多くの者が信じているようで信じていないこの世界の理。
それは……。
神がいること。
そして、その神がこの世界を支配していること。
実はその理は正しい。
ただし、誤って伝わっていることもある。
天使と悪魔。
彼らは善と悪に属し敵対してい
るように伝わっているが、実はそうではない。
両者とも神に仕える従者。
それが真実。
それから、伝えるべき真実をもうひとつ。
天上界に住まう神は女性であること。
そして、次代の神は現在の神が指名すること。
これは現在の神の気まぐれから始まる天使と悪魔の辛く悲しい日々を描く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 06:26:45
30450文字
会話率:58%
寝ぼけた感じの月に、砂浜に描いたもの
キーワード:
最終更新:2024-11-21 20:48:26
347文字
会話率:0%
なんとかなる、口調、笑顔と
最終更新:2022-12-01 08:03:25
262文字
会話率:0%
何かがあれば、もうひとつあれば
最終更新:2021-09-17 07:51:44
502文字
会話率:0%
あらすじ
昔から、この村には人間と悪魔が共存していた。しかし、悪魔には二つの種族が存在していた。ひとつは外来種と呼ばれる悪魔の世界から現世に渡ってきた成人済みの悪魔たち。性格もさまざまで、犯罪者のように凶悪な者もいれば、穏やかにスーパーで
働く者もいる。彼らは現世のさまざまな職業に従事している。そして、もうひとつの種族が在来種だ。人間の赤子として生まれるはずだったが、突然変異で悪魔になってしまった者たちで、なぜ彼らが生まれるのか未だ解明されておらず、実験対象として生まれてすぐ施設に送り込まれる。そして、成人すると施設から自由になることができる。
この村には、悪魔との「10年契約」という言い伝えがあった。契約者は10年間、悪魔に何でも言うことを聞かせられるが、契約が終わるとその悪魔に食べられてしまうというものだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 02:21:41
3737文字
会話率:54%
彼女の名前は東堂翠。
怒りに震えながら、両手に持つ固めの箱を歪ませるくらいに力を入れて歩く翠。
最高の一日が、たった数分で最悪な1日へと変わった。
その要因は手に持つ箱。
ゲーム、Anotherfantasia
体感出来る幻想郷とキャ
ッチフレーズが付いた完全ダイブ型VRゲームが、彼女の幸せを壊したのだ。
「このゲームがなんぼのもんよ!!!」
怒り狂う翠は帰宅後ゲームを睨みつけて、興味なんか無いゲームを険しい表情で起動した。
「どれくらい面白いのか、試してやろうじゃない。」
ゲームを一切やらない翠が、初めての体感出来る幻想郷へと体を委ねた。
それは、翠の想像を上回った。
「これが………ゲーム………?」
現実離れした世界観。
でも、確かに感じるのは現実だった。
初めて続きの翠に、少しづつ増える仲間たち。
楽しさを見出した翠は、気付いたらトップランカーのクランで外せない大事な仲間になっていた。
【Anotherfantasia……今となっては、楽しくないなんて絶対言えないや】
翠は、柔らかく笑うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 14:00:27
573819文字
会話率:38%
「お前との婚姻は形だけのもの。当然、白い結婚として3年後に離縁だ。いいな」
子爵家から侯爵家の当主である宰相府次席補佐官に嫁いだその夜、新婦は新郎から冷酷にそう宣言されてしまった。
彼は襲爵する条件として、父の持ってきた縁談を受け入れただ
けであり、自分で見初めたわけでもない彼女を愛するつもりなどなかったのだ。
そればかりか多忙を理由に3年間の白い結婚を強制し、3年後の離婚に同意するよう彼は迫った。離縁されても実家に戻れない新妻は、今すぐ追い出されるか3年後に追い出されるかの選択を迫られて、震る手で婚姻誓紙に署名するより他になかった。
絶望に悲嘆する妻はバルコニーへ出た。実家の命令によりどうしても侯爵家の世継ぎを産まねばならないというのに、夫は邸には戻らないと宣言して出て行った。夫婦関係の構築は絶望的で、3年後には確実に追い出されてしまう。
いっそのこと、このバルコニーの下に見える庭園の池に身を投げてしまおうか。そう思って覗いた水面に、窓明かりがふたつ、落ちていた。
ひとつは二階のこの主寝室。ではもうひとつの明かりは?
