藤堂大雅は、両親に虐げられていた過去を持つ少年だ。
経験した過去から、周りのすべてを敵と見做し、心を開かない癖がついてしまった。
ある日、大雅は通っていた高校で暴力沙汰を起こしてしまい、学校を退学になってしまう。
路頭に迷うかと思われた彼
の人生は、相馬という格闘家に出会ったことから変わっていく。
これは、一人の少年がどん底から這い上がり、総合格闘技の世界で自分自身を見つめ直していく、青春群像劇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 10:00:00
120471文字
会話率:36%
聖女召喚に巻込まれ、自分は英国人とのハーフだから、黒髪・黒目ではないので
王城を追放される? と思った。
しかし、この国の王女(金髪・菫色の目)に似てるから身代わりって?!
追放を逃れるため、淑女教育をビシビシと叩き込まれ、生き残りに必死
になる。
ところが、王女専属の侍女達の磨き上げと詰込み教育の成果で、
王女は無事に毒から回復したと思われ、(再び)臣下達に慕われてしまう。
え、私でいいの?
この王女、現王妃(国の乗っ取りを企んでいる)に、
毒を盛られたが、驚異的回復で、本国から任務失敗と勘違いされる。
現王妃牽制のため、身代わり→特別任務(式典に出て本物とみなされよ)
というムチャ振りを受ける。期間は1週間! 更に必死に頑張る。
ところが、更に臣民に慕われる。私、こんな経験なかった...。
王女専属侍女達・監視人、詰込み教育で、逃亡の準備も出来ない。
頼みの綱は、ある風景をキッカケに、懐かしい記憶が少しづつ湧きでたこと。
別の異世界にいた、その知識で日本へ戻れない理由を理解...。
この能力で、やっと情報集めを開始。更に、専属侍女長が格別な報酬を受ける
ようしてくれた。周りの人達の好意も感じ、役に埋没してゆくが...。
逃亡資金も稼ぎながら、式典も無事に努め始めるが...。
王弟・王太子殿下は聖女披露に、逆転劇を目指し一国を掌握する狙いが...。
事件発生で、私に幸運(悪運?)転がって...。
王女の実情を知る一部の者は、本当の王女は...。
式典を無事進めて行くにつれ、薄々、王女を傀儡政権の道具と企む勢力も...。
そして、この国の動乱が始まり、これに巻込まれ王弟直轄領に幽閉?...。
北隣の大国の王子(王女の婚約者)も動き出し...。え、私、結婚させられる?
更に、周辺国からの侵攻も始まった。
その後、王位継承権3位の立場の為、味方側(王弟・王太子)から、国盗りの
傀儡化を防ぐ為に殺処分の連絡が...。
さてこの先、
・この窮地から起死回生、できるのか?
・この動乱との関わりはどうなっていくのか?(王子と結婚させられる?)
・または逃亡して、安住の住処を見つけ、自由に生き延びることができるのか?
