⦁あらすじ
とあることから自分は人と向き合うのは苦手だと気づいた上野梓(うえのあずさ)38歳は人と向き合う医者ではなく、植物の医者、いわゆる樹木医になっていた。公園の木の点検が終わり、休憩中にちょうどいい大木を見つけ、寄りかかって寝ていた。
起きるとそこは花が一面に咲く異世界であった。梓を覗き込んでいたのは、羽の生えた子どものシトリー(妖精)であった。シトリーは悪い魔物に襲われており、羽にけがを負っていた。妖精の羽は魔力のある特定の木の力でしか治せないと聞く梓。梓が目覚めたときに寄りかかっていた木が、力のある木なのだという。早速木を診ていく梓、その方法にシトリーは興味津々である。よく聞くと妖精の世界には医者というものがおらず、皆木の実や薬草を食べ、治しているのだという。治し方の文献などは一切なく、草が生えているところに近い妖精を探し、聞くのだという。驚く梓。大木を叩いて音を聞く。シトリーは「木を叩くな!」と怒る。幸い空洞が少なく、幹に栄養剤を入れればよくなることが分かり、ホッとする梓。しかし、木を叩いた梓を敵だと思ってポカポカ殴るシトリー。「わかった、わかった。これだけ打たせて、ね、これ打ち込めば少し時間がいるけど良くなるから」と言って打ち込もうとすると、シトリーは「時間?そんなのなくても大丈夫だよ。この木は生きているんだから」と言う。その瞬間、木は精力を取り戻し、周りに咲いていた植物もみるみるうちに息を吹き返す。シトリーの羽も治る。樹木医になってから、ヒトの治る姿を間近で見ておらず、感謝もされなくなっていた梓は、シトリーの「ありがと、おじさん」という言葉と、花畑を駆け回るその姿に心を打たれた梓は泣き出してしまう。慌てたシトリーは「そんなにおうち帰えりたいの?だったら私が手伝ってあげる。」「え?」「お医者さんが私たちの病気に効く薬全部つくる、私はおじさんが元の世界に戻れる方法を探す」という提案をしてくる。シトリーの治った羽と笑顔を見て「いいだろう、やってみよう!」と受け入れる梓。重い鞄と軽い羽根、二人の冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 14:11:46
2044文字
会話率:46%
『あんっ♡ あんっ♡ 気持ちいいよぉ♡』
なんなんだ、これは。
とある土曜日。画面の向こうで行われてる行為に目を奪われながら、俺こと初小岩実は驚愕していた。
「これ、路夏だよな……間違いなく……」
朝に母親から俺宛ての荷物が
届いていたと手渡されたUSBメモリの中にあった、一本の動画。
なんだろうと思いつつパソコンに差して再生してみると、そこには俺の幼馴染にして彼女である、瀬谷路夏の姿があったのだ。
『へへっ、どうだ路夏? 俺のほうが、実のやつよりずっと気持ちいいだろ?』
いや、それだけじゃない。路夏を抱きながら熱烈な口付けを交わす男にも見覚えがある。
宇場津太郎。俺のもうひとりの幼馴染にして、親友であるはずの男が、画面の向こうで俺を蔑みつつ、裸で俺の恋人を抱きしめていた。
『うん♡ 津太郎くんのほうが、実よりずっとすごいよ♡ ねぇ、だからもっとぉ♡』
本来なら拒絶しなければいけないはずなのに、路夏の瞳にはハートマークが浮かんでおり、そこには俺など映っていない。
俺の恋人はもはや、親友だと思っていた男に陥落しきっている。
それが分かってしまった。同時に理解する。
俺は恋人を寝取られたのだ。それも、長年の親友に。
俺は恋人に裏切られたのだ。長年の幼馴染で、初恋の相手に。
『へへへっ、おい見てるか実? 路夏はお前より、俺のことを選んだみたいだぜ? 俺はお前のことが、ずっと嫌いだったんだ。俺の路夏を取りやがってよぉっ! お前から路夏を奪えて清々したぜ! ざまあみやがれ!』
「あ、ああああ……」
全身が震える。絶望が襲いかかる。
これが、これが寝取られ。これが、恋人を奪われるということなのか。
脳が破壊される感覚で、心が壊れそうになる。もうこれ以上、あの動画を見ていることなんて出来ない。
「うわああああああああああああ!!!!!」
俺の心はこの瞬間、粉々に砕けてしまった。きっともう、二度と立ち直ることは出来ないだろう。
激しい絶望感に襲われながら、絶叫とともに俺は家を飛び出そうと――――
「うわ「うわああああああああああああああああああああああああ!!!!!」…………って、え?」
したのだが。
それより先に部屋のドアが開いたかと思ったら、次の瞬間俺の絶叫は更に上のクソデカボイスによってかき消された。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 07:00:00
