「高嶺くん、週末って何か予定ある?あのね、食べたい物があるんだけど、週末付き合ってくれない?」同じクラスの古賀さんに誘われたのが水曜日の昼下がりの出来事だった。午前8時ちょうどに高校近くの駅に待ち合わせで約束をした僕らは、茨城県のサッカース
タジアム行きのバスに乗り込んだ。どこに連れて行かれるんだ。と僕が疑問に感じていると、黄色いサッカーチームのレプリカユニフォームに身を纏った彼女はこう続けた。
「今日は究極のメロンパンって言うのを食べたくて。それでね、高嶺くんには”密輸”に協力して欲しいんだ。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 17:02:13
12577文字
会話率:65%
『日本で産まれたからって
「日本人だ!」と誇りを持って言えますか?』
日本人とは心意気。
『産まれ』ではなく『志し』だとつくづく思う。
「ーーーシッ シスター!
シィイスゥウウウタァアア!アリスッッ!!!」
頷いては物思いに耽っている
私の横腹を思いっきり叩き
教会内にひどく響き渡るほど遠慮のない声を上げるのは
そうーーだいたいガキだ。
『教会=孤児院』などのイメージはあると思うが
うちの教会は孤児院ではない……が『エクソシスト(悪魔払い)』はある。
何時からなのか分からないが自身がまだ5歳の時から
この教会はよく見知った子供の出入りが多く
よく遊びに来ては暇を潰していた。
「ねえ!聞いて!!」
今度は修道着をメチャクチャに引っ張られる。
「あーはいはい。
じゃから服引っ張んな」
シッシッと手で払っても効果はない。
「あのねー!シスターアリス」
『シスター・アリス』これは私の事だ。
私はこの教会でボランティアをしてるシスターだ。
ボランティアなので社会上『教団員』としての権限は一切ないのだが
可笑しな事にこの教会では神父様より立場が上の身分である為
この教会の全ての権利を有する事が出来るのだ。
まぁこの話は また後々にしよう……
「どったん?」
とりあえず腰を曲げ 小学低学年の身長に目線を合わせる。
「ニートのオッサンが呼んで来いって」
「じゃあ「ハローワーク行ってから来い」って伝えてきて」
間髪いれずにそう告げれば
子供はゲラゲラ笑いながら「だって飴くれたもん」と
見事なまでに欲に忠実で思わず感心する。
「嗚呼。
しっかたねーなぁ 自分で言いに行くか」
結局 今日もまたこうして『彼奴等』と
何の生産性もない下らない話をダラダラして
1日を無駄にするんだろうな と空を眺めては歩きだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 17:41:13
24945文字
会話率:35%
詩集「あのね」「Answer」に次ぐ三作目の詩集となります。
最終更新:2024-02-22 00:34:37
4374文字
会話率:35%
「あのね、私達のケンカの巻き添えで、貴方は死んだらしいの。」 唐突に伝えられた言葉。
福々山 高樹≪ふふやま こうき≫は新人の神のケンカに巻き込まれ、命を落とす。
お詫びに自分達のいる世界に転生する事になり、女神と幻獣神の力によって転生をす
る。
16年後平和に過ごしてきた彼の元に、魔物に追われている一人の女性が現れた。
彼女の名前はリリア。この彼女との出会いより、彼の物語が動き出す。
彼女の目的を叶える為、見聞を広める為、2人で旅に出る。様々な人々と出会い、旅の仲間も増えていく。兎獣人のレミィ、貴族の兵士、泳げない人魚など様々人種と出会い別れを繰り返し彼等の行き着く先は・・・・。そんな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 00:46:19