……あっ。今夜は義父となった前侯爵がお泊りになっていらっしゃったのだったわ。
新妻は、初夜を迎えるための薄い夜着の上からナイトローブだけ羽織って部屋を出た。目指すは三階、義父の泊まる部屋。
そしてこの彼女の行動が、酷薄な夫の人生を決定的に狂わせることになる──!
◆最近流行り(?)の、白い結婚で新妻をないがしろにする系モラハラ夫の破滅を書いてみました。
◆恋愛ジャンルでもいいかな〜と思ったけど、要素薄めなのでヒューマンドラマで。
◆設定はあんまり作るつもりがなかったんですけども(爆)、固有名詞だけは必要性にかられて多めに用意しました。意味を調べながら読むと感慨深いかと思います(笑)。
◆全10話、約3万5000字ほどの中編です。最終話だけちょっと長め。
ベッドシーンの匂わせがあるのでR15で。
◆この作品はアルファポリスでも同時公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 20:00:00
36521文字
会話率:41%
七海とムイ、ふたりの視点で進む物語。
八重山諸島の伝説の英雄オヤケアカハチが、ちがう未来に進んだ世界の話です。
もしもイリキヤアマリ神がアカハチに力を貸していたら?
もしも八重山(やいま)が琉球国や日本とは別の国になっていたら?
そんなこ
とを考えながら書いています。
算数が苦手な小学6年生・城間 七海(しろま ななみ)。
0点をとってしまった答案用紙を海辺へかくしに行ったら、イタズラ者のキジムナー「ムイ」に答案用紙を飛ばされた。
七海はそれを追いかけて海まで入っていき、深みにはまって流されてしまう。
あわてたムイが七海を助けようとしたとき、不思議な光の円が現れた。
2人が引きこまれたのは、星の海。
七海はそこで、自分そっくりな男の子とすれちがう。
着ている服がちがうだけで、顔も体つきもそっくりな子。
七海そっくりな男の子はこう言った。
「やあこんにちは。あとはまかせたよ」
けれど七海が話しかける前に、男の子は通り過ぎてどこかへ消えてしまう。
七海たちが光のトンネルからおし出された場所は、知らない砂浜。
キョロキョロと辺りを見回しながら歩いていると、知らない大人たちがあわてた様子でかけ寄ってきた。
七海は、だれかとまちがわれて連れて行かれてしまう。
そこは、七海の世界とはちがう歴史をもつ、もうひとつの世界。
七海は、ヤイマ国の第七王子ナナミにそっくりだった。
おまけに、ヤイマ国の王妃は、七海のママにそっくり。
王妃から「ナナミがもどってくるまで第七王子のフリをしてほしい」とお願いされた七海は、しばらくお城で暮らすことになる。
ひとりっこの七海に6人も兄が出来て、うれしかったり、とまどったり。
すぐ上の兄リッカとは、いちばんの仲良しになる。
七海が王子の代わりに勉強することになるのは、なんと魔術(マジティー)。
七海は魔術書を読んでみて、その内容が算数よりもずっとカンタンだと気づいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 15:19:04
64705文字
会話率:30%
プーマとアディダス。
この両スポーツブランドが、同じ街から生まれたのは有名でしょう。
激動の時代を生きた、ダスラー兄弟の確執とその家族の争い。
さらに、ドイツ現代史、及びFIFAワールドカップやオリンピックに絡まったスポーツビジネスの戦い
!
現在(2024年)にまでつながる話なので、今起きている国際問題について、多少の理解の助けになる……かも?
