かつて、京都を恐怖と混沌で支配した妖怪の一団。それを束ねた茨木童子と酒呑童子。殺戮を好み、奪って殺して飲んで詠う。されど悪鬼は源頼光ら一行に滅ぼされた。この人妖の戦争から生き延びた茨木童子もまた、頼光四天王の一人、渡辺綱に討伐されることにな
るが…?
それは、恋というにはあまりに歪。
それは、憎しみというにはあまりに純粋。
鬼と人の合間にて、何者にも支配されぬ鬼姫の選択とは…⁉︎
囚われることのない恋愛ファンタジー、ここに開幕‼︎
※説明不足、誤字等がありましたら、感想でお教え下されば幸いです。修正させていただきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 20:54:57
10553文字
会話率:69%
自分を「所有」している者に、莫大な富をもたらすという正体不明の「お姫様」を手に入れてしまった事で、歴史の表舞台へと上がる事になった、源(みなもと)一族
だが、それを奪い返そうとやって来る正体不明の生き物たちと、戦い続けざるを得な
くなってしまう。
源頼光(みなもとのらいこう)、渡辺綱(わたなべのつな)、坂田金時(さかたきんとき)、碓井貞光(うすいさだみつ)、そして卜部季武(うらべすえたけ)の5人は、時と場所を問わずに現れる敵と、生涯をかけて戦い続ける。
それ以降、由緒正しい鬼退治の家柄である、渡辺(わたなべ)、坂田(さかた)、碓井(うすい)、卜部(うらべ)という四つの家は、主君格である源(みなもと)家ともども、代を重ねて、この戦いを1000年以上続けていく。
そして21世紀を迎えた現在、五つの家の血は薄まり、「敵」と戦える力の持ち主である「見鬼(けんき)」は、その数を大きく減らしていた。
渡辺家の、「本家」ではなく「分家(ぶんけ)」で初めて見鬼として生まれてきた渡辺(わたなべ)遥(はるか)は、ある日、突然、京都にある「坂(さか)ノ上(うえ)学院」へと強制的に転校させられる。
そこは、鬼に狙われ続けることを運命付けられた「繁栄をもたらす姫」こと源(みなもと)鈴子(すずこ)を守るための学校だった。
遥は、千年前、魂を封じられて謎の敵と戦うための武器と化した少女、「童子切安綱(どうじきりやすつな)」を卜部家の見鬼、季武(すえたけ)より与えられ、同じく見鬼の坂田(さかた)皐月(さつき)、碓井(うすい)由良(ゆら)と共に、否応なく戦いの渦中へと放り込まれてゆく。
源鈴子が、夢の中で会う「もう1人の自分」が誘う、正体不明の怪物「鬼」と、かつて平安京にて鬼退治で名を馳せた、頼光四天王(らいこうしてんのう)の子孫達との戦いは続いてゆく……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 17:41:17
178542文字
会話率:35%
遥か昔、共存共栄していた二つの種族、人間と妖は、いつの世からか相容れぬ存在となり、遂に源頼光率いる人間と、酒呑童子率いる妖怪との大戦が始まる。長きにわたる戦いの末、酒呑童子が敗れたことにより、以降、妖はその身を潜め、この世を制するのは人間と
なった。しかしその一方で、手を取り合おうとする者たちもいた。それが安倍晴明が創った人と妖をつなぐための場所『暁』
それもまた、長き時を経て変わりつつあった。ーーそしてまた、新たな風が、『暁』を受け継いでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 23:15:34
7087文字
会話率:50%
※カクヨムにも掲載しております
時は『神禄』
令和最後の大怪異『鬼門の大祓』より13年の後世、日本が『日ノ本』へと国名を改め、東京が洛陽の名へと遍都された――神禄十三年卯月の春。
かつて日本と呼ばれた日出ずる国は悪鬼妖魔が跋扈する、
常世の住人達が荒ぶ国へと変わり果てていた。
人の世に仇為す悪鬼魍魎を調伏せしは、平安時代より連綿と続く組織『神籬』に属する『刀士遣』と呼ばれる剣士達。
破魔の力を宿す物質『火廣金』によって鍛えた武器を携え荒霊を祓い、人成らざる化生を退治する、祓いの専門家。