967325文字
会話率:51%
「冒険者として成り上がると旅立った幼馴染かつ将来を誓い合った彼に裏切られたんだけど、ある殿方に助けていただいたの。あれは、とても胸にトキメク経験だったわ……」
故郷に帰省していたあたしの友達・ナナリーが語ったのは、おおよそそういう話だった。
「すっっっっごい盛り盛りな話じゃない!いいなー、あたしもそんな経験をしてみたいよー! ね、あんたもそう思うでしょ?」「え?いや、全然……」「なんでよ!?」「あのねえ…。実際にそんな出来事に巻き込まれても、面倒なことばっかよ?」「うぐっ! そういえばあんたもロマンスに恵まれている側だった…!」
しがない男爵令嬢であるあたし・ミリーナは、恋に憧れていた。
まぁ、そんなラブロマンスには早々巡りあえないだろうなとタカをくくっていたら、ある時、不意にそのチャンスは訪れて、あたしはとうとう、本当の憧れを知ったのです──。
※深く考えずに読む短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 14:45:49
6577文字
会話率:44%
【「あのね、お姉ちゃんには充実した人生を歩んでもらわなくちゃ困るんだよ。わたしの人生分も満足に生きてくれなきゃ困るんだよ。自分のことだけを考えられちゃ迷惑なの。お姉ちゃんの半分はわたしのものなんだから。全部独り占めしようだなんて、お父さんも
、お母さんも、わたしも、絶対に許さない。許されないんだよ。お姉ちゃんは、結局、ただの、わたしの半分だけでしかないんだから」】
死産した妹の分まで生きているお姉ちゃんの話です。
(この作品はnote、カクヨム、エブリスタにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 17:19:36
1410文字
会話率:16%
「お兄ちゃん、起きて起きてー」
「んん?」
夏休み初日。
優雅に惰眠を貪っていると、9歳になる妹の葉那(はな)に無理矢理起こされた。
「勘弁してくれよ葉那。俺は夏休みの間は毎日昼まで寝るっていう縛りを課すことで、呪力を底上げしてるん
だよ」
「そういうのはいいからー。ラジオ体操に連れてってよー」
「ラジオ体操?」
葉那が?
確かにラジオ体操は夏休みの風物詩ではあるが、毎日家でアニメばかり観てる、生粋のインドア派である葉那がラジオ体操だと?
どういう風の吹き回しだ?
ひょっとしてこの葉那はもう死んでいて、遺体をドラゴンが操っている状態だとでもいうのだろうか?
「あのね、ブリキュアがラジオ体操やってるんだって!」
「…………は?」
どゆこと?
「ほらお兄ちゃん、あそこだよ!」
「……おお」
眠い目を擦って葉那と二人で駅前の公園に来たところ、そこには既に10人近い人が集まっていた。
しかもそのほとんどは、葉那と同年代の女児ばかり。
「よい子のみんな、よく来てくれたね! これから私と一緒に、ブリキュア体操頑張ろう!」
「「「おー!」」」
その女児たちの前でカッコイイポーズを決めているのは、現在放送中の『バーニングブリキュア』の主人公である、『ブリレッド』のコスプレをした20歳前後の美女。
炎をモチーフにしたフリフリのミニスカドレスを身に纏っており、髪もブリレッドと同じく真っ赤に染めている。
なかなかに本格的なコスプレだ。
だがその中で、首に下げているシルバーのネックレスだけは浮いていた。
はて?