今の私では、ハピーエンドなど、考えられない!...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 07:40:00
588143文字
会話率:31%
神無き大陸の東端にとある小国があった。
東端とはあくまで人類の版図の端という意味で、更に東には人類未踏の樹海が広がっている。
そして樹海には人類の脅威となる魔獣が無数に生息していた。
小国への魔獣の侵入を防いでいるのは、樹海と隣接している男
爵家だ。
男爵家には先祖代々、一子相伝で受け継がれる強力な精霊たちを使役する〈精霊使い〉がいて、小国の国防を一手に担っていた。
幸運にも男爵家は魔獣の侵入を一度も許したことがなければ、辺境ということもあり、代を重ねるごとに男爵家の重要性は国から次第に忘れ去られていった。
男爵家当主がシキという転生者の少年に代替わりしても、国防はひっそりと続くと思われたが……。
「えーっと、これは精霊じゃなくてロボットだよね」
シキが契約して初めて見た精霊は、強化合金の装甲で覆われた人型兵器であった。
右腕装備のアサルトライフルから撃ち出される弾丸は魔獣の分厚い毛皮を易々と貫き、左腕装備のプラズマシールドは火炎の吐息を完全に遮断した。
他にも光学迷彩による透明化、小型情報端末の散布による広域スキャン及び無遅延通信、完全自立型AIによる機体制御etc……。
「ミッションを受諾しました。マスターご命令を」
「リーダー、一緒に戦闘訓練をしましょう」
「先生! 威力偵察終わりました! 褒めて褒めて」
「ごしゅじんあそぼー」
それは〈Break off Online(ブレイク・オフ・オンライン)〉という日本のソシャゲのキャラクターたちであった。
数百年振りに日本語を理解する〈精霊使い(プレイヤー)〉が現れて精霊(AI)たちは大興奮。
全員がかまってちゃんと化した。
様々な要求要望を叶えていくうちに精霊を使っているのか、精霊に仕えているのか、もうどっちかわからなくなったシキの探索が始まる。
※タイトルは「せいれいつかい」と読みます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 07:10:00
367982文字
会話率:36%
旧宝月財閥の社長の長女として生まれ育った宝月麗奈は、窮屈な生活にうんざりしていた。
そんな中、彼女は本棚が倒れたことで亡くなってしまうものの、目を覚ますと「公爵令嬢は国外追放されましたが、持っているチートで世界一の冒険者になりました」と
いうお気に入りのライトノベルの主人公アリス・ブリジット・マナーズに転生していた。
王太子妃の選定会に失敗し、国外追放となって自由奔放に動くことが出来る冒険者になるために、残念な方向で努力をするのだが、何故か上手く行かなくて……。
常にお嬢様言葉で語りますが、作者は雰囲気で書いているため間違っている表現や普段使用しない言葉があると思われます。
もし気づいたことがありましたら、ご指摘いただけると嬉しいです。
また、ジャンルは恋愛よりもコメディーを強く書こうと思っているため、コメディーとしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 07:00:00
106038文字
会話率:37%
納得がいかないまま熟年離婚してしまった主人公は、離婚してから3年経った時に、分水嶺と思われる日に戻ることになったが……。
公式企画の「秋の歴史2024」の参加作品です。
最終更新:2024-10-25 07:00:00
3453文字
会話率:14%
『待って!! これは絶対、スローライフじゃないよ!!』
田舎で、錬金術師系配信者として、細々と活動している少女、ススリア。
今日もいつものように、出来上がった錬金術師の作品を、相方であるゴーレムのベータちゃんと紹介しようとしていたのだ
が……あれ? ベータちゃん? なんで私を押し倒しているの??
いきなりのベータちゃんからの、嫉妬による押し倒し配信により、ススリアのスローライフは、おかしな方向に回り始める―――
彼女の配信を見て弟子入りを志願した錬金術師に、事情を抱えた女騎士。さらには、教会の聖女様!?
「私のスローライフは、どこいったのよぉ~!!」
(※)注意事項と致しまして、この作品には若干ながらの「百合」「ガールズラブ」と思われる要素があります
苦手な方はご注意ください
(※)この作品は、なろう、カクヨム、アルファポリスの3カ所で連載中の作品です。最新話はカクヨムにて投稿の形になっております。ご注意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 06:30:00
705949文字
会話率:31%
「7つの魔境を支配して、《魔王》となれ」
普通の高校生、夜中黒須は《魔王の神》と名乗る者に頼まれ、《罪双域魔界》の《魔王》となるために7つの魔境の支配者と相対する事となった。
羅明日魔境、守牢主魔境、螺子都魔境、蔵賭弐位魔境、閻毘遺魔境、
繰異怒魔境、冨羅射土魔境……全ての魔境を支配し、《魔王》となった少年はいったいどうなるのか?
