誰もが金さえ払えば、別世界に別人として異動できる時代。その異動先には魔法が使えるファンタジー世界も存在してた。
森脇道貞は、長身イケメンにして魔法100個を扱えるそんな貴族と聞いて異動サービスを受けるが、それは死にかけの老人にして、最
低ランクの魔法が100個使えるだけの魔法研究者のカダベル・ソリテールだった。
元の世界に戻る術もなく、ただ人生に絶望する毎日を過ごしていた彼は、ある少女を助けるため、荒くれ者の屍体を匿うこととなり……
魔法使いとしては最弱とも言えるカダベルが、低級魔法を駆使し、ミイラとして復活を果たしてゾンビやスケルトンなどを率い…やがて“死を従える王”となっていく話を描いたミイラ・ライフ・ストーリー。
※1〜3話は金土日と連続アップいたします。それからは週2〜3話を目安にアップできれば良いと考えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 21:54:55
577975文字
会話率:45%
現代日本。
「残機」と呼ばれる概念が存在し、アジア人の5人に1人は所有者の許容回数を示す痣が現れる。残機所有者は事故死や故意的な事件から回避できる特性があるが、痣が示す数が減少する。
そんな愛知県を舞台に、統合失調症を持つ男子高校生であ
る主人公、相葉優(あいばゆう)が、残機持ちの人間として覚醒する。
奇妙な痣の正体は彼は残機が減らない「無限大」を示すものだった。
その情報を目の当たりにした医学研究者と親友も巻き込んで繰り広げられるサスペンスSFストーリー。ここに開幕っ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 15:00:00
834文字
会話率:42%
【Sランク】と鑑定されたのにも関わらず国から追放された主人公・エストは、同じく国を追放された少女・レッドと共に”世界を変える石”を探す旅に出る。レッドの目的は如何に……? 中世の魔法世界を舞台にした、ちょっと特殊なハイファンタジー作品。
一方、記憶喪失の主人公・スカイは、研究者のシアンやキミカ、討伐者のガイアと共に世界に蔓延る存在・モンスターの謎を解明して行き、世界の闇に足を踏み入れていく。徐々に暴かれていく主人公の切ない過去とは……? 近世のヨーロッパを舞台にした、友情のハイファンタジー作品。
また一方、2029年の日本では、何でも願いを叶える謎の粉を使った犯罪が横行していた。東京に暮らす主人公・星田健誠(ほしだけんと)は、違法薬物特別対策軍に所属し、日々薬物使用者を捕まえていたが、自身も薬物使用者だったことが判明し、警察や組織から追われる存在に。何とかヒーローとなった彼は、自らの能力を駆使して、同胞である薬物使用者を捕まえるために奮闘する。
不思議な粉は何故この世に存在しているのか、主人公はいつ粉を使用したのか。謎が謎を呼び、謎が謎を解く、アクロバティックなローファンタジー作品。
世界滅亡を防ぐため、国を追放されたSランクの少年、記憶を失った討伐者、東京暮らしのヒーローが東京の街に集結する。彼らは運命に抗うことはできるのか? 国や世界を超えた、胸熱展開のSF・ファンタジー作品。
この作品は『カクヨム』『ノベルアップ+』『アルファポリス』でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 13:17:38
739151文字
会話率:36%
主人公、村雨 雫は研究者として優秀だったが優秀がゆえに味方に裏切られ殺されてしまう。次に目が覚めると女神の前で目覚める。女神に「異世界に転生させます」と言われ条件を出して異世界に転生する。異世界に転生した雫は新たにシズクと名付けられ異世界で
も研究者として過ごそうとする。しかしシズクは異世界でもトラブルに巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 05:40:43