ブリレッドはあんなネックレスはしていなかったはずだが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 21:03:01
5428文字
会話率:43%
「あのね、最近、うちの金魚が元気ないんだ。エサも食べないし、底に沈んだままだし。なんだか寂しがってそう」そうなんだ。それもそのはず、その金魚って、ガラス細工の金魚だもんね。小説家になろうラジオ大賞5 参加作品。テーマは「金魚」です。*もと
ネタは、投稿中の作品「僕は茶道部部長に弄ばれる」からです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 17:59:47
1000文字
会話率:41%
『蜃気楼のような日々(仮原稿)』
<シーン1>
森で横になり空を眺める青年。
その傍らに座り込むミサキ。
ミサキ:「樋口君、いつまでこうしているつもり?」
その声が聞こえていないかのように空を眺め続ける樋口。
<シーン2>
~場面転換~
ミサキの一日が早回しで終わり夕暮れ
コンビニ袋を持ったミサキ。
樋口の横に座り込む。
ミサキ:「樋口君、お腹すかない?」
コンビニ袋から食べ物や飲み物。
お菓子などを取り出し樋口に差し出す。
樋口は空を見つめたまま。
ミサキ:「今日ね、みんなが樋口君の噂してた」
ストローでイチゴ牛乳を吸い込むミサキ。
ミサキ:「私、ちゃんと黙ってたよ」
ミサキ:「きっと樋口君がこうしているのには理由があるんだもんね」
<シーン3>
~場面転換~
ミサキの一日を早回し、そして夕暮れ
ミサキ:「樋口君、あのね、、、」
黙って空を見つめる樋口と押し黙るミサキ
ミサキ:「ううん、なんでもない。気にしないで」
照れたように笑い走り去るミサキ
<シーン4>
~場面転換~
ミサキの一日を早回し、そして夕暮れ
ミサキ:「樋口君、~色々な日常を語るミサキ~」
これを何度か繰り返し、ミサキの恋心を伝えようとする感じを出す(セリフ後で追加)
<シーン5>
~場面転換~
ミサキの一日を早回し、そして朝靄の中
「樋口君、やっぱり勇気を出さなくちゃいけないと思うの」
決心したようにミサキが口を結ぶ
「私、ずっと樋口君が好きでした」
その言葉と共に数人の男達の声がする
「見つけたぞぉー!」
樋口を取り囲む男達
「やっぱり手遅れだったか」
「これだから若いもんは」
「この時期に、こんな軽装で山に入るなんてな」
「自殺じゃないらしいぞ」
「ああ、恋人に帰る時間を告げていたらしいな」
真っ青で生気の無い樋口の遺体が横たわっている
ミサキの姿は見えない。
走り去るミサキの姿に男達は気付かなかった
<シーン6>
~場面転換~
ミサキの一日を早回し、そしてミサキの部屋
睡眠薬とミサキの遺体
ミサキの声だけが響く
「迷っていたら樋口君がいたの」
「樋口君がいる場所が光ってた」
「樋口君に好きな人がいるって知ってショックだった」
「でもね、この数日間だけは、樋口君と沢山お話し出来て嬉しかった」
「私、また樋口君に逢えるかなぁ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 19:16:15
910文字
会話率:60%
可愛い僕の婚約者がいつものように話しかけてくる。最近読んだ本について僕に話したいようだ。僕はテラスに射し込む光に照らされた綺麗な彼女の姿を目におさめながら静かに相槌を打つのだった。
最終更新:2023-10-23 21:55:39
4630文字
会話率:11%
「この異世界で俺は富豪になって、幸せになる!」
異世界に転移した神木ジンゴロウ(16歳)。
ジンゴロウはこどものころから何をやっても不幸続き。
だから異世界では、今度こそ、幸せな人生を送りたい!
と異世界の町中で意気込んでいた。
ところがい
きなり伝説の召喚獣バハムート・ゴーレム・イフリートに囲まれ、大ピンチ!
「あのっ、あのっ、私は幸運の女神です。私と契約してくれたら、助けてあげます!」
自らを幸運の女神と名乗る美少女フォル・トゥナに契約をせがまれる。
半信半疑で契約してみたら。ラッキーにラッキーが重なり、あっという間に、伝説の召喚獣はいなくなってしまった。
その後も、フォルのちょっとした行動で、どんどん幸運が舞い込んでくる。
ところがせっかく得た大金も、ジンゴロウがカジノで使ってしまう。
「あのねっ、人はどれだけお金が増えても、それだけじゃあ、幸せになれないんだよ? 知らないの?」
「百倍にして返してやるから! ちょっと借りるだけだから!」
「あのっ、待ってー! ジンゴロウ君、行っちゃダメ―!」
フォルがお金をどれだけ増やしても、どれだけ幸運が舞い込んでも、ジンゴロウが台無しにしてしまう。
ついにジンゴロウとフォルは大ゲンカをする。
「もー! ジンゴロウ君が不幸なのは、ジンゴロウ君がまじめに行動をしないからだよ!」
ケンカ別れをする二人。
ジンゴロウは町でふてくされていたところ、ひょんなことから、同じ出来事でも、解釈次第で幸運にも不幸にも選択できることに気が付く。
ジンゴロウはフォルの元へと戻る。
だが、悪しき大富豪がフォルの幸運の力を独り占めしようと、フォルを誘拐してしまう。
果たして、ジンゴロウはフォルを取り戻し、本当の幸せに気がつけるのだろうか?
