かつて栄華を誇った帝国があった。度重なる侵略戦争に勝利し、領土を拡大し続け、大陸全土において「一強」と呼ばれる時代を築いた大グランドール帝国。物語は、その一強時代が終焉を迎えて間もない頃の話。傭兵最強との呼び声も高かった「ノックス傭兵団」も
稼業では食えずに地方の復興作業を手伝って日々の糧を得ていた。そんな折、村で事件を起こした団員の制裁に副団長が出向いたことを知らされ、団長のヴィクトールは急いで後を追う。このままでは、副団長が団員を殺しかねない。傭兵団結成以来の危機に直面したヴィクトールは必死で馬を走らせた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 19:30:00
10908文字
会話率:59%
アパレル店で働く主人公、猿渡基子。
日常に疲れた基子は、夏休みの連休を利用して兼ねてより気になっていた秘島「藍ヶ島」に一人旅に出る。
藍ヶ島に着いた基子。
目の前に広がるその雄大な自然に感動する。
夕方まで、村の周りを観光して楽し
み、その日の夜は地元唯一の居酒屋へと繰り出した。
そして、藤井と言う男から面白い話を聞く。
——昔、名主の息子に浅之助という少々気の強い青年がいた。そして、彼にはおつなという幼馴染の美しい恋人がいて、毎日楽しく過ごしていた。
そんなある日、村の掟によって二人の仲は島民に引き裂かれてしまう。
怒り狂った浅之助。
七日七晩斧を研ぎ、その斧で島民七人を切り殺し、四人に大怪我を負わせた。
しかし、押し入った家の家主が大事にしていた観音様により、斧が使い物にならなくなる。
そして逃げ場を失った浅之助は、自ら海に身を投げ自殺したという。その後、おつなも浅之助の後を追うように自害した。
島民は凶悪事件を起こした浅之助の無念と怒りを鎮めるべく「南台所神社」に祀った。
浅之助とおつなの仲が良かったことからか、今では縁結びの神様として信仰されている。
翌日、基子は神社に向かった。
社に着くと不思議な感覚に襲われ意識を失った。
気がつくと、基子は血塗れになって倒れた男を抱き、泣きながら『浅之助!』と泣き叫んでいる。
抱きしめられた男は笑顔で抱きしめ返そうとするが、あえなく力尽きてしまう。
ふっと目が覚めたように現実に戻ると、基子の手にはしっかりとその温もりが残っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 18:00:00
140728文字
会話率:36%
真夜中、海辺を走る青年は、突然耳にした美しい歌声に導かれるように堤防へと向かう。そこには、月明かりを浴びながらひとりで歌う女性がいた。彼女の姿は小柄でありながら、その歌声は圧倒的な存在感を放ち、やがて彼の目に映ったその姿は、人間のものではな
かった。
青年は驚きながらも、彼女に引き寄せられ、やがて彼女と共に歌い始める。その歌声に包まれ、彼は次第に彼女の不思議な世界に飲み込まれていく。だが、女性は突如として海へと飛び込み、青年もまたその後を追う――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 12:40:00
794文字
会話率:0%
今日は、聖女メイベルの生誕の前夜祭だ。皆、愛する人や家族と過ごすのが習わしになっている。
王都の大聖堂の地下の一室に若い男女が集っている。
彼らはそれぞれ第二王子レイ、公爵令嬢リン、男爵令嬢アン、辺境伯令息サイ、魔術師ロイ、聖女ミン、聖女の
護衛で騎士団長の次男カイの七人だ。彼らは明日の王宮で行われる生誕祭の舞踏会で行う劇(?)の最終確認のためにここに来た。彼らは元は孤児または浮浪児だった。彼らの才能を見出し彼らを教育したのはラバン・カーディ男爵だ。彼には可愛い娘がいたが、今の国王が王太子の時に彼の秘密を知ったばかりに殺されてしまう。妻も後を追うように亡くなった。残された自分にできるのは復讐だけだ。若い七人と、その昔、娘の恋人だった神殿長や、毒殺された公爵令嬢の父親である前公爵の協力を得て、生誕祭の復讐劇が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 07:40:17
16554文字
会話率:41%
「ねえ、2人はこの後はどうするの?」
魔王を討伐した後、勇者パーティーは自身の今後を考える。
