何度も不幸な死を迎え、回帰して人生を繰り返すリディ。
自称十二歳(本当は五歳)のリディの今度の人生は、回帰してからたった三ヶ月で終わりそうな雰囲気だった。そんな中、お化け(本当は悪魔)を従える、帝国に多大な影響力のある権力者の冷酷公爵に買
われてしまう。
冷酷公爵はリディに「娘になれ」というが――。
過去の回帰の中、別の義理の両親に不幸な目に合わされてきたリディは、もう誰かの娘になるのはごめんと拒否する。しかし、冷酷公爵は聞いてくれるはずもなく、強制的に娘にさせられる。
あれ、でも思ったよりも、冷酷公爵は優しい?
可愛がられ甘やかされて戸惑いつつも、冷酷公爵の溺愛に順応させられていくリディは、今度こそ愛されて末永く幸せに長生きしたい。けれど、愛されることを実感すると、過去の回帰で犯した罪に苛まれるようになり……
一方、リディと同じく回帰を繰り返す冷酷公爵もまた、回帰の原因を探ると同時に、世界の存続を賭けて我々は試されていることに気づく。しかも迎えた愛娘リディがその渦中にいることに気づき、何としてでもリディの笑顔を守ることを誓うが、果たして――。
たとえ世界が終わっても、人々は一人の少女を犠牲にして目の前の利益に手を伸ばし、利己的に生きる。それをいつまで世界は許すのか。
そしてリディが皇子と公爵子息と出会った時、三人の運命の歯車は動きだす。
成長後、恋愛あり。
不憫幼女 × 新米パパ の、ほのぼの × シリアス な物語。
※カクヨム様、先行投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 20:58:37
305234文字
会話率:57%
プーマ王国のゲスな王子に執着されている王女レティツィア(17歳)は、未遂なものの、何度も王子に誘拐されかけている。
王子の執着と誘拐が怖くてビクビクと大人しく過ごす日々だが、それでも両親と三人の兄たちに溺愛され、甘えつつ甘やかされる日々を送
っていた。
そんなある日、レティツィアに海の向こうの隣国アシュワールドの王オスカー(23歳)から婚約者候補の打診が舞い込み――。
愛してくれる両親と兄たちから離れたくないレティツィアは、隣国王オスカーと結婚する気はなく、オスカーに嫌われようと画策する。作戦名はその名も『この子はナイな』作戦。
そして隣国王オスカーも結婚に前向きではない。
風変わりなレティツィアに戸惑うオスカーだが、だんだんとレティツィアの魅力にはまっていく。一方、レティツィアもオスカーのことが気になりだし――。
レティツィアは隣国執着王子から逃げ切ることができるのか。
※アルファポリス様でも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 18:16:52
112235文字
会話率:55%
死神業という特殊な職業の後継者である第三皇妃の紗彩(さあや・サーヤ)は、最愛の夫(皇帝)の他の妻(第一皇妃)に殺され、気づいたら時間が逆行して五歳に戻っていた。
前世の最愛の夫に二度と関わらないことを神に約束した紗彩は、現世では恋を諦め、
愛のない結婚をすると決めていた。しかし愛のない婚約者から婚約破棄されてしまう。
現世で伯爵令嬢で勤労学生の紗彩は、日本(東京)と異世界で二重生活を送り、仕事に学生に多忙を極める。
複雑な家庭環境だが、兄や兄(仮)に甘やかされ、弟や妹を甘やかしながら、前世とは違う毎日を過ごす内に、恋をしてしまう。
いつのまにか溺愛に順応させられ苦悩する。また人を愛してもいいのだろうか。
愛した人との幸せを願う紗彩に、色んな思惑が錯綜する中、再び死の危険が迫る。そして逆行前に起きた紗彩の死の真相とは。
――紗彩を最も深く愛したのは誰なのだろうか。
