たそがれどきに強い思いを念じた人だけがたどりつける不思議で奇妙なお店があるらしい。その名は夕陽屋。
過去につながる公衆電話、人間の一生が書かれている本がしまわれている人生の書庫があるという都市伝説のお店だ。
寿命が見えるあめ、書いたこと
が事実になるメモ帳、消すと事実が消える消しゴム、ともだちチョコレート、おたすけノベル、美人グルト、老いを遅らせるグミ、大冒険できるガム、永遠ループドリンク、運命の赤い糸、死んだ人と会えるミラクルキャラメル……。
不思議なお菓子や文房具が置いてあるらしい。
そんな不思議な夕陽屋には10代であろう黄昏夕陽という少年がいて、そこに迷い込んだ人間たちは……?
奇想天外な商品と裏切り系人間ドラマが待っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 18:34:48
75195文字
会話率:60%
16歳、現在進行形、才賀保は暗い青春をおくっているのだろう。
いつも近場の公立高校に通い。
クールメイドは俺のスパホに毎日売上を報告するし、くだらないやり取りもする。
なぜか現実の駄菓子屋オンナにつきまとわれるし、そいつもはじめるんだってさ
。
ウランドを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 04:29:28
30763文字
会話率:55%
「……あら? あなた、みっちゃんじゃない? ねえ、みきおくんよね?」
「……え、あ、ああ! 駄菓子屋のおばちゃんですね!」
未だ発車しない列車の窓の外をぼんやり眺めていた男は
通路で立ち止まった老女に声をかけられ、そう応えた。
自分
もそうだが、向こうもよく気づいたものだ。
あれから何年になる? 子供の頃の面影があったのだろうか
と、どこかしみじみとした気持ち。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 10:00:00
1151文字
会話率:56%
今井 香奈(いまい かな)はかつての楽しい日々に思いを馳せながら毎日を過ごしていた。何にも無関心で無気力だった香奈は唯一の親友を失ったことで生きる理由を見失っていた。叶うなら、もう一度親友と会いたい。現実から目を逸らすようにそう願い、望む
だけの毎日だった。そんなある日、いつもの交差点に差し掛かった香奈は乗用車に撥ねられてしまう。生と死の間を彷徨う中、香奈は今は亡き親友[星乃(ほしの)ミライ]との日々を夢見る。
現実ではもう会えない親友との楽しい毎日に浸る香奈。出来ることならこの夢の中で一生を過ごしたい。そう願う香奈の前に、突如、[裁定者(さいていしゃ)]と名乗る黒服の男が現れた。
「明日中に、あなたの宝物を提示してください。それがあなたにとって本当に宝物であるならば、あなたは消滅の運命から免れます」
裁定者にそう告げられた二人は翌日、香奈の本当の宝物を見つけるため、思い出の場所を練り歩くことを決める。二人で行った場所を巡る懐旧の旅路。その最初として訪れた駄菓子屋は香奈たちが初めて出会った場所だった。ミライとの思い出に思いを馳せる香奈。それは、香奈が目を逸らしていた現実を思い出すことを意味していた。
そして宝物が見つからないまま、香奈たちはこの旅最後の場所を訪れる。そこは二人でよく立ち寄った広い公園だった。夕暮が照らす公園のベンチに腰掛けると、ミライは香奈に言葉を投げかけた。
「ねぇ、どうして香奈は、私と一緒にいてくれたの?」
それは香奈が今まで考えたことの無い言葉で、当たり前だと思っていたことだった。今まで言えなかったことを吐露するミライに香奈はただ耳を傾ける。その言葉は香奈にとって苦しく、優しいものだった。
そして、ミライとの会話の中で宝物を見つけた香奈は夢の世界から出ることを決意する。かつての親友を胸に、これからの人生を生きていくことを誓いながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 18:04:57
11448文字
会話率:48%
島根県の県立高校に通う「淡島(あわしま)ケイタ」は、学校が終わると、帰り道にある駄菓子屋「佐多菓子商店」でバイトをする16歳。普段は子供たちや、近所の老人ぐらいしか来ないこの店には、偶に「場違いな客」がやってくる。
彼、彼女たちは皆、店
の主「佐太(さた)」を訪ねてくるのだが、どうにも様子がおかしい。佐多の姪「ヒルコ」が店の奥に通すものの、その客たちが帰る姿をケイタは一度も見たことがないのだ。
ある夜、閉店間際に訪れた「場違いな客」とヒルコの後をつけ、ケイタは客が帰る姿を見かけない理由、そして店の主である佐多の正体を見てしまう。
佐多は副業を持っていた。それは「縁切り」。
客は皆、それを頼り佐多の下へやってきたのだ。