その刀士遣になるべく、神籬の門戸を叩くはこの物語の主人公『源智慧』
かつて朝家の守護と呼ばれ、刀士遣の開祖として日ノ本の歴史に名を残す清和源氏三代目棟梁『源頼光』の子孫にして、現代まで唯一生き残った清和源氏宗家――最後の1人。
これより語られるは血と因縁に塗れた1人の少年の物語。
孤剣にて妖魔を斬り、斯くなる逝くその時まで刃を振るう――鬼の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 01:23:14
259966文字
会話率:58%
魑魅魍魎(ちみもうりょう)の跋扈(ばっこ)する魔法都市・平安京。そんな都の守護者として、日夜、戦いつづける者たちがいた。それが源頼光と頼光四天王の美少女4人組である。坂田金時・碓井貞光(うすい さだみつ)・卜部季武(うらべ すえたけ)、そし
て頼光四天王筆頭の渡辺綱。彼女たちが、陰陽師・安倍晴明とともに、邪悪な陰陽師・蘆屋堂満や酒吞童子の野望に立ち向かってゆく。……王道を征く美少女伝奇アクションコメディー、ここに開幕(笑)!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 01:00:00
110485文字
会話率:49%
時は平安、頃は秋。紅葉狩りの帰路、武将・源頼光(みなもとよりみつ)と渡辺綱(わたなべつな)は、空飛ぶドクロの怪異を目撃する。ドクロを追跡したふたりの武士(もののふ)が目撃したものとは――?
重要文化財『土蜘蛛草紙絵巻』(東京国立博物館所
蔵)を元に、平安時代中期の武将・源頼光と渡辺綱の土蜘蛛退治を大胆にアレンジした痛快娯楽短編。【伝奇小説・時代小説】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-02 02:26:05
20444文字
会話率:31%
かつてクマや、シカたちと相撲をとって山の奥地ですこやかな成長をしていた金太郎。
のちに、大イノシシを投げ飛ばし、その力に魅入られた源頼光によって、都の悪鬼退治に参戦した古き英雄として知られる。
だが、それは捏造されたニセモノの歴
史。
本当の金太郎は、異世界へと召喚され、そこで出会った西洋カルチャーにどハマりし、あらゆる趣向を愛する全方位オタクとなっていた!
ある日の朝。
異世界へよばれた理由をわすれ、平穏なオタクライフを満喫していた金太郎のもとへ、遠い昔、彼を召喚した賢者があらわれる。
久しぶりに再会した金太郎の姿にショックをかくせない賢者は、変わり果てた英雄へ、世界の危機と無慈悲な宣告を言い渡すのだった。
※1話・1000〜3000文字、さくっと読めます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-21 18:28:59
4467文字
会話率:44%
妖たちが闊歩する魔都、平安京。
十五年前の百鬼夜行より、人々は妖の驚異に晒されるようになる。それから守るために暗躍する男たちがいた。
一人は源頼光。雷公と呼ばれる男と彼に従う四天王たち。
もう一人は安部晴明。稀代の陰陽師であり式神を従える
者。
妖、人、そして、神の作為に惑わされながらも彼らは日々都のために命をかける。
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学生時代に創作していたもののリメイク作品として書き上げてみました。
いろいろとつたないところはありますが、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-17 17:26:13
4445文字
会話率:37%
平安時代中期。京を乱していた鬼、大江山の酒呑童子が討伐されてからも事件は後を断たず、人々は疑心暗鬼から醒めないでいた。鬼の残党が起こす事件を解決するため、武人・渡辺綱は主である源頼光の命の下、夜の警邏に出かけている。しかし、その心中はその日