9220文字
会話率:49%
王都を襲い、王族をはじめとして七人の勇者が犠牲となった大災厄【灰都の火】から五年が経ち、勇者選別が迫る星来暦一〇〇五年。
災厄の魔女の娘であることを理由に学院で孤立していた学術都市プラネスタに暮らす一人の少女――イヴ・グレイシアは、学院教師
リツ・リングレイルから編入生の案内を頼まれ、最高の勇者を志す少女――セナ・アステリオと運命の出会いを果たす。
共に勇者になることを約束した親友――レイリーナを【灰都の火】で失って以来、イヴは勇者になることを諦め、将来の夢もなく、ただ一人孤独に過ごしていた。
自分には―――リーナを失うきっかけの災厄を引き起こした魔女の娘である自分には、勇者になる資格なんてない。
そんな彼女を突き動かしたのがセナ・アステリオだった。
愚直に勇者を目指し、世界の平和を願うセナに亡き親友の姿を重ねたイヴは、共に勇者になることをセナに誘われ、一歩踏み出す。
世界を焼いた魔女の娘だけど、君と共に勇者になってもいいのかな?
これは、勇者を夢見る少女と、呪われた魔女の力を受け継ぐ少女の食材の物語。
世界を救う王道プチ百合ヒロイック・ファンタジーが今、はじまる。
同一作品をカクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 16:00:28
380204文字
会話率:43%
おい、起きたら袁煕だったんだが。
こいつ、妻は寝取られるわ、弟と一緒に辺境に追いやられるわ、ろくな人生歩まねえ。最後はだまし討ちで殺されるときた。
誰もが見向きもしない武将・袁煕。後継者争いにすら参加できなかったが、それはそれで好都合だ。
与えられたパワーアップセットを使い、現代知識も活用だ。
俺が好き放題やって、袁家を守って見せる。打倒曹操、三国志の主役は袁家よ!
現代の知識と、チートスキル『パワーアップセット』を用いて、滅びる運命の袁家を守るために東奔西走だ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 15:27:12
335690文字
会話率:38%
「二年後には消えますので、ベネディック様。どうかその日まで、いつかの恩返しをさせてください」
「恩? 私と君は初対面だったはず」
「そうかもしれませんが、そうではないのかもしれません」
「意味がわからない──が、これでアルフの、弟の奇病も治
るのならいいだろう」
奇病を癒すため魔法都市、最後の薬師フェリーネはベネディック・バルテルスと契約結婚を持ちかける。
彼女の目的は遺産目当てや、玉の輿ではなく──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 19:27:48
29875文字
会話率:48%
「信頼関係が築けないのなら、これを機に婚約破棄をするのもいいだろう」
失態だ。
どうしてあんな言葉が出てしまったのか。
好いている聖女ユズに素直になれない不器用王子の奮闘劇。
※落第聖女は二人の王子の偏愛に翻弄される ~言葉通り婚
約破棄したのに 二人の王子が手放してくれません!~の不器用王子ルート。
https://ncode.syosetu.com/n0394hy/
こちらの結末は異なります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 19:10:30
5973文字
会話率:42%
「聖女の力が失ったことを未来の夫に相談もない。これは私の婚約者としての自覚が欠けていると思わないか?」と婚約者のヘルムート第二王子は、パーティー会場で元聖女ユズに尋ねる。
「信頼関係が築けないのなら、これを機に婚約破棄をするのもいいだろう」
虎視眈々と次期王妃の座を狙う貴族派の人々からの視線に耐えかねて婚約破棄を受け入れる。
聖女でもなく次期王妃でもなくなったユズの前に、王位継承権を破棄した第一王子ハインツがある提案をする。
二人の王子の偏愛にユズは……。
※ざあ要素あり。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 08:12:28
9578文字
会話率:43%
スラム育ちの悪ガキがいつものようにスリをしたら相手は異世界転生したソロ冒険者だった。どうやら盗んだ物は大事なものだったようでしつこく追いかけてくるが、スラムで育った俺の速さを舐めるなよ!
