森人の頭領の長女テスは父親と折り合いが悪く、十二歳で翼竜使いの運び屋に弟子入りする。三年後、順調に運び屋になったテスはある飛び込みの依頼を受ける。要人の捜索と謎の洞窟の探索、そしてアクシデントで月の竜を呼び出すことに。セレニウスと名乗る月の
竜は皇帝の即位を祝うはずが気まぐれで酒好きで問題行動ばかり。連れて来られた煌宮で、テスは次期皇帝アーケイディウスと最悪の出会いをする。傲慢で人間不信の少年皇帝に手を焼きながら、テスは月の竜の代弁者「竜祀院」として新帝の即位を阻む者と対決することになる。
ファンタジーぽいですが異世界であっても剣と魔法の世界ではありません。
毎日午後五時に更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 07:14:18
167606文字
会話率:53%
安心して読み終えれるからいつでも手に取れるものをエッセイと呼ぶなら、これは当てはまらないと思った。
最終更新:2023-12-01 21:31:18
835文字
会話率:0%
この物語ーーというよりも会話録は、たまたま現代を生きる魔女たちの会話を聞いてしまった一般人の頭の中を文字お越しした内容になります。
※壮大な魔法ファンタジーは、何があっても絶対に期待しないでださい。
最終更新:2023-11-26 22:47:44
12475文字
会話率:48%
わたしには生まれつき、ちょっと変わった力がある。
それは何かを主人公と設定すると、他の人の頭の上に、主人公となった人にとっての立ち位置が見えるというものだ。
家族などはファミリーだったりメインキャラ、友人ならフレンドと表示される。
わたしは物心ついてからずっとこの能力を持っていたので、特にそれが可笑しなことだとも思わずに使っていた。
でもある日を境に、わたしはこの能力が嫌いになった。
それは小学校の頃、一番仲の良かった友達が自分をどう思っているのかが気になってしまい、こっそり能力を使って友達を主人公に設定してみたことだった。
友達がフレンドなら親友とかはなんて表示されるのだろうかと軽く考えて自分の頭上を見たわたしの目には。
〝モブ〟
という2文字だけが浮かんでいた。
そう。わたしにとっての友達にとって、わたしは友達ですらなかったのだ。
勝手に友達だと、一番の親友なのだと勘違いをしていただけだった。
目にいっぱいの涙を溜めたわたしは、わたしのことをモブキャラとしか認識していない彼女の隣で、なんとか泣かずに愛想笑いを浮かべることしか出来なかった。
その夜1人で泣いた後に、わたしはこんな力は二度と使わないと心に誓った。
そうしてこんな能力とあの事件のせいで、わたしは酷く内向的な性格に育ってしまった。
使わないと誓っておきながらも、少しでも仲良くなった子がいると本当に自分を友達と思ってくれているのか気になってしまって、結局は能力を使ってしまう。
それで自分が願っていた表示が出なくて落ち込んで、もう傷つきたくないから使わないと考えながらも能力を使わないと本当の友達かどうか信用できない。そんなジレンマに苛まれる続けて、わたしの人生はいつもどこか薄暗かった。
でも中学生のある日、わたしは出逢ってしまったのだ。
絶対に運命だと感じられる、どうしたって運命だと信じたくなる。
そんな、わたしの王子様に。
そうして珍妙な眼を持った少女はこの世界の主人公と出逢い、彼の好みや過去を知るうちにバンドをやることに。恋する少女のバンド【+α】(プラスアルファ)のメンバーたちとの青春の中で、朝比奈萌亜はただ一人の運命の人に届くようにと、貴方にだけ捧げると――――彼のヒロインになるために、恋を歌う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 17:20:49
464165文字
会話率:56%
ハロウィン前日のコンビニ。店員の少女に一瞬の恋心を抱く。
気持ち悪いだけだと決めつけて捨てた胸の苦しさ。それをしかし忘れ去ることができずに。
翌朝起きると、僕は彼女と入れ替わっていた。
これは、患った僕と都合のいい彼女が、きわめて
身勝手な恋をする話だ。
特大のクソです。自分のメンタルセラピーを兼ねてます。
今まで学んだものなどをかなぐり捨てて書きました。僕の感情妄想願望を詰めただけの話なので、他人の頭の中を覗いてみたい奇特な人は見てってください。
pixivなど他サイトにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 18:08:00
8383文字
会話率:40%
彼女は三上鏡花という。年齢は二十七。傾国の美貌の持ち主だ。彼女には特別な能力がある。ニンゲンの感情、あるいは思いが、漢字一文字で見えるのだ。脳内でスイッチをオンに切り替えると、漫画の吹き出しのようなものが各人の頭上に発生し、その中に漢字が出