国の王子であるローレンは国で軍務に携わり、聖女であるマリアは教会で聖女としての役目につく。
しかし勇者だけは、自身の今後については決まらず途方に暮
れていた。
仲間のススメもあり、魔王がいなくなった世界を見て回ることにした。
勇者が旅を始めてから、ある噂が広がる。
「勇者が人を殺している」
メンバーの2人はそれが真実なのかを確かめに、勇者の後を追うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 20:16:24
6327文字
会話率:37%
歩く鶏と、後を追う俺
キーワード:
最終更新:2024-10-14 07:00:00
1106文字
会話率:7%
破格の条件で高校の推薦入学を打診された少年。学費免除は勿論のこと、諸々支給してくれるとのこと。
しかし、彼は辞退し一般入試を受け合格した。
入学式、少年は女生徒とトラブルになる。登校初日、事前予告なく彼は新設されたという科に移るよう告
げれた。
そこで、あの女生徒と再会する。2人は美化委員になる。なぜか校外の清掃を彼女から告げられ嫌々従う。
そんな中、避難警報が鳴り響く。彼女は彼にシェルターに避難するよう告げ走り去っていく。
数週間後、再び警報が鳴り響く。一度は避難した彼ではあるが、前回の彼女の様子が気になった彼は外に出て彼女の後を追う。
そこで彼が見たものとは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 07:16:20
9992文字
会話率:39%
辺境伯令嬢ミスティは父の辺境伯が毒殺される。悲しみに暮れる間もなく爵位を継ぐべく王宮に参上したミスティは、そこで政略結婚の相手である王太子ジェランよりいきなり婚約破棄を言い渡されるが、それはミスティの望むことであった。ミスティは神のような存
在より『この世界を救え。10の異能を授ける」との夢のお告げを受けていたが、ミスティ自身には特別な能力はなかった。しかしミスティの下に10人の異能を持つ少女が集い、ミスティは王国を後にして世界を滅ぼす存在『影使いの覇王』を倒す旅に出る。一方、婚約破棄を言い渡したジェランは廃嫡すると国王に脅され、あわててミスティの後を追う。果たして世界は救われるのか?そしてミスティやジェランたちの運命は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 22:00:00
332372文字
会話率:29%
※ストーカーが出てきます。苦手な方はご注意を。
※男主人公です。
航太とカナは恋人同士だ。
しかしカナはストーカーに追い詰められ、命を落としてしまう。
航太もストーカーもカナを想い、後を追う。
そして航太はヴァイスとして転生す
るが、カナはリフィアとして、ストーカーはルナントフとして、同じ世界に転生していた。
しかしリフィアはルナントフと婚約していたのだ!
前世の記憶あり主人公、記憶喪失令嬢、前世の記憶あり元ストーカー、三人の命がけの闘いが始まる!!
ヴァイスは無事、リフィアとルナントフの婚約を解消させることが出来るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 13:18:17
64854文字
会話率:34%
中学時代、クラスメイトからいじめられていた主人公の
田中 夏那太だが、ある日の放課後、絡まれていたもころから生徒会長の馬締 真太郎に助けてもらい、そんな救世主の真太郎に憧れを持つようになる。真太郎の中学卒業後は夏那太もその後を追うように超難
関進学校である青空学園に入学。
でも、夏那太は中学での真太郎と高校の真太郎は何かが違うことに気づき始める。
そうして生徒会入会式でその答えを知ることになるのだが……。それこそがハーレムしかも個性派ハーレムだった。
つまり、そんな状況ならどんなにカッコよくて、真面目でも変わってしまうということだ。
この物語はそんなところである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 00:00:41
2943文字
会話率:29%
シャチと一緒に泳ぎたい! そのためにVR MMOを始めたリーシャ。舞台は現実の地球をもとにしたオープンワールド。好奇心と興味の赴くままに、シャチをお供に海を征く。彼らとならば、ゲーム世界の危険な海も怖くない!