この小説は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 14:04:22
110766文字
会話率:44%
「あのね、フレドくんは『ヒロイン』なんだよ」
僕、フレド・エスターシュとルーチェ・ルミナリエは幼馴染で、小さい頃からずっと仲が良かった。
そんな僕達も十五歳。
一緒に過ごせる学園生活が楽しみだな、そう喜んでいたのも束の間、彼女はそ
んな理解し難い言葉を僕に告げた。
僕が物語のヒロインで、攻略対象(男)と恋に落ちる運命だって?
どういう事なんだ!?
攻略対象とのイベントが次々と起こる中、それでも僕は声を大にして伝えたい。
───僕が好きなのは、君なんですけど!!!!
*ボーイズラブ風味が漂う題名ですが、ボーイズラブではないラブコメです。
*八話程度の短いお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 12:00:00
22367文字
会話率:27%
「神崎律です。今年から大学生になります」
「意外。若いね」
「見えます?老けて」
「待って待ってごめん」
「はあ……。ええと、出身は大阪で」
「え!!関西弁話してよ」
「却下。もう僕のターン終わり」
「ええっ」
「ほら、次、アンタの名前は?
」
「俺?高野拓斗。そこの店でホストしてるよ」
「やっぱり」
「やっぱりってなんか嫌……まあ、ホスト辞めようか迷ってるとこなんだけど」
「そうなの?」
「そうなの。あのね、俺実は他に夢あってさ……」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 07:44:45
750文字
会話率:54%
童謡「ぞうさん」を元にしたストーリーです
元歌詞 ぞうさん
ぞうさん
おはなが ながいのね
そうよ
かあさんも ながいのよ
ぞうさん
ぞうさん
だれが すきなの
あのね
かあさんが すきなのよ
最終更新:2023-08-02 22:00:13
213文字
会話率:0%
子どもの頃。大好きだった男の子がいた。
あのね。私は……
16歳になった私。あの頃の記憶がはっきり思い出せない。大好きだった男の子の顔も分からない。
※ゆるふわ設定、ご都合主義。他サイトにあったのを転記。
最終更新:2023-07-23 19:00:00
22953文字
会話率:32%
あのね、どこから来たかって知らないけど、
もう遅いってことです。
だってね、それってもう出尽くしたってことだから、
そういうことで、もういいじゃないかって。
普通は枯れてるんだから、
だってそれってね、もうね。
もう、分かられないんだ
から、
しかたないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 03:41:36
2513文字
会話率:0%
俺は初瀬日向(はつせひなた)。この春、遠距離恋愛だった幼馴染な彼女と同じ高校に通えるようになって、
ちょっと浮かれてるだけの、平凡で、ちょっと浮かれてるだけの高校一年生だ。
在来線と新幹線を乗り継いで5時間の長旅だったけど、現地に到着
したら、凜こと南凜音(みなみりんね)が最寄り駅まで迎えに来てくれるとあって、夢でも彼女との昔の思い出を夢に見る始末。
長旅の末、凜音の親戚が経営するアパートにたどりついた俺たちだけど……何故か凛音が挙動不審だ。駅に俺を迎えに来たときも、周囲に誰かいないか見渡してたし、道中もしきりに誰かいないか気にしてるように見えた。
一体どうしたんだろうと訝しがっていた俺だけど-
「あのね。日向は合格したらご褒美が欲しいって言ってたわよね?」
え?ご褒美?なんか言ったっけ……と思い返すと、あった。調子に乗って口走った
「合格したら、キスしたいな」
そんな言葉が。つまり、その。凛音の行動の意味は―
これは、ようやく一緒に生活できるようになって浮かれている幼馴染カップルの、ちょっとした一幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 21:40:45
5861文字
会話率:47%
あのね、神様。
下宿の大家のユウミさんが、天使みたいな超美人っていうのは良いですよ。
実際、志望の大学に落ちて、一番苦しい気持ちの時に彼女と出会えたので、僕は救われました。恋というのは生きる目標にもなり得るんですね。
ですが……
僕を救う為
にユウミさんを遣わしたというのならば、どうして下宿仲間がそろって殺し屋なんですか?!
