別れ話をした。
いつも通り小さな机を挟んで、二人で、談笑をしながら。
そんな中で、まるで出かける誘いでもするかのように。
嫌いになったわけじゃなかった。でも、私も彼も終始穏やかで。
ただの男女になった私たちは、どこかで空いた穴を埋めるように
コンビニへ歩き、久しく吸っていない煙草を買った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 02:32:45
3960文字
会話率:47%
煙草が吸いたくなったのでいつもの裏の方へ行くと、そこにはいつもいないはずの少女が煙を口から吐いていた。
最終更新:2022-04-22 18:06:31
5215文字
会話率:49%
夜空見えるベランダ。二人の手にはそれぞれ酒の缶と煙草だけがあった。
最終更新:2020-04-02 09:51:26
4215文字
会話率:57%
【吹雪く夜。古びた山小屋。風で窓が音を立てる。ドアの隙間からは冷気。
室内は狭い、しかし暖炉の灯りは端まで届かず
奥行きがあるように思わせる深い闇が陣取っている。
四人はガタついた木の椅子を持ち寄って暖炉の周りで酒瓶を鳴らし、乾杯をした
。
ゲハハと品性の欠けた笑い声が壁を震わせ山小屋の外まで響く。
『寒い! もっと火を強くしよう!』
『煙草いるか? あったまるぜ』
『これを燃やせ!』
『ガハハハハ! 小屋が燃えるぞ! ガハハハハ!』
焦げた臭いと煙が小屋の中に充満し
その臭いは幽鬼の如く、隙間から外に漏れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 11:00:00
2121文字
会話率:28%
一人の殺し屋の幕引きを書いた短編小説です
最終更新:2023-06-27 16:19:12
1691文字
会話率:34%
人生になんの価値も見いだせなかった主人公が、子供のころを思い出し、当たり前に対しての価値観が変わっていく物語です
キーワード:
最終更新:2023-06-25 20:35:33
689文字
会話率:48%
高校生と女教師
高校生が煙草を吸っている描写があります
最終更新:2023-06-22 14:31:09
2405文字
会話率:45%
多くの子女が集まる貴族学園にはいつも誰かが問題を抱えている。
恋愛、婚約、お金、爵位。
抱えきれなくなった悩みを少しだけ解決に導いてくれる扉があるというのはこの学園の怪奇話だ。
男爵令嬢のダーナ・モンカードは伯爵家の三男と婚約していたが、
商売に大切な顧客リストを騙されて奪われてしまう。
その上有りもしない虚偽をでっち上げられ婚約を解消。父の経営する宝飾店は経営の危機に晒され、しかもお腹には赤ちゃんが…………。
悔しさと、情けなさで死をも覚悟するが友人からの勧めで『裏生徒会長』に相談することに。
薄暗い理科の研究棟に行けば、そこには王弟殿下の落とし胤と言われているミランダ・ポルトゥナート伯爵令嬢が居た。
淡い赤髪に、マンダリンガーネットの瞳。
そして煙草。
『相談料?お金なんて要らないわ。貴女が知っている情報を全て教えて?それが私が一番欲しいものなの。』
果たしてミランダはダーナを助けてくれるのか?
ダーナを取り巻く人間模様と、少しでも明るい未来に向けて動いてくれる友人達。大人になりきれない、子供でもない貴族学園の非日常。
ミランダ・ポルトゥナートは彼女達の悩みを果たして解決してくれるのか?
