揚陸艦 5番艦 アルキオネは、今や旧式と言ってもいいのにも関わらず。この23年間沈むことなく帰還している。
彼の噂を聞いた者たちは、臆病者や卑怯者と呼ぶ者も居れば、英雄と呼ぶ者もいるが果たして――
これは、目立ちたくないおっさん艦長と彼を取り巻く美少女エリートクルー達のSFラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 09:54:33
129634文字
会話率:45%
少しのわがまま
聞いてくれ
臆病者は堂々と歩む
最終更新:2024-11-13 06:06:24
278文字
会話率:0%
臆病者の決意表明寿限無。
最終更新:2022-12-31 17:14:36
614文字
会話率:0%
宮中で宰相も務めるイーゲル侯爵の一人娘、フロレンツィア・イーゲルは色白で可憐な白髪の美少女だ。しかし体の弱い彼女は立派な引きこもり令嬢として育ってしまった。事態を憂慮した両親は友人兼婚約者(仮)として若く有望なテオドール・シュタインフェルト
男爵を屋敷へ招き入れ…?「ハリネズミ姫」フローラと、生真面目なテオのほのぼのまったりラブ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 12:00:00
35668文字
会話率:35%
あ、あの...僕の名前は高杉汐です。普通の高校生...のはずだったんですけど。
学校では、クラスの人気者の美咲さんが話しかけてくれるんですが、うまく返事ができなくて...。親友のリョウは僕のことを心配してくれるし、両親も頑張ってくれてるの
に、僕はその期待に応えられる気がしなくて。
この退屈な日常から抜け出したいんです。でも、どうすればいいか分からなくて...。ゲームに逃げるだけの僕です。
ある夜、不思議と衝動に駆られて...。父さんがくれたバイクで、夜の街に出てしまったんです。怖かったけど、でも、何か自由な感じがして...。
でも、事故を起こしてしまって...。
「ああ、こんな形で終わるのか...」
そう思った瞬間、意識が遠のいて...。
気がついたら、見たこともない世界にいたんです。銀髪の綺麗な女の子が、僕に手を差し伸べてくれて...。
これって...もしかして、異世界...?
僕みたいな臆病者が、こんな世界で生きていけるのかな...。でも、何か変われる気がするんです。
こんな感じの物語なんですけど...。あまり面白くないかもしれません。でも、もしよければ読んでみてください。きっと、僕と同じように悩んでる人の役に立つかもしれないので...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 20:13:39
8928文字
会話率:46%
公爵令嬢エレオノーラは、容姿端麗ながら引っ込み思案な臆病者。しかし16歳となり、王立学校で人気者の王子様に淡い恋心を抱く。そんな彼女の耳に、王子様も自分を好きだという噂が届く。喜ぶエレオノーラであったが……
これは、かつての臆病な少女が
自ら行動する悦びを知るまでの物語。決して真似をしてはいけない物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 19:00:09
7835文字
会話率:22%
学校中が文化祭準備に活気づく中、とある理由から夜の学校へやってきた文芸部一年の森辺誠一(もりべ せいいち)、琴原栞(ことはら しおり)は、この学校で広く知られる怪異、首吊り少女を目撃することとなった。文芸部を舞台に、首吊り少女の謎を追う学園
ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 00:02:39
40486文字
会話率:51%
※この作品はBLの要素を含みます。
【白き魔女と金色の王】という作品の番外編で、ツギハとカダのお話です。
この作品は「カクヨム」「エブリスタ」「ノベルアップ+」「アルファポリス」「NOVEL DAYS」「note」「pixiv」にも
掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 20:02:13
13948文字
会話率:57%
憂鬱だ。
一度も希望と呼べる、縋れる何かを持った事が無い。
叶わない夢に延々と浸っていたくなる。
理解出来ない事には目を逸らしながら。
突然奇跡が降って湧くシミュレーションを繰り返している。
こんな自分に嫌気が差し、嫌と感じ
た自分を殺したくなった。
あれから感情に任せて生き、自分は無限に求め続けている。