正体を見られた佐多は、ケイタに副業の手伝いをするか、今日を以てその存在を消されるかという選択をせまるのだった。
という、一寸先のダークファンタジー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 00:06:27
11243文字
会話率:12%
駄菓子屋のバイトをする高校生の「俺」は、駄菓子屋店主であり自称・神様の「佐多」が営んでいる副業の手伝いで島根から大阪へ連れてこらえた。が、一仕事終えた佐多はもうひとつの用を思い出し、「俺」を大阪の地下街へ置き去りにして去ってしまう。途方に暮
れた「俺」はたまたま入った喫茶店の窓から見えた1人の女に違和感を覚え、その理由を確認するために彼女を尾行する。
「俺」が追いかけた先に彼女が入ったのは、白い壁の店だった。
躊躇したものの「俺」は店へと足を踏み入れた。
店はカレー屋で、何も頼まない訳にいかないとおもった「俺」はカレーを食べる。
不思議な味のカレーを食べ、再び彼女を追う「俺」。雨の音が外から響く階段で「俺」は彼女に話しかけた。そこへ佐多が現れる。女は佐多が探していた「用件の女」だったのだ。
佐多は彼女から「副業の報酬」を受け取りに来たのだ。
女は姿を変え、雨は速度を落とし、世界が色を失う。
佐多は彼女から「彼女の持っているもの」を報酬として奪い取る。奪い取られたものを「今の彼女」が知ることはない。
報酬を受け取った佐多は雨をよけるように「俺」を引き連れて、再び地下街の奥へと戻るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 00:00:00
12232文字
会話率:22%
40歳無職の神宮真太郎は……
なけなしの500円玉を握り締めて昼飯を買いに出掛けたが……
出先で見覚えの無い駄菓子屋を見付ける。
少しでも安く昼飯を済ませようと考えていた真太郎は……
駄菓子屋なら安いカップ麺が在ると思い、駄菓子屋に
入ろうとして……
その軒先に500円のガチャマシンを発見した。
そのガチャマシンのラインナップのロボットフィギュアに釣られ……
真太郎は、なけなしの500円玉を投入するのだった。
そのガチャで出たロボットに乗る事になるとは、知らずに……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 18:38:17
65089文字
会話率:73%
あの冷たい雨の日。俺たちの運命は変わった。
穏やかにクラスメイトと過ごしていると思っていた転校生の光弘。
彼の抱える苦しみと秘めた優しさから繋がった縁。
駄菓子屋のアイスボックスの中に空いた穴の中。そこにある小さな雪の階段は異世界へ
と繋がっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 10:14:44
436037文字
会話率:29%
駄菓子屋を引退した幸代は夫に先立たれ、一人暮らしをしていた。 遊びに来る者は誰ひとりおらず、独居老人の寂しさを紛らわす為に買ったのはAIを搭載した犬のロボットであった。
最終更新:2023-01-28 18:00:00
4320文字
会話率:63%
染屋の末息子は結婚しても道楽が落ちつかず、今日も祓い屋業に繰り出していた。
不在の部屋に影がさす、原因は二十年前の火災で焼け残った古い面にあるらしい。
好奇心で首を突っ込んだものの、依頼主はつっけんどん。周りも口が重い。
分かるのは手放
しても面が戻ってくるという現在の話だけだ。
周囲に聴き込むが、新参者ばかりで火災を知るものは少ない。手詰まりになって不貞腐れていると、また幽霊が出たとお呼びがかかる。
その往来、気がつくと知らない道に迷い込んでいた。熱射にやられ死を危ぶんだ時、駄菓子屋を見つける。気安い店主と世間話に興じるが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 20:00:00
26486文字
会話率:31%
たまたま駄菓子屋に寄った主人公、店主に呼び止められ言われるがままに飴を買ってしまった。
しかしその飴で生活が180度変わり、、、
最終更新:2023-01-08 17:58:40
995文字
会話率:46%
この世界で最も自由職業、チェイサー。
チェイサーになるためのストーリーが始まる。
最終更新:2022-12-24 18:00:00
2394文字
会話率:67%
駄菓子屋でもやってみようかな、というぐだぐだの会話の話
この作品は「カクヨム」「note」にも掲載しています。
キーワード:
最終更新:2022-12-19 15:56:40
4874文字
会話率:3%
サクサクっと駄菓子のようにすぐに終わるなんかオカルトというか超能力っぽい話。特に何も考えてないので、何も設定とかはないです。頭の中をふわっふわの麩菓子にしてお読みください。