こちらは短編で書く予定がちょっと長くなってしまったお話です。
『ダセェと言われた令嬢の華麗なる変身』に出てくるミランダの学生時代のお話を書きました。
3話完結ですが、また『相談』が出来上がりましたら違う形でアップする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 22:07:28
84131文字
会話率:21%
これはとあるお坊様の昔のおはなし。
まだ日本を廻る旅に出る前、離れで煙草を吹かそうとしていた坊様の元へひとりの子供が訪ねてくる。都市伝説で有名な「口裂け女」に殺されると訴える子供を保護した坊様は子供のため、本当に口裂け女が現れたのか調べ
ることにする。
怪異と呼ばれる都市伝説の怪物や幽霊を「視る」ことができる坊様は、そのちからを生かして数多くの怪異を浄霊浄化してきた坊様にとって、本来なら簡単な依頼のはずだった。しかし、そんな自分に慢心していた当時の坊様のミスにより、事態は最悪な展開を迎える……。
本作品は個人Vtuber飴雨あづさに関する2次創作である。
飴雨あづさは2次創作について全面的に許可しており、本作品においても投稿することを承認いただいている。
#あづさくひん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 19:49:14
16232文字
会話率:47%
友よ。志高き友よ。君は必ず気高きままでいて、功名心に勝っておくれ。
君は疑いようもなく、尊重されずとも素晴らしく、尊敬されずとも誇らしい人だ。
友よ。忘れないでおくれ。
苦しみ、苛まれ、質の悪い酒と煙草が君の身体を蝕む限り、君は自分を大切に
出来ていて、そして君は君自身ためにあるということを。
注意しておくれ。
一度、楽な姿勢で、高価なワインと葉巻を味わったならば、君の中から、君はいなくなってしまうのだということを。そこにいるのは、好奇心と探求心の代わりに、自尊心と飽食を拾った、君ではない何かなのだということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 09:15:29
12667文字
会話率:35%
借りパクされて戻ってきたギターには、煙草の匂いが染みついていた。
俺はひとりじゃない。
友達と想い出がここにいる。
最終更新:2023-06-06 22:18:35
316文字
会話率:0%
煙草を吸う男女二人が思うことは。
※未成年の喫煙描写がありますが、喫煙行為を助長する意図はございません。
最終更新:2023-06-04 13:55:01
1633文字
会話率:62%
煙草の匂いは昔から苦手。
だけど、彼の煙草の匂いは大好き。
だって、煙草の匂いが彼の居場所をいつでも教えてくれるから…
最終更新:2023-06-04 00:32:41
356文字
会話率:0%
5/31は世界禁煙デーとのことで、思いついたので書いてみました。
大学生の男女の、ラブコメではないちょっとした青春恋愛ものになります。
分割しても良かったのですが、一息に書けたので一息に短編として投稿してみます。
よろしければお読み頂けると
嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 18:00:00
10639文字
会話率:35%
煙草を吸っていたら意識を失い、気付けば異世界に転生していた主人公。
生きるため、戦い、負け、逃げ回る。
主人公の命運はいかに。
最終更新:2023-05-28 00:29:05
117656文字
会話率:58%
煙草を吸うと異世界に行ける女の話。
最終更新:2023-05-27 13:45:53
8324文字
会話率:69%
揺籃にも似た世界の中で、魔性の女が微笑んでいる。
私の全ては、たった一度の喫煙で、あの女の手中に収められてしまったのだ。
鴨羽の煙管で煙草を吸うと、どんな煙草も美味く感じる。しかし、この煙管で煙草を吸えば吸うほど、鳥頭になっていく
という。
曰く付きの煙管を手にした愛煙家が記す、心を囚える魔性の奇譚。
【魅する首】シリーズ短編第二弾の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 22:00:00
4056文字
会話率:12%
堕落した聖職者の日常。
最終更新:2023-05-23 23:58:06
635文字
会話率:0%
王城図書館に勤務するアメリーが偶然にも出会ったのは、どこか具合の悪そうなこの国の第二王子。気遣うアメリーに彼が放った言葉は「――ねえ、君。煙草持ってたりしない?」
その日から彼女の、病的で妖艶な第二王子との奇妙な逢瀬が始まった。
(あくま
で創作として、あまり細かいことは気にせず作者なりに設定した欧風のファンタジー世界を舞台に書いています。現実の歴史や社会等との齟齬が気になる方にはおすすめしません。)
・王政は残りつつも、近世〜近代に近いイメージ
(現代社会と完全に同じものという設定ではありませんが、喫煙描写が含まれるためR15指定をしています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 16:18:07
37265文字
会話率:22%
あらすじ/
彼女を殺す夢を見た。
年上の嘘つきなその彼女のことを、好きになってしまった。
煙草と香水の匂いがする彼女の、温かい体温に、紡は溺れていく。
登場人物/
・紡(つむぎ)
本作の主人公。焦げ茶色の長い髪。十七歳くらい。女子高生。
父親は子供の頃に失踪しており、母親はネグレクト気味で愛情に飢えている。彼女のことが誰より好き。
・彼女
二十二歳くらい。ストレートな長い黒髪。絶世の美人で、性格もいい。ただよく嘘をつく。ガールズバー勤め。複数人の女の子と関係を持っているほか、誰にも言えない秘密を抱えている。
・友人の少女
十七歳くらい。女子高生。栗色のナチュラルボブ。紡の中学からの友人。
※カクヨム様でも同作を投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 10:01:26
16793文字
会話率:34%
煙草を通じた出会いが、取り柄のない人生を少しだけ明るくしてくれた、そんな話です。
最終更新:2023-05-08 15:51:57
4553文字
会話率:59%
神話
失楽園と天上からの送り物
アメリカ先住民の間で語り継がれている煙草にまつわる伝説を書きます。
伝説やいわれ等多数あります。ユカタン半島では、雷鳴や稲妻は、神が葉巻に火を付ける為 大きな岩をぶつけて火をおこす音と火花と
考えられていま
した。
また今日でもマヤのランドン族は、天にいる雨と雷の神は、葉巻を好み夜空に流れる流れ星は、その燃えさしだといわれている。
なんとまあロマンチックじゃありませんか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 19:14:33
21933文字
会話率:1%