これは、人とあやかしの織り成すある夏の一夜の出来事が幕を閉じたその後のおはなし。
大学二年生となった里藤侑都の一つ下の後輩である七瀬鈴は、侑都がふとした時に零す聞き馴染みのない単語をずっと不思議に思っていた。
しかし侑都と仲の良い友達に聞
いてみれば、どれも彼女の家である鬼桜葉神社にまつわるものであるというのだ。
そのことがどうしても気になった鈴は鬼桜葉神社へ出向き、そこで得た情報と侑都の記憶を頼りに幼馴染や高校からの友達たちとその謎を解明すべく一歩踏み出す…
そうしてあの五人の少年少女が過ごした夏を引き継いだ者達と、平成の世を生きる八百万の神々の、新たな物語の幕が開けたのである─────
※こちらの小説は、「彼岸のあやかし 夏夜月下譚」の続編になります。前作をお読みでない方は、そちらのほうをぜひご一読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-01 20:02:49
9182文字
会話率:44%
龍臣、忠臣、美衣――幼馴染み三人組は、ある日、塔に上る。
塔を守る者、塔から下りる者、塔の頂上にのぼった者として三人は三者三様の未来を手に入れる。
三人が見る塔とは何なのか――塔から下りた者は、下りてから塔が何であったのかに気づけるのだ。
※試験的に短編にしたので、いつか長編で龍臣達が出る作品を書くかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-29 23:09:08
6634文字
会話率:30%
生命の神が司る世界セフィロート。百年以上前にあった魔王侵攻を撃退した人間、そして魔王軍に加担せず、生き残った魔族がセフィロートで生きていた。
魔王と戦った勇者から、ある事実を知らされた人間は、攻撃魔法を使う魔法使いを黒魔法使い、回復魔法を使
う魔法使いを白魔法使いと呼ぶようになった。
魔王侵攻から百年以上経った今でも、混乱をしている都市はあり、そこに中立で回復をして回っている白魔法使いが多くいた。
そんな中、とある場所に留まり続ける白魔法使いがいた。白魔法使いとしての研鑽を積むため、魔法に長ける種族、風の民の一人に師事していた。
だがある日、その魔法の師が伴侶を失い、失意の中、白魔法使いに告げる。
「幻と言われる赤い華を妻の弔いのために捧げたい」
そこで白魔法使いはどんな華でも咲かせる不思議な伝説の精霊を探しにフロンティエール大森林に旅に出る。
「氷の剣士は炎の勇者に立ち向かう」「その剣を手にするは誰か」の続編です。
莉々さん主催の「彼岸花×○○」企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 12:00:00
28762文字
会話率:35%
少女が気が付くと目の前には見知らない風景が広がっていた。不安に思いながらも彷徨った少女は、通りすがりの浮遊霊・房代によって一つの建物に招かれる。少女はそこで裡杏(りあ)と名乗る謎の女性と知り合う。少女は彼女によって本来の世界へ帰れるように
してもらうこととなるが、その対価として、彼女の仕事の手伝いをすることになった。
不思議な彼岸での少女の奇妙なバイト生活の日々が始まる。果たして、少女はなぜ彼岸に来たのか、そして、元の世界である此岸に帰ることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 00:18:08
3241文字
会話率:66%
とある夏に行われた祭りの日の夜、僕は彼女に出会った。
彼女は吸い込まれそうな程綺麗な黒い瞳に、赤い花の浴衣を着ていた。
銀色で光沢のある不思議な髪を、赤い綺麗な花の簪で留めた彼女に僕は恋をした…。
これは少女と僕の出会いの物語。
あるいは、
彼らの日常へと続く前日譚。
「放課後怪談」のとある人物の外伝&「和モノ夏企画」参加作品です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-05 00:00:00
20233文字
会話率:22%
裏庭にある古井戸。亡くなったおばあちゃんがお彼岸に行っていた不思議な儀式。それが忘れ去られた時、不可思議な出来事が起こる。
キーワード:
最終更新:2017-05-29 18:09:35
8334文字
会話率:31%
不思議な昇降機(エレベーター)をめぐる奇怪な物語。彼岸と此岸の境目は意外なところに潜んでいる。
世に溢れる昇降機の中には一つくらいこんなエレベーターがあるかもしれません
最終更新:2017-02-24 13:42:40
8546文字
会話率:15%
神社で遊ぶ清兵衛を誘う女。彼女に連れられ、往くは冥府の道。此岸と彼岸の境目に立つ少年が経験したある日の不思議な物語。
最終更新:2017-01-17 23:06:58
2783文字
会話率:26%
『あなたにお願いがあるんです』
高校2年生の夏、黒い和服の男に出会った。生き返る条件に俺は男の元でほぼ無理やりアルバイトをすることになる。手渡された書類には10人の写真と居場所の情報だけ。10人の魂を成仏させれば生き返らせてもらえるそうだ。
ひと夏の不思議な物語の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-15 23:03:40
2506文字
会話率:52%
残暑の続く9月のお彼岸に起こる、不思議な出来事のお話。いったい何が起こるのだろうか...?