1話で大体2000~3000文字です。
本編18話と閑話2話で、合わせて全20話となっています。
本作は「秋の歴史2024」のテーマ「分水嶺」の参加作品です。
尚、「秋」も絡めて、作成したので、「ジャンル」+「テーマ」+「季節」の3重縛りの作品となっています。
今季の春夏秋冬の企画(2024年度)に関してはこうして、当該季節感も絡めた作品を、敢えて作成しています。
【主要参考文献】
・アディダスvsプーマ もうひとつの代理戦争 (バーバラ・スミット著、RHブックスプラス)
【注】
・史実の改変はしていませんが、小説という形式のため、作者独自の創作や演出をしています
・より詳細を知りたい方は、上記の参考文献の参照をお勧めします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 07:10:00
56342文字
会話率:8%
いくよ! あたらしい世界へ!!
もうひとつの真なる世界、そこは様々な世界から来た人達が暮らし、無限に続く枝世界へと繋がる不思議な世界。
聖河・ラムルは、友である沢渡夢叶の希望を受け、仲間と共にかつて行ったとある枝世界へと旅立つ。
そこで待
っていたのは、想像もしていなかったステージだった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 21:00:00
66080文字
会話率:45%
君と僕の、繋がり
セイガ達のいる「もうひとつの真なる世界」、そこには7つの人が生きていける星が存在する。
そのひとつ、第6リージョンからセイガを狙って彼らはやってきた。
四人と四人……その邂逅は果たして何を生むのだろうか?
最終更新:2024-05-01 00:00:00
4580文字
会話率:38%
人は どこまで強くなれるのだろうか…
もうひとつの真なる世界、ここは無限の異世界と繋がる場所
多種多様な人々、神さえも共に暮らせる場所
そんな真世界(ワールド)で聖河・ラムルはひとりの少女と出逢う。
それは大いなる神との戦いのはじまりを意
味していた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 21:00:00
248682文字
会話率:45%
創設以来、一度も日本一になったことがない神戸ソニックス。
往年の盗塁王がいたときも
かつて球界の主砲と呼ばれたアーチストの全盛期でも
主力が揃った現在も、まだ、成し得ていない。
ソニックスのダブルエースの一角だった泉尾は
不慮の事故でシ
ーズン中の投手人生を棒に振ることに。
だが、数年振りのポストシーズンが見えてきたこの年、
彼はもうひとつの姿を見せる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 12:00:00
2263文字
会話率:24%
自分を変えるためなら、一度だけ、どんな願いも叶うアイテムを、全人類が胸に宿している世界。
アイテムの使い道に悩む少年ルイスは、相思相愛の少女キャロルから、王子様になってとお願いされる。ルイスは王子に弟子入りするべく、オトギの国へ向う。
ルイ
スにはもうひとつの目的もあった。しかし、それどころではなかった。
オトギの国は、深刻な王子不足。待望の王子志望者ルイスには、あらゆる誘惑と試練が待っていた。
護衛の勇者達と共に、個性的な願いを叶えた者達と出会いながら、理想の王子を目指す物語。
児童書並みに、さわやかなところがあります。
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 01:05:45
573431文字
会話率:54%
エントリー伯爵家令嬢ヘーゼルは聖女候補のヒロインを苛めていた咎で断罪されていたが、その途中で気を失い、再び意識を取り戻した時に前世の記憶を取り戻す。
今いるのは前世でプレイしていた乙女ゲーム『君スキ』の世界で自分は死亡フラグが立っている悪
役令嬢であること。
そして、前世でプレイしていたもうひとつのゲーム、VRMMO『SWTO』では剣聖スキルをマスターしており――
※1話読み切りで終わりますが、設定資料を投稿したいので、連載小説の形で投稿させていただきます。
→ 「1話が長過ぎて少し読み辛い」のご感想に応えるため5話に分割しました。