撒いてやると思ったけど、どれだけ逃げても先回りしてき
て捕まる寸前盗んだ物を投げ返しなんとか逃げられた。だけど、それからつき纏われて何だかんだと冒険者と一緒に旅をすることに。買い物?盗めばいいだろ、計算?なんだそれ、生き残るためならなんだってやるさ!俺は一人で生きられるんだ、だから構ってくるんじゃねぇ!
本当に外の世界を見せてくれるのか?一緒に行っても良いんだな?やった!一緒に色々な場所見て周ろうぜ!綺麗な場所や見たことの無い生き物が沢山いる場所に行ってみたいな!
スラムの悪ガキで盗人が冒険者と出会った事で、人として成長しベテランのシーフにまで成り上がるドタバタ成り上がり冒険譚。冒険者と旅をして、多くの人と出会い経験を積んだ彼はやがて・・・・
こちらの小説は、アルファポリス様・カクヨム様にも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 21:38:09
659732文字
会話率:73%
もう一度、チャンスが与えられた?
なんの疑問もなく感謝したのは、どれほど昔のことになるだろう。おそらくは、そう、千年くらい。
王女、聖女、メイド、孤児、奴隷、アイドル、革命家。
果てしなく続く、生と死の繰り返し。
五十以上の人生を
歩んできた私の今生は、アリア・ユーイン。
役目を引き受けてしまっているからには、そのこと自体に後悔はしていないけれど、本当に疲れていることは事実。たまには、のんびりと、穏やかな人生を過ごさせてくれてもいいだろう。
そう思っているのに、なぜか、気づけば周りは私を放っておいてはくれないし、いつの間にやら、巻き込まれていることばっかりで……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 00:00:00
973687文字
会話率:37%
「なんでだよ、僕は最強なんじゃないのかよ。チートで無双してスローライフを送れるんじゃないのかよぅぅぅ」
「またそれか。貰い物の力で調子に乗って暴れるからだ。スローライフがしてぇなら人里離れた辺境の地で一生畑でも耕しゃいいだろが!」
招か
れざる異世界人が招かれる世界。
その迷惑な行動に対して仕置きをするのは魔族と人間の混血であるラドル。
異世界人が招かれるその理由には世界を揺るがす秘密があった。
異世界人と女神にお仕置きをするその先で、転生転移の秘密を解き明かしていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 14:10:18
256351文字
会話率:50%
注:これは小説でも、物語文でもございません。
まして人を楽しませる為の物でもありません。
妹へ。
俺と同じくアスペルガーで、俺と同じくIQが高く、俺と同じく悩みまくってるお前に、これを遺そうと思う。
この作品には、書き始めた時つまり俺が1
8の頃まで、悩んで、あがいて、俺なりの答えを出した命題を詰め込んでいこうと思う。
視覚優位のお前には、文字におこした方が良かろ?
万一俺が死んでも、その後の寝る前の相談の変わりをこの作品が担ってくれたら、これ程嬉しいことはない。
ハナから読む必要はない。何か困ったことがあったときに、「これって載ってるかな」と辞書代わりにするくらいでいいだろう。
あと、これはあくまで俺の偏見に満ちた意見に過ぎない。
これが正解だ、なんて決して思わないでほしい。
あと、歳によって考え方が変わるときもあるだろうから、その時は前に書いたものはのこして、その後に追記という形で書こうと思う。
ここに書くことで何か疑問があったりしたら、生きてる間なら俺に訊いてくれ。そうでないなら......考えてくれ。
また、私と同じく、必死に悩んでたり、考えるのが趣味だったり、アスペルガーだったりする人の為にも、これを遺しておきます。
基本二、三日に一つ(追記:諸事情により不定期になってます)、行き詰まったら思い立ったときに更新します。
最初の方、二十個くらい貯まるまではチャカチャカ書きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 01:48:27
48526文字
会話率:3%
「すまないが、しばらく君と距離を置かせてもらってもいいだろうか」
感情表現が乏しいせいで""氷鉄令嬢""と呼ばれている侯爵令嬢のフェリシアは、婚約者のアーサー殿下に唐突にそう告げられる。
これは婚
約破棄の危機――そう思ったフェリシアは色々と自分磨きに励むけれど、なぜだか上手くいかない。
とある夜会に忍び込んだフェリシアは、アーサーの隣に見知らぬ金髪の令嬢を見つけてしまって……!?