※ラストまで構想済みですので、完結保証します
溺愛 × ブラコンシスコン ×若干サスペンス風 でお送り致します。
東京などの場所は、全て架空の場所です。
基本は紗彩(主人公)視点、主人公以外の視点は記載しております。
※アルファポリス様でも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 19:41:44
363668文字
会話率:57%
すぅは三人兄弟の末の女の子。上には姉と兄がいる。二人は宣う。
「すぅだけずるい!」。
冗談じゃない。わたしが甘やかされていると思っているのだろうか。ーー真逆だ。末っ子には末っ子にしかない戦いが日々繰り広げられている。今、その一部を晒そ
うではないか。
これは、「末っ子はずるい」と思っている全人類に捧ぐ。末っ子たるもの、この歳まで生き抜いてきた軌跡である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 18:30:00
5332文字
会話率:27%
「見たことないほどの美形! ぜんぶ好き!」
「こんな可愛い女に好かれるはずないんだけど」
前向き押せ押せ無自覚少女と種族内では全くモテない青年が、ひたすらイチャつくだけのハッピー亜人恋愛譚。イケメンパティシエに甘やかされすぎて溶けそうになり
つつ、実は振り回しまくっているお話。
全体的にIQ低め。溺愛、愛され、大好き同士。山なし谷なし、モフモフとろとろ。中身も設定も甘めです。
*
転生要素はオマケ程度。ほんのりとお色気な表現があるのでR15設定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 22:57:35
91316文字
会話率:57%
一度目の人生、愛した夫には他に想い人が居た。
けれど、夫はリリアを幸せにするよう努力し、誰よりも優先して大切にしてくれた。最期は火事の中リリアを助けに行き、共に落命してしまう。
二度目の人生。リリアは、今度は自分が幸せにする番だと決意した。
誰からも守られ、甘やかされてきた侯爵令嬢のリリアが、殻を破り、前世の夫と彼の想い人のキューピッドになるまでの物語──と、リリアの新しい恋の物語?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 20:04:51
67501文字
会話率:40%
魔法を学ぶ学園に入学して約一か月。そこで知り合った男子生徒カイトの名前を聞いた瞬間、アリスは自分がこの世界に転生したことを思い出した。
だけど話が違う。アリスが転生を望んだのは乙女ゲームの世界。
しかし今自分がいるのは前世で人気だった
ギャルゲーの世界。これはどうやら女神様の手違いらしい。
ギャルゲーのヒロイン二人に甘やかされ溺愛されながら、カイトと両思いになるべく頑張るアリス。
彼との仲は順調に深まっていき、私を選んでもらうんだ!と意気込んだけど、まさかこんなルートになるなんて……。
美少女な親友たち&最終的にヒーローに溺愛されるヒロインのお話です。
全26話の毎日投稿予定です(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 20:29:09
46054文字
会話率:31%
名も無きお飾り聖女だった私は、過労で倒れたその日、思い出した。
自分が前世、疲れきった新卒社会人・花菱桔梗(はなびし ききょう)のいう日本人女性だったことに。
運良く婚約者の王子から婚約破棄を告げられたので、前世の教訓を活かし私
は逃げることに決めました!
なのに、宰相閣下から求婚されて!? 何故か甘やかされているんですけど、何か裏があったりしますか!?