現する。これまで能力を駆使して積極的になにかを成してきたという実績はない。遊びの手段でしかないからだ。彼女は高杉晋作の辞世の句に込められた精神性こそ手本にすべきだと捉えていて、だから思考はもちろん、生き方すらも急進的に飛躍したり圧倒的に蛇行したりする――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 21:19:02
309893文字
会話率:70%
ある朝起きると、主人公は突如他人の頭の上に数字が見える能力に目覚めていた。能力や数字について考察を重ね一つの結論を導き出した主人公は、長年好きだった清水葵に告白することを決意する
最終更新:2023-08-14 22:18:08
16102文字
会話率:46%
郷野隼人は、人の頭に触れるとその人の“内面”が見えてしまうという特殊能力を持っていた。人はそれぞれ、様々な悩み、トラウマ、思い出、欲望などを抱えて生きている。
幼い頃から、人の頭をべたべた触っては心の中を覗く隼人は傍から見たら奇妙な少年
だった。“頭なでなで野郎”というあだ名をつけられ、いじめの対象になることも…。
そんな彼は大人になって、リラクゼーションセラピストという職についた。俗に言うマッサージの仕事である。文字通り、人の体に触れる仕事。もちろん、“頭”に触れることも…。
他人の心の中なんて、見えないほうがいい。絶対に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 11:12:07
34845文字
会話率:37%
渡良瀬一歩は死が見える。
すべての人の頭の上には数字があって、それは余命を表すものだった。
多くの人は六桁。年数と、日数。
そして、渡良瀬の父の余命は、すでに10年を切っていた。
父を救うため、少年は余命が目前に迫ったクラスメイトに接触する
。
死を見える少年は、余命という運命にあらがうためにもがき続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 21:00:00
18218文字
会話率:12%
人の頭の上に数字が見えたらこうなるんじゃねぇの?っていう話。
最終更新:2023-06-01 22:03:30
19837文字
会話率:53%
新年早々、主人公が会社帰りにフラッと立ち寄った居酒屋。
そこに、高校時代クラスメイトだった女性が一人ぽつんと座っていた。
どうやら一人でこれから飲もうとしていたらしい。
彼女は高校時代、残念美人としてその名を高校に轟かせていた。
数年たって話してみたけどやっぱり残念で……。
でもそんなところが、主人公は好きだったりする。
※そんな二人のやり取りを書いたお話です。ほとんど会話劇に近いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 07:00:00
6903文字
会話率:73%
“大日本帝国”では“人の頭脳を持ち獣の力を持つ人造人間”“人の言葉を話すことのできる獣”の製造が国として行われていた。それの“管理者”に選ばれた大和雪子は人に傷つけられた“人造獣人間”の“管理者”をすることになりー
最終更新:2023-01-02 18:00:00
33095文字
会話率:22%
高校に入学して突然異能に開花した人のお話
キーワード:
最終更新:2023-01-01 08:00:00
3836文字
会話率:45%
中村凡太、彼は二十四歳の男性です。
何の理想も持たず時が流れるままに背丈を伸ばし、いい大人と呼ばれる頃には生活はすっかり荒んでいました。
計画もせずに仕事を辞め、都会へと引っ越したは良いものの職はアルバイト。
一人暮らしで学んだ事と言
えば万年床と小汚い部屋の作り方くらい、まさしく夢も希望もありません。
そんな彼を救ってくれたのは、自分自身の作り出した夢の世界でした。
望みもしない明日を迎える為にボロ切れのような布団に入り込むだけだった夜の時間を夢は時には恐ろしく、時には美しく、ただ生きているだけでは見る事の出来無い世界で楽しませてくれました。
幻は感動を、恐怖には生きている実感を与えられ、凡太は生きる意味を夢に見出したのです。
少年の姿となって旅をする夢は何もかもを忘れ無我夢中に駆けまわりました。
凶器を持ち、残虐な行為に手を染めてしまった時もあります。流石に罪悪感は拭えませんでしたが、現実では到底あり得ない体験に暫く手の震えが治りませんでした。
人見知りで端正な顔立ちと言う訳でも無い凡太が自分自身不可能だと諦めている女性とのデートに近い夢だって見た事があります。
妄想は膨らみ続け、夢の中では立派な家に住み、母や友人までもをその世界に住まわせた凡太。家の周囲はこれからも夢を見ると共に新しい大地が構成され、世界は膨張してゆく事でしょう。