の雨脚のように、穏やかなものではなかった。同輩の坂田金時が主の命に応じず、屋敷にこもっているためである。物思いに沈む警邏の最中、綱は一条戻橋のたもとで、人を待っているという妙齢の美しい女性に出会う。「京の夜は安全とは言えない。待ち人は諦められよ」と忠告して別れるが、綱の心は女性にすっかり奪われていた。「あのような姫君にもしものことがあってはならない」と綱は京の安全を守る決意を新たにする。しかし、この女性は綱をつけねらう酒呑童子の臣下、茨木童子であり、その日の激しい雨も人払いのために彼女がふらせたものだった。
翌日、綱は金時の真意を確かめに、住処におもむく。問いただすと、金時の答えは意外なものだった。「自分は山姥と人の間の子である」と出自を明らかにしつつ、金時は鬼の残党狩りに対してためらいを示したのだ。「例え人を食おうと、山姥は確かに自分の母であった」と金時は述懐する。彼の中では、大江山の一件も激しい葛藤の中で決断したものなのだという。これ以上手は貸せない、と金時は残党狩りを固辞し、説得には応じなかった。綱は友であった男の真意と出自を知り、動揺する。
一方、茨木童子も激しい葛藤の中にあった。一条戻橋のたもとで主の仇を討つつもりが、敵方からの思わぬ接触にあったためだった。果たして仇をとることが正しいのかと迷いながら、茨木童子は再び一条戻橋へと向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-24 22:39:58
12377文字
会話率:38%
千と幾余年も昔。
摂津の地を根城とする、若い武士団がいた。
人物紹介
渡辺綱(わたなべ の つな)
主人公。清和源氏傍流に養子に入り、渡辺姓を名乗る武人。
源頼光(みなもと の よりみつ)
清和源氏嫡流。清和天皇の五代子孫。摂津武士の棟
梁。
坂田金時(さかた の きんとき)
直情快活な相模国の青年。
安倍晴明(あべ の せいめい)
平安京の高名な陰陽師。
藤原兼家(ふじわら の かねいえ)
関白。史上名高き藤原道長の父。
地名解説(可能な限り簡略化している)
摂津(せっつ)~大阪府北部から兵庫県南東部。
丹後(たんご)~京都府北部。
駿河(するが)~静岡県。
相模(さがみ)~神奈川県。
尾張(尾張)~愛知県西部。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-06 22:51:53
29994文字
会話率:38%
大学生の竜之介は、いつも通り配達していると神社で鬼との戦いに巻き込まれた。事情を聞いていると自身が源頼光の四天王である渡辺綱が憑いていると知る。そのことで鬼狩りに荷担させられる事になった竜之介。そして、四天王の一人である卜部季武と頼光とに憑
かれた二人と共に福利厚生と給料がしっかりとした鬼狩りの日々が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-19 23:50:02
37332文字
会話率:41%
男が羅生門を去ってしばらくの年月が経った。天災の数々に終わりが見え始めた頃、都を新たな恐怖が襲う。
最終更新:2018-03-05 23:30:09
1505文字
会話率:32%
上司に叱責され、キレて会社を辞めてしまった男。妻と子供を連れて、田舎の実家に戻った。
或る時、暇にまかせて、実家の蔵を片付けていたところ、不思議なガラス玉を発見した。
このガラス玉には言い伝えがあった。父から長子だけが口承される伝説であった
。
異国人の漂着伝説と源頼光の酒呑童子退治の伝説が絡んでいた。
そのガラス玉の正体は・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-20 20:00:00
9323文字
会話率:12%
知られざる桃太郎の後日譚と、織姫・彦星の由来に関する異説。
これは、源頼光が鬼退治を果たした後に出会った姫との物語である。
※恋愛要素はあまり含まれておりません
最終更新:2017-07-07 16:14:58
6034文字
会話率:44%
父の仕事の都合で今年の春から札幌で暮らしている主人公のヒカルは、初めて経験する北国の冬に心底まいっていた。
