ラセルは、十五歳の誕生日を迎えたその日に〈祝福の儀〉でレベル0を授かってしまう。
しかも、言い渡されたクラスは、不遇職とバカにされている贈与士(レベル・ギフター)。
魔物を倒すたびにレベルが下がるこの世界においては〈祝福の儀〉で受け取るス
テータスがすべてだ。
魔術学院時代から婚約を誓っていた許嫁にもアパートを追い出され、ラセルは人生最良の日である十五歳の誕生日に人生が詰んでしまう。
許嫁には迷惑をかけられないという思いで、ラセルは国を出てほかの土地へ行こうと決断する。
その最中、ラセルは魔物の襲撃に遭う。
レベル0の彼が敵うわけもなく、ラセルは死を覚悟して敵の攻撃をその身に受けた。
しかし。
その時、思ってもみなかったことが起こる。
レベル0は、マイナスのオーバーフローを起こして、レベル999となったのだ。
この時のラセルはまだ知らない。
贈与士(レベル・ギフター)には、隠された力が秘められているということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 19:36:01
11961文字
会話率:27%
最弱モンスターであるスライムしか召喚できないクレムは、奴隷としてこき使われるだけの日々を送っていた。
そんなある日、クレムはその弱さを見限られダンジョンの奥地で捨てられてしまう。だがそこで手に入れた『祝呪の鍵』により、彼の隠された力で
ある【無限スライム】が覚醒した。
1人1体までという召喚のルールを逸脱したクレムのスライムは、際限なく、個体数を増やせるようになったのだ。
しかし、同時にクレムは知ることになる。『祝呪の鍵』がただの強化アイテムなんかではなく、「その時考えていた望みに少しでも反した行動を取れば死に至る」呪いのアイテムだったことを。
そう。奴隷として死ぬ寸前だった彼は、力を得る際「国中の人間を跪かせ足蹴にしてみたい」というどうしようもない望みを持ってしまったのだ。
望みを叶える以外に解呪の方法はない。クレムは全てを受け入れ町へと繰り出す。
「おい、なに奴隷が堂々と道歩いてんだ。どけ」
「それはこっちのセリフだ」
「は?」
「てか今すぐ跪け」
「……ふぁ?」
これは、自身の命と引き換えに全ての逃げ道を失った少年が、"S級"の呪いに導かれ成行で下剋上を果たしてしまう物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 01:31:47
15419文字
会話率:51%
オルタニートは【上級賢者】という優れたジョブを持ち、剣士カレンをリーダーとする美人揃いのパーティーに参加していた。
回復役の聖職者、魔法攻撃役の魔法使いという専門職が居たため、オルタニートの主な役割はダンジョンの罠を解除する事だった。
ボス部屋の罠解除に失敗したオルタニートは、普段の賢くないような行動やトラップ解除の失敗が多い事からジョブが変わったのではないかと疑われる。
ジョブを鑑定してみると【上級賢者】から【ヤクタターズ】という謎なジョブに変わっていた。
ステータスはどれも一桁、レベルは上限。魔法無し、技無し、知識無し。
賢者の頃に持っていた強力なスキルは全て消えてしまっていた。
代わりにあったのは、【選手交代】という謎なスキル。
何か隠された力があるのでは、とメンバー達もオルタニートの新しいジョブの力を確認しようとするが、解らないまま。
「追放よ、貴方はいらないの。ギルドマスターからもオルタニートを追い出せと言われているの」
死のうと決断して、オルタニートは自暴自棄になり【選手交代】を使用する。
スキルを発動すると、頭に輪をつけて光り輝く天使のような美しい女性が歪んだ空間から現れた。
『ヤクタターズ、選手の交代をお知らせします。オルタニート選手に変わりまして、商売の神、マニー。商売の神、マニー』
【選手交代】スキルは一時的に【現存する人物のコピー】や【過去に存在した人物】。【いろんな神様】と交代して貰えるスキルだった。
オルタニート自身は何の能力も無いが、最高峰の能力を持つ人物や神々にやるべき事を変わって貰えるスキルでその名は世界中に轟くようになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 12:00:00
200791文字
会話率:41%
とある国のとある城、お姫様に恋する使用人は、政略結婚を嫌と言うお姫様のために、隠された力を使って彼女を救う。
本編後に、その後のストーリーも書いてあります。もし良かったら読んでみてください。
最終更新:2021-08-02 22:34:12
6455文字
会話率:68%
ソーディアス王国近衛騎士団団長【剣聖】リーン・セイクリッドは「王の暗殺を狙っている」と無実の罪に問われてしまう。
当然リーンは「これは謀略だ!」と反論するが話を聞いてもらえず、リーンは王国から追放された上にリーンを邪魔に思っていた貴族の策
謀によって殺されてしまった。
けれどリーンは【剣聖】スキルの隠された力によって能力を引き継いだまま転生し、十八歳の誕生日に全ての記憶を思い出した。
「俺、今世でも剣聖じゃん……」
リーンは今世でも剣聖となっていたが、前世の記憶を思い出した途端「もう謀略も貴族もうんざりだ」と剣聖の地位を返上して自由の身となった。
「辺境へ行けば俺のことなんて誰も知らない。片田舎でのんびり暮らそう」
リーンは辺境の村を守る護衛となりスローライフを目指すが、剣聖と手合わせを願う天竜や亡命してきた魔王も仲間に加わってきた。
「少し賑やかになってきたけど問題ないか」
「世界を滅ぼせるメンバーですけどね」
これは転生しても剣聖だったリーンが平穏な生活を目指す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 09:19:16
24575文字
会話率:39%
辺境の村に住む少年ジーク。
10年ほど父と共にこの村に移住し、数年後に父を亡くし温かい村の人達に支えられながら暮らしていた。
ある日、この村に王国の騎士団が訪れ周辺調査の許可を取りに来た。
その騎士団は王国の王女率いる調査騎士団であり、少
年ジークの父と関わりのある人物がいた。
その人物は王女のリーゼロッテであり、ジークの父の弟子の1人でもあった。
この世界にはかつて滅んだ文明の遺産として『エーテル・ナイト』と呼ばれる人型兵器を発掘し、自国の戦力としていた。その兵器に登場し戦う事の出来る人間を騎士と呼んでいる。
騎士は人間離れした身体能力と、魔法と呼ばれる超常現象を起せる存在でもある。
その遺跡がこの村の近くにあるとの情報で調査団が来ていた訳である。
ジークは王女達と共に遺跡調査に参加し、目的の遺跡で過去の遺産を発見する。
しかし、王女は裏切りに遭い、瀕死の重傷を負った。
その王女を助ける為にジークは飛び出したが、騎士との実力差があり過ぎ追い詰められてしまう。
絶体絶命の危機にジークの隠された力が解放され遺跡が目覚める。
過去に起きた人類の生存を賭けた戦いが再び始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 14:35:02
65210文字
会話率:43%
僕は森田武人。ある日異世界転移してしまった僕らは世界を救うために戦うことになった。しかしステータスがクソザコだった僕は仲間の裏切りにあい、モンスターのひしめく迷宮に取り残され、生と死の狭間に立たされる。だが、終わりだと思った僕に運命の女神は
微笑んだ。地獄を生き残った僕は、かつてのクラスメートに復讐するため隠された力を解放する。
これは、すべてを失った男が仲間と共に世界のすべてを救い、悪を討ち滅ぼす物語である。
途中完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-19 18:31:31
34170文字
会話率:50%
神から与えられた土地、上の国にある七つの里は強力な妖力や神通力をもつ大妖怪達によって納められていた。
主人公の紫苑は七つの里の中でも強い力を持つ鬼の一族の姫として生まれたが、母が人間であるため一族の者から煙たがられて育った。
ある日、腹
違いの兄と一緒に訪れた七つの里の中の一つ妖狐の里で運命的な出会いを果たす。
自分と似た境遇の妖狐の少年と上の国から逃げて一緒に暮らす事を夢みるが、ひょんなことから兄との衝突で隠された力が蘇る。
どこまでも主人公に一途な妖狐の少年は鬼の里まで紫苑を助けにやってくるが……
幼い鬼子と妖狐の切ない初恋物語です。
こちらは、現在執筆中の長編小説の過去編として執筆しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-10 19:13:26
49119文字
会話率:30%
兄弟げんかの末兄弟を見返すために旅に出た少女だったが自分に隠された力があることに気付きその力に翻弄されていく物語。
最終更新:2020-09-22 00:00:00
4098文字
会話率:11%
「人外ロリと変身ヒロインに、ドはまりしているお前にはこれがぴったりだ」
神から、いつでも自由にジョブチェンジできる能力を与えられた、鈴木健一。
思わず口走った言葉が原因で、異世界へと送られる事となった。
手違いで素っ裸になる事故を起こ
すも、この能力の隠された力を発見する。
この能力で健一は、奴隷の女の子を解放(脱衣)して、魔法少女のような変身ヒロインを演じさせることを思いつく。
だが、力を取り戻した彼女達は、魔王や勇者、果ては助けた健一にまで、喧嘩を売りに行ってしまう。
辛うじて思い留まらせるが、彼女らを操る黒幕をでっちあげる羽目に
どうしてこうなった……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 08:07:31
182480文字
会話率:46%
ついにわかる、姉妹の隠された力とは?あのキレイな女性は?何気ない小学生姉妹の夏休み、3日目。小学校とは?ミレイとミナが目に見えない光、奇跡の光を探す旅が、ついに始まった。主人公 ミレイに変化が?
最終更新:2020-08-10 23:50:38
1988文字
会話率:62%
使えない能力のせいでパーティー内で不遇の扱いを受けていたクリフト。
しかしある時、その能力の隠された力に気づく。
「この俺にも復讐の神様が微笑んだんだ!」
思い立ったクリフトはさっそくメンバーを集めて自らを追放させようとするが――!?
ざ
まぁに疲れた全なろう民に贈る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 21:26:17
8111文字
会話率:30%
異能バトル×女子高生
初めての一人暮らしに期待を膨らませる少女、久尾凛音。
彼女の転入先は東京湾に浮かぶ新設された学園島ーー高見原女学院。
国際社会に羽ばたく女性の育成をテーマに造られた学園都市だが、実は神への生贄のため少女たちを集め
る目的があった。
異能を宿したカードを武器に変え、生き残りをかけた戦いが今始まる。
・ギャルにスケバンにお嬢様。色んな女の子が登場!
・カード合成で武器を強化。デコって相手と差をつけろ!
・武器は傘にネイルにドライヤー。ほかにもイロイロ!
・さらに武器には隠された力が。その先はキミの目で確かめてみて!
☆さぁ凛音と一緒に、島の秘密を解き明かそう!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-21 18:45:30
61735文字
会話率:39%
「そんな! 私、王女って言っても平民みたいなもんですよ? 貧乏でおやつはハチミツとか舐めてるんですよ!?」
アニカは国王の7番目の側室の娘で、18人兄妹の末っ子。一応王女である。
長く他国で暮らしていたのに、母国で革命が発生! 父
親の連座で危うく処刑されそうなところ、なんとか国外追放で一命をとりとめた。
アニカの望み、それはフツーの仕事に就いて目立たず生きる事。そのためには自分の隠された力も封印するのだ。
優しいメイドのナディネと一緒に平民として平穏に暮らす方法を探すアニカ。しかしニンジャとかいう変な兄妹が現れて……!?
