たそがれどきに強い思いを念じた人だけがたどりつける不思議で奇妙なお店があるらしい。その名は夕陽屋。
過去につながる公衆電話、人間の一生が書かれている本がしまわれている人生の書庫があるという都市伝説のお店だ。
寿命が見えるあめ、書いたこと
が事実になるメモ帳、消すと事実が消える消しゴム、ともだちチョコレート、おたすけノベル、美人グルト、老いを遅らせるグミ、大冒険できるガム、永遠ループドリンク、運命の赤い糸、死んだ人と会えるミラクルキャラメル……。
不思議なお菓子や文房具が置いてあるらしい。
そんな不思議な夕陽屋には10代であろう黄昏夕陽という少年がいて、そこに迷い込んだ人間たちは……?
奇想天外な商品と裏切り系人間ドラマが待っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 18:34:48
75195文字
会話率:60%
おいしい魔法のスイーツで、貴方の「人生のつまづき」癒します。
中部地方にオープンした『魔法菓子店 ピロート』は、お人好しのパティシエ・蒼衣と、陽気な三十路のオーナー・八代の親友コンビが営む小さなお店。
魔力のある不思議なお菓子『魔法菓子』
を売るピロートには、友人関係や職場、家庭の悩みや困りごとといった「人生のつまづき」を抱える客が訪れる。
星座が現れるチョコレートケーキ、体が宙に浮く雲のシュークリーム……。
蒼衣は客の心に優しく寄り添う一方で、十年前から見ないふりをしていた自身の「つまづき」に再度向き合うことになる。
友情・家族・仕事……この「世界」で生きるのが、時々しんどいひとへ届けたい。
「人生のつまづき」を不思議なお菓子で癒す、甘さと再生の優しいお仕事小説。
※カクヨム・エブリスタに2018年に掲載済みの作品の転載。約12万字(全29話)にて第一部完結済み。第二部は読み切りをメインに不定期更新中(主に平日の7時・17時更新)
※2018年発行同名同人誌のWeb掲載版
※ノベマ!に重複投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 07:00:00
204495文字
会話率:41%
都会から少しはずれた小さな町「すぐり町」には少し変わったお菓子屋さんがあります。その名もりす屋。
オーナーの朔田がつくる不思議なお菓子によってお客さんのもつどんな悩みでも解決へと導いていく…なんて噂が。
さて、今日もお客さんの悩みを解決する
お菓子が焼きあがるいい匂いがしてきました。
いらっしゃいませ、りす屋へ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-19 17:27:40
1009文字
会話率:29%
触れた人の未来が視える『運命の女神』。
彼女が視て余命を宣告した女性が、あるお菓子を食べたら奇跡的に病気が治ってしまった。
「奇跡が運命をひっくり返すなんて!」
女神は愕然としたという…。
そんは女神の血を引くものの、運命を視る力に全く目
覚めていない少女・アリス。
彼女は不思議なお菓子屋に迷い込み、風変わりな店主と出会う。
そこで異世界から仕入れた魔法のお菓子の存在を知った。
『運命の女神』がそのお菓子を販売した者を探し始め、店主とアリスはひとまず異世界へと旅立つ。
そこは魔法に溢れた不思議な世界。
しかし、異世界間の移動に対する取り締まりが強化され始めていて…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-30 14:04:34
104394文字
会話率:42%