少年よ、《魔界》は《魔王》によって救われなければならない。
#注意;この小説は『Ⅱ』というタイトル表示がありますが、内容に関しては『Ⅰ』とあまり関わりがない、『Ⅰ』を読まなくても楽しめる小説になっておりますので、『Ⅰ』の続きだと思われた方はご容赦くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-26 00:00:00
71058文字
会話率:29%
剣と魔法が息づき、そしてダンジョンを造るダンジョンマスターと呼ばれる者たちがいる世界。
普通の人々からは「地下にダンジョンを造って魔物を召喚し何か良からぬことをたくらんでいる」と思われ嫌われている者たちだ。
そんな中、とある少女がダンジョ
ンマスターの本当の仕事内容を教えてもらい、彼に協力していく中で色々と巻き込まれるお話。
「ダンジョン造りは世界征服のため? 興味ないね、そんなの。俺たちは大地のために働いているのさ」
初回は3話同時公開。
その後1日1話19:10頃更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 06:10:00
102575文字
会話率:50%
日常に違和感発生、恋人のNTR?失恋号泣から摩訶不思議世界へ
主人公・義孝(よしたか)は、中学生時代に幼稚園からの幼馴染である彼女・瑞葉(みずは)に告白し、はれて恋人同士になっていた。瑞葉は、大変美しく且つ可愛いという美少女である。
他
の男子生徒たちから何回も告白される瑞葉、しかし揺れ動かない心を持つ彼女。それほど二人のお付き合いは順調で、何の障害もないと思われた。但し、キスは累計3回しかない。
しかし高校2年生の時、彼女の身を落とそうという先輩であるイケメン男子生徒が現れた。純粋で無垢な幼馴染は、義孝を裏切り先輩に落とされてしまうのか。
更に、毒牙にかかりそうな女子の中に義孝の妹・由愛(ゆあい)が浮上。小さくて可愛くて目に入れても痛くないほどの1歳下の妹。いつも「お兄ちゃん」とついてくる娘。
残念ながら、義孝は全く気付かなかった。妹は兄に嫌われたくなく引き籠ってしまい、危機の事を何も話さなかったからだ。
義孝は恋人の身を守れるのか、寝取られの攻防戦が始まる。
★日常に違和感が徐々に出てきて、最後にキャラが別の世界にいることに気付きます。
★NTRがあったのか、なかったのかは貴方・貴女の感じ方次第です。
★作者の小説執筆、第二作目です。
★カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 06:00:00
111185文字
会話率:61%
本が大好きなアキは、発売日を待ちきれず階段を踏み外し、気づけば異世界へ。
しかも転生先は、自分の最推し小説『この世界の果てに』の中!
憧れの騎士団長・アレンハルトに助けられるもーー「なんだ、男か」とバッサリ男扱い。
何とか頼み込んで騎士団
で雑用係として働くも、推しは全く私に眼中なし!
貧乳、すっぴん、地味顔の私は、どうやら“恋愛ルート”に入れなかったらしい。
だけど私は知っている。この男のツンデレが炸裂する神シーンの数々を!
絶対に見返してやる。アレン、許すまじ!
異世界×推し×男扱い!?すれ違いと雑用係の恋心が交錯する、勘違いラブコメ開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 05:11:12
44701文字
会話率:33%
クロウベルは兄のイジメにより階段から落とされたショックで前世の記憶を思い出す貴族の三男坊
自分の名に聞き覚えあり頭を働かせた『マナ・ワールド』と言うゲーム本編では辺境にいる魔女の最後の弟子であり、水属性の魔力を持ちながらも努力が嫌いな
ために主人公にあっさりと殺されるだけ。という設定だけは強い雑魚キャラだ。
この世界が『マナ・ワールド』というゲームの中だと気づいたクロウベルは数年後に向けて特訓をする、もちろん主人公と戦う! とかハーレムを作るとか!!