元社畜聖女×笑顔の腹黒宰相のラブストーリー。
※この作品は、アルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 13:00:46
118430文字
会話率:30%
奴隷の少女が甘やかされてだんだん心を開いていくお話。
この作品はpixivにも投稿しています。
最終更新:2024-03-08 12:00:00
79160文字
会話率:0%
俺、百瀬 涼は何の変哲もないシスコンである。
全肯定系妹の美羽に甘やかされながら充実したシスコンライフを満喫していたが、ある時を境にそれは大きく変わってしまう。
そう、俺を誑かすもう一人の全肯定系少女に出会ってしまったばっかりに……。
すまん美羽、お兄ちゃんはもう……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 08:00:00
27082文字
会話率:36%
姉の失恋旅行にキャンピングカーで出かけた姉妹――23歳社会人と小学4年生――は、旅先で時空を歪めて異世界からやって来た特異点と呼ばれるドラゴンと特異点を追ってきた時空の概念の攻防に巻き込まれ、異世界に来てしまう。
ドラゴンの求愛行動をうっか
り受けてしまい、夫となったドラゴンに甘やかされつつ姉妹は言葉も通じない異世界を旅することになってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 18:56:03
1159411文字
会話率:42%
勇者ノランが始まりの町、ルナリアン・ヘブンを旅立とうとした日、『ふらんす』から来たという異世界転生者セラフが空から降ってきて、助ける。異世界からきた彼女の能力はとんでもないものだった。
セラフが膝枕や豪華な食事などでノランを甘やかすせい
で、ノランは、魔王を倒そうと思っていたのに旅立てない。ノランが使命である魔王を倒すこととセラフに甘やかされる生活との板挟みで苦悩しながら、二人は少しずつ仲良くなっていく……。
勇者ノランとかわいくて清楚な異世界転生者セラフとの甘い恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 15:54:54
7045文字
会話率:39%
最年少で国の五大魔術師になったエリザは、エリート中のエリート魔術師。
平民の出ながら、他の魔術師達の嫉妬や妨害をその実力で全てをねじ伏せてきた。今では国民の憧れの魔術師であるエリザは、ある日魔術師棟の人気のない階段の下で、人払いの結界を張っ
て、そのストレスからくる吐き気と戦っているところを、魔法学園の後輩、リヒト・ジーメンスに見られ、介抱されてしまう。
「いやあ、それにしても、エリザさんって、一分の隙も無い完璧なイメージだったのに、実際はこんなに可愛いところ、あるんですね。」
半ば脅しのようにそう言うリヒトの誘いを断れず、お礼の食事に行くことになったエリザは、そこでも本音をぶちまけてしまい。増々リヒトの誘いを断れなくなってしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 17:19:49
11488文字
会話率:44%
王宮で侍女として働くジェルマナは、自分の婚約者が大嫌い。結婚を先延ばしにする為に、父親に頼み込んで侍女を続けている。とはいえ甘やかされた上位貴族のご令嬢に大した事が出来るでもなく、華やかな事を好む妃殿下と周りの侍女達と遊んで暮らしているよ
うなもの。
彼女が密かに恋い慕うのは近衛兵の男性。でもその彼は親友の婚約者。叶う望みの無い気持ちを隠して過ごして来た。
そんな時に親友が「私たちの婚約者を交換しましょう」と言い出す。話を聞いていた王子が協力を申し出る。しかし、その王子にはジェルマナと親友を諜報に使おうという魂胆が。尻込みするジェルマナは、恋心に負けて貴族社会の政争に飛び込んでしまう。
※完結まで毎日更新予定
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 08:00:00
109611文字
会話率:55%
アルレシャは、生まれつき魔力量が少ないながらも、数種類の属性魔法を使いこなし、襲われた仲間を救ったり、囮役を担ったりと、パーティーに貢献していた。
ところが、それを妬んでいたパーティーリーダーのベレロフォンに「役立たず」の烙印を押され
たうえ、使役魔獣を取り上げられて、パーティーを追放されてしまう。
どこのパーティーにも入れてもらえず、唯一残った使役魔獣のルスタスとともに薬草採取のクエストを受けていたところ、テーリオンの群れに追われていた町娘のエイプリルと出会う。
アルレシャはエイプリルを助けるが、その途中、エイプリルは前世の記憶を思い出したうえ、転生者が持つというユニークスキルによって、無意識にアルレシャのことをテイムしてしまっていた。
さらに、それは「永従の契り」という一生解除できないもので――
テイムを解除する方法を探るために二人は旅を始める。次第にエイプリルのユニークスキルは「甘やかすことで使役対象の魔力を上昇させる」というものだと気付いて……
これは、パーティーを追放されたテイマーのアルレシャが甘やかされるうちに最強になって、成り上がっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 19:37:44
20014文字
会話率:30%
リンデンバーグ国の第5王女ロザリアは、王族でありながら兄弟姉妹から虐げられ、国王からも見捨てられ、半ば幽閉されているような生活を送っていた。
12歳の時、こっそり城を抜け出した先で自国と隣国の戦に巻き込まれた際、隣国の辺境伯テオドールに命
を助けられる。
その2年後…戦はリンデンバーグの敗戦で幕を閉じ、敗戦国の王女として辺境伯へと嫁ぐ事になったロザリア。
誰でもいい、ここから連れ出してくれるならーー
しかし嫁いだ先では想像もしていなかった、辺境伯から甘やかされる日々が待っていた。
このお方の為に生きたい。
敵国の王女だったのに溢れるほどの愛情を注いでくれる…旦那様を幸せにする為に日々奮闘するロザリア。
そんな妻をひたすら甘やかしたいテオドール。
しかしロザリアには彼女も知りえない秘密があって…?