47709文字
会話率:65%
突然の理不尽な事件のために将来を閉ざされた男は、辿り着いた非合法研究所(ラボ)で美しい『人形』に出逢う。
ネイトが研究者として生きるためにやって来たラボ。
二度と戻れない覚悟で訪れた場所で彼を待っていたのは、癖の強い先輩と生産後13年の
クローン・レティだった。
前任者に人間のような教育を施されたらしい「実験体」にネイトは戸惑う。
所詮ここのクローンはオリジナルの予備部品でしかない存在で、『人間』ではないのに。
喋る、笑う、──無邪気に慕ってくる感情豊かな美少女。
人間の形をした「実験体」にネイトの研究者としての常識が揺らいだ。
可愛い、愛しい、レプリカドール。
お前にこの先待ち受けているのは……。
*「R15」にしていますが、「性描写」は一切ありません。多少残虐表現があるためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 10:40:00
23980文字
会話率:27%
「師匠!私は師匠の弟子で嫁です!」
「そんなわけねぇだろ!」
ゲーム序盤のチュートリアル通り、俺は主人公の3人娘を黒い魔導機に乗って待ち構えていた。
だが、ゲーム知識とやらのせいで圧倒的なまでにボコボコにしてしまう。
お詫びも兼ねて、ちょ
っと指導してやったらそのまま……懐かれた。
アルテイア計画と呼ばれる実験が行われた。
狂気に冒された研究者なんかは女神の祝福とか言ってたが。
なぁに、よくある強化人間を造る実験だ。
そのせいで変なゲーム知識ってやつが植え付けられた。
それが俺と3人の主人公娘の運命を変えたのは間違いない。
マークレスト帝国の内乱の中、出会った主人公とライバルキャラ。
しかし俺たちは妙な関係に発展していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 20:59:56
101638文字
会話率:20%
呪術の専門家で家柄も悪くないが、三度の飯より研究が好き。そういう訳で嫁の貰い手のないリンナに縁談を持ちかけたのは、縁もゆかりも無い怪しい公爵閣下だった。詐欺を疑ったリンナは、真実を白状する呪いを公爵に行使する。
「俺は不死の呪いにかかって二
百年生き続けている。何とかしてこの呪いを解きたい」
うっかり機密情報を聞き出してしまったリンナに逃げ道はなく、彼女は結婚という名目でいけすかない公爵の監視下に置かれることになる。
自由の身になる方法はただ一つ、――不死の公爵を殺すために、死の呪いを作ること!
そうして、お人好し二百歳とワケあり二十歳の、どちらかが死ぬまで終わらない偽装結婚生活が始まった。
他サイトにも加筆修正前のものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 19:13:08
261748文字
会話率:34%
研究者とその学生の話です。
最終更新:2024-05-10 00:13:30
356文字
会話率:100%
『我々が失ったのは“色”という認識だけではない』
『色』がなくなった世界を元に戻すため、研究者集団『COLOR PALETTE』が立ち上がる。この世界を塗り替えるカラーパレットは彼らに託された…
最終更新:2024-05-07 17:12:56
29204文字
会話率:48%
ルベルは3ヶ月前に父を亡くした。子爵だった父の後を継ぎ頑張っていたけど、後妻の母と婚約者から「妹のクラリスを愛してるしまった。君には新しい嫁ぎ先を用意した」と追い出されてしまう。
やけ酒しながら向かった先で待っていた男は、呪術の研究者と
自称し「探していたのは嫁ではなく呪術の実験に付き合ってくれる人」だと言った。
酔ったルベルは彼の手をとってしまい…。
「君の嫌いな生き物は?」
「ウシガエル」
「呪術成立だ」
短気な元女子爵×呪術研究所所長様のコメディファンタジー☆