→ 「説明不足で話が分かり辛い」の感想に応えるため話を修正中です。修正完了後、ここと活動記録で報告します。→修正終了、詳しく確認したい方は活動記録でお願いいたします。m(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 05:55:16
25859文字
会話率:13%
高校教師の相宮仁人は中学生の頃のクラスメイト、黒瀬凛に偶然出会う。バーテンダーとして店を構える黒瀬のもうひとつの顔は、悪いことをした人間を懲らしめる正義のヒーロー、ヒーローブラック。ヒーロー業に誘われ、その胡散臭さに関わりを避ける相宮だが
、幼い頃から世話をしてきた十歳下の古賀リサが黒瀬に懐き、仕方なく黒瀬を手伝うことになる。
そんな中、とある団体の存在を知る。かつて相宮の心を揺さぶったリサの母親、マリア。彼女の死に、その団体が関わっていることを知った相宮は長年の苦しみから解放されるため、ヒーローイエローとして五人の仲間と共に巨大な悪に立ち向かう。
クラシックピアノとお酒とヒーロー。さまざまな想いが交差する切なくも強い、物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 22:31:59
126416文字
会話率:64%
地元の高校に通う梨里香(りりか)は、明るく活発な16歳。夏休みを田舎の祖父母の家で過ごそうとバス停で待ちながら、お気に入りのファンタジー小説を読んでいた。
いつの間にか降り出した雨は雷雨と変わる。
遅れてきたバスに乗り込み、停留場で降車する
も傘を持たずにいたので、濡れながら祖父母の家を目指すことに。
途中、道に迷い諦めかけたとき、見知らぬ少年が梨里香を助けてくれる。
その出逢いが全ての始まりだった。
一方、高校2年生の紫苑(しおん)は同じくバス停でバスを待ちながら、お気に入りの曲『Meet You Again』を聴いていた。
いつの間にか降り出した雨は雷雨と変わる。
遅れてきたバスに乗り込み、停留場で降車するも傘を持たずにいたので、濡れながら祖父母の家を目指すことに。
途中、道に迷い諦めかけたとき、全てが意外な方向へと。
その時すでにはじまっていた、もうひとつの世界での不穏な動き。
なにかがどこかで繋がったとき、現代と異世界が交錯する。
登場人物一覧は随時更新していきます。
尚、作中に出てくるお料理レシピは、作者のオリジナルです。
著作者:藤乃 澄乃 2020年5月6日投稿開始
無断転載は固く禁じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 23:10:00
140927文字
会話率:28%
戦争7、恋愛3ぐらいです。
↑おおまかなあらすじ
↓ちゃんとしたあらすじ
農家の息子、グレン。
彼は徴兵され、フォルカンヌ国の兵士となった。
彼に割り振られた兵役は屯田兵、戦地にて畑を相手にし、食料を生み続けること。
安全だと思われたそ
の場所は、敵の手により死地へと変わった。
第三王女アナスイの治癒魔術により命を救われたグレンは、敵を殺すため突撃兵へと志願する。
厳しい訓練の中、彼の中に眠る魔力が開眼する。
送話魔術、グレンはアナスイ王女とだけ、魔術によって会話ができるようになった。
苛烈化していく戦況の中、二人は毎日のように言葉を重ねる。
しかし、状況は悪化し、グレンたちフォルカンヌ国は窮地に立たされることとなった。
窮地を救うべく、手を差し出したのは、最強と謳われる魔術大国カルマ。
援軍の条件として、カルマは二つの条件を提示した。
ひとつは、新魔術送話の全権利譲渡。
もうひとつは、魔術大国カルマが第四王子、エリエント殿下と、アナスイ王女との婚約だった。
これは、やがて王となる男の物語だ。
今はまだ、その紐はほどかれていない。
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 06:34:44
191257文字
会話率:38%
バイト勤めの長居には、もうひとつの顔があった。
その水面下の彼を管理する平は旧友で下劣な男。
二人の未来に思いもよらぬ状況が立ちはだかり、何を疑い、何を信じ、何を決行すべきなのか、全く判り難くなり・・
追い込まれた男達の最後を見届けよ!