不遇の人生を生きてきた王女が愛を知り、幸せな人生を掴む為に奮闘する異世界恋愛ファンタジーです。
※本文はだいたい10万文字程度で完結予定です。
※若干、戦の場面などで戦いの表現あり。
※ご都合主義の完全なる創作物なので、ゆるい目で読んでやってください。
※健気な主人公が大好きな方は応援よろしくお願いします。
※最後はハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 19:00:00
105782文字
会話率:48%
伯爵家の長女に生まれたアメリーは、父親の遺体譲りの茶髪と黒い目の地味な少女だった。
アメリーの両親は、母親譲りの金色の髪と青い目を持って生まれた彼女の兄と妹と弟を溺愛し、アメリーを冷遇した。
祖父母はアメリーの将来を憂い、勉強や刺繍や
詩を教えた。
しかしアメリーのそんな努力も虚しく、年頃になった彼女は妹達に婚約者を奪われてしまう。
一番目の婚約者は次女イメリーに奪われ、二番目の婚約者は三女のウメリーに奪われ、三番目の婚約者は四女のエメリーに奪われ、四番目の婚約者は次男のオメリーに奪われてしまう。
しかも四番目の婚約者のグッズー男爵令息は、愛人として男爵家に行き、弟の代わりに子供を産めという。
堪忍袋の緒が切れたアメリーは家出をした。
雨の中トボトボと歩いていたアメリーは、偶然貴族学園時代の親友の弟と再会する。
※ヒロインは最初辛い目に会いますが、ヒーローと出会ってからはひたすら甘やかされます。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※他サイトにも掲載予定。小説家になろう選考投稿です。
「Copyright(C)2024-まほりろ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 12:17:05
31626文字
会話率:26%
侯爵家の次男として生まれた弟は母親に似て見目が良く、父親に似て魔力が高く、祖父に似て頭の良かった。
周囲から甘やかされて育った弟は、顔の良さと頭の良さと魔力の多さを鼻にかけるプライドが高く、自己愛が強い性格になってしまった。
私は、婚約
者とのお茶会をすっぽかし一人で遠乗りに行こうとする弟を小突き、
婚約者への贈り物代を着服し自分のために高価な魔術書を買おうとする弟を叱責し、なんとかまともな人間にしようと努力した。
しかし私の努力は虚しく成長した弟は、
「愛人を囲うから金を出せ。愛人と暮らすための別邸を建てろ。僕の遺伝子を受け継いだ子供が授かるだけ幸運だろ」
婚約者に最低なことを言ってしまった。
その時私は水害に見舞われた領地の復興工事に携わっていて、王都を留守にしていた。
私は、弟が結婚するまで弟の側を離れるのではなかったと後悔した。
☆☆☆☆
【短編】「夫婦にはなれないけど、家族にはなれると思っていた」のスピンオフ作品です。
最低男リック・ザロモンの兄、フォンジー・ザロモン(公爵家長男・常識人)視点の話です。
前作を読んでなくても本作だけでも楽しめるはず?です。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 12:22:00
5643文字
会話率:11%
自己愛強めな妹に婚約者を寝取られた私。
その後、良縁に恵まれ別の相手と婚約を結んだが、またしても妹はその婚約者にちょっかいをかけてきた。
しかし、私の婚約者が言い放った「ある言葉」に妹は発狂し、やがて泣き喚きながら部屋を飛び出した。
最終更新:2024-01-14 10:53:55
6161文字
会話率:32%
公爵令嬢のジュリエンヌは年の離れた妹を見て、自分との扱いの差に愕然とした。家族との交流も薄く、厳しい教育を課される自分。一方妹は我が儘を許され常に母の傍にいて甘やかされている。自分は愛されていないのではないか。そう不安に思うジュリエンヌ。そ
して、妹が溺愛されるのはもしかしたら魅了魔法が関係しているのではと思いついたジュリエンヌは筆頭魔術師に相談する。すると──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 17:47:18
5836文字
会話率:21%
ちょっとワケアリな義兄と同居しつつ、だいぶワケアリな偽装結婚してる高校教師と生徒の私。
恋愛ごとにはノータッチできたのに、気がつけば真っ只中に放り込まれてる!