重すぎる愛が故に婚約者に接近することができないアーサーと、なんとしても距離を縮めたいフェリシアの接近禁止の婚約騒動。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 19:00:00
34108文字
会話率:34%
──「結婚するか」と言ったのは攻略対象者で、言われたのは破滅を回避した悪役令嬢。──
転生したと気付いた時から、この乙女ゲームの世界で悪役令嬢にならないように、攻略対象者との接点を全て潰してきたわたし。
王太子の婚約者を全力で辞退し、隣国
に留学して、ヒロインと王太子殿下が婚約してから帰国したわたしは、もう破滅を回避したと思っていいだろう。
王宮で文官として働き始めたわたしの同期に、攻略対象者がいたのは予想外だったけれど。
酒の勢いで結婚したわたし達に、転生者だったヒロインが接触してくる。
彼女は完璧な逆ハールートを諦めていないようで、わたしを陥れようと──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 12:28:18
15672文字
会話率:34%
男女比が大きく変わっている世界。もしも、そんな世界の小学生の男の子になったら、どうやって生きればいいだろう?
*この物語はフィクションです、実在の個人・団体・組織とは一切関係ありません。
*この物語には創作の都合上、差別的な表現が含まれ
ますが、実在する個人などを差別する意図はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 21:09:17
33197文字
会話率:57%
この世界には数多の国々が存在する。その中の一つクロデウル帝国。
この国にはこの世界で最も最強とされている人物がいた。
その人物は、数々の国同士の戦争を力でねじ伏せ、掌握した。その人物に牙を向けようとする者は尽くその圧倒的な力の前にひれ伏し、
消えていった
その人物こそ、クロデウル帝国第一皇女──リリアス・アーズ・クロデウル。又の名を……黒烏姫。
齢10にしてソードマスターという称号を手にし、12歳を迎える頃にはその国随一の魔法使いとなり、同盟国との戦争に参加し、その腕前と判断力により見事勝利を手にした。
そして時は流れ、ついに18歳となり、皇位を受け継ぐ時がきた。この事に他の周辺国及び国民に反対の意見は1つも無かったという、それはなんと本人が無自覚の天然人たらしで、国民や貴族、はたまた他の国の王やその国民達にまで愛されていたからである。だが、中には不満を持つ者もいた。彼女に家族を奪われ、国を奪われ中には身体の一部を奪われた者達からは忌むべき存在とされていた。
そしてついに正式に皇位を受け継ぐ日まであと一日となった。
その日のリリアスは、いつもの様にメイド達の手伝いをし、剣術の訓練をしていた。
「よし、今日はこの位でいいだろう。」
「明日は余の人生にとって一番大事な日だからな。もしもの事があっては今までの苦労が無駄になってしまう」
まぁ…皇位自体にそれほどの興味はないし、そういう堅苦しい役職は余にはあっていないのだが…。
仕方あるまい。第一皇女として産まれてきてしまった以上これは運命だ。それに皇帝なんて危なくて面倒臭い役職に、余の大切な大切な妹達を就かせてなるものか!妹達には、ちゃんと自分達の選んだ人生を自由に歩かせてやりたい……
「さて、そろそろ部屋に……」
「…?なんだ…あれは……っ」
自室に戻ろうとその場で振り返ったところ、何やら空の上に見慣れない構造物の様なものが浮かんでいた。丸い形をしており、僅かだが魔力を感じる。
「……なんだか嫌な予感がするな…一応父上にも報告を───」
そう振り返ろうとした瞬間、その場にあったものや建物が一斉に吹き飛んでしまった。当然、"余も"。
余の視点は一転し、空と地上が逆になった。最後に見えたのは、何も無い更地に立っていた風穴だらけの、"自分の身体"だった───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 21:13:37
6364文字
会話率:49%
―――ヴォートゥミラ大陸には数々の逸話が残され、それらは時として話題の種になり、人々を愉しませている。
霊に救われたと語る修道女。
島国の常世から来訪した、夜盗の守り神を信奉する奇妙な盗賊。
同じく常世の異邦人で武を極めんとする、武闘家の武
勇伝。
どれもこれも信じがたい物語ばかりだが、この際真偽など、どうでもいいだろう。
―――我は異世界にて囁かれた、無名の冒険者や村人の記録を紡ぐのみ。
