【 愛しきものへ 】
天の楽園フェンシィオ。女神の加護のもと、天使たちが暮らす世界。
清廉な空気の中、花が咲き乱れ、穏やかな時間が過ぎる日々。
長く友人関係だったヴァリオルとミアシェルは、晴れて恋人同士となり、仲睦まじく過ごしていた。
「女神さまがお呼びだ」――その日、その瞬間まで。
【 恋しいひとよ 】
悪魔の少女エルザは闇に飽き、地上へと飛び出した。
初めて見る景色に心を奪われて、同時に、出会った天使の少年に惹かれていく。それは、淡い想い。
約束もなく、ただ「またね」とささやかな期待を胸に再会を願って、……それだけで楽しかったはずなのに。
「これがあたしの愛し方だったんだわ」――叶わない恋の行方。
【 そして、愛をとかして 】
伯爵令嬢のレイチェルは、これからも何も変わることなどないと無邪気に信じていた。
避暑地で顔を合わせる幼なじみの二人と過ごす日々は楽しく、今日もまた、三人で秘密の隠れ家へと足を運ぶ。
雨が降っていた。――雨は、悪夢を連れてくる。
*
一章はハッピーエンドのつもりです。
二章と三章は続いて、そしてハッピーエンドのつもりです。
ブクマ、評価、してくださった方々、ありがとうございます…!
一章二章は、過去に音声ドラマの台本として書いていたものを改めて文章化してみたものです。改題していますが、もしも当時をご存知の方がいらっしゃいましたら、懐かしんでいただけるとうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 11:00:00
39195文字
会話率:31%
猫族のティアは、レイフの祖母亡きマリア夫人のお屋敷で働く身寄りのないメイドだった。ティアは、幼い頃からマリア夫人に仕え、避暑の季節に訪れる少年レイフとマリア夫人と三人で過ごした思い出を大事にしていた。
レイフは若くして領主になり、ティアはレ
イフの屋敷のメイドとして働くことになる。
そして、領地巡りを終えたレイフにはお見合いの話が集まり‥‥‥。
猫耳メイド♡で書いてみました。
かわいいセンチメンタルな物語です。
ハッピーエンドで終わります。
11部で完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 07:00:00
11412文字
会話率:44%
突如街中に出現した怪物に襲われ、謎の結界によって閉鎖された王国の避暑地ハミル。
傭兵として王都に身を寄せていた主人公ダレスは、女神官アルディアからそのハミルを救う依頼を受ける。
神々に不信を抱くダレスではあったが、彼女の説得(怪力を使った脅
迫)によって協力を約束する。
アルディアの従者である少女ミシャも加え、三人で現地に向かった彼らは、ハミルで数々の謎を解き明かしながら怪物と事件の真相、そして自身らの運命に立ち向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 16:00:00
102607文字
会話率:38%
私立K高校文芸部の一之江部長が夏合宿を企画し、避暑地Qの宿屋に三人の部員が集まった。
ところが、肝心の部長は不在で、古文書の暗号文の解読依頼が一之江家の執事からもたらされた。
部員たちは知識を屈指して暗号文を解読し、ついに埋蔵金の隠し場所に
到達し、金貨を掘り当てる。
その金貨を手にして喜ぶ彼らだったが……。
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本改訂版はエブリスタでsutasan名義で公開している作品を大幅に加筆・修正したものです。古文書の差し替えも行って新しい推理も追加しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 11:11:21
28967文字
会話率:48%
私の青春 昭和洋画館 私の昭和時代 懐旧の映画館 「避暑地の出来事」「恋愛専科」「南太平洋」「スーザンの恋」 マイムービーレビュー
キーワード:
最終更新:2019-06-13 06:56:02
3294文字
会話率:4%
避暑地の洋館のひと夏のできごと地元の青年の幻の少女への思い出
最終更新:2009-01-01 14:03:14
2457文字
会話率:7%
タケルの誘いで、サトルのバイト先へ避暑に行くことになったユズたち。
登山で遭難した年配者との出会いが、
関わったものたちの運命を少しずつ歪めていく。
最終更新:2019-04-17 01:35:35
6006文字
会話率:52%
大学の卒業旅行先に迷っていた今手は友人の後藤にとある避暑地に行かないかと誘われる。
そこではある事が行われていると噂されているらしい。
若干謎解きホラーにしたいと思ってます〜変になったらすみません〜
最終更新:2019-03-06 21:23:35
214文字
会話率:0%
画家として売れてきた松本に、小さな画廊の個展依頼。
受けてしまったものの、最近の作品が売れてしまい出展数が少なく味気ない。
ならば、話題作りも兼ねて若手とコラボしよう。
思い立った松本は、若手のクリエイターに声をかけた。
――避暑地が賑
わうまえに、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-01 22:53:19
11485文字
会話率:36%
時代は21世紀。ヨコスカに住む高校生赤羽ころろは幼馴染達と避暑のため田舎の神隠村という村を訪れる。宿に向かう途中、休憩のためにとある空き神社へと腰を下ろした。が、そこでころろ達は次元の揺らぎに巻き込まれる。これはとある少年少女たちが幻想入り
し体験したことすべて。その記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-18 00:10:52
49399文字
会話率:60%