最終更新:2022-12-18 16:15:11
3217文字
会話率:4%
親父の葬儀を終えた僕は、何十年ぶりかで自分の育った場所を訪れた。
でもそこはもう、自分の知っている場所ではなかった。
懐かしい家も、懐かしい駄菓子屋もなくなっている。
時間の経過がこんなに残酷だとは思わなかった。そう思いながら、いつも遊んで
いた広っぱへと向かった。
勿論広っぱもなくなっていて、そこにはマンションが建っていて……
そう思った瞬間、僕は不思議な感覚に見舞われた。
そして目を開けると……夕焼けに染まった広っぱがあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 18:00:00
10939文字
会話率:14%
僕たちは今、学校近くの商店街に来ている。ここは昔ながらの店も多く残っているからか結構な賑わいを見せているんだ。今日はその賑やかさはいつもより強いみたいで。そこら中で客引きをする店員の声や子供たちの騒ぐ声などが聞こえてくる。
そんな中で僕らは
一つの駄菓子屋に立ち寄ったんだ。そこはおばあちゃんが経営するお店で、よく僕らはこのお店のお世話になっている。ここのお婆さんは僕の事情を知っている人で、だからなのか、僕は昔から気兼ねなくここに来れているんだよ。そして今もその例に漏れることなく―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 17:23:56
4664文字
会話率:52%
うまい棒仙人が統治する『お菓子パラダイス』という精霊の国がありました。
ある日、原材料の値上がりでうまい棒が10円ではなくなってしまった!!
これにショックを受けたうまい棒仙人は後継者を探すことを決意。
特別なうまい棒空気味を賭けて戦わせ、
勝者を次期国王にすることにした。
お菓子の精霊たちによるお菓子パーティーが今、開催される!!!
主人公の『勝カツオ』はビッグカツの精霊に気に入られてお菓子パーティーへ招待される。
そしてカツオの幼馴染の『チロチロ子』もチロルチョコの精霊に気に入られてお菓子パーティーに参加する。
不思議な粉でハッピーにしてくれるハッピーターンの精霊や、剣豪あずきバーの精霊といった個性的な精霊が多数登場予定。
注意:精霊の名前は全て仮の名前です。
億が一、商用化する際は許可を取って商品名にするか、当たり障りの無い一般名になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 20:13:02
69625文字
会話率:86%
主人公の松田弥生が経営していた駄菓子屋が経営困難になり、この世にいなくなろうとしていた時に曲が書けなくて悩んでいるバンドマンの三橋蒼と出会い、ストーリーが始まります。
最終更新:2022-09-12 16:40:15
1759文字
会話率:0%
神崎湊16歳の誕生日、ヘンタイに殺される。
普通の世界で、普通の高校生だった湊だが、あの日(誕生日)から“力”と呼ばれる異能力が使えるようになった。
その“力”とヘンタイに関係しているのは、転校生の神道幸太郎と、近所の駄菓子屋のお姉さん
…?
何故僕が“力”を与えられたのか、その目的は?
おふざけあり、シリアスありな愛をテーマにしたダークファンタジー。
(登場人物少々死にますが、グロ表現は少ないはずです)
※魂懇(こんこん)という言葉は私が生み出したため検索しても出てきません。ラプソディは湊の自由さをイメージして付けました。読んでいくうちになんとなくタイトルの意味が分かるように努力しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 21:09:24
12798文字
会話率:48%
ある女の子の夢の中のお話
第四話
最終更新:2022-08-07 00:15:38
4887文字
会話率:35%
あなたは将来に何を託していきたいですか?
最終更新:2022-08-06 22:00:00
2791文字
会話率:0%
どんな優れた意見も考えも、僕が発する限り、誰も見てくれない。
やさぐれた少年は、虫たちに対する「殺し屋」をしていた。
ただの憂さ晴らしじゃない。僕の殺しの価値をを認めてくれる、駄菓子屋の店主さんがいたんだ。
ある時、彼は店主さんから依頼
を受ける。
それは虫たちが持つ、あるものを調達してほしい、というものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-29 18:35:01
3857文字
会話率:11%
虫集めは、小さい頃の思い出。
それも、報酬がもらえるとなれば、気合が入った。
近所の駄菓子屋で開かれた、虫集めの競争。
今回のお題は、夜、光に包まれる、あの生き物だった。
最終更新:2018-02-26 20:10:19
2511文字
会話率:8%