ジリリリリーン、
ジリリリリーン、
我が家の黒電話が鳴っている。
漆黒のボディーに滑らか曲線。丸いダイヤルに時計状に示された数字たち。最新インダストリアルデザインにも引けが取らない秀逸なセンス。
電話という物とはこうでなくてはいけない。そう
いうものだ。
骨董品的品物だが、我が家では現役だ。
今日も、黒光りしたボディがベンツの様な貴賓を醸し出している。
ゆっくりと回るダイヤルが、一瞬、時を止め、戻るまでの時間で、相手への思いを叙情的な感情で味わせてくれる。
そこで一句、
「秋の夜の 鈴虫の様なベルの音 耳をすます我一人」
お粗末。
ジリリリリーン、ジリリリリーン、
ジリリリリリーン、
しつこいな、
ガチャ、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 00:08:48
2324文字
会話率:44%
スマホとかSNSとかなかったけれどもケータイ(ガラケー)だったら結構みんな持っていた。
PCメールやネット上のBBS(掲示板)が新しいコミュニケーション手段としてもてはやされていた。
夜行列車がまだ全国を走っていた。
そんな平成10年代。
列車の窓から虹色の雲を目撃した「僕」は、BBSで知り合ったけれども突然姿を消した女性の影を追って、彼女が住むという熊本へ向かう列車に飛び乗った。
※第2回「Yahoo! Japan文学賞」(2006年・テーマ:メール)応募作品(落選)を、一字一句変えずにそのまま投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 20:41:21
7372文字
会話率:5%
ガラケーからスマホにした時のあの感動は忘れらないなあ。いや、忘れたけど。
最終更新:2022-08-10 08:58:10
2824文字
会話率:25%
安斎雷斗はバッテリーのないガラケーを修理することになった。
バッテリーがないので使えるはずのないガラケー。
しかし、不思議なことにメールを受信する。
興味を持った安斎がメールを確認するとクラスメイトのアイドル城沢藍花が自分に宛てた遺書だっ
た。しかし、彼女は自殺するような人間でない。
そこで安斎は勝手に、城沢の調査を開始する。
調査の当てに、安斎はとんでもない事件に巻き込まれることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 23:50:43
23401文字
会話率:49%
これはまだ、スマホやガラケーがなく、ラジオがよく使われていた頃のお話。
引っ越し中にラジオが壊れて、リサイクルショップで中古のラジオを買った彼女。
──────ジジッ…ジジジ………
ラジオから流れてくる流行りの曲を聴いていると、突
然ノイズが走り出した。
チャンネルのつまみをゆっくり回していると、ノイズの隙間から、男性のけたたましい悲鳴が聴こえてきて─────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 16:04:40
2055文字
会話率:41%
携帯電話──通称ガラケーと呼ばれるものの時よりも、スマートフォンが登場した今、前よりもずっとインターネットが身近になることで、スマートフォン中心の生活を送るようになる。
私、野々木暖もそんな中の一人であった。
いつものようにトークア
プリのグループ内でチャットをしていると、新しい交流アプリが配信されて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 21:24:02
525文字
会話率:39%
スマホが扱われているこのご時世、俺たちは未だにガラケーのメール機能に頼り切りだった。それなのにメル相手のあいつはいつも顔文字しか送ってこなくて・・・。
最終更新:2022-06-15 11:03:40
3340文字
会話率:11%
人を見るとスマホのアイコンのようなものが見えるという男。そいつが元気のなくなった婆ちゃんを見ると、充電量の表示が残り1%になっていたという。
ゲラゲラコンテスト4応募作品です。
最終更新:2022-03-29 17:28:26
1957文字
会話率:100%
こんにちは、乃依です。
これから毎週頂くお題にそって短編小説を投稿致します。
今週のお題は「ガラケー」。
ぜひ読んでくださると幸いです。
最終更新:2022-02-15 18:37:48
592文字
会話率:58%
もう、会えないあの人。
とっくに解約された、
あの人の携帯電話番号にかけてみたら、どうなるのだろう。
詩『聴けなくなった着うた』に繋がるエッセイです。
最終更新:2022-01-03 12:20:26
1129文字
会話率:0%
ガラケーのサービス終了をニュースで見た日から俺のガラケーがお婆ちゃんに見えるようになった。
2002年生まれの婆さんはパカパカしてて遅くて粗くてスタミナもないけど頑丈だ。
俺と婆さんの別れ。2022年の3G終了まで後僅か。
最終更新:2021-12-07 22:06:25
1644文字
会話率:43%
ガラケー目線。
スマホ目線はまた今度……?