真実は書き記した奇譚に触れた、君たちが見つけだしてくれたまえ。
以下、作者(?がらくた)からの注意書き
拙作「異世界のジョン・ドウ 〜オールド・ハリー卿にかけて」の舞台となる、ヴォートゥミラ大陸の世界観を深堀りした短編ファンタジー。
この小説はFC2ブログ、小説家になろう、ハーメルンに投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 22:00:23
49255文字
会話率:34%
これは男子更衣室の物語です。めっちゃ嘘です。
真面目に
おれは高校生探偵くd((((殴
じゃなかった普通の高校一年生
名前は影野一平 ちなみに好きな言葉は軍部大臣現役武官制
だってさ・・なんかかっこいいだろ?響きが
ホントにまじめに
突然だ
が俺は何年も恋をしていないせいで恋をした時の感覚を忘れてきてしまっている。
おれはそれを知りたい 以上!!
あらすじおしまい!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 23:18:58
389文字
会話率:0%
皆さんは四角関係という言葉を知っているだろうか?四角関係は恋の行き先が絡まり合った成就しずらい恋という認識でいいだろう。仮にA男B子C男D子がいるとする。A男はB子が好きで、B子はC男が好きで、C男はD子が好きで、D子はA男が好きとする。そ
の場合、概ね恋が成就しないのが一般的だろう。
だが、ここで一つの考えが浮かぶ。この四人がくっつけば丸く収まるのではないかと。自分の想い人と結ばれるために想い人の好きな人の好きな人と結ばれるという選択肢を採る人は意外にも多いとだろう。
四人の男女が絡まり合う恋心に真剣に向き合い、結論を出す過程を綴った物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 07:00:00
1828文字
会話率:48%
好青年ソウは魔種討伐のエキスパートである魔狩として生計を立て、引きこもりの弟と暮らしている。
ある日、魔狩協会本部の緊急要請を受けて沙国の大規模討伐へ向かったソウは、上位魔獣との戦いでランクSの魔狩〈黒影〉と出会う。
討伐作戦終了と思いき
や、不慮の事故にまきこまれ、ソウは黒影と共に見知らぬ大陸に転移してしまった。
どうしても生きて帰りたいソウは、黒影の協力を得るため、ある約束を交わすことに――。
「いいだろう。故郷に戻った折に、キサマはワタシと殺しあう。約束だ」
命のやり取りに狂った孤高の魔狩〈黒影〉と
善良であることにこだわる青年ソウの、
渇望と淫欲のアイロニックファンタジー。
――――――――――――――――――――
※過激描写(性的、暴力、暴言など)がございますので、 そちらも含めフィクションとしてお楽しみください。
暴力行為や暴言、性的暴行を示唆するものではございません。
2022/10/26 楽曲『end roll』公開 https://youtu.be/C8PUCUj-4EA折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 02:00:00
375686文字
会話率:36%
ミランダは「モンテス家の出涸らし」と呼ばれていた。
十二歳まで精霊と契約できず、契約できても弱い精霊で無能。
優秀な妹のオレリアと比べて、家族や元婚約者、周りからずっと虐げられてきた。
でも本当は、精霊王のシルフと契約していた。
家族から
は離れたいので「精霊隠し」をして、学校を卒業したら家を出て穏やかな暮らしを送りたい。
ミランダはそう思っていたのに…。
ある日「精霊の守り人」という騎士団の総司令であるルカンディに、精霊隠しをしていることがバレてしまう。
「犯罪者になりたくないのなら……俺と結婚しろ」
「はい?」
彼も精霊王と契約をしており、精霊王と契約をしていると結婚相手の条件がとても厳しくなってしまう。
ルカンディは公爵家の当主になるために、結婚をしたいと考えていた。
「わかりました。じゃあ一年の契約結婚しましょう」
「契約結婚?」
「私、結婚して一生を添い遂げる相手に、外堀を埋めて脅してくるような人は嫌ですから」
「ははっ! いいだろう」
そうしてミランダとルカンディは契約結婚をしたが…。
「俺を本気にさせたお前が悪い。契約を破棄しよう」
「ちょ、待って……!」
契約結婚だというのに、ルカンディが本気で落としにきていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 12:00:00
101779文字
会話率:46%
書籍化&コミカライズ決定!