普通の転生者ならそうしたのだろうがクロウベルはゲームの推しキャラである魔女メルギナスと結婚もといイチャラブしたいから
「師匠おおおおお!」
「よ、よるなけだもの!」
※カクヨムにて先行投稿してます。なろう出張版
※多数の誤字があると思われます見つけ次第修正はしてるんですが申し訳ない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 01:00:00
304110文字
会話率:49%
「野々野 足軽」(ののの あしがる)は超能力者である。それは別にそういう家系とか、ある日悪の組織に捕まって人体実験をされたとか、天候の悪い日、雷に打たれた――とかでもない。
ただある日、なんとなく今日は学校にいきたくないなぁ……飛んでい
けたらなぁ……とか思ったら、なぜか天井にぶつかった。どうやら野々野足軽は人類で初めて……と思われる自立飛行を達成したようだ。
それから彼は混乱した。当然だろう。いきなり飛んだんだ。けど漫画やアニメが好きだった彼はとりあえずどういう力が使えるかを検証してみた。するとまあ……色々と出来る。でも最初は微々たるものだ。飛べるけど、ゆっくりで上に上がるだけで疲れる。炎は火花しかでなかった。電気は静電気でピリッとね。風はそよ風。
テッシュ一枚なら、なんとかちょっと先から手元まで持ってこれた。それだけだ。けどワクワクした。彼は超能力の修行に明け暮れた。それから一年後……彼は人生を謳歌してたんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 00:01:04
894967文字
会話率:36%
異世界に転生し、冒険者として生きていた転移罠に巻き込まれ、不運なことに神の戦いに巻き込まれ死亡した。
死ぬ直前、明らかに悪神と思われる存在を殴りつけた功により、彼は生き返ることを約束され、前世の世界、地球へと帰還することとなった。
な
ったのだが、神の補佐のうっかりミス? により何故か幼女の姿で蘇ってしまった。
かくて彼、いやさ彼女はみせかけの保護者である天使とともに、地球へと帰る。
前世、ダンジョン生成災害に巻き込まれ死亡した地である日本へと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 00:00:00
237288文字
会話率:42%
【完全に死んだと思われていたハーレム勇者、十二年ぶりに帰還! ってあれ?】
その伝説の勇者は、魔王と共にマグマへ落ち、
その身を、命を引き換えに世界には平和が訪れた、
人々は勇者に感謝し、その偉業を生涯、忘れまいと誓った。
仲間
でありハーレムパーティーであった婚約者四人は、
犠牲の悲しみを乗り越え、それぞれ新たな人生を歩んでいた。
……そう、愛したその勇者は、十二年間ずっと魔界で戦っていたとは知らずに。
「全ての魔王を倒し、戻って来ました!」
二十四歳だった勇者もすでに三十六歳、
完全に死んでいたと思われた勇者がまさか、生きていたとは!
国王は複雑な表情で、勇者に告げる。
「そなたの婚約者は、誰一人、待ってはおらぬ」
そして勇者帰還の報せを聞いた元婚約者達は……
「えっ、嘘?! こんなことしている場合じゃないわ」
「事情が変わった、これからのスケジュールは、いや私自体をキャンセルで」
「あぁ、私は、私はなんてことを、とんでもない事をしてしまったわ」
「んっと、間違えました、たった今まで私の子供だった皆さん、忘れて下さい」
慌てて戻って来ても、もう遅い?!
これはハーレムが主の死亡で完全に崩壊していたはずが、
十二年後に突如、まさかの生還をしてしまった物語である。
※カクヨムで書いた短編を長編に直して投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 23:50:16
107884文字
会話率:42%
苦闘の末、ユダとの戦いに勝利した弾正府。
日ノ本に平和が戻るかと思われたが、
オーソドクス教会の侵攻は続いていた。
政治不信から日ノ本の国内で起こった民衆の蜂起を皮切りに、
北のサハリン共和国、西の満州五族共和国軍の侵攻を受け、
時の日ノ本
政府は超法規的措置として、
世界最大の軍事力を持つアメリカ南部連合国が牛耳る
国際同盟の委任統治領になるという決断をくだし、
自衛隊のほとんどは、急展開した在日米連合軍に即時解体、
武装解除された。日ノ本は再び占領された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 23:42:59
45075文字
会話率:22%
趣味に生きるおじさん、レッジ。
新作VRMMOを始め、機械人形として未開の惑星へと降り立った彼は、攻略そっちのけで脇道を爆走しはじめる。
なのに趣味要素だと思われていたスキルも気が付けば……。
ニッチを攻める変わり者なおじさんが出会うのは、
物理で殴ればだいたい解決と息巻くウサミミ少女やミニマルクールな女の子、盾格闘家のお姉さん、サムライガールにニンジャボーイ。
個性豊かな仲間たちに囲まれて、彼は今日も自由気ままに星を征く!