愛だの恋だのに向き合いたくない私と、確実に外堀を埋めていくダメな大人と、無邪
気に振り回してくれる同級生にアップアップしながら、甘やかされてる自分を自覚するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 15:18:48
88013文字
会話率:57%
男爵家の末娘、ロスヴィータ。彼女には優秀で厳しい兄と姉がいる。二人に比べて能力の劣るロスヴィータに母は甘い。そうして甘やかされて育ったロスヴィータは平民の騎士であるクリストフと結婚するが──。
恋愛要素はあるものの、主にロスヴィータの成長
物語なので、ジャンルはヒューマンドラマにしています。
※鬱展開で、重くて暗い話になります。主人公の性格にも問題があるので、無理だと思ったら、そっ閉じでお願いします。あと、感想欄、レビュー共に閉じます。
※不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 17:41:55
143187文字
会話率:48%
孤児のレジーナは都市国家連合の冒険者ギルドが認定する魔法使いの中でも最下級の魔女。
ギルドから魔女の資格を剥奪されないためには、人々の忌み嫌う、死者の身体を清め、弔う「弔い魔女」として生きて行く他はない。
家族も友達もいない、仕事も最
底辺。
傍目から見れば憐れにしか映らないレジーナ。
けれど、家に帰れば魔獣のスクートにこれでもかというくらいに甘やかされ、可愛がってもらっているので毎日がとっても幸せ。ちっとも辛くありません。
意地悪な誰かをやり込めたり、一発逆転で玉の輿に乗るようなお話ではありません。
魔女と人外の魔獣の友達以上、恋人未満の仲良し物語です。
途中からむさいおっさん戦士も登場してありがた迷惑なラブラブアピールをしまくります。
レジーナはちびで痩せっぽちの白い肌、黒い髪の十六、七歳くらいの女の子。
子供と間違われる事が多いけれど、胸は大きいようです。(スクート談。)
スクートは普段は真っ黒な巨大なイヌの姿をしていますが、時々獣人や他の姿に変化します。
時々天然下ネタを言ってレジーナを困らせています。
おっさん戦士、アーミテージは筋肉質の大男。
物語ではいちいち言及しませんがスキンヘッドです。
このお話の主人公は、レジーナであり、貴方でもあります。
人の営みに欠かせない大切な仕事をしているのに、世間からは辛く当たられ、見下される。
一生懸命頑張っているのに、標準以上の結果を出さないと、誰も興味を示してくれない。
それくらいで泣き事を言うなんて怠け者だ。
他の人はもっと苦労している。
そう言われるのが目に見えているから、誰にも話を聞いてもらえない。
そんな私達が、ボロボロになって学校や仕事から帰ったら、こんな癒しが待っていたらいいな。
そんな思いを込めて書きました。
※冒頭部分に暗めの描写がありますが長くは続きません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 01:39:22
131004文字
会話率:41%
下級魔女レジーナと犬型の魔獣スクートは大の仲良し。
色々あって、今はスキンヘッドのおっさん剣士アーミテージが二人の『お母さん代わり』となり、共に暮らしています。
ある日、マッカーシー女史が謎の缶かんを持ってアーミテージ一家を訪ねて来ま
す。
スクートはその缶に興味深々。
けれども、アーミテージは缶に触らせてもくれません。
そして、レジーナとスクートは、ギザギザ耳のにゃんこ、ミセス・キルクオイクから缶かんとマッカーシー女史の秘密を聞きます。
その夜、二人はこっそりベッドを抜け出して……。
※連載中の長編小説「底辺魔女ですが魔獣に懐かれ甘やかされて毎日とっても幸せです。」より、一部抜粋、修正して短編にまとめました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 13:07:57
10643文字
会話率:47%