やがてリーシャの後を追う航海者
が現れ、ゲーム世界に大航海時代が訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 22:00:00
4795文字
会話率:8%
人間、獣人、龍人が住む世界、エバーフィールド。緑豊かで穏やかなこの世界を、クーレル・アルハイド、アルフレッド・ノーブル、カミーラ・ウィルコンフィーの三人が、自らの復讐のために壊そうとしていた。
うさぎの獣人ユキト・モーリスは、幼なじみ
の人間アリス・イルフィートとともにラクトア王国騎士団の入団試験を受けるべくラクトア城に来ていた。
午後の実技試験を前に食堂で食事をしていると、午後の試験は中止するとの連絡が入る。この国の女王エルザ・フローティアがクーレルによって氷漬けにされてしまったからだ。それに加えて、街で魔物が暴れているとの一報も入る。それを聞いたユキトは、一目散に街へと駆け出した。アリスがその後を追う。
城の南側にある商店街で、魔物に襲われそうになっている女性を見つける。二人は、連携して魔物を撃破。助けた女性を連れて城に戻り、騎士団団長のブライト・キールに報告する。
ブライトは、二人の勇気を讃えて騎士団への仮入団を認め、クーレル捜索の任を命じる。それを請けた二人は、装備を整えて城を出る――。
*カクヨムとノベルアップ+にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 20:10:00
171641文字
会話率:37%
これは『一人の少年がとある少女を守り、少女の運命を変える』物語である──
舞台は前世の記憶を持つ人々が暮らす太陽の国、にある小都市『トウキョウ』
…の中心部にあるトウキョウ都立曙学園(あけぼのがくえん)
そこに学生として通っている主人公、
鬼怒川悠斗(きぬがわゆうと)
2年生として新学期が始まって1日目に、幼稚園時代からの幼馴染の光星奏音(みつぼしかのん)が原因不明の植物状態になってしまう。
学園に通いつつ彼女のお見舞いにも、いつメンと共に足繁く通って声をかけ続けていた。そんなある日、病院内で不審な男を目撃し後を追う。しかし、窓から飛び降りてから忽然と姿を消してしまい、必死に追いかけるが後を追えなくなってしまう。
苦い思いをしていると、魔女っぽい少女と狩衣を纏う青年に出会う。少女が言うには、消えた男は死神であり、ある一族の血を引く奏音の魂を獲っているという。
「あなたには、この結末を変える力がある!」
魔女っ子?の力を使って夢の中で、奏音を守るために悠斗は奮闘する。
しかし、少しずつ記憶と変わり始める日常、と明かされてはいけない秘密を知ってしまう。
──果たして、悠斗は奏音を守り切り、奏音の運命を変えることができるのだろうか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 12:00:00
2226文字
会話率:28%
組織を早期退職し、大した動機がないまま、介護、移動サービスの事業を、私は立ち上げた。
どこまでやってもキリがないこの仕事―、
多くの利用者と接する中で、頼られ、感謝もされてきたが、いつも、もどかしさだけが残る私は、いつからか、利用者に必要
だと思った事をやらなければ気が済まなくなっていく。
そんな時、私は、ある母娘に出会う。
私は、母娘の懸命に生きる姿に衝き動かされて手助けするが、大病を患った娘が先立ち、その後を追うように母親も帰らぬ人となり・・・・。
私は、思いもよらず、母娘の遺産を引き継ぐことになるのだが、血のつながりを越えた絆を感じた私は、母娘の墓前で、あらためて人の役に立つことを誓い、生きている限り、母娘の供養をしようと思うのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 07:30:51
13979文字
会話率:27%
俺はヤクザの下っ端だった。
あの女は頭の情婦だった。
互いに悪人である俺達は、死んだらきっと地獄に落ちるだろうと思われた。
女は先に死んだ。後を追うため、俺は自刃した。
ところが死んだはずの俺は異世界で目覚め、魔王になって人間を
滅ぼせと言われる。
馬鹿馬鹿しいとは思ったが、それを遂行しないと、俺は死ぬこともできないらしい。
死ねなければ、あの女に会いに行けない。
だから俺は仕方なく、魔王業に勤しむことにした。
必ず会いに行く。
地獄の底まで。
ただ一人愛した女のために。
――この誓いを、俺から、奪うな。