ここまで来ると狂気を感じます。そうです、彼は全てを夢に捧げ過ぎたのです。
現実に全く関心が持てず、日記に夢を書き付け、眠る事ばかり考えている日々。夢日記は脳に悪影響があると聞いた事がありますが、事実凡太は夢を見ない夜の方が少なくなりました。
それでも尚夢に没頭する凡太。心の奥底ではそんな自分に危機感を感じているのか、何処からか現れた刺客や怪物に狙われる夢が頻発し始めます。
抵抗する凡太、彼を止めるべく現れる怪物達。一体どうなってしまうのでしょうか。
これは一個人の頭の中だけで繰り広げられた、一人の青年の虚しく、滑稽であり、それでも彼が精一杯人生を彩る為に逃げ込んだ仮初めの世界のお話です。
※自分でもジャンルがよく分からないので、とりあえず文芸、アクションとしました笑
※他のサイト様にも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 20:08:48
106624文字
会話率:20%
侯爵令嬢アネット・ベジャールは幼い頃から人の頭の上に浮かぶ前世を見ることが出来た。
アネットの上に浮かぶのはベルナールという若い男。彼は前世で引き裂かれた恋人コリンヌを探しており、アネットに協力を求めていた。
そんなある日、アネットの社交
界デビューがやってきた。そこに現れた王太子殿下の頭の上に浮かぶのは、ベルナールの恋人コリンヌ!
二人を近づけるために奮闘するアネットだが……
前世が見えちゃう令嬢がその前世と協力して恋を叶えるラブストーリーです。
前世の設定はふんわり独自のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 19:02:02
11751文字
会話率:55%
突然のめまいと共に記憶が蘇り、私は自覚した。この世界が前世でプレイしていた乙女ゲームの世界であり、自分がその中の悪役令嬢であるということに。
そして、今、まさにその攻略対象の一人の頭を踏んづけようとしていたことに!
このまま悪役令嬢として生
きてしまっては、いずれ市井に放り出されて命が尽きる。それだけは避けたい。せめて長生きがしたい。
今までの私は捨て、静かに息をひそめ、学園生活を送ろう。ヒロインにも攻略対象にもかかわらず隠者のように。そうだ、そうしよう。
そう決意して、悪役令嬢脱却への道を歩み始めたのに、なぜか私の周りには続々と人が集まってきて――?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 22:05:43
275911文字
会話率:34%
面倒だ。
ああ、全く面倒だ。
何が悲しくて人の頭の中をいじらにゃならんのか。
とりあえず、そっちでも学校に来い。
最終更新:2022-08-24 00:07:15
2938文字
会話率:19%
潜在的に自殺する人間にオレンジ色の栞が挟まっているのが見える、高校生の三嶋澄人はクラスメイトの和倉彩乃に栞が挟まっているのが見えた。
放課後、屋上から飛び降りようとした彩乃を助けると彼女は澄人の頭を撫でて、その場から立ち去った。
翌日、
彩乃に呼び出されて、助けた責任を取ってほしい。全額予算を出すので自殺しない為の未練作って欲しいと言われる。オレンジ色の栞の色を白くさせるのは、出来ないと知りつつも未練作りをしていくーー。
※ 毎日19時頃、更新予定です。
※カクヨムにも同名の小説を投稿しております。
⇨折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 12:00:00
117033文字
会話率:47%
植物達が大好きなおとこのこ、ユッカ。
彼は、気がついた時からふしぎな物が観えるようになっていた。
ソレは、家族だけでなく、全ての人の頭の上に生えている。
でも、鏡に映った自分には無く、他の人には観えないらしい。
最終更新:2022-08-17 12:00:00
632文字
会話率:0%
「失われた記憶を取り戻すため、おれは漫才師になろうと思う」
田舎の原っぱで記憶喪失の青年が目覚める。困ったことに彼の身元は不明だった。
医師と面談している最中、そこに居合わせたボケ老人の頭を反射的に叩いてしまう。
どうやらボケた言動に対して
ツッコミを入れずにはいられない体質のようだ。
これは一種の職業病、つまり青年がお笑い芸人である可能性が浮上する。
彼はボケ老人を相方にして漫才コンクールに出場することにした。
もし本当にお笑い芸人なら、そこで知り合いに出くわす可能性が高いからだ。
こうして青年による漫才コンクール荒らしの日々が始まった。
はたして彼は自分を知る人間を見つけ出し、記憶を取り戻すことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 11:00:00
26166文字
会話率:44%