最終更新:2016-10-28 20:33:05
5381文字
会話率:55%
一晩の一瞬の、夢の地を綴った物語を思い出し集めよう。
目が覚めてまで残っているのは、悪夢のような不可思議な
昔から、これからも微睡みとともにやって来る。
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作者の夢日記になります。
高校の頃
から今まで十年近く見たものは、奇妙なものやホラーのようなものばかり覚えております。
始めの頃は翻弄されていますが、十年も見てると流石に慣れてくるもの。
逞しく成長したのやら、SAN値が減って慣れたのやら。ご判断は皆様に。
一話完結の各話には【不思議・奇妙な物語】【ホラー注意】などの前書きがある為、好みの物語だけをつまみ食いして頂いても大丈夫です。
基本的に、覚えている夢の内容をそのまま文字に起こしています。細かい描写を足して物語に整えているだけで、ストーリーは変更が無いため、オチや意味が無い物もしばしば。
夢ですが、ホラーやアクションものではチート設定なんて無いただの人間です。武器もろくに無く、銃なんて手に入ったら敵がチートフラグ。特殊能力が存在する夢ですら微力な能力。
夢と認識出来ないのが困ったもので、到底現実で起こらない出来事に対して「なんで!?」と思いつつ為す術がありません。怪我するとほんのり痛いって不思議です。こんなリアリティ要らないっすよ。
比較的古いものから順に公開予定。印象強いやつみたら、間に最近の夢も挟んでいきます。
非力な人間が、段々夢に慣れていく様をご覧頂ければ幸い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-02 23:15:12
36823文字
会話率:18%
俺の名前は芥屋次郎。
質・古物商『芥屋』跡取りだ。
心霊写真や呪物といった忌み物の引き取りと販売をしてる。
特に寺や神社に受け取りを拒まれた品が方々から集まってくる。なので、引き取りの際に金を払うどころか、むしろ引き取り金を請求出来
るから、金が出て行くことがない不思議な経営方法で遣り繰りしている。
そして、ここにあるモノは俺を含めてこの世の人間から本当に忌み避けられている嫌われモノばかりだ。
あんたが物好きな野郎だってんなら、いくらでも店を覗きに来てくれてかまわない。
ただし覚悟しろ。
この店の敷居は彼岸と此岸の境界線だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-14 12:32:41
6622文字
会話率:42%
和服を着た女の子が刀をブンブン振り回して、よく分からん不思議パワーを使って戦ったり、電波を飛ばしながら会話らしき行為をするお話、のつもり。
最終更新:2016-05-06 20:07:58
3017文字
会話率:45%
【処女作品注意】変身能力で性転換した織神葉月が、(脳髄を)おねだりしたり、(捕食のために)触手を生やしたり、男女構わず食べちゃったり(ただし踊り食いに限る)…………エロ要素ばっかりなのに全然エロくない!不思議!――そんな超能力×学園のSFシ
リアスです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-16 22:55:22
1245925文字
会話率:27%
ある森の中、ひっそりと佇む館があった。
その館には一人の少女が住んでいた。赤ちゃんサイズの熊のぬいぐるみを放さずにもち、漆黒の髪をお尻まで伸ばしっぱなしの少女。
見た目から不気味な少女はやることも不気味であり、少女は話しかける。会話
など成立するはずのない人形と会話しているように…
おっと…、少女は何物なのかは本編でのお楽しみ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-14 00:50:31
14719文字
会話率:28%
主人公はクラスの中でもバカで有名な神代静香(かみしろ しずか)に放課後呼び出される。
いやいやながらも放課後教室に残ると、神代静香は口を開く。
「実は……なんです」
最終更新:2014-08-30 22:43:32
2964文字
会話率:37%
朝、自転車に乗って畦道の通学路を進む。
起き抜けで夢うつつな俺は、ぼんやりと不思議な感覚に包まれはじめて……。
田舎の風景の中ですすむ青春ストーリーです。
最終更新:2014-01-19 10:26:42
2470文字
会話率:41%
家族愛と友情をテーマとした作品。
でも、文章が『歩く』ところは普通の世界ではなく此岸と彼岸の境目です。
悲しみと、笑いと、何か、がおり混じった不思議な物語。
最終更新:2013-09-19 21:37:28
14514文字
会話率:40%