※ノリと勢いで読んで下さると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 13:34:49
10443文字
会話率:51%
成長と共に誰もが魔法を使えるようになる世界で、孤児であるニコはその日を心待ちにしていた。
しかし既定の年齢に達した彼女を待ち受けていたのは、前代未聞の問題と裏切り。
全てを諦めたニコが終着へ進み出した時、一人の青年が彼女を拾い上げた。
それ
は常識破りの変人と名高い相手で――。
「俺の印をどれくらい熱く感じたか、ちゃんと覚えとけよ」
「楽しそうに言わないで下さい。ヘンタイにしか見えません」
苦情を言いつつ、全てを握られたニコは今日も彼の望むままに身体を捧げる。
何かと苦労を背負ってしまう欠陥品の少女と、優秀だけど残念な魔法研究者との研究記録。
主人の言動がかなり危ないですが、ニコが達観しているお陰でR15。
短編のつもりだったので設定はかなり緩いです。深く考えず沸いた疑問は是非ゴミ箱へお願いします。
人に対して『欠陥』という単語が多々出ます。不快に感じる方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 00:00:00
126383文字
会話率:30%
「アイリーン・セラーズ公爵令嬢! 私は、お前との婚約を破棄し、このエリザと婚約する!」
「はいわかりました! すみません退出してよろしいですか!?」
ある夜会で、アイリーンは突然の婚約破棄を突きつけられる。けれど彼女にとって最も重要な問題は
、それではなかった。
視察に来ていた帝国の「皇太子」の後ろに控える、地味で眼鏡な下級役人。その人こそが、本物の皇太子こと、ヴィクター殿下だと気づいてしまったのだ。
更には正体を明かすことを本人から禁じられ、とはいえそのまま黙っているわけにもいかない。加えて、周囲は地味眼鏡だと侮って不敬を連発。
「私、詰んでない?」
何がなんでも不敬を回避したいアイリーンが思いついた作戦は、
「素晴らしい方でしたよ? まるで、皇太子のヴィクター様のような」
不敬を防ぎつつ、それとなく正体を伝えること。地味眼鏡を褒めたたえ、陰口を訂正してまわることに躍起になるアイリーンの姿を見た周囲は思った。
……もしかしてこの公爵令嬢、地味眼鏡のことが好きすぎる?
一方で、その正体に気づかず不敬を繰り返した平民の令嬢は……?
笑いあり涙あり。悪戯俺様系皇太子×強気研究者令嬢による、テンション高めのラブコメディです。
◇
同タイトルの短編からの連載版です。
一章は短編版に5〜8話を加筆したもの、二章からは完全書き下ろしです。ゆっくり更新になりますが、こちらもどうぞよろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 23:12:44
176330文字
会話率:58%
「アイリーン・セラーズ公爵令嬢! 私は、お前との婚約を破棄し、このエリザと婚約する!」
「はいわかりました! すみません退出してよろしいですか!?」
ある夜会で、アイリーンは突然の婚約破棄を突きつけられる。けれど彼女にとって最も重要な問題は
、それではなかった。
視察に来ていた帝国の「皇太子」の後ろに控える、地味で眼鏡な下級役人。その人こそが、本物の皇太子こと、ヴィクター殿下だと気づいてしまったのだ。
更には正体を明かすことを本人から禁じられ、とはいえそのまま黙っているわけにもいかない。加えて、周囲は地味眼鏡だと侮って不敬を連発。
「私、詰んでない?」
何がなんでも不敬を回避したいアイリーンが思いついた作戦は、
「素晴らしい方でしたよ? まるで、皇太子のヴィクター様のような」
不敬を防ぎつつ、それとなく正体を伝えること。地味眼鏡を褒めたたえ、陰口を訂正してまわることに躍起になるアイリーンの姿を見た周囲は思った。
……もしかしてこの公爵令嬢、地味眼鏡のことが好きすぎる?
一方で、その正体に気づかず不敬を繰り返した元婚約者や平民の令嬢は……?