※女性に対する性加害の表現があります。何かしらの反応を起こす可能性がある場合閲覧を控えてください。
※ただし精神的には(加害されている)女性が優位です。
※この作品はプロフィール記載の各投稿サイトにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 12:15:38
5144文字
会話率:14%
「私はお前を愛することはないだろう。お前も俺に愛を求めないでくれ」
と言われて、心から喜んだ。
「なんて素敵な申し出でしょう!!では私たちは白い結婚でいいのでしょうか?」
白い結婚のまま夫婦仲は友人のように良く、愛人も一緒に暮らしながら幸せ
に暮らしていた。
愛人に子供が男の子を産んで皆に愛されるようになった時、愛人は突然亡くくなってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 17:00:00
4913文字
会話率:44%
むかしむかし、妖精の国に大層美しい妖精の姫君が居られた。蜂蜜の色をした靡く髪、極彩色の羽根、翡翠の瞳を持つ麗しの姫。そんな姫を一目見て心を奪われる者は少なくない。白銀の騎士もその一人。
白銀の騎士は幼い頃に目にした妖精の姫に一目ぼれした
日以来、姫に仕える為、近衛騎士を目指す。だが、実力を示す功績を見せる機会に恵まれず騎士には成れたものの、姫に仕えるまでには到れず悶々とした日々を過ごしていた。
そんなある日、白銀の騎士の元に姫が恐るべき邪竜に攫われた事実を知る。王はすぐさま姫を助ける為に軍を再編するが、それが終わるのを待っていられない白銀の騎士は、すぐさま姫を救い出す為に邪竜の後を追うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 07:24:23
18408文字
会話率:27%
「頼む! 殺さないでくれ!」
「俺はやってない! 本当にやってないんだッ!」
その日一人の死刑囚の死刑が執行された。彼は死の間際まで無実を訴えたがその主張に耳を傾ける人間は誰もおらず刑は粛々と執行された。
そしてその数日後、その事
件の捜査に関わった刑事もまた後を追う様に自ら命を絶った。
それから月日が流れ、元警察官の堤三千世は刑事だった父親の自殺の真相を知るため謎の人物から送られた奇妙なメールに導かれるがままにかつて惨劇の舞台となった鳥取県星鳥市を訪れる。
堤はそこで同じく事件を調べていた探偵、寺町真矢と出会い仲間になるように誘われた。だが彼女は探偵とは名ばかりの捏造や虚言によって事実を捻じ曲げ真実を闇に葬り去る悪徳探偵だった。
その法と倫理を無視したやり方に当初は反発を覚えながらも事件の真相を知るため堤は彼女の助手になる事を選び、二人はぶつかり合いながらも絆を深めていく。
時を同じくしてドン・キホーテと名乗る人物による凄惨な殺人事件が起こる。その人物は穂久佐村連続幼女殺人事件に関わった人間を次々と殺害し、後に二人もまたその事件に大きく関わる事になるのだった。
彼らが辿り着く答えは真実か、それとも偽りか――。
※全四章、80部分程度で完結予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 21:52:07
193271文字
会話率:55%
最愛の恋人で元人気アーティストのレナを自殺で亡くした同じく元人気アーティストのケイジは後を追う為、レナが眠る墓へ向かう。
すると墓の前には見たこともない老人がいた。
ゲーム会社の会長だと言うその老人は、ケイジに出来たばかりのVRゲームを
勧め、勝手にVRゴーグルをケイジに装着し、スイッチを押してしまう。
ゲームの世界でケイジは得体の知れない者達に追いかけられるが、すんでの所で先程会った老人と瓜二つの人物と、1人の妖精に助けられる。
老人は自殺が蔓延するこの世界を救って欲しいとケイジに半ば強引に依頼。
しぶしぶ引き受けたケイジは、妖精と旅をする事になるが、なんとその妖精が人間の姿に変わると、死んだレナと瓜二つだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 23:37:41
3179文字
会話率:30%
女性の胸を見たら、その日その胸を揉む人物が分かる能力――〈パイ視〉を持つ主人公の汐丈夕大。
ある日、大学の帰り道に見かけた美女に〈パイ視〉を発動したら、なんと自分の顔が浮かび上がった。
夕大は美女の後を追うが、その先で美女は――。
最終更新:2024-02-19 06:00:00
28762文字
会話率:22%