その上、僕の恋敵なんて!
酷いにも程があるじゃないですか!
もうクレイジーな日々の予感しかしないよ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夏が終わりを迎える頃、志望の大学に落ちた僕は人生の進路変更を余儀なくされていた。
「もう諦めて、野菜を育てる人になりなさい」とお母さんは言う。
でも僕は絶対に諦めたくなかった。
医者になる事は人生の目標だったからだ。
途方に暮れる僕に、友人のマイクがシャーロック・ホームズという名前の人を通して、「サンクチュアリ」という下宿を紹介してくれた。その下宿はベーカー街という一等地に立っているのに、家賃は安く、おまけに天使のように美しい大家さんがいる素敵な所。
条件は最高だった。
何より、僕は大家のユウミさんに一目惚れして即座に入居を決意した。
サンクチュアリには、僕の他にも下宿人が二人いた。
まず、僕にサンクチュアリの住所を教えてくれた探偵のシャーロック・ホームズさん。
そして、「ロビン・フッド」という名前で活動をしているという画家のロバート・ハンチンドンさん。
少し変わっている所があるけれど、二人とも優しくてとても格好良い男の人だった。
“大学には落ちてしまったけれど、僕は別の幸せを見つけたのかも知れない”
ずっとそう思っていた。
シャーロックさんとロビンさんの二人が、実は「リーオック」「コノハヅキ」という名の殺し屋で、しかも僕と同じように、大家のユウミさんに熱烈に恋をしていると知るまでは……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 21:31:01
88401文字
会話率:34%
気のいいお客さんからもらったぬいぐるみ。
私の日課は、そのぬいぐるみに一日の出来事を聞いてもらうこと。
今ではすっかり仲良しの同居人。
ねえねえ、あのね。
※直接的な接触はないですが、ストーカー被害などに遭われた方は不快になる恐れがある
ため閲覧をお控えください。
※この小説は投稿サイト「カクヨム」「Pixiv」「アルファポリス」「エブリスタ」にも投稿しています。
●おまけ↓
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/2170098/blogkey/3136481/
活動報告に貰うと怖いプレゼントを記載してみました。
個人の見解ですので、プレゼント問題に噛みつかない方で興味がある方のみ閲覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 12:13:36
777文字
会話率:42%
「しゅんくん、聞いて欲しいことがあるの!」
わこりんの満面の笑みいただきました。
「なになに?もしかして次のデートプラン?」
「ううん、そういう話じゃなくてね!」
「そうなの?それで!?」
「あのね、別れよっ!!」
うん!…うん
??き、聞き間違いか…?
中学校の卒業式で3年間付き合っていた彼女に盛大にフラれた俺-瀬早駿樹は、高校で女子と関わるのが怖くなって、
「女子と関係持たないようにするには!?……!そうだ、俺、隠キャになればいいんだ!!」
青春時代、高校生活を棒に振りました。
そして高校生ライフ1日目、とある女子に唐突に
「君は、恋愛相談室部に入部するのよ!」
と言われた俺。
うん、どうしてこうなったww?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 13:46:20
29322文字
会話率:58%