笑いあり涙あり。悪戯俺様系皇太子×強気研究者令嬢による、テンション高めのラブコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 21:15:14
30277文字
会話率:55%
好きなことを好きなようにした末に事故死した老魔法研究者。
なんやかんやあって転生した彼は、生まれ変わった先でも好き勝手なことをし始める。
最終更新:2024-05-03 07:15:39
154278文字
会話率:28%
二人の人間を紐で縫い合わせ、一人の化物を生む魔法。理性も言葉も忘れて人間を襲うソレは『魔女』と呼ばれている。研究者達が切望し続けているのは、自我を失くした失敗作とは違う、人の心を保った魔女だ。各地で秘密裏に繰り返される人体実験。然れど成功作
と言える魔女は未だ造られていなかった。
――魔女の実験体として妹を攫われた主人公、エドウィン。彼は魔女を狩りながら妹を探し続けており、情報を得て向かった研究施設で『白い少女』と出会う。
メイと名乗った少女は魔女の実験体にされ『双子の妹の体に魂が宿ってしまった』のだとエドウィンに語った。魔女でありながら言葉を紡ぐメイは、成功作と称される魔女だった。
二人は奪われた妹のために、魔女を生み出した存在へ復讐の刃を向ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 00:30:47
420104文字
会話率:47%
2222年12月1日、AI研究者である前川湊はAIオートマトンに殺されそうになる。
AIオートマトンに殺されるなどクソ喰らえ!湊はAIを巻き込んだ自爆を試みるが、気づくと魔法とAIが共存する世界に転移する。
そして湊は気づく。自身が魔法を
一切使用できないことに。
そして確信する。自身が「タイムリープ」可能であることに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 19:02:26
186967文字
会話率:62%
研究者であるハラカオリ(原かおり)はとある反社会的勢力からとある卵型の何かを奪い取ることに成功した。
その卵というのが動物型と無機物型に変化することができる武器の能力を持つ”ワンダーエッグ”、動物の形のものは消えないが着ている洋服が変化し防
御力が格段にアップする防具の能力を持つ”ドリームエッグ”、この二種類の卵のかなりの数を機能停止させた反社会的勢力から奪ってきたのだ。
その卵を研究して早三年、そろそろ研究も一人では被験者としては足りないだろうと自分が所属している組織から言われたため子供たちにばらまくことに。
これは、ちょっとマッドなサイエンティストであるハラが、子供たちと卵との交流を通して研究を進めていくだけの物語である。
お願いです、豆腐メンタルなんで叩かないでください、叩かれたと同時に消えますので、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 21:24:13
313950文字
会話率:43%
☘19世紀ヨーロッパ風の架空大陸を舞台にした転生サスペンスファンタジー☘
クローナ神話で邪神リーリナに呪われ死を奪われた存在――不老不死者【イモゥトゥ】。イモゥトゥの肉体は死なないけれど、その内にある魂は死を迎える。すべての知識と記憶を
失い赤ん坊のようになる。それをイモゥトゥの【新生】と言う。
イモゥトゥ研究者のセラフィアは恋人ルーカスに殺され、気づくとかつての使用人ユーフェミア(愛称ユフィ)になっていた。【新生】で魂が死んだユーフェミアの体に、セラフィアの魂が【転生】したのだ。
ルーカスはなぜセラフィアを殺したのか。そこには【新生】を間近に控えたラァラ神殿の聖女イヴォンの存在が大きく関わっていた。
19世紀ヨーロッパ風の架空の大陸を舞台にしたサスペンスファンタジー開幕。
☘主要登場人物☘
セラフィア・エイツ(ヨスニル共和国エイツ男爵家)
ユーフェミア・アッシュフィールド(イモゥトゥ/エイツ家の元使用人)
ルーカス・サザラン(ロアナ王国サザラン伯爵家)
アカツキ・ケイ(ヨスニル共和国ケイ公爵家)
イヴォン(ロアナ王国ラァラ神殿所属)
※他の登場人物は作品内で随時一覧を掲載する予定です。