※毎日17時05分に更新中。
※何話まで読んだ、などの読了報告だけでも良いので感想頂けるととても励みになります。
2020/06/13第1章完結しました。
2020/06/14第2章始まりました。
2020/07/07第2章完結しました。
2020/07/08第3章始まりました。
2020/07/25第3章完結しました。
2020/07/26第4章始まりました。
2020/08/23第4章完結しました。
2020/08/24第5章始まりました。
2020/10/12第5章完結しました。
2020/10/13第6章始まりました。
2020/12/24第6章完結しました。
2020/12/25第7章始まりました。
2021/02/25第7章完結しました。
2021/02/26第8章始まりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 23:33:18
6766789文字
会話率:46%
人工ウイルスによって石化された系星を救う為、父親専属の予言者から聞いた口伝(くでん)に出てくる助け手に会いに、意思を持つという青剣を託されて宇宙へ旅に出るが、いると思われた場所で待っていたのは
最終更新:2025-07-22 22:15:30
1115572文字
会話率:71%
年に一度の天体ショー開催中に突然起こった異変。人も動植物も海も石になっていく。原因は何者かが造ったウイルス。研究の結果ワクチンができたが、石化したものを元に戻すことができない。その時、父親専属の予言者から古い口伝(くでん)を聞かされた。『我
が力を受け継ぐ者よ……』口伝に出てくる人物が助けてくれるかもしれないと言われ、真意を確かめるために予言者のお師匠様に話を聞きにいくと、その人物に助けてもらったことがあるという。一縷の望みをかけて会いにいくと告げると、意思を持つという金青の剣を渡された。「この剣は、不思議な力で持つ者を守るんですよ」お師匠様の予言に従い、口伝に出てくる人物に会いに宇宙へ出る主人公。その途中で巻き込まれた独立戦争。負傷して意識不明の仲間の前で、突然、頭の中に声が響く。『彼に剣を持たせて』「君は誰なんだ?」そして、口伝の人物がいると思われた場所にあったのは、次の口伝だった。『我が宮殿への第一の門へ入りし尋ね人よ……』困惑する主人公。「裏で何かが動いてる」はたして、目的の人物に会えるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 22:00:00
118812文字
会話率:80%
迷宮ーー。それはある時突然この世界に現れ、それ以降様々な場所に生まれてその数を増やしてきたと言われている。迷宮内は平原や森林、海、空など多種多様な環境にあふれており、その規模も千差万別である。
当初迷宮がこの世に現れた時、現れた国の対応
はそれぞれ異なっていた。出現により村が一つ消えたことから周囲一帯を封鎖し立ち入りを禁止したり、不審なものとして入り口を封鎖したりとさまざまであった。なかには静観した結果迷宮から魔物が溢れ、周囲の村や街を飲み込んだ結果制圧できた頃には地図から県が消えたと言われている。
一方で、果敢にも内部へ調査隊を派遣した国もあった。その国も初めのうちは少数精鋭で調査隊を送り込んだものの、一カ月が経過しようとも誰一人として帰ってこなかった。しかし、ある時調査隊の一部が帰還に成功したことで内部の様子が判明した。その結果、迷宮内には大きな危険が存在するが、それ以上に資源や未知のモノに溢れていることが判明した。
それ以降、各国はこぞって迷宮探索に乗り出し、時には多大な犠牲を払いながら、時には危険を持ち帰りながらも探索を進めて行った。
その結果、得られた資源や迷宮内の魔術理論の解析などから急速に武器や魔術が発展し、安全性が向上するに連れさらに大きな成果を持ち帰るようになった。
現在においては迷宮内の探索を専門に行う職業である探索者は当たり前のものとなっている。
しかし、今回記して行くのは現在の迷宮探索の様子ではなく迷宮が出現した初期、いわゆる黎明期と言われる時代のことである。
様々な冒険譚や探索にまつわる手記などを読まれた各人に取っては当時の人々の行動や決心は愚かしく感じる部分も多々あると思われる。しかし、これは紛れもなく当時未知の領域に文字通り生命を賭けて挑んだ人々の物語である。その何かが読者諸氏に響くものが有ればこの話を纏めた甲斐があると思う。