コミカライズは6/11からコミックアーススターで連載開始!
漫画1巻が、12/11に発売予定!
小説1巻はドラゴンノベルスにて、1/5に発売予定!
◇ ◇ ◇
テオ・アスペルは傭兵ギルドに属して
いて、いろんなパーティに入ったり追い出されたりを繰り返していた。
理由は単純、弱いから。
強くなろうと思い、なんでも願いを叶えてくれるという悪魔を召喚した。
悪魔を呼び、その姿を見た瞬間――。
「願いを叶えてやろう、しかしその代わりにお前の大事なものを――」
「僕と、け、結婚してください!」
「……はっ?」
強くなるという願いは、消し飛んでしまった。
悪魔はその願いを叶え、二人は夫婦となる。
「ヘルヴィさん……手、繋ぎませんか?」
「……ああ、いいだろう(可愛すぎる、ああ……今すぐ襲いたい、家に戻ったらすぐに……)」
――これは草食系な男子と、肉食系な悪魔が結婚し、周りを騒ぎ立てながらも幸せに暮らしていくちょっとエッチな(?)物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 18:00:00
277247文字
会話率:38%
オレには親友がいる。
その親友はめっちゃいいヤツで、男女問わずみんなから慕われている人気者だ。
そんな人の親友でいられてとても光栄だと思う。
しかし、今まで親友を恋愛的な意味で好きになる人はおらず、親友自身が誰かを好きになることもなかっ
た。
なんてもったいないと思っていたのだが、ある日突然、そんな親友に好きな人ができたという。
どうやら聞く限りでは好きになった相手とやらは孝平に負けず劣らずいい人らしい。
そんな人相手であれば当然オレとしてはその初恋が成就するよう祈るのみ。
とはいえ普段から人に好かれている親友だ、オレはただ応援しているだけでいいだろう。
――そう思っていたのだが、やはり恋愛というものはすんなり上手くいくものではないようだ。
順調に仲を深めていた二人を邪魔せんとする怪しげな美人が現れる。
その美人はなんと相手方の親友で、オレの親友の存在を疎ましく思っているとのこと。
何やら譲れない理由があってのことらしいが……だからといって邪魔を許すわけにはいかない。
上等だ。
相手が美人だろうが関係ない、その邪魔を邪魔してやる。
心配しなくていいからな!
必ずその目論見は阻止するし、なんならオレの親友がどんなにいいヤツかってことを教え込んでやるから。
その恋、必ず成功させるんだぞ!
これは、親友の恋愛が成就するまで裏で奮闘する男とその周りのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 18:00:00
196429文字
会話率:50%
大異変。21世紀、地球にエーテルが溢れ、ダンジョンが出現し魔物が闊歩するようになった。
アビスの力に目覚めた第1世代のおかげで、なんとか人類は守られたが文明は衰退し、生存領域は狭まってしまった。
俺は孤児だ。中学3年15歳の時、魔魂
術に目覚めた。
従来の魔物使役とは違った形で魔物を従えることができるようだ。魔魂術は特殊だ。しばらく隠しておいたほうが都合がいいだろう。
大異変後、奮闘する者達を探索者と呼ぶ。俺は生存圏や文明を取り戻すため、変わってしまった外の世界を巡るため探索者になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 18:00:00
53453文字
会話率:37%