最終更新:2024-08-29 17:40:00
10529文字
会話率:33%
帝都を騒がす神出鬼没の義賊・怪盗ジェスター。
彼が持つもうひとつの顔こそ、私立探偵の橋本雅文である。
あるとき、帝都で発生した宝石商襲撃事件の犯人としてジェスターの名が挙がっているという話を聞いた雅文は、襲撃された宝石商・宮園家の生き残り
である美月の護衛として、彼女が世話になっている小野寺家に潜り込む。〈偽ジェスター〉が彼女にさらなる危害を加えることを危惧する雅文だったが、小野寺家に隠されていたのは彼の懸念を上回るおぞましい秘密だった……。
【登場人物】
橋本雅文/怪盗ジェスター・・・探偵と怪盗の顔を使い分け、理不尽な境遇に陥れられた人々を救い出すことを信条としている青年。義賊として広く知られており、司法の光が届かない難解な事情を抱えた人々からの依頼を請け負うことが多い。自分の名を騙って宮園家の当主夫妻を殺害した〈偽ジェスター〉を追うため、宮園美月の護衛となる。
宮園美月・・・・・宝石商・宮園家の令嬢。ある晩突如両親を〈ジェスター〉に殺害されてしまい、家を継ぐには若すぎたため、ひとまず遠縁の小野寺家に引き取られる。読書家で、自分でも探偵小説を書いている。以前から義賊のジェスターに憧れを抱いていたのだが……。
小野寺誠三・・・・小野寺家の当主。画商、画家。両親を失った美月を保護し、養父として養育する。不眠に悩まされているらしい。
小野寺加代・・・・誠三の妻。引き取られてきた美月に対して小野寺家で唯一厳しくあたり、家事を言いつけたり外出を管理したりする厳格な人。
松田晴海・・・・・小野寺家に雇われたばかりの使用人。美月に襲撃事件のことを根掘り葉掘り聞いてしまったため、彼女から敬遠されている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 10:33:18
81529文字
会話率:48%
さきの大戦がこのように終わるとは思わなかった。
ただ、めんめんと続くザワザワした感じはあった。大きさは違っても日本国中の誰もがそれを抱えていた。
明治大正昭和と、おのおのが生まれた御代(みよ)は違っても、おのおのの大きさは違っても、胃
袋の陰に隠れて見せないソラマメのかたちしたもうひとつの胃の腑が、息を吸うように履くように耳から流れてくるもろもろをもうひとりの己れに拵える。
あるひとは、実在の双子のような愛人と繋がり
あるひとは、醜いモノノ怪のような師弟と繋がる
どのようなかたちをたどろうと、掴まえたひとは幸いである。掴まえられず、大きく固く肥大したソラマメは、誰でもいいから、誰かに染み込ませるよりほかに手立てがないから、ただひとりごとを連呼していく。
悪事に手を染めていくのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 05:36:16
13803文字
会話率:4%
就職活動を続ける大学生、織口柚香のもうひとつの顔は、大学はじめのフィギュアスケーターだった。いつものように氷上練習をする中、面接で浴びせられたある言葉が柚香の脳裏にフラッシュバックする。
自我を出せずにいる柚香。見かねた友人の導きで、迎えた
出会いが凍りついた車輪を溶かす――。
自分らしさを取り戻せずにいるあなたへ捧ぐ、ひとつの「旅立ち」の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 19:03:52
8693文字
会話率:37%
どれだけ時を重ねても、私たちが変わってしまっても、三人でまた同じ景色を見たいなって。
*
三つ子の姉弟、稗田知枝(ひえだちえ)、水原光(みずはらひかり)、水原舞(みずはらまい)が繰り広げる”ひと夏の思い出”、夏祭りの物語をどうぞお楽しみ
ください。
夏祭り後の後半部分、水原舞に隠された淡く儚い恋物語も描き下ろさせていただきました。彼女の今まで以上に女性らしい部分をお楽しみいただければと思います。
※本作は時系列が連載中の魔法使いと繋がる世界EP3~Clover destiny & World end archive~後のエピソードとなっております。
本来は後に読むのがよいのかもしれませんが、是非このままお楽しみください!