ーー序文より抜粋折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 22:04:12
456056文字
会話率:38%
事故で死んだと思った神坂昴(コウ)は、次に目を開けた瞬間、目の前に自動車大の何かが迫っていた。
かろうじて避けると、それはなんと竜の頭。
そしてその竜は、容赦なくコウに襲い掛かる。
コウは、満身創痍になりつつも奇跡的に竜の急所を突いたのか、
竜を打倒することに成功する。
しかし致命傷を負い、そのまま死ぬかと思われたが――。
生き延びた彼はその後多くの人々と出会い、助けたり助けられたりしつつ、その世界を旅していく。
普通の日本人らしからぬところがあるコウの、異世界での旅が始まる――。
※昴は本来『コウ』とは読みませんが、意図的にそう読ませています(日本の呼び名の自由さ故……)
※第三章(51話)までは基本毎日投稿します。
※カクヨムにある同名タイトルと内容は同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:30:00
1372418文字
会話率:30%
世界を恐怖で覆っていた魔王ルドリアを、勇者ラングディールが女神の聖剣を以って討ち果たし、平和な時代が訪れた。
だが、仲間の一人で『大賢者』とも謳われるカイ・バルテスは、その魔王の死に違和感を感じる。
その違和感の正体を知るため、魔王出現の
地へ赴いた彼は、そこで魔王が元人間であったという衝撃の事実を知る。
さらに、辺境で囚われの身だったエルフの少女レフィーリアから聞いた魔王の姿は、カイが知るそれとはまったく違うものだった。
その謎を解き明かすため、現勇者であり、親友のラングディールに会うべく、リーグ王国へ戻るカイ。
だが、そこで待っていたのは、あまりにも予想外の事態だった。
勇者、魔王、女神が織りなす剣と魔法の世界。
当たり前と思われていたそれらの隠された事実が、カイの前に姿を現す。
――これは、21世紀の日本の記憶を持つ男が、世界の真実を知り、大切な者たちの未来を守るために戦う物語。
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更新ペース:
平日の朝にある程度連続で2章分公開します。
(終盤は1章あたりが長いので1章だけ)
終了予定は7月17日です。
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本作は2025年9月に公募に出す予定なので、その後は削除予定です。
ご了承ください。
また、公募原稿そのままなので、空行対応とかしてないため、読みにくかったら申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 07:40:00
129108文字
会話率:48%
ネタバレ注意:
七人の守護者が精霊神に召喚された乙女を守りながら救世の使命を果たそうとする話です。
守護者や兵士たちに守られながら救世の儀式に必要な品物を揃えていく乙女。何故か時々自分の言動を脳内で決める際に決められた選択肢が思い浮かぶ時が
ありましたが、どうしてもどの選択肢も腑に落ちず、必死で振り払って自分で最も納得のいく言葉あるいは行動を選び取っていきます。そうした時、必ず守護者や案内人は一瞬だけぽかんとするのでした。
これまでは乙女次第で愛を交わす守護者が七人のうちから一人現れたそうですが、あまりに愛情が盛り上がりすぎると使命そっちのけで駆け落ちしてしまい、そうすると別の乙女を召喚して最初から救世のやり直しになります。
実はこれまでは必ず駆け落ちルートに入ってしまっており、世界は一度も救われぬまま今に至っています。
何故駆け落ちしてしまうのかと言うと、二つ理由があります。
一、救世の儀式の締めくくりに精霊神へ操を捧げるよう求められるため
一、駆け落ちと言っても守護者の領地に住むだけであり領地の安全は乙女の加護により確保されてきたため
操というのは、これまでは『処女』と解釈されるのが一般的でした。
しかし今回召喚された乙女は齢二十八にしてまだキスもしていなかったため、それを捧げて難を逃れました。儀式を成功させ無事に世界を救った乙女は守護者の誰とも恋に落ちなかったため、一人で元の世界に帰るのかと思われましたが、この世界でずっと彼女を世話してきた案内役と結ばれ、この世界に止まることを選びます。