最終更新:2014-10-23 17:48:57
1175文字
会話率:63%
幽霊を見たことも、信じたこともない人が体験した心霊現象。というか、ただの偶然が重なっただけの話。本当にタダの偶然……だと思いたい。
最終更新:2021-11-04 17:18:16
4251文字
会話率:0%
質問です。うさぎとカメの童話を知っていますか?この話に出てくるカメは偉いです。だって、絶対に負ける筈の勝負を挑まれて、愚直に頑張り、努力して勝利するのですから。この努力は賞賛に値します。どのくらい賞賛に値するかというと、24時間テレビに出
られるくらいですかね。みんなに感動を与えてくれます。だけど、ちょびっとの不快感も与えてくれます。とてもいい番組すぎて、感動して涙が出てきて、目の前が見えなくなるので見てません。
奴らはいいとして本題に話を戻します。うさぎとカメ。この小説はカメです。ですが、うさぎのように足が早くなければ、カメのように愚直に努力しないことを宣誓します。要するに、話は遅いくせ、と投稿も遅いということです。−と−を二乗したらどうなるか知っていますか?+になります。
あらすじを書こうと思ったのですが、あらすじを書くほど物語が進んでいません。ご了承ください。
なので、上限目指します。文字数のです。ここまでで400文字なので、あと、500文字ですね。そんなに埋めるのは大変です。けど、埋めます。やっぱり簡単でした。このような人生全く影響を与えないゴミを書くだけで、あっという間に500文字。
流石に、ゴミを書き続けるのはメンタル的にきついので、少し、持論を話そうと思います。
これからどうなるだろうか。今から何が起きるのだろうか。そのように考えたことは誰しもあるだろう。どんなに考えても答えが出ない。だが、それが面白くて考える。前置きはここまでにして、スマホについて語ろうと思う。
スマホを作ったのは、皆さんご存知のスティーブ・ジョブズである。彼は、宇宙に衝撃を与えた。未来予測をする人々が思いもしなかった未来を作りだしたのだ。最初にiphone が出た頃は、便利とはいえなかった。革新的であったが、それだけだった。利便性は蚊帳の外。だが、5年で便利さはガラケーを越し、10年後にはジョブズが生み出したフォルムの携帯の普及率は驚異的な数値を叩き出している。今なおその数値は更新中だ。
そんなスマホについていくつか語ろう思う。。1つ目は、幼児の脳に与える影響。2つ目は、生活に与える影響。3つ目は、成人の脳に与える影響。4つ目は、社会に与える影響。5つ目は、人間関係に与える影響だ
では、1つ目の幼児の脳にスマホはどのように作用するかだ
一番大きな影響は(以下略)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 07:00:00
1930文字
会話率:0%
バス釣りが趣味のウェーイ系主人公が、見知らぬ少女との「絡み」から、無縁だったファンタジー世界の浸蝕に巻き込まれていく。夏のラノベ。
※ 2011年7月9日~2011年11月22日にかけて書いたものです。作中では通信手段としてガラケーが使わ
れます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 11:08:58
190379文字
会話率:33%
今現在、ガラケーを駆逐しつつあるスマートフォン、いわゆるスマホ。しかし通信端末の絶対的王者の座を占める物が、永遠にスマホとは限らない。果たして、スマホは通信機の究極の完成形なのか?
カクヨムからの転載作品です。
最終更新:2021-07-22 22:35:27
2199文字
会話率:71%
その黒いドアの向こうは、異空間に繋がっている。
夜にまぎれ、闇に曝す、オモテの裏側。
さあ、求めれば、目の前に現れる不思議の扉。
わたくしどもが秘密の魔法をかけてあげましょう。
※過去(2004年~)に書いたものを改稿しています。初期はケ
ータイ小説(ガラケーで読む小説)が流行っていた頃のため、一話・一文が短く、改行・行間が多めです。古いものは一昔前の言葉が出てくることもありますが、「いつでもどこにでも、望めば現れる」がコンセプトのため、あえて時代の“空気”を残しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 03:00:00
314975文字
会話率:37%
あなたに好きと言えたなら
私は…………
最終更新:2021-05-05 22:00:00
1770文字
会話率:0%
実家に暮らしながらコンビニでアルバイトをする、フリーター24歳の青年、矢中雄馬が主人公。
いつも通りアルバイトを終え、自宅に帰宅する途中、ガラケー(ガラパゴス携帯)が道端に落ちているのを見つけてそれを拾ったところ、そのガラケーに着信が入る。
一旦ガラケーを開いて画面を見た雄馬は、着信相手を確認し、とても奇妙な気持ちになる。その着信の相手とは一体?
そのガラケーを手にした日から、雄馬は奇妙な人物達と奇妙な出来事に遭遇してゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-06 23:45:45
306441文字
会話率:59%
『……略……
「そっちだ! 逃がすな!」
深夜の森に怒声が響き渡る。木の上で一服していた真理が、その声を聞き深いため息をつく。煙と一緒に現実も吐き出したい。……略……』
引っ越しで心機一転するはずが、昔書いた厨二小説達と向き合うことに?
黒歴史図書館の司書見習いだとのたまいやがる俺の昔の相棒(ガラケー)の策略で、未完の物語を完結させるべく、小説の世界に入り込まなくてはならないだと?
最近流行りの小説やアニメをひねくれた視点で見ていた隠れオタクの山田太朗。
悪魔の威を借るうりぼう(ガラケー)と、人気のある小説とは?設定って?キャラって?をぼやきながら、自分のかつての作品(黒歴史)と向き合っていく。
……あっ、引っ越し祝いに姉貴が来るの忘れてた。
BL、ヤンデレ、オフィスラブ、何でもござれの恋愛脳。駄目だ!うりぼう(ガラケー)と会わせてしまったら、遇わせてしまったら………!
※『』タイトルが黒歴史小説となります。それだけでも読めます(遠い目)
※ランキングを設置してみましたので面白ければ応援いただければとても嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 17:50:01
77231文字
会話率:29%
駅で待ち合わせしていると友人の幹博がガラケーを拾ってきた。そのガラケーからの電話によって散々振り回されることとなった。
最終更新:2020-07-16 10:44:57
2057文字
会話率:22%