<魔法使いと繋がる世界シリーズ紹介>
本編
・魔法使いと繋がる世界 ~三つ子の魂編~(2022年7月~8月)
・魔法使いと繋がる世界EP2~震災のピアニスト~(2022年10月~2023年1月)
・魔法使いと繋がる世界EP3~Clover destiny & World end archive~(2023年5月~2023年12月)
関連作品
・プラチナウインド/もうひとつのプラチナウインド『バーチャルシンガー永弥音 唯花(えみね ゆいか)短編ストーリー』(2022年7月、12月)
・”小説”震災のピアニスト(2023年2月~5月)
・秋桜のペアリング(2023年2月~4月)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 20:00:08
20955文字
会話率:23%
(イントロダクション)
舞台は2058~2059年
もしも、この頃になっても、同じように暮らし、悩み、感じ、それでも前に向かって進んでいく人がいるのなら、今の私たちは、正解の道を歩んでいるということでしょう。
・プラチナウインド
(あらす
じ)
女子高生と創作料理店でのアルバイトをしながらバーチャルシンガーとしてメインで個人活動を続ける永弥音 唯花(えみね ゆいか)は大手芸能事務所から推薦を受け、オーディションを受ける。
同時期、大きな音楽ライブのフェスにも招待され、オーディションにも合格してしまったため、招待されたフェスが“卒業ライブ”へと成り代わってしまう。
夢と現実との境目に揺れる唯花は、“これまでの自分”との別離を決意し、最初で最後のフェスの舞台へと駆け抜けていく。
・もうひとつのプラチナウインド
(あらすじ)
互いにバーチャルシンガーとして活動してきた唯花から華蓮へ深夜、突然連絡が入る。
神妙な面持ちで今のバーチャルシンガーとしての活動を引退し、大手事務所から再デビューすると話す唯花。
今まで通りの付き合いが出来なくなると告げられた華蓮は納得できずに自分の気持ちを訴えかけるのだった。
※本作は長編シリーズ小説「魔法使いと繋がる世界」に登場する永弥音 唯花のショートストーリーになっています。
本編の前日譚となっており、本作のみでも楽しめますが、本編と合わせて読むと、より深く物語を楽しめるように構成してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 20:00:00
14612文字
会話率:25%
崑崙山に棲む女仙、西王母に三つの条件を課された蒼頡は、条件の一つである『華胥の国』の秩序を再び取り戻すため、式神と共に行き方すらわからぬ仙界の地へ向かうこととなった。同時に、秀忠の赤子の魂が同じ華胥の地で囚われていることを知り、蒼頡達一向は
家康の伝令によって駿府の城へ向かうこととなる。
するべきことは二つ。ひとつは、西王母が仙界の地の四方位に布陣したはずの四匹の聖獣の行方を探し出し、乱れつつある華胥の国を再び統治させること。そしてもうひとつは、この世に生まれてくるはずの秀忠の赤子の魂を華胥の地から救い出し、母である静の腹の中の肉体に子の魂を戻すこと。
行方知れずとなった四匹の聖獣と、秀忠の和子の魂。乱れてしまった仙界の秩序。
一体何故このような不可思議な出来事が、平和であったはずの華胥の地で重なり起こってしまったのか。
最悪の事態を防ぐため、蒼頡と式神達の桃源の地での壮絶な激闘が、幕を開ける。
毎月18日更新予定。
※18日以外はランダムで更新する場合有。多忙により、基本的に月一回の更新予定です。
*こちらの小説は前作「蒼頡の言霊」の続編になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 23:35:21
28324文字
会話率:21%