用意された道になど興味はない。
自分の道は自分で選び取る。
それを叶える強い意志で、乙女は守護者たちとともに、見事に自分だけのエンディングへとたどり着いたのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:21:54
2326文字
会話率:26%
感覚とか、物の考え方とか、たくさん表に出すと、下手な鉄砲も数打てば、て感じで、人と違うと思われる回数が増えるんだとか。そんな話です。
キーワード:
最終更新:2019-01-24 23:32:48
489文字
会話率:100%
なろう内の作品を読んで、時々レビューを書いております。そしてふと、今後はなろう以外の他サイトの作品についても読もうと考えました。
問題は、他サイトにアカウントを持っていないため、その作品にレビュー的なのを投稿することができないことです。T
witterで感想を流して作者様には伝えておりますが、それもいずれタイムラインの流れに消えるもの。なんかもったないです。
作品投稿しないのにこのためだけにアカウントを作るのもどうかと思ったので、ここにレビューというか評論を載せることにしました。
なろう作品に関しては、これまで通り作品にレビューを書きます。なのでここに掲載されるのは他サイトの作品のみです。
また何を読むかは決めていないという企画の性質上、不定期更新になります。少し更新の間隔が開いたとしても、エタることはないと思われますけれど。
これを読んだ誰かが、紹介された作品を読もうかなと少しでも思ってもらえれば嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:13:43
91978文字
会話率:0%
森、雪原、山。
それぞれの土地と周辺国に敬われ、恐れられる魔女様方の有能な魔獣、従魔三人組は、そろってモフモフもふもふ。
呪いに悩む獣人王国の姫君のために、魔女様方の名代として、魔羊ネエネエ、魔熊ガウガウ、魔鳥ピイピイ。なかよしモフモフ三人
組、頑張りますですねえ!
人族に対する悪意を持たぬ良識ある王族さんたち。消えぬ呪いに対抗するネエネエたちが、獣人王国の隠れた悪も断ち切りますですねえ!そして、モフモフ三人組に手出しをするものは、世界最強(恐)の魔女様がおしおきですねえ……?
【第一章あらすじ】偉大なる三人の魔女様にお仕えする従魔三人へ、獣人王国国王からの直々の依頼が届きます。宛名は魔女様方にですが、実はそれは、従魔たちへの依頼。なぜなら、獣人王国の姫君が人族に対してのみ発症する呪いに罹患したためでした。魔女様方はその多大なる魔力から人族でありながらかなりの年数を生きる方々です。然しながら、人族ではあられため、呪いを癒すのは従魔たるモフモフたち!森の魔女様にお仕えする魔羊ネエネエ、大切な友人である魔熊ガウガウ、魔鳥ピイピイと合流するため、モフモフと旅立ちます(ですねえ)!
【第二章あらすじ】無事に合流できたモフモフ三人組。様々な権限を持つ資格者、魔法法律家の顔も持つ魔法店店主の店内の宿でなかよくモフモフ。獣人王国の魔石が流出し、魔法店に現れた転売目的の人物を店主とともに成敗したり、それを探る高貴な竜の少女を助けたり、転売目的か?と思われた人物は実は被害者だったり。
色々ありながら、三人組は準備をしたり魔女様にご報告をしたりと元気に獣人王国へ。魔女様の飛行用箒はなんと、飛竜さんよりもはやいのです。
獣人王国の皆さんは、ごく一部に人族に対してよろしくないことをするものもいましたが、多くがあたたかく、そして敬意をもってモフモフ三人組に接してくれています。三人組もこの国が大好きになりました。
呪いの症状に苦しみながらも、健気に真の竜の姿を示す姫君。三人組も、任務のためという以上の強い気持ちで、改めて結束を深めるのでした。
本作はカクヨム様連載中作品『魔羊ネエネエと獣人さんの国』とコンテスト応募用に編集しましたものを合わせました作品となります。(ネオページ様にも連載中です)
本編と編集版は、カクヨム様にて連載中、掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 20:52:23
36389文字
会話率:36%