☘略年表☘
249年 ロアナ王国でリーリナ神教が禁教となる
271年8月 ウチヒスル奇病事件(ロアナ王国)
397年1月1日 エリオットがサザラン伯爵位継承(ロアナ王国)
402年 狼少女処刑(ロアナ王国)
402年 廃村ウチヒスルの再開拓開始(ロアナ王国)
405年9月1日 ラァラ神殿完成
408年 ウチヒスル城完成(ロアナ王国)
467年11月〜471年1月 イス・シデ大陸間戦争
470〜510年頃 中央クローナ革命期(ヨスニル共和国・ザッカルング共和国他:王政から共和制へ以降)
506年 イモゥトゥ目撃情報が新聞に掲載される
514年11月30日 クローナ大陸横断鉄道全線開通
552年5月7日 ソトラッカ研究所がイモゥトゥの存在を公表
555年7月20日 セラフィア死亡
※エブリスタとカクヨムにて先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:10:00
114814文字
会話率:50%
楽園島……それは太平洋上に出来た新たな島。
海底火山の噴火によって生まれたその島はあらゆる可能性と未知を秘めていた。
なにせ、
噴火が治まって直ぐ、島には生態系が確立されていたこと。
島の動植物には新種の物が多く確認されたこと
。
世界中の科学者や研究者は注目した。
しかし島へ上陸した研究者達が生きて帰ることは無かった。
研究者たちが島中に常時撮影可能なカメラをセットしたとき島を霧が包んだのだ。
そして、
研究者たちは帰ってきた。
誰一人として口を開ける者はいなかったが。
そして共通して花を手にしていた。
その花から採取される蜜を体内へ取り込んだ者は島でのみ特別な力が使えた。
誰もがその力を欲しがったが島へ入る危険は冒せない。
結果、国は技術と知識を持ち、いなくなっても不利益の無い存在。
――凶悪犯罪者を送ったのだ。
彼らは新種の動植物と共存しながら殺し合いを始める。
これは犯罪者と凶暴な動植物による殺し合いに巻き込まれた、犯罪に巻き込まれ運の悪さで島へ送られてしまった俺の。
島の謎と生き残りを目指す物語。
不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 07:00:00
10864文字
会話率:22%
発展を遂げた超大型書店は、自我に目覚め、建物を肉体として、巨大な怪獣のように立ち上がった! それを危惧していた「書店生命学」の研究者・焦沢博士は、密かに開発していた秘密兵器で、自立歩行大型書店を打ち倒せるのか!? バカバカしいシュールなコ
メディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 00:40:50
2464文字
会話率:22%
【他人と人生に諦念を抱く女誑しエリート(男)×色事に疎い純情天才研究者(女)】
(全15話、予約投稿済。4月13日〜16日の、18時、0時、6時、12時に、各1〜2話ずつ更新)
◇
エルンストはその朝、地下鉄の出口から出て間もなくの
ところで、見覚えのない森に誘われるかのように迷い込む。
彼を迎え入れたのは、見知らぬ妙齢の女性であった。
「いらっしゃい、わたしの旦那様。まずは……、眠気覚ましのお茶にするとしよう」
エルンストを「旦那様」と称する女性ミネルヴァは、森の中の不思議な家に住んでいた。為す術なく森に閉じ込められてしまったエルンストは、その家でミネルヴァと共に過ごしながら、森の外に出るため魔術で張られたという結界を解く手段を探すことになる。
これは、自分のことを『つまらなくて空っぽな人間』と諦めきっている男、あるいは女が、それでも欲しいと望む相手を見つけるまでの、魔術仕掛けの恋愛譚である。
◇
※地球とよく似た地球ではないどこかの世界のお話なので、工学、回路などのワードが登場しますが、現実とは異なるファンタジーものとしてお楽しみください。筆者に工学の知識は上っ面すらもありません。申し訳ない。
※後半に当社比しっかりめのR15表現あり。苦手な方は何卒ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 12:00:00
88420文字
会話率:46%