朝起きると家の前には大量の雪が降り積もっており、敷地がどんどん埋まっていくので、スコップやスノーダンプでひたすらその雪を運んで庭に捨
てに行かなければならないのだ。
人はこれを「雪かき」と呼ぶ。
そしてヒカルは思った。
こんな重労働をクソ寒い中やるなんて信じられない――と。
そんな厳しい真冬のある日、彼が出会ったのは、雪の中に埋もれていた祠の主。
可愛い童女のなりをした、妖狐の紅(くれない)である。
彼女はヒカルがもつ霊力をいただく代わりに、源家の雪かきに協力することになった。
その日を境に、ヒカルは多くの妖怪たちと出会うことになる。
これは雪国で少年と妖怪たちが雪かきをする、そんなお話。
今日から毎日一話更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-18 22:27:30
52484文字
会話率:43%
怨霊蔓延る貴族の時代。
稀代の陰陽師と言われる安倍晴明は、雪の夜指に落ちた一つの結晶に命を吹き込む。
抜ける白肌に濡れ羽の黒髪は、式神となり主を支えていた。
そんな、安倍晴明と式神と友人である源頼光が、都の為に立ち回る和風ファンタジーなお
話。
※私生活の傍らでのらくらと妄想の発散をしていこうと思います。歴史知識は朧気ですので、さらりと読んでください。素人作品の勢い作成なのでご理解いただければ幸いです。
※警告タグは保険でもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-16 00:00:00
1738文字
会話率:60%
時は平安。
権力争いに敗れた藤原南家の貴族、藤原保昌は、ある夜、鬼に幼い弟をさらわれる。時が流れ、保昌は弟を死んだものと諦めるが、彼は都で有名な盗賊として生きていた――。
お伽草子や今昔物語をもとにした、平安ライトノベルです。自サイトより転
載いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-13 23:29:59
312963文字
会話率:42%
Yahoo!ブログ、Wattpadなどで公開中。
稀代の陰陽師、安倍晴明。
晴明とは、いったい何者だったのか? 謎に包まれた、その出自に超時空伝説研究所が迫る。
陰陽道、信太妻、酒呑童子、源頼光、坂田の金時こと金太郎。
全部まとめて謎を
解く。
時空の扉は、いま開かれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-09 02:03:11
3440文字
会話率:17%
舞台は平安京。源頼光に仕える腕自慢の武士、坂田金時、碓井貞光、卜部季武の三人は、夜遅く、貴族の接待を終えて帰る道すがら、都で話題の怪談話を思い出してしまう。妖怪相手に武勇伝を積み重ねてきた三人だが、果たして幽霊の恐怖には耐えられるのか。
※
重複投稿ではありませんが、TOTAL CREATORSの「ファンタジー・童話等」投稿板に同じ設定、同じ登場人物の「さぶらいの物見たる語」という短編を投稿しています。
※元ネタは「今昔物語集巻27-43」『頼光の郎等平季武、産女にあひし話』です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-30 00:56:08
4040文字
会話率:56%
本著作は、同一著者の大江山綺談の二次作品というかスピンオフ?です。
|あやかし《ひとならざるもの》を退治するべく行われた、|源頼光《みなもとのよりみつ》による葛城征伐が行われて、あたしこと|颯《はやて》が逃げ出した後、大江山へなんとか辿り
着いたけど、崖から落っこって、川を流され鬼六という鍛冶に拾われた。そのまま鬼六と暮らしている。そんな日常に起きたこと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-24 00:00:00
8440文字
会話率:76%
頼光四天王を21世紀に転生させてみたらこうなった!
最終更新:2015-05-01 16:23:53
4128文字
会話率:49%