楽観的に考えている自分に危機感の欠如を突き付けてやりたい。
全てを現実だと思い込んで最初から逃げる臆病者。
多分自分には心が無いと思う、そんな自分をナルシストだと罵った。
一度くらい、夢を見たっていいと思わないか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 00:00:00
11177文字
会話率:14%
臆病者の私は、廃病院の中で恐怖をこらえていた。
最終更新:2024-08-29 19:27:22
844文字
会話率:5%
蒲生咲希(がもうさき)は自分の死に繋がる行動が赤い線【デッドライン】という形で見えていた
咲希はある日【デッドライン】を恐れるがあまり助けを求める親友を見殺しにしてしまう
臆病者な自分がどうして許せなかった咲希は代償行動として見ず知らずの女
子高生を助けてトラックに轢かれてしまう
即死したと思った彼女の目の前に広がっていたのは深い森だった
助けを求める声が聞こえてとっさに駆け寄ると血まみれの少女と彼女を襲った魔物がいた
少女は息を引き取ると同時に消滅し魔物は咲希に襲いかかる
2度目の死を経験しそうになった時、咲希は黒騎士リシェスに助けられた
死んで消えた少女と勘違いされて砦まで連れてこられた咲希は自らの外見が消えた少女――公爵令嬢ラパン・ヴィラールそっくりだという事実に気づく
リシェスから話を聞くと父親が悪政を働いたために自らの領地を追われこのような魔物だらけの森に立て籠ることになったとのこと
過去を捨てて悪役令嬢ラパンとして生きていくことになった咲希だったが偽物とわかっていても真摯に守ってくれるリシェスに次第に惹かれていく
巷では死に戻りが流行りだそうだが自分はまっぴらごめん!
死ぬなんて1度体験すればもう十分! ぜったいぜったいもう2度と死んでやるものか!
惚れた男と添い遂げるまで必ず生き延びてやるんだから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 20:35:57
102871文字
会話率:44%
マルシブ帝国第十六皇女アイシャは、地味で臆病者。ひょんなことから洗濯籠に隠れたアイシャは意図せず後宮から連れ出され、天竜(てんりゅう)の住まう泉に落ちてしまう。
アイシャを水中から救ったのは、西方蛮族討伐にて目覚ましい活躍をした女傑ナージ
ファ。一目見て互いに惹かれあった二人は、やがて母子となる。
時は過ぎ、砂竜(さりゅう)の卵を孵す「竜生の儀」が行われる日、アイシャは従弟のファイサルと共に集落を抜け出した。
砂漠で遭難をしたアイシャ達は、無事に兄弟も等しい氏族に保護されるのだが、翌日集落に帰った二人の目に映るのは、焼け焦げ変わり果てた村の様子であった。
二人きり生き残った子供らは、竜の秘密をめぐる事件に巻き込まれてゆく。
竜の住む砂漠を舞台にした、少女(と従弟)の成長物語!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 22:47:08
221525文字
会話率:41%
28歳のサラリーマン、斉藤堂参は、巻き込まれ召喚で、異世界に来た。
異界渡りのスキルは、複写(コピー)、でコピー機と同じだ。
本命は高校生の武藤、能力は、現代武器召喚だ。
勇者パーティーを結成し、斉藤は、雑用係として、参加しろと王命が
下ったが、
戦った事ないから、嫌ですと拒否し、臆病者とそしられて、
市井に追放された。
そこで、異彩を放つこともなく、冒険者から事務を請け負ってくらしていたが、
やがて、事態が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 20:36:08
5324文字
会話率:39%
主人公君は、少し臆病者のようです。至って普通の男の子。と彼は思いたいようですが現実はどうやらそうでもないようです。
人生には、理不尽な事なんてたくさんあります。彼も同じです。意味もなく攻撃され、疎まれ、自分が何なのか分からなくなっているか
もしれない。
それなら、私は、あなたが必要だと伝えたい。
これは、”きょうせい”の物語です。私達はその中で今日も生きています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 03:17:56
937文字
会話率:0%
臆病じゃない人はライオンが怖くないかというと、多分怖い。つまりライオンの前ではみんな臆病者。
最終更新:2024-04-04 18:55:04
447文字
会話率:0%