けなげでめげない元王女様の、明るく楽しいほのぼの復讐劇。
※アルファポリスにも掲載中です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-27 20:04:36
36966文字
会話率:69%
人間でない化け物たちが傭兵団を作っていく。
魔王と勇者は子供をつくった。
だけど魔王と勇者で戦争が始まった。
戦争のある時代に子供を育てさせたくなかった。
だから成長をとめる氷の血という魔法を師匠はつかい、成長したウィルコムに武術
を教える。
ウィルコムとはこの物語の主人公のウェアウルフ、彼には隠された力が!
※エブリスタでも掲載しています※
※カクヨムにも掲載しております※
※アルファポリスにも掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-12 15:00:00
82066文字
会話率:24%
世界で起こる戦争。
この世界で唯一魔法の使えない少年 霧島実 が持つ隠された力により世界は何処に向かうのか。
最終更新:2019-02-23 18:35:34
15090文字
会話率:48%
人間は誰しもが魔力を、道具はどれしもがスキルを持つ世界。
意思あり《セミリア》
それは人と武器の姿を持ち、魔力とスキル両方を持つとされるおとぎ話のような伝説の武器達。
そんな武器達がいる世界で攻撃力は0防御力はたった10しかステータ
スがあがらず、しかもややこしいスキルのせいでセミリア被れとも言える指輪な主人公アルマ。
しかし、ある一人の少女との出会いによって彼自身も気付かない隠された力を見つけることになる。
世界を侵食する異形の存在、妖魔をうちはたすため、かつての存在である彼女たちと共に手をとりあいながらアルマは立ち向かっていく。
時にはアルマの取りあいにも!?
武器×武器、これはしがない指輪の精霊が伝説と手を取り合う物語
1/31 プロローグ作成にあたり改稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-03 13:00:00
75116文字
会話率:49%
昔々、魔物に食材や素材としての価値を見いだしていなかった時代。
「暴食」と呼ばれた男がいた。
その男、食べることしかできない不遇スキルでありながら、圧倒的な力で魔物の軍勢を蹂躙したという。
それから数百年の月日が流れ「暴食」という二つ名す
ら記憶からも記録からも忘れ去られた時代。
とある村にアルトという名の男の子がいました。
これは彼の送ることとなる波乱万丈な人生のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-06 16:15:32
2519文字
会話率:23%
魔術至上主義の世界において魔力無しの出来損ない人間を『悪魔の落胤(ルーザー)』と呼び、主人公であるアルトス・マスグレイヴは出来損ないとしてこの世に産まれた。しかも、彼の持つ特殊能力(アビリティ)は最も使えないと言われたモノ。しかし、彼のこの
能力には誰も知りえない隠された力を秘めていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-28 17:00:00
55674文字
会話率:61%
『魔導士(まどうし)』。
自身(じしん)の魂(たましい)の本質を武装として顕現させ、魔力を用いて異能の力を操る千人に一人の特殊な存在。
古い時代から魔導士(まどうし)は『魔法使い』や『異能者』と呼ばれ、人々を魔物から守っていた。
彼ら
の力は現代科学では測りきれない力を持っており、最高クラスなら星一つを塵も残さず消し去り、最低クラスでも身体能力を常人の2倍以上にまで底上げできた。
未だに隠された力があるのかもしれないと国際魔導士連合が日々研究をしていると聞いたことがある。
人の力でありながら、人の身に余る力。
武道や化学兵器などでも対抗することができない超強力な力。
今では警察も軍隊もー戦争ですら、魔導士(まどうし)の力なくては成り立たない。
だが、大きな力を使用するにはそれ相応の責任が生じる。それが『一般魔導士法(いっぱんまどうしほう)』である。
一般魔導士法とは、魔導士(まどうし)の力の行使に制限をかけるための法律。魔導士(まどうし)が力を行使するためには、国際機関の認可を受けた魔導士(まどうし)の専門学校を卒業した者にのみに『免許証』が与えられ、能力の使用を認めるいうものだ。
この物語は一人の少年が自身に宿っていた力を使って学園生活という過酷な試練を攻略する物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-30 07:00:00
48075文字
会話率:38%