小学6年生の奈津美は、夏休みの初日、お父さんの故郷である木戸村に避暑地としてやってきていた。
木戸村は家が少ない代わりに田んぼや畑が多くあり、車の通行が少ないためのどかな田舎であった。
しかし、のどかな田舎にも影があり、木戸村にある木戸神社
には古くから祟り神として大蛇が封印されていた。
村で不思議な少年、勇人と出会い。自身が大蛇の生贄になるかもしれないという疑惑。
奈津美が逃げだした先には赤い空と金色に輝く月、居るだけでも魂が消えそうになる世界であった。
その世界で奈津美は大蛇に襲われるが再び勇人が助けに来る。
「大丈夫、俺が君を守る」
勇人は手鏡を取り出す。
「鬼鏡開門」
鏡から噴き出る炎は勇人の腰に巻き付き勾玉型のバックルになり、
「降臨」
そう唱えると白いポンチョ姿へと変化を起こし、大蛇に立ち向かっていく。
※カミナギ~光から陰に編~で奈津美を主人公にした物語はこれで終わります。次の物語は鬼術師を中心として奈津美から見られなかった陰の部分を明かしていこうと思います。
青年の読夜と少年の篝勇人は悪鬼を倒す鬼術師である。
2人は木戸村に封印されている大蛇が目覚めようとしているとの連絡を受ける。
調査をするにつれて1人の怪しい奴が浮上し、夏休みの避暑地として来ていた奈津美は大蛇に遭遇してしまう。
2人は戦う、読夜は使命のために、勇人は守るためにそして、鬼術師として…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-09 13:00:00
43535文字
会話率:44%
怪しい合宿で夏の避暑地、森の旅館に向かった鯉谷は奇妙な体験をする。
無口、無気力、無財力の鯉谷。
背、運動神経、行動力がノッポの関口。
背が低い、天真爛漫なおバカ、一条。
おしとやかだけれど、切れると怖い高橋。
この四人が送る青春?ラブコ
メ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-22 10:00:00
14651文字
会話率:63%
わたしは『家政婦』として避暑感覚のバイトにやってきた高校の同級生たちに帯同した。置き去りにされたわたしだけれども、なんとも言いようのない自由を感じている。街に帰るまでの数日間、何か特別なことが起こりそうな気がしてる。
最終更新:2017-10-09 12:38:17
10725文字
会話率:54%
暑い。あまりの暑さに頭さえ働かない。だから迂闊にも本能のまま呟いてしまったのだ。「暑い」
しまったと思った時には遅かった。机を取り囲むのは4人の少女。
「私が涼しくしてあげる!」「暑さは、吹き飛ぶよ」「任せてください」「最善手をみせてやろう
」
倦怠感を覚える。ああ、このまま重力に負けて、机と仲良くしていたい!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-08 09:36:50
3161文字
会話率:38%
避暑の為、田舎町にある伯父の家を訪ねた女子大生・のどか。
夜毎見る謎の予知夢に悩まされる彼女は、従弟の海里と共に真相を探ろうとする。
甘いもの好きいとこ同士の、一夏の不思議と恋のお話。
※自サイト(http://tg1130.sakur
a.ne.jp/)からの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-25 00:52:47
19870文字
会話率:34%
夏休み。連日の暑さにすっかり参ってしまった俺は、友人に誘われるまま、彼の実家がある田舎に避暑に来ていた。
最終更新:2017-05-04 20:00:00
813文字
会話率:10%
主人公「工藤(クドウ) 力也(リキヤ)」は、しがないサラリーマン・・・。
・・・とそれしか説明がないような男だったが、誰かの記憶に残り、世界には残らない、
壮絶かつ悲しげな最後を遂げ、人生に幕をおろした・・・
だが、異世界へと”転生”。
異界の大魔法使いによって呼ばれ、新たに生まれ変わった彼は、
<最弱>としか言えないような、”ゼリー”な体を持つ<ゴーレム>になっていた・・・。
果たして、(ノーミソまでとは言わないが、)プルプルな彼を待つ、異世界での運命とは・・・?
不定期更新の趣味気味(かつ、さらに避暑地的、ギャグ気味)作品ですが、
長い目でよろしくお願いします・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-24 03:52:49
5003文字
会話率:15%
5月に夏を想うような気持ちで、『避暑地の散歩』という言葉をイメージ。
最終更新:2016-10-10 22:29:50
3104文字
会話率:44%
吸血鬼の青年ユエルに仕える、元人間の少女で「眷族」のミズカ。ある日ミズカは「眷族」の存在理由を知らされます。 それはただ従属するための存在ではなくて…。 夏の避暑地、何かが変わってゆくような、そんな予感にとまどいがちなユエルとミズカの物語。
【こちらは当サイトにおいて掲載していた「まねごとみたいな恋でも」の改題・改稿したものです】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-22 22:54:42
263234文字
会話率:36%
青年の翻弄される文学会なるもの。行きつ戻りつしながらもたどり着いた先は…。
最終更新:2016-03-20 05:59:00
3094文字
会話率:18%
避暑で訪れた母親の実家。近くにある森には、山神様や妖が棲んでいて、彼らと出会えたなら、一つだけ願いを叶えてくれる、そんな言い伝えがあった。沙夜は一つの願いを胸に、森の中の参道を登っていた。
コバルト短編賞選外の作品です。
最終更新:2016-02-03 21:15